白山〈北尾根ルート・田部峠新コース〉・赤尾山・大へら山・清水山・大つえ山(下関市菊川町下田部・上小野・下大野、小月町) [県西部の山]
前回(4月1日)白山を田部峠への新コースを途中まで歩いたので、コースの残りを歩くついでに、北麓から尾根伝いに山頂をめざした。帰路は新設巡視路を南麓から上がってみた。
この山域は近年測量が行われたらしく、ピンクテープや踏み跡が残っていて、大へら山山頂部と白山山頂直前にシダヤブがある以外は、案外快適に歩ける。(2024.4.6)
東麓から白山
東麓から赤尾山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔No.152~赤尾山~大へら山
市道と県道の交差地点になんとか駐車地を見付ける。
赤尾山の中腹に貯水施設(配水池?)があり、幅広のコンクリー道と階段が付いている。道に入るとすぐ右手に鉄塔への巡視路が新設されているので、これをあがってもよさそうだ。
コン道入口
鉄塔No.152への巡視路
コン道
コン道を一旦上がり切ったところに中電標柱があり、右折すると鉄塔No.152と出合う。
標柱・巡視路分岐
鉄塔No.152
次の標柱でコン道から左の巡視路に入る。水道施設のコン壁沿いに左に回り込み、上方の尾根に出る。
標柱・巡視路分岐・左へ
水道施設
コンクリート壁沿い.
雑木尾根伝い
コン杭「菊川町」
雑木尾根を登り、右に巡視路を分ける。
雑木尾根
巡視路分岐
尾根を上がり切り、左からの支尾根と合わせるとすぐに標高110mの赤尾山に着く。雑木疎林に囲まれ展望は得られない。
支尾根出合い
赤尾山山頂
100m・80m支尾根分岐点を下ると右斜面が開ける。近年伐採されたらしく、作業道が残る。
雑木尾根
100m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
鞍部
80m支尾根合流点
片側伐採尾根
鞍部から植林境を登り返す。シダなどを右によけながら伐採頂部に出るとすぐに100m①支尾根合流点に着く。
白山
南西方向(△一本木)
伐採尾根
六万坊山
鳴滝山・六部山
100m①支尾根合流点
植林尾根を進み、鞍部を登り返して行くとシダにびっしり覆われた100m③ピーク(大へら山)が現われる。幸いにもシダを分けた踏み跡があり、これをたどるとすぐピーク上に着く。シダヤブの横に図根三角点があった。
鞍部
100m②支尾根合流点
100m③ピーク
山頂部のシダ・踏み跡
大へら山山頂
白山方向
●~清水山~白山
下るとすぐに植林境となり、シダから解放される。鞍部を登り返し雑木尾根を登る。
植林境・下り
鞍部
雑木尾根・上り
110m・120m①支尾根合流点を越えると120m➁平坦ピーク(清水山)に着く。展望はない。
110m支尾根合流点.
