奥ノ院山・金比羅山・岩倉ヶ嶽(萩市下小川) [県北部の山]
前回(3月12日)周鷹寺山の帰路、県境尾根から小島山へ下った支尾根が思惑を外れヤブっぽかったので、今回は県境尾根の同地点へ、前回たどれなかった林道終点から上がってみた。植林と一部竹林の急登にしごかれる。
奥ノ院山・金比羅山と縦走し、さらに岩倉ヶ嶽まで足を延ばし、植林境が主体の県境尾根を下った。竹林谷を避けるため県境を外れ市道に出るまでが手間取る。(2022.3.16)
奥ノ院山・金毘羅山
岩倉ヶ嶽
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~林道終点
市道沿いの路肩スペースに駐車可。平原集落を通り、通信施設2基を右に過ごすとすぐに河井迫集落の手前から林道に入る。
駐車地
通信施設2基
林道入口
古墓
林道
暗渠①
林道終点手前で草刈り中の林業従事者の方に出会う。先日小島山へ上がった際、伐採作業をされていた方のようだ。地元の方も今はあまり金比羅山へは上がらないとのこと。小島山の名もご存じなかった。
イノシシワナが設置されている林道終点に着く。
林道終点・イノシシワナ
ここで前回確認できなかった左(西側)の伐採谷から林道終点への踏み跡を踏査してみた。前回下った際沢を渡った地点がほぼ林道からの踏み跡との合流点らしく、最後は少し涸れ沢歩きとなることから前回見落としたと思われる。
林道終点から北西方向の260mピークへも尾根上に踏み跡が続いている。
●~370m県境尾根合流点
林道終点から北東方向の280mピークをめざす。急勾配なので取り付きやすいところを探す。ヒノキ植林の急斜面をジグザグに登る。人か獣かわからないが薄い踏み跡が細かく付いている。
植林尾根取り付き
植林斜面
植林斜面
竹林となるが倒竹も少なく長くはない。竹林を抜け植林を急登すると280mピークに出る。林道終点から200mほど下ったカーブ地点から植林支尾根を上がった方が、勾配が多少緩く楽だったかもしれない。
竹林に変わる
竹林を抜け灌木・植林に
280mピーク
植林沿いに尾根を登り310mピークを越える。
植林境・下り
植林尾根・上り
310mピーク
前回西へ下った340m支尾根分岐点は、やや勾配が緩むがピーク状ではないのでわかりにくい。
370m地点で県境尾根と合流する。
植林境・下り
植林・上り
340m支尾根分岐点
植林尾根・上り
370m支尾根合流点
●~奥ノ院山
※この先は3月8日の山行報告と同じ経路なので記事を再録。
「アップダウンを繰り返しながら植林境を進む。
360mピークで植林尾根は南西方向へ向かうので、南東方向の県境尾根へ下る。
このあたりから雰囲気のよい雑木尾根がしばらく続く。枝越しに南西方向の展望がわずかに得られる。
平凡な390m標高点ピークを過ぎると、山名札のかけられた平坦地(以前は伐採展望が得られた「神テラス」という場所か?)に着く。すぐ先が小さな石仏(金比羅様)が鎮座する石祠のある奥ノ院山頂である。そばにトタン囲いの休憩所が残っている。
山頂周辺に巨岩が散在する。岩のひとつに上がってみると展望は樹間に得られる程度。」
370mピーク①
植林境・下り
植林境・上り
370mピーク②
雑木尾根・鞍部
370mピーク③
360mピーク①
雑木尾根・下り
平坦鞍部
360m平坦ピーク②
樹間に十種ヶ峰
雑木尾根・上り
390mピーク
木床山・伊良尾山
犬鳴山
山名札前の小広場
山名札
石祠
休憩小屋
大岩①
大岩②
大岩②の上
●~地蔵峠~金比羅山
※この先も3月8日の山行報告と同じ経路なので記事を再録。
「南東方向へ県境尾根を引き続き下る。次第に高度を下げていくと石仏が座る地蔵峠へ着く。ここで右下方向から林道終点からのコースが合わさる。
310mピーク(西ピーク)を越え、急勾配の雑木尾根を登る。山頂手前で金比羅神社からのコースと合うと三等三角点「七曲(ななまがり)」の金比羅山山頂へ着く。
山頂は狭い空間で、ササが刈られている。」
雑木尾根・下り
340mピーク
雑木尾根・下り
雑木平坦尾根
310mピーク
地蔵峠
道標
地蔵
右から林道コース合流
樹間に伊良尾山
雑木尾根・上り
310mピーク
雑木尾根・下り
鞍部
雑木尾根・上り
コース合流・テープ(逆方向)
金比羅山山頂
三等三角点「七曲」
●~岩倉ヶ嶽
山頂から県境沿いに雑木尾根を東へたどると植林頂部の340m支尾根分岐点に出る。北へ向けて植林境を下る。
平坦雑木尾根
340m支尾根分岐点①
植林境・下り
340m支尾根分岐点②
植林境・下り
300m鞍部で右へ巻き道があるので、県境を離れこれをたどる。崩壊箇所を上へよけ、やや灌木が茂るところを抜けてさらに巻きながら進む。
310m鞍部・右へ巻き道
鞍部
巻き道
崩壊箇所
巻き道・灌木
巻き道
大岩のところで道が不明瞭となるが岩の下へよけるとふたたび県境尾根へ出る。
大岩・道?
