櫛崎城(櫛崎山)(阿武町奈古) [県北部の山]
遠岳山を歩いたあと、山頂に櫛崎城跡がある櫛崎山へ向かう。踏み跡や古道などをたどれば、ひどいヤブコギなしに歩ける。小規模だが比較的明瞭な遺構が確認できる。(2022.5.8)
〈参考資料〉『山口県中世城館遺跡総合調査報告書―長門編―』、『阿武町史』
道の駅から櫛崎山
(1,2クリックで拡大)
●駐車場~櫛崎城跡(櫛崎山)
筒賀から市道を南下し、土峠トンネルを抜けて100mほど行ったところに広い路肩スペースの駐車地がある。
市道をさらに100mほど歩くと右の山側に山道があり、ここを取り付きとする。(帰宅して調べたら、10年前に遠岳山を歩いたときの矢田コースの登山口と同じだった。)
駐車地
取り付きの山道(逆方向)
山道を進むとすぐに左の谷に入る。最近伐採や測量に入った様子で、踏み跡もある。
山道・左の谷へ入る
植林谷
踏み跡をたどって奥に進み、谷分岐で左に取り、棚田跡と見られる段状地の左端を上がる。左の竹林斜面の踏み跡があり、これを進みながら最後は段状地を上がって左の支尾根へ出る。
竹林沿いの道
谷を詰める
左尾根をめざす
雑木尾根へ出る
雑木尾根を登ると支尾根合流点で左から溝状の古道と出合う。
溝状道出合い
尾根上の道を進み、左の巻き道になって60m鞍部に出る。
平坦尾根
左の巻き道へ進む
巻き道
鞍部
鞍部北側の山道
左折し植林境を登っていくと90m支尾根合流点付近で堀切①を見る。
植林境・上り
植林境
堀切①
横から
土盛り
急勾配(切岸)を登り切ると右に虎口がある。低い段差のある曲輪跡を進むと標高100mあたりで堀切②を見る。
虎口
曲輪
曲輪
曲輪
堀切②
横から
左に回り込みながら登り切ると平坦山頂(郭Ⅰ)に着く。展望は得られない。
山頂手前
山頂(郭Ⅰ)・南側から
山頂・北側から
北東側へ急勾配の尾根を下ると堀切③が確認できる。
堀切③・上方から
横から
コン杭
堀切③・下から
山頂から南側へ下ると三段の削平地(曲輪)が確認できる。
南尾根・上方から
曲輪・横から
曲輪・横から
曲輪・横から
曲輪・下から
曲輪・下から
●~駐車地
溝状道の出合い地点まで戻り、古道を右(南西)の支尾根側へたどってみた。
古道・下り
まもなく道が不明瞭となり、前方に開けたところが見えたので尾根上を進むと小さな果樹園(?)に出た。
前方に開けたところ
小果樹園?
山道が続いているので、これを下る。植林沿いから竹林を抜けていくとT字路へ降り立つ。
植林境
竹林沿い
T字分岐(左へ)
左折すると墓地へ出た。下降地点は電柱「ツツオ 5左4」が目印になる。
トタン柵沿い・墓地
下降地点・電柱(逆方向)
市道へ出て、「大神宮」の道しるべを左に過ごし、駐車地へ戻る。
道しるべ「大神宮」
■櫛崎城について
『地下上申』奈古邑に次の記載がある。
櫛崎城山
但浦より西に有之、須子若狭守御居城と申伝候、吉見政頼公之家臣とも申事に御座候、委細は存不申候事
〈参考資料〉『山口県中世城館遺跡総合調査報告書―長門編―』、『阿武町史』
道の駅から櫛崎山
(1,2クリックで拡大)
●駐車場~櫛崎城跡(櫛崎山)
筒賀から市道を南下し、土峠トンネルを抜けて100mほど行ったところに広い路肩スペースの駐車地がある。
市道をさらに100mほど歩くと右の山側に山道があり、ここを取り付きとする。(帰宅して調べたら、10年前に遠岳山を歩いたときの矢田コースの登山口と同じだった。)
駐車地
取り付きの山道(逆方向)
山道を進むとすぐに左の谷に入る。最近伐採や測量に入った様子で、踏み跡もある。
山道・左の谷へ入る
植林谷
踏み跡をたどって奥に進み、谷分岐で左に取り、棚田跡と見られる段状地の左端を上がる。左の竹林斜面の踏み跡があり、これを進みながら最後は段状地を上がって左の支尾根へ出る。
竹林沿いの道
谷を詰める
左尾根をめざす
雑木尾根へ出る
雑木尾根を登ると支尾根合流点で左から溝状の古道と出合う。
溝状道出合い
尾根上の道を進み、左の巻き道になって60m鞍部に出る。
平坦尾根
左の巻き道へ進む
巻き道
鞍部
鞍部北側の山道
左折し植林境を登っていくと90m支尾根合流点付近で堀切①を見る。
植林境・上り
植林境
堀切①
横から
土盛り
急勾配(切岸)を登り切ると右に虎口がある。低い段差のある曲輪跡を進むと標高100mあたりで堀切②を見る。
虎口
曲輪
曲輪
曲輪
堀切②
横から
左に回り込みながら登り切ると平坦山頂(郭Ⅰ)に着く。展望は得られない。
山頂手前
山頂(郭Ⅰ)・南側から
山頂・北側から
北東側へ急勾配の尾根を下ると堀切③が確認できる。
堀切③・上方から
横から
コン杭
堀切③・下から
山頂から南側へ下ると三段の削平地(曲輪)が確認できる。
南尾根・上方から
曲輪・横から
曲輪・横から
曲輪・横から
曲輪・下から
曲輪・下から
●~駐車地
溝状道の出合い地点まで戻り、古道を右(南西)の支尾根側へたどってみた。
古道・下り
まもなく道が不明瞭となり、前方に開けたところが見えたので尾根上を進むと小さな果樹園(?)に出た。
前方に開けたところ
小果樹園?
山道が続いているので、これを下る。植林沿いから竹林を抜けていくとT字路へ降り立つ。
植林境
竹林沿い
T字分岐(左へ)
左折すると墓地へ出た。下降地点は電柱「ツツオ 5左4」が目印になる。
トタン柵沿い・墓地
下降地点・電柱(逆方向)
市道へ出て、「大神宮」の道しるべを左に過ごし、駐車地へ戻る。
道しるべ「大神宮」
■櫛崎城について
『地下上申』奈古邑に次の記載がある。
櫛崎城山
但浦より西に有之、須子若狭守御居城と申伝候、吉見政頼公之家臣とも申事に御座候、委細は存不申候事
2022-05-12 21:34
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