高尾山・二反田浴山・深迫山・大山・大垰山・古春日山・大浴山(下関市吉田) [県西部の山]
高尾山・大山は過去数回歩いている。『長門國小月』(発行者:重村伝平)という郷土本を入手し、さっそく歩いてみたのが24年前。次は一昨年、久しぶりに歩いたところ高圧電線鉄塔が新設中で、整備中の巡視路を探しながら北東の120mピークまで縦走。その後も周辺コースをいくつかたどってみた。
今回は巡視路の整備完了を見込んで再度縦走することにした。
高圧電線は2系統に分かれており、今回はそのうち1系統の付け替えがなされたようだ。新旧の巡視路を歩けばいろいろなコース取りができそうだが、2系統をつなぐ道はなく、高尾山と大山の縦走路では一部シダ被り箇所がある。ただひざ高程度のシダ被りがほとんどなので、深いシダのところは迂回して歩けば難渋するほどではない。
新設巡視路は最低限の整備状況なので、火の用心マーカーも少なくやや不明瞭なところもあり、地図読みが必要だろう。鉄塔設置箇所以外展望はほとんどない。(2023.5.27)
肥田集落の庚申塚からNo.66鉄塔ピーク
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~高尾山
県道沿いには駐車スペースが見あたらず、小月製鋼所と新幹線高架橋にはさまれた舗装道沿いに車を置く。
駐車地
製鋼所の最奥駐車場手前から草被りの作業道に取り付く。作業道を行き止まりの広場まで進み、斜面を少し上がると巡視路に出る。
取り付き・最奥駐車場
草被りの作業道
作業道
行き止まりの広場
右折しすぐに左の尾根に取り付く。下に最奥駐車場があり、道はないが、こちらからも上がることができそうだ。
巡視路にしてはやや不明瞭な雑木の尾根道を上がっていくと明瞭道となり、尾根に出る。
巡視路(右方向)
雑木尾根に取り付く
巡視路
巡視路
尾根出合い
巡視路とわかれ、尾根を左へ上がっていくと航空標識灯の立つ高尾山山頂に着く。
平坦で長広の山頂は24年前と同様雑木に囲まれ展望はない。南側に石杭「16」がある。
雑木尾根
山頂手前
高尾山山頂
航空標識灯
山頂(南側)
石杭「16」
●~二反田浴山~深迫山
これからいよいよ大山への縦走にかかる。巡視路まで戻り、少し下ると高圧線鉄塔に出合う。展望は得られない。
鉄塔
尾根を下り、鞍部で左に巡視路を分ける。ここからしばらくは雑木シダを中心とした緩いアップダウンの尾根を進む。
雑木尾根下り(巡視路)
鞍部・巡視路左へ分岐
雑木尾根・上り
平凡な二反田浴山を越え、ヒザ高のシダを分けながら下る。
90mピーク(二反田浴山)
シダ尾根・下り
70m鞍部
シダ尾根を右に逃げながら小岩の支尾根を回り込むとふたたび尾根へ出る。
右へトラバース
左の小岩を回り込む
尾根へ出る
コン杭「89」を見てシダヤブの80m①ピークを抜けると鉄塔跡の広場に出る。一昨年歩いたときはまだ鉄塔が建っていたので、その後新設鉄塔の設置に伴い撤去されたようだ。
コン杭「89」
シダヤブ
80mピーク①
シダ尾根
鉄塔地跡
ここからは旧巡視路が残っていて歩きやすくなるが、それもつかの間、防獣ネットに出合う。
旧巡視路
シダヤブ・ネット跡
その先が深いシダヤブとなっているので、右に迂回し、少し先でネットを抜ける(用済みのためネットがたぐられている)と、シダヤブとヒノキに囲まれた80m②ピークの深迫山に着く。
少し下ったところから大山が展望できる。