120m①支尾根合流点
120②平坦ピーク(清水山)
鞍部から植林境尾根に取り付き急登する。やや左の谷側にトラバースしながら登っていくと、コン杭「菊川町」に出合うあたりで植林が終わる。
鞍部
植林尾根・急登
左へトラバース気味に登る
植林境・急登
コン杭・雑木尾根
コン杭をいくつか過ごしながら踏ん張って登り切ると、尾根上に出たところで石杭「村有林」・コン杭に出合う。
コン杭・急登
尾根が近くなる
石杭・コン杭・尾根へ出る
北面の展望(華山)
190m支尾根平坦ピークを越え、鞍部を登り返すと200m支尾根合流点に着く。
コン杭・雑木尾根
コン杭・石杭・190mピーク
鞍部
200m支尾根合流点
雑木尾根を登っていくと山頂直前でシダヤブにぶつかる。ここもシダを分けた跡があるが、その後に伐採木がバリケードのように置かれているので、立ち往生となる。
雑木尾根・上り
雑木尾根
山頂手前・前方にシダヤブ
シダヤブ
伐採木をのけながら、最後はシダのトンネルを潜り抜け、なんとか山頂広場に抜け出た。山頂に人がいなくてよかった。
山頂直前・シダ
白山山頂・三等三角点
鳴滝山・六部山・狗留孫山
京ヶ嶽・華山
高畑山
古烏帽子山・江船山
●~田部峠
5日ぶりの山頂なので、早々と下山にかかる。新しく付けられた東尾根へ直接下るコースを降りてみる。
踏み跡を下っていくと、曲輪跡と思われる段状地を二つ降りる。
東側の下山口
雑木尾根・下り
曲輪①
曲輪①(横から)
曲輪②(横から)
さらに雑木疎林尾根を下っていると、下から上がってきた男性二人の登山者と出会う。言葉をかわしていると、年配の方はHP「海の風山の風」を開設している海彦山彦さんとわかる。マイナーな山情報などでつい長話をしてしまった。またどこかの山でお会いしましょう。
分岐を確認し、右折して旧コースのトラバース道を進む。鉄塔跡の230m分岐点へ出て左折し、南尾根を下る。
コース分岐出合い
トラバース道・道標
トラバース道
鉄塔跡出合い
山頂方向
下山方向・道標
ここから開拓ルート分岐の標高180m地点までは、前回報告したので、写真のみ掲載する。
220m支尾根分岐点
鞍部
220m支尾根合流点
230m①支尾根合流点・旧コース分岐・道標の支柱(?)が残る
230m②支尾根分岐点
220m①支尾根分岐点
220m②支尾根分岐点・石杭(倒)
石杭・コン杭
尾根のゆるい下り
コン杭・植林出合い
植林鞍部
180m①支尾根分岐点
鞍部
前回開拓ルート分岐の石杭「貸」を過ごし、180m②支尾根分岐点で北西方向の切り開き尾根へ下る。
石杭・ルート分岐点.
ルート(南尾根)方向
まもなくシダ沿いの道となるが今のところほとんど被りはない。ところどころ「菊川町」のコン杭が打たれている。
180m②・コン杭
170m支尾根分岐点・コン杭
シダ沿いが続く.
160m支尾根分岐点・コン杭
シダ沿い
140m支尾根分岐点・コン杭
明瞭な切り開きをどんどん下っていくと、100m鞍部に着く。小さめのヌタ場がある。
シダ沿い
110m支尾根分岐点・コン杭
100m鞍部・ヌタ場
100m支尾根分岐点で南尾根へ向かうとまもなく石杭・コン杭を見る。
ここで切り開き道は左に向かう(こちらでも降りられそうだ)が、ピンクテープは右の雑木疎林尾根伝いに続いており、トラロープが設置されていたので、こちらへ下る。
石杭・コン杭・左に切り開き分岐
トラロープ
右に車道が見えると登山口の取り付きへ降り立つ。
県道出合い
下降地点(逆方向)
登山口(逆方向)
●~鉄塔No.32~No.31~No.30
国道に出て、鉄塔No.32をめざす。
駐車地
△一本松
鉄塔No.31・No.32
頭上に高圧電線を過ごすと100mほど先で左のコン橋を渡る。鉄塔巡視路の取り付きがわからないので、空き地を川沿いに進む。山に突き当たったところで幅広の尾根道に取り付くと、上がったところで、右からの巡視路と出合う。