大岩(下方から)
植林境県境尾根へ出る
植林沿いに勾配の緩い尾根を下っていく。
植林境・平坦鞍部
290m平坦ピーク
平坦尾根.
270mピーク①で東へ取ると、小さなアップダウンをくり返しながら進む。
270mピーク①
植林境・下り
植林境・鞍部
雑木尾根・上り
270mピーク②
平坦雑木尾根
270mピーク③
雑木尾根・下り
鞍部
雑木尾根・上り
270mピーク④を越え鞍部からやや急な植林境尾根を登り切ると、岩に囲まれた岩倉ヶ嶽山頂に着く。樹木に囲まれ展望は得られない。
270mピーク④
植林境・下り
鞍部
植林境・上り
岩倉ヶ嶽山頂
白ポール
山頂部に並ぶ岩が山名の由来と思われ、山名は『地下上申』の下小川村隣村境目書の項に、下小川村・美濃村・黒谷村の山村境として記載があり、現在も島根県側を含めた三つの大字境となっている。る。
●~車道出合い
方向を変え、南側の雑木尾根を下る。小コン杭等がある300mピークを越え、さらに雑木尾根を下る。
雑木尾根・下り
平坦鞍部
雑木尾根・上り
300mピーク
小コン杭、黄・白ポール
雑木尾根・下り
標高280mあたりで左右に緩い支尾根が分かれ、県境が不明瞭となるが、黄色ポールが所々設置され目印となる。
280m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
大木(クヌギ?)が立つあたりで尾根が明瞭となり平坦尾根に変わる。
クヌギ?(逆方向)
支尾根を右に分けながら南へ尾根を進むと、230m支尾根分岐点となる。県境は南の谷へ下っているが、倒竹が目立つ竹林谷となるようなので、県境をあきらめ、南西側の支尾根を下る。こちらも竹林だがそのうち雑木が主体となる。
230m平坦尾根
230m支尾根分岐点
倒竹谷
雑木まじり竹林尾根
竹が減じる
スギ植林となり、南側の支尾根へ移る。シダが被る棚田跡の段状地を下っていくと、突然古墓のある平坦地へ出る。
植林尾根
左のシダ支尾根へ下る
竹が交じる
古墓.