トラバース
ネットをくぐる
ヒノキ・巡視路跡
シダ・深迫山山頂(逆方向)
大山を望む
●~大山
シダヤブの間の道を少し下ると70m鞍部に着く。左に旧巡視路がわかれる。
シダ被り・下り
70m鞍部・旧巡視路左へ分岐
尾根に取り付くとすぐ東の谷に下る旧巡視路が右にわかれる。シダをよけながら雑木尾根を登っていくと、90m支尾根合流点で新設巡視路に出合い、ヒノキ植林境に変わる。
旧巡視路右へ分岐
雑木尾根
シダ尾根
雑木尾根
90m支尾根合流点・巡視路出合い
確認のため新設巡視路を標柱のあるところまで下り、90m支尾根合流点へ戻る。
巡視路(下方)
標柱
100m支尾根合流点で雑木尾根となり、130m支尾根合流点あたりから勾配がきつくなる。
巡視路・鞍部
100m支尾根合流点・コン杭「82」
雑木尾根
30m支尾根合流点・コン杭「78」
雑木尾根・急な登り
鹿の角研ぎ跡
コン杭「76」を確認し登り切ると大山山頂に着く。三等三角点「大山」と鉄塔標柱を見る。
北側数メートルのところには石杭「村有林」がある。
雑木に囲まれ展望はまったくないが、24年前の登頂記録では三方に切り開きがあり、北に雁飛山、西に雌笠山方面が望めるとしている。
コン杭「76」
大山山頂
三等三角点・標柱
石杭「村有林」(逆方向)
●~鉄塔No.66~大垰山~古春日山~鉄塔No.65
標柱にしたがい、鉄塔No.66をめざし尾根を東に下る。緩やかな疎林尾根をくだっていくと、視界が開け眼前に鉄塔No.66が現れる。
雑木尾根・巡視路
鉄塔No.66
南西の鉄塔No.67や北のNo.65方向にそれぞれ展望が広がる。
山頂の標柱にはNo.66への方向しか矢印がなかったので、No.65方向への巡視路がないか探してみたが、ありそうもないので山頂へ戻る。(一昨年は鉄塔から東の雑木尾根の踏み跡をたどり、伐採中の斜面に出て作業道を下り、春日社の東側に出てみた。)
鉄塔No.67、背後は四王司山・勝山
鉄塔N0.65、背後は古烏帽子山など
大垰山・古春日山
前回どおり山頂から北尾根を下ってみると、すぐに火の用心マークが現われ巡視路っぽくなってきた。
雑木尾根・下り
雑木尾根
190m支尾根分岐点
鞍部を登り返し、コン杭「境」のある200m支尾根合流点を右に進むと大垰山の平坦山頂に着く。展望もなく、コン杭「71」以外これといった特徴的なものはない。
180m鞍部
雑木尾根・上り
200m支尾根合流点
コン杭「境」
大垰山
さらに北に向かい、倒れた石杭「村有林」を確認しながら下る。
雑木尾根
石杭「村有林」(倒)
鞍部を登り返すと標高201mの古春日山に着く。コン杭「90」以外ここも特徴的なものは見当たらない。
180m鞍部
雑木尾根・上り
古春日山
北東方向に続く巡視路を下り、石杭「村有林」を見るあたりから竹林尾根に変わる。
標柱で巡視路分岐を直進する。
竹林尾根に変わる
標柱・巡視路分岐
雑木尾根に変わり、160m①平坦ピークを過ごすと鉄塔No.65の160m②ピークに着く。ここも展望は鉄塔No.64とNo.66方向にあるのみ。
150m鞍部
160m①平坦ピーク
鉄塔No.65・160m②ピーク
鉄塔No.64方向・背後は古烏帽子山
●~鉄塔No.64(大浴山)~駐車地
巡視路分岐まで戻り、トラバースしながら竹林尾根を下る。乾いた竹の葉が積もって滑りやすく、2回ころんだ。
竹林・トラバース道
竹林・尾根道・下り.