右下はゴルフ練習場となっており、巡視路はその敷地沿いに上がっているようだ。
空き地
空き地奥の取り付き
ゴルフ練習場側の舗装道
標柱を確認し、尾根上の巡視路をたどる。
巡視路取り付き
標柱
ゴルフ練習場
尾根上の巡視路
巡視路
プラ段を登り切ると鉄塔No.32に出合う。
鉄塔手前の上り
プラ段・鉄塔No.32
標柱から鉄塔No.32(逆方向)
巡視路を進み次の鉄塔No.31に向かう。120m支尾根合流点は北側の谷が伐採され、展望が広がる。
鉄塔No.30・No.31
巡視路から三ヶ迫山
△一本松
120m支尾根合流点から六万坊山(奥)・△一本松・三ヶ迫山
巡視路
130m支尾根合流点を過ぎ、プラ段を登り切ると150mピークに建つ鉄塔No.31に出合う。前回はここまで歩いた。
130m支尾根合流点
伐採斜面沿いの巡視路
140m支尾根合流点から鉄塔No.31
鉄塔No.31・標柱
四王司山・勝山
雌笠山
中の嶽・六万坊山
△一本松
古烏帽子山
江船山(左奥)・猿王岳
古春日山(201m)
巡視路を北へ向かい、標柱の立つ160mピーク(大つえ山)に着く。
標柱
大音山(中央)
蓮台寺山
巡視路
プラ段
大つえ山・標柱
展望を楽しみ、東側直下に建つ鉄塔No.30へ下る。
白山
鉄塔No.29No.28
大音山
蓮台寺山
勝山
鉄塔No.30
古春日山・大垰山
●~駐車地
巡視路を東へ下るとすぐに新設巡視路が左に折れるが、今回は直進し、旧巡視路を歩いてみる。
明瞭な道が残っており、快適に歩ける。
標柱・新設巡視路左へ
旧巡視路
雑木尾根
130m・120m支尾根分岐点を確認しながらどんどん下る。
130m支尾根分岐点
雑木尾根
120m支尾根分岐点
コン杭(倒)
雑木尾根
90m支尾根分岐点あたり・植林沿い
雑木尾根
70m支尾根分岐点で電柱状の無線施設と出合う。ここで南東に方向が変わる。少し下ったところで鉄塔跡の広場に出る。
通信施設・70m支尾根分岐点
雑木尾根
鉄塔跡広場
植林境を下っていくと、耕作地跡近くに降り立つ。
植林境
植林境
段状地に出る
小さな溝を渡り、山際の不明瞭な畦道をたどると未舗装道に出る。直進すると県道に出る。
反時計回りで駐車地へ向かう。
溝を渡る
耕作跡地沿い
畦道
未舗装道出合い
枯木山南側の伐採斜面
途中大師堂のところから直線状に続く舗装道に入る。地元の方から伺ったところでは、長門鉄道の軌道敷跡だそうで、菊川町史によると、小月駅・西市間18.2キロを結んでいたが昭和31年廃業になったという。
大師堂そばの長門鉄道軌道跡
軌道跡
庚申塚と大師堂の上方に神社跡があった。近所の方にお尋ねすると、50年以上も前に、大野神社へ嫁入りした(移った)と聞いているとのこと。あとで調べたところ、以前春日神社が建っていたが、昭和41年大野八幡宮に合祀され、現在の大野神社になったらしい。地下上申を見ると当時の神主が両社を兼ねており、祭礼も同じ日に行われていたことがわかる。昔から深い因縁があったのだろう。
庚申塚・大師堂・石仏
御旅所・石段
春日神社社殿跡
軌道跡
車止め・軌道跡
白山
大堤溜池
豊東小学校前に句碑らしき石碑が建っている。気になったので、調べてみると菊川町史に、それらしきものが載っていた。
芭蕉の句で、「しばらくは花の上なる月夜かな」と刻んであるようだ。建っている場所は長門鉄道の上大野駅舎跡らしい。句会が盛んだった往時が偲ばれる。
句碑
芭蕉の句
■山名について
いずれも『防長地下上申』隣村境目書及び同絵図により同定した。
▲赤尾山(110m)
上大野村・下田部村とも同山名。
▲大へら山(100m)
上大野村の呼称。下田部村では「はね(刎)木山」。
字名に「大ヘラ」の名がある。「へら」は山の緩やかな斜面の意か?