すぐ下に巻き道があり、これをたどって右の谷へ下るとコンクリート製の小さな貯水槽(?)と出合う。
山道
コンクリート製の槽
巻き道はさらに続いているが、次第に上方へ向かうようなのであきらめ、谷を下ることにする。明瞭な踏み跡はなく、湿地の谷はぬかるんでいるので、左端の歩きやすいところを選びながら下ると砂防堰堤に出合う。
湿地帯の植林谷を下る
砂防堰堤
堰堤の左端を越えて、棚田跡を沢沿いに少し下り、適当なところで沢を渡り対岸へ出る。
沢沿いの踏み跡
棚田跡沿い
沢渡り(逆方向)
段状地を上方へ二段ほど上がると荒れた林道へ出る。左折するとまもなく舗装車道へ出る。
荒れ林道へ出る
ササヤブ
舗装道出合い(逆方向)
●~塚穴古墳~駐車地
車道を一旦県境まで下り、舗装道をたどって県道へ出る。駐車地へ戻る途中塚穴古墳へ立ち寄る。民家の横にある。周辺に道標らしきものは見あたらない。陶器製の説明板によると6世紀ころのものらしい。
塚穴古墳
説明板
城山(鹿ヶ嶽)を遠望
奥ノ院山・金比羅山と縦走し、さらに岩倉ヶ嶽まで足を延ばし、植林境が主体の県境尾根を下った。竹林谷を避けるため県境を外れ市道に出るまでが手間取る。(2022.3.16)
奥ノ院山・金毘羅山
岩倉ヶ嶽
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~林道終点
市道沿いの路肩スペースに駐車可。平原集落を通り、通信施設2基を右に過ごすとすぐに河井迫集落の手前から林道に入る。
駐車地
通信施設2基
林道入口
古墓
林道
暗渠①
林道終点手前で草刈り中の林業従事者の方に出会う。先日小島山へ上がった際、伐採作業をされていた方のようだ。地元の方も今はあまり金比羅山へは上がらないとのこと。小島山の名もご存じなかった。
イノシシワナが設置されている林道終点に着く。
林道終点・イノシシワナ
ここで前回確認できなかった左(西側)の伐採谷から林道終点への踏み跡を踏査してみた。前回下った際沢を渡った地点がほぼ林道からの踏み跡との合流点らしく、最後は少し涸れ沢歩きとなることから前回見落としたと思われる。
林道終点から北西方向の260mピークへも尾根上に踏み跡が続いている。
●~370m県境尾根合流点
林道終点から北東方向の280mピークをめざす。急勾配なので取り付きやすいところを探す。ヒノキ植林の急斜面をジグザグに登る。人か獣かわからないが薄い踏み跡が細かく付いている。
植林尾根取り付き
植林斜面
植林斜面
竹林となるが倒竹も少なく長くはない。竹林を抜け植林を急登すると280mピークに出る。林道終点から200mほど下ったカーブ地点から植林支尾根を上がった方が、勾配が多少緩く楽だったかもしれない。
竹林に変わる
竹林を抜け灌木・植林に
280mピーク
植林沿いに尾根を登り310mピークを越える。
植林境・下り
植林尾根・上り
310mピーク
前回西へ下った340m支尾根分岐点は、やや勾配が緩むがピーク状ではないのでわかりにくい。
370m地点で県境尾根と合流する。
植林境・下り
植林・上り
340m支尾根分岐点
植林尾根・上り
370m支尾根合流点
●~奥ノ院山
※この先は3月8日の山行報告と同じ経路なので記事を再録。
「アップダウンを繰り返しながら植林境を進む。
360mピークで植林尾根は南西方向へ向かうので、南東方向の県境尾根へ下る。
このあたりから雰囲気のよい雑木尾根がしばらく続く。枝越しに南西方向の展望がわずかに得られる。
平凡な390m標高点ピークを過ぎると、山名札のかけられた平坦地(以前は伐採展望が得られた「神テラス」という場所か?)に着く。すぐ先が小さな石仏(金比羅様)が鎮座する石祠のある奥ノ院山頂である。そばにトタン囲いの休憩所が残っている。
山頂周辺に巨岩が散在する。岩のひとつに上がってみると展望は樹間に得られる程度。」
370mピーク①
植林境・下り
植林境・上り
370mピーク②
雑木尾根・鞍部
370mピーク③
360mピーク①
雑木尾根・下り
平坦鞍部
360m平坦ピーク②
樹間に十種ヶ峰
雑木尾根・上り
390mピーク
木床山・伊良尾山
犬鳴山
山名札前の小広場
山名札
石祠
休憩小屋
大岩①
大岩②
大岩②の上
●~地蔵峠~金比羅山
※この先も3月8日の山行報告と同じ経路なので記事を再録。
「南東方向へ県境尾根を引き続き下る。次第に高度を下げていくと石仏が座る地蔵峠へ着く。ここで右下方向から林道終点からのコースが合わさる。
310mピーク(西ピーク)を越え、急勾配の雑木尾根を登る。山頂手前で金比羅神社からのコースと合うと三等三角点「七曲(ななまがり)」の金比羅山山頂へ着く。
山頂は狭い空間で、ササが刈られている。」
雑木尾根・下り
340mピーク
雑木尾根・下り
雑木平坦尾根
310mピーク
地蔵峠
道標
地蔵
右から林道コース合流
樹間に伊良尾山
雑木尾根・上り
310mピーク
雑木尾根・下り
鞍部
雑木尾根・上り
コース合流・テープ(逆方向)
金比羅山山頂
三等三角点「七曲」
●~岩倉ヶ嶽
山頂から県境沿いに雑木尾根を東へたどると植林頂部の340m支尾根分岐点に出る。北へ向けて植林境を下る。
平坦雑木尾根
340m支尾根分岐点①
植林境・下り
340m支尾根分岐点②
植林境・下り
300m鞍部で右へ巻き道があるので、県境を離れこれをたどる。崩壊箇所を上へよけ、やや灌木が茂るところを抜けてさらに巻きながら進む。
310m鞍部・右へ巻き道
鞍部
巻き道
崩壊箇所
巻き道・灌木
巻き道
大岩のところで道が不明瞭となるが岩の下へよけるとふたたび県境尾根へ出る。
大岩・道?