鞍部を登り返し120m支尾根分岐点(かね堀山?)で東方向に下る。
120m鞍部
雑木尾根・上り
石杭「村有林」・120m支尾根分岐点
100m①支尾根分岐点を下り、植林境の100m②ピークで北に方向を変えて下ると、鞍部で標柱に出合う。
雑木尾根・下り
100m①支尾根分岐点
竹交じり雑木尾根
雑木尾根
100m②平坦ピーク
90m鞍部・標柱
直進し植林境尾根を登り切ると鉄塔No.64が建つ大浴山に着く。
高圧線が延びる北東方向には古烏帽子山が望める。
植林境・上り
鉄塔No.64
古烏帽子山(右奥)
標柱の立つ巡視路分岐まで戻り、東の疎林谷へ巡視路を下る。広い疎林谷を下っていくと作業道に出合う。
標柱(逆方向)
疎林谷
だだっ広い谷
雑木・植林谷
作業道出合い
左折し、作業道をたどりながら谷沿いに下る。鉄塔建設のため新設された道らしく、ゴツゴツした石が歩きづらい。
作業道(左方向)
作業道
作業道
溜池を右に過ごすと川沿いの舗装道近く出た。入口には鉄塔標柱が立つ。
(近道をしようと未舗装道(地形図の実線道)を南へ進んだところ、フェンスがあり通行不能のため引き返した。)
溜池
標柱・舗装道出合い
木屋川沿いの舗装道を歩き、肥田(ひだ)集落に入り、春日社に立ち寄りながら駐車地まで戻る。
木屋川沿いの舗装道
大山・大垰山・古春日山
古春日山・大浴山
■山名について
主に地下上申及び絵図に拠った。個別の山については以下のとおり。
●高尾山
高尾山は小月側の呼称、吉田側では木屋山。
●二反田浴山
二反田浴山は吉田側の呼称、小月側では「中村の高尾山」。
●深迫山
深迫山は吉田側の呼称、小月側では馬越山(?)。北東麓の谷に小字名「深迫」および深迫溜池(古名は大山堤か?)がある。
●大山(おおやま)
大山は吉田側の呼称、小月側では石河内山(?)。南西麓に石河内1号溜池、2号溜池(迫田堤)、3号溜池がある。
●大垰山
大垰山は吉田側の呼称、小月側では長尾山。北西麓に長尾ため池がある。
●古春日山
現在小月・吉田・下大野の大字境の山だが、絵図を見ると山頂より少し南寄りに境があったようだ。古春日山は吉田側の呼称、下大野側では飯田か嶽。東南東麓に小字名「古春日」および古春日堤(古名、現在の中堤・下の堤)がある。
●かね堀山
かね堀山は下大野側の呼称、吉田側ではこれも大垰山(?)。
●大浴山
大浴山は吉田側の呼称、下大野側では梅田山。東南麓に大浴堤(古名、現在の中ノ堤・大堤)がある。
今回は巡視路の整備完了を見込んで再度縦走することにした。
高圧電線は2系統に分かれており、今回はそのうち1系統の付け替えがなされたようだ。新旧の巡視路を歩けばいろいろなコース取りができそうだが、2系統をつなぐ道はなく、高尾山と大山の縦走路では一部シダ被り箇所がある。ただひざ高程度のシダ被りがほとんどなので、深いシダのところは迂回して歩けば難渋するほどではない。
新設巡視路は最低限の整備状況なので、火の用心マーカーも少なくやや不明瞭なところもあり、地図読みが必要だろう。鉄塔設置箇所以外展望はほとんどない。(2023.5.27)
肥田集落の庚申塚からNo.66鉄塔ピーク
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~高尾山
県道沿いには駐車スペースが見あたらず、小月製鋼所と新幹線高架橋にはさまれた舗装道沿いに車を置く。
駐車地
製鋼所の最奥駐車場手前から草被りの作業道に取り付く。作業道を行き止まりの広場まで進み、斜面を少し上がると巡視路に出る。
取り付き・最奥駐車場
草被りの作業道
作業道
行き止まりの広場
右折しすぐに左の尾根に取り付く。下に最奥駐車場があり、道はないが、こちらからも上がることができそうだ。
巡視路にしてはやや不明瞭な雑木の尾根道を上がっていくと明瞭道となり、尾根に出る。
巡視路(右方向)
雑木尾根に取り付く
巡視路
巡視路
尾根出合い
巡視路とわかれ、尾根を左へ上がっていくと航空標識灯の立つ高尾山山頂に着く。