▲清水山(120m)
上大野村の呼称。下田部村では記載なし。
字名や北東麓の溜池名(上清水)に「清水」の名がある。
▲大つえ山(160m)
4月1日山行記録を参照。
この山域は近年測量が行われたらしく、ピンクテープや踏み跡が残っていて、大へら山山頂部と白山山頂直前にシダヤブがある以外は、案外快適に歩ける。(2024.4.6)
東麓から白山
東麓から赤尾山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔No.152~赤尾山~大へら山
市道と県道の交差地点になんとか駐車地を見付ける。
赤尾山の中腹に貯水施設(配水池?)があり、幅広のコンクリー道と階段が付いている。道に入るとすぐ右手に鉄塔への巡視路が新設されているので、これをあがってもよさそうだ。
コン道入口
鉄塔No.152への巡視路
コン道
コン道を一旦上がり切ったところに中電標柱があり、右折すると鉄塔No.152と出合う。
標柱・巡視路分岐
鉄塔No.152
次の標柱でコン道から左の巡視路に入る。水道施設のコン壁沿いに左に回り込み、上方の尾根に出る。
標柱・巡視路分岐・左へ
水道施設
コンクリート壁沿い.
雑木尾根伝い
コン杭「菊川町」
雑木尾根を登り、右に巡視路を分ける。
雑木尾根
巡視路分岐
尾根を上がり切り、左からの支尾根と合わせるとすぐに標高110mの赤尾山に着く。雑木疎林に囲まれ展望は得られない。
支尾根出合い
赤尾山山頂
100m・80m支尾根分岐点を下ると右斜面が開ける。近年伐採されたらしく、作業道が残る。
雑木尾根
100m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
鞍部
80m支尾根合流点
片側伐採尾根
鞍部から植林境を登り返す。シダなどを右によけながら伐採頂部に出るとすぐに100m①支尾根合流点に着く。
白山
南西方向(△一本木)
伐採尾根
六万坊山
鳴滝山・六部山
100m①支尾根合流点
植林尾根を進み、鞍部を登り返して行くとシダにびっしり覆われた100m③ピーク(大へら山)が現われる。幸いにもシダを分けた踏み跡があり、これをたどるとすぐピーク上に着く。シダヤブの横に図根三角点があった。
鞍部
100m②支尾根合流点
100m③ピーク
山頂部のシダ・踏み跡
大へら山山頂
白山方向
●~清水山~白山
下るとすぐに植林境となり、シダから解放される。鞍部を登り返し雑木尾根を登る。
植林境・下り
鞍部
雑木尾根・上り
110m・120m①支尾根合流点を越えると120m➁平坦ピーク(清水山)に着く。展望はない。
110m支尾根合流点.
120m①支尾根合流点
120②平坦ピーク(清水山)
鞍部から植林境尾根に取り付き急登する。やや左の谷側にトラバースしながら登っていくと、コン杭「菊川町」に出合うあたりで植林が終わる。
鞍部
植林尾根・急登
左へトラバース気味に登る
植林境・急登
コン杭・雑木尾根
コン杭をいくつか過ごしながら踏ん張って登り切ると、尾根上に出たところで石杭「村有林」・コン杭に出合う。
コン杭・急登
尾根が近くなる
石杭・コン杭・尾根へ出る
北面の展望(華山)
190m支尾根平坦ピークを越え、鞍部を登り返すと200m支尾根合流点に着く。
コン杭・雑木尾根
コン杭・石杭・190mピーク
鞍部
200m支尾根合流点
雑木尾根を登っていくと山頂直前でシダヤブにぶつかる。ここもシダを分けた跡があるが、その後に伐採木がバリケードのように置かれているので、立ち往生となる。
雑木尾根・上り
雑木尾根
山頂手前・前方にシダヤブ
シダヤブ
伐採木をのけながら、最後はシダのトンネルを潜り抜け、なんとか山頂広場に抜け出た。山頂に人がいなくてよかった。
山頂直前・シダ
白山山頂・三等三角点