大岩(下方から)
植林境県境尾根へ出る
植林沿いに勾配の緩い尾根を下っていく。
植林境・平坦鞍部
290m平坦ピーク
平坦尾根.
270mピーク①で東へ取ると、小さなアップダウンをくり返しながら進む。
270mピーク①
植林境・下り
植林境・鞍部
雑木尾根・上り
270mピーク②
平坦雑木尾根
270mピーク③
雑木尾根・下り
鞍部
雑木尾根・上り
270mピーク④を越え鞍部からやや急な植林境尾根を登り切ると、岩に囲まれた岩倉ヶ嶽山頂に着く。樹木に囲まれ展望は得られない。
270mピーク④
植林境・下り
鞍部
植林境・上り
岩倉ヶ嶽山頂
白ポール
山頂部に並ぶ岩が山名の由来と思われ、山名は『地下上申』の下小川村隣村境目書の項に、下小川村・美濃村・黒谷村の山村境として記載があり、現在も島根県側を含めた三つの大字境となっている。る。
●~車道出合い
方向を変え、南側の雑木尾根を下る。小コン杭等がある300mピークを越え、さらに雑木尾根を下る。
雑木尾根・下り
平坦鞍部
雑木尾根・上り
300mピーク
小コン杭、黄・白ポール
雑木尾根・下り
標高280mあたりで左右に緩い支尾根が分かれ、県境が不明瞭となるが、黄色ポールが所々設置され目印となる。
280m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
大木(クヌギ?)が立つあたりで尾根が明瞭となり平坦尾根に変わる。
クヌギ?(逆方向)
支尾根を右に分けながら南へ尾根を進むと、230m支尾根分岐点となる。県境は南の谷へ下っているが、倒竹が目立つ竹林谷となるようなので、県境をあきらめ、南西側の支尾根を下る。こちらも竹林だがそのうち雑木が主体となる。
230m平坦尾根
230m支尾根分岐点
倒竹谷
雑木まじり竹林尾根
竹が減じる
スギ植林となり、南側の支尾根へ移る。シダが被る棚田跡の段状地を下っていくと、突然古墓のある平坦地へ出る。
植林尾根
左のシダ支尾根へ下る
竹が交じる
古墓.
すぐ下に巻き道があり、これをたどって右の谷へ下るとコンクリート製の小さな貯水槽(?)と出合う。
山道
コンクリート製の槽
巻き道はさらに続いているが、次第に上方へ向かうようなのであきらめ、谷を下ることにする。明瞭な踏み跡はなく、湿地の谷はぬかるんでいるので、左端の歩きやすいところを選びながら下ると砂防堰堤に出合う。
湿地帯の植林谷を下る
砂防堰堤
堰堤の左端を越えて、棚田跡を沢沿いに少し下り、適当なところで沢を渡り対岸へ出る。
沢沿いの踏み跡
棚田跡沿い
沢渡り(逆方向)
段状地を上方へ二段ほど上がると荒れた林道へ出る。左折するとまもなく舗装車道へ出る。
荒れ林道へ出る
ササヤブ
舗装道出合い(逆方向)
●~塚穴古墳~駐車地
車道を一旦県境まで下り、舗装道をたどって県道へ出る。駐車地へ戻る途中塚穴古墳へ立ち寄る。民家の横にある。周辺に道標らしきものは見あたらない。陶器製の説明板によると6世紀ころのものらしい。
塚穴古墳
説明板
城山(鹿ヶ嶽)を遠望
2022-03-19 19:41
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