鳴滝山・六部山・狗留孫山
京ヶ嶽・華山
高畑山
古烏帽子山・江船山
●~田部峠
5日ぶりの山頂なので、早々と下山にかかる。新しく付けられた東尾根へ直接下るコースを降りてみる。
踏み跡を下っていくと、曲輪跡と思われる段状地を二つ降りる。
東側の下山口
雑木尾根・下り
曲輪①
曲輪①(横から)
曲輪②(横から)
さらに雑木疎林尾根を下っていると、下から上がってきた男性二人の登山者と出会う。言葉をかわしていると、年配の方はHP「海の風山の風」を開設している海彦山彦さんとわかる。マイナーな山情報などでつい長話をしてしまった。またどこかの山でお会いしましょう。
分岐を確認し、右折して旧コースのトラバース道を進む。鉄塔跡の230m分岐点へ出て左折し、南尾根を下る。
コース分岐出合い
トラバース道・道標
トラバース道
鉄塔跡出合い
山頂方向
下山方向・道標
ここから開拓ルート分岐の標高180m地点までは、前回報告したので、写真のみ掲載する。
220m支尾根分岐点
鞍部
220m支尾根合流点
230m①支尾根合流点・旧コース分岐・道標の支柱(?)が残る
230m②支尾根分岐点
220m①支尾根分岐点
220m②支尾根分岐点・石杭(倒)
石杭・コン杭
尾根のゆるい下り
コン杭・植林出合い
植林鞍部
180m①支尾根分岐点
鞍部
前回開拓ルート分岐の石杭「貸」を過ごし、180m②支尾根分岐点で北西方向の切り開き尾根へ下る。
石杭・ルート分岐点.
ルート(南尾根)方向
まもなくシダ沿いの道となるが今のところほとんど被りはない。ところどころ「菊川町」のコン杭が打たれている。
180m②・コン杭
170m支尾根分岐点・コン杭
シダ沿いが続く.
160m支尾根分岐点・コン杭
シダ沿い
140m支尾根分岐点・コン杭
明瞭な切り開きをどんどん下っていくと、100m鞍部に着く。小さめのヌタ場がある。
シダ沿い
110m支尾根分岐点・コン杭
100m鞍部・ヌタ場
100m支尾根分岐点で南尾根へ向かうとまもなく石杭・コン杭を見る。
ここで切り開き道は左に向かう(こちらでも降りられそうだ)が、ピンクテープは右の雑木疎林尾根伝いに続いており、トラロープが設置されていたので、こちらへ下る。
石杭・コン杭・左に切り開き分岐
トラロープ
右に車道が見えると登山口の取り付きへ降り立つ。
県道出合い
下降地点(逆方向)
登山口(逆方向)
●~鉄塔No.32~No.31~No.30
国道に出て、鉄塔No.32をめざす。
駐車地
△一本松
鉄塔No.31・No.32
頭上に高圧電線を過ごすと100mほど先で左のコン橋を渡る。鉄塔巡視路の取り付きがわからないので、空き地を川沿いに進む。山に突き当たったところで幅広の尾根道に取り付くと、上がったところで、右からの巡視路と出合う。
右下はゴルフ練習場となっており、巡視路はその敷地沿いに上がっているようだ。
空き地
空き地奥の取り付き
ゴルフ練習場側の舗装道
標柱を確認し、尾根上の巡視路をたどる。
巡視路取り付き
標柱
ゴルフ練習場
尾根上の巡視路
巡視路
プラ段を登り切ると鉄塔No.32に出合う。
鉄塔手前の上り
プラ段・鉄塔No.32
標柱から鉄塔No.32(逆方向)
巡視路を進み次の鉄塔No.31に向かう。120m支尾根合流点は北側の谷が伐採され、展望が広がる。
鉄塔No.30・No.31
巡視路から三ヶ迫山
△一本松
120m支尾根合流点から六万坊山(奥)・△一本松・三ヶ迫山
巡視路
130m支尾根合流点を過ぎ、プラ段を登り切ると150mピークに建つ鉄塔No.31に出合う。前回はここまで歩いた。
130m支尾根合流点
伐採斜面沿いの巡視路
140m支尾根合流点から鉄塔No.31
鉄塔No.31・標柱
四王司山・勝山
雌笠山
中の嶽・六万坊山
△一本松
古烏帽子山
江船山(左奥)・猿王岳
古春日山(201m)
巡視路を北へ向かい、標柱の立つ160mピーク(大つえ山)に着く。
標柱
大音山(中央)
蓮台寺山
巡視路
プラ段
大つえ山・標柱
展望を楽しみ、東側直下に建つ鉄塔No.30へ下る。
白山
鉄塔No.29No.28
大音山
蓮台寺山
勝山
鉄塔No.30
古春日山・大垰山
●~駐車地
巡視路を東へ下るとすぐに新設巡視路が左に折れるが、今回は直進し、旧巡視路を歩いてみる。
明瞭な道が残っており、快適に歩ける。
標柱・新設巡視路左へ
旧巡視路
雑木尾根
130m・120m支尾根分岐点を確認しながらどんどん下る。
130m支尾根分岐点
雑木尾根
120m支尾根分岐点
コン杭(倒)
雑木尾根
90m支尾根分岐点あたり・植林沿い
雑木尾根
70m支尾根分岐点で電柱状の無線施設と出合う。ここで南東に方向が変わる。少し下ったところで鉄塔跡の広場に出る。
通信施設・70m支尾根分岐点
雑木尾根
鉄塔跡広場
植林境を下っていくと、耕作地跡近くに降り立つ。
植林境
植林境
段状地に出る
小さな溝を渡り、山際の不明瞭な畦道をたどると未舗装道に出る。直進すると県道に出る。
反時計回りで駐車地へ向かう。
溝を渡る
耕作跡地沿い
畦道
未舗装道出合い
枯木山南側の伐採斜面
途中大師堂のところから直線状に続く舗装道に入る。地元の方から伺ったところでは、長門鉄道の軌道敷跡だそうで、菊川町史によると、小月駅・西市間18.2キロを結んでいたが昭和31年廃業になったという。
大師堂そばの長門鉄道軌道跡
軌道跡
庚申塚と大師堂の上方に神社跡があった。近所の方にお尋ねすると、50年以上も前に、大野神社へ嫁入りした(移った)と聞いているとのこと。あとで調べたところ、以前春日神社が建っていたが、昭和41年大野八幡宮に合祀され、現在の大野神社になったらしい。地下上申を見ると当時の神主が両社を兼ねており、祭礼も同じ日に行われていたことがわかる。昔から深い因縁があったのだろう。
庚申塚・大師堂・石仏
御旅所・石段
春日神社社殿跡
軌道跡
車止め・軌道跡
白山
大堤溜池
豊東小学校前に句碑らしき石碑が建っている。気になったので、調べてみると菊川町史に、それらしきものが載っていた。
芭蕉の句で、「しばらくは花の上なる月夜かな」と刻んであるようだ。建っている場所は長門鉄道の上大野駅舎跡らしい。句会が盛んだった往時が偲ばれる。
句碑
芭蕉の句
■山名について
いずれも『防長地下上申』隣村境目書及び同絵図により同定した。
▲赤尾山(110m)
上大野村・下田部村とも同山名。
▲大へら山(100m)
上大野村の呼称。下田部村では「はね(刎)木山」。
字名に「大ヘラ」の名がある。「へら」は山の緩やかな斜面の意か?
▲清水山(120m)
上大野村の呼称。下田部村では記載なし。
字名や北東麓の溜池名(上清水)に「清水」の名がある。
▲大つえ山(160m)
4月1日山行記録を参照。
2024-04-11 20:42
コメント(2)
こんにちは。お会いした日の記録を拝見しましたがあの白山の南北の尾根とその周辺にこんなに山があるとは知りませんでした。いつかgomenさんの記録を参考に、まとめて全部登ってみようと思います。来月は華山周辺を周回縦走する予定です。
by 海彦山彦 (2024-04-17 14:59)
歩いたわたしもあれだけの数あるとは思いませんでした。菊川町史には名前だけ載っている山がまだまだあります。
わたしは3日がかりでしたが、海彦山彦さんなら1日で踏破でしょう。
華山ですか。シカに遭遇する確率の高い山です。むかし冬場に登ったとき、山頂近くで霧が出て、シカ数頭が霧に見え隠れした幻想的な情景が今でも忘れられません。
by gomen (2024-04-17 20:23)