平坦で長広の山頂は24年前と同様雑木に囲まれ展望はない。南側に石杭「16」がある。
雑木尾根
山頂手前
高尾山山頂
航空標識灯
山頂(南側)
石杭「16」
●~二反田浴山~深迫山
これからいよいよ大山への縦走にかかる。巡視路まで戻り、少し下ると高圧線鉄塔に出合う。展望は得られない。
鉄塔
尾根を下り、鞍部で左に巡視路を分ける。ここからしばらくは雑木シダを中心とした緩いアップダウンの尾根を進む。
雑木尾根下り(巡視路)
鞍部・巡視路左へ分岐
雑木尾根・上り
平凡な二反田浴山を越え、ヒザ高のシダを分けながら下る。
90mピーク(二反田浴山)
シダ尾根・下り
70m鞍部
シダ尾根を右に逃げながら小岩の支尾根を回り込むとふたたび尾根へ出る。
右へトラバース
左の小岩を回り込む
尾根へ出る
コン杭「89」を見てシダヤブの80m①ピークを抜けると鉄塔跡の広場に出る。一昨年歩いたときはまだ鉄塔が建っていたので、その後新設鉄塔の設置に伴い撤去されたようだ。
コン杭「89」
シダヤブ
80mピーク①
シダ尾根
鉄塔地跡
ここからは旧巡視路が残っていて歩きやすくなるが、それもつかの間、防獣ネットに出合う。
旧巡視路
シダヤブ・ネット跡
その先が深いシダヤブとなっているので、右に迂回し、少し先でネットを抜ける(用済みのためネットがたぐられている)と、シダヤブとヒノキに囲まれた80m②ピークの深迫山に着く。
少し下ったところから大山が展望できる。
トラバース
ネットをくぐる
ヒノキ・巡視路跡
シダ・深迫山山頂(逆方向)
大山を望む
●~大山
シダヤブの間の道を少し下ると70m鞍部に着く。左に旧巡視路がわかれる。
シダ被り・下り
70m鞍部・旧巡視路左へ分岐
尾根に取り付くとすぐ東の谷に下る旧巡視路が右にわかれる。シダをよけながら雑木尾根を登っていくと、90m支尾根合流点で新設巡視路に出合い、ヒノキ植林境に変わる。
旧巡視路右へ分岐
雑木尾根
シダ尾根
雑木尾根
90m支尾根合流点・巡視路出合い
確認のため新設巡視路を標柱のあるところまで下り、90m支尾根合流点へ戻る。
巡視路(下方)
標柱
100m支尾根合流点で雑木尾根となり、130m支尾根合流点あたりから勾配がきつくなる。
巡視路・鞍部
100m支尾根合流点・コン杭「82」
雑木尾根
30m支尾根合流点・コン杭「78」
雑木尾根・急な登り
鹿の角研ぎ跡
コン杭「76」を確認し登り切ると大山山頂に着く。三等三角点「大山」と鉄塔標柱を見る。
北側数メートルのところには石杭「村有林」がある。
雑木に囲まれ展望はまったくないが、24年前の登頂記録では三方に切り開きがあり、北に雁飛山、西に雌笠山方面が望めるとしている。
コン杭「76」
大山山頂
三等三角点・標柱
石杭「村有林」(逆方向)
●~鉄塔No.66~大垰山~古春日山~鉄塔No.65
標柱にしたがい、鉄塔No.66をめざし尾根を東に下る。緩やかな疎林尾根をくだっていくと、視界が開け眼前に鉄塔No.66が現れる。
雑木尾根・巡視路
鉄塔No.66
南西の鉄塔No.67や北のNo.65方向にそれぞれ展望が広がる。
山頂の標柱にはNo.66への方向しか矢印がなかったので、No.65方向への巡視路がないか探してみたが、ありそうもないので山頂へ戻る。(一昨年は鉄塔から東の雑木尾根の踏み跡をたどり、伐採中の斜面に出て作業道を下り、春日社の東側に出てみた。)
鉄塔No.67、背後は四王司山・勝山
鉄塔N0.65、背後は古烏帽子山など
大垰山・古春日山
前回どおり山頂から北尾根を下ってみると、すぐに火の用心マークが現われ巡視路っぽくなってきた。
雑木尾根・下り
雑木尾根
190m支尾根分岐点
鞍部を登り返し、コン杭「境」のある200m支尾根合流点を右に進むと大垰山の平坦山頂に着く。展望もなく、コン杭「71」以外これといった特徴的なものはない。
180m鞍部
雑木尾根・上り
200m支尾根合流点
コン杭「境」
大垰山
さらに北に向かい、倒れた石杭「村有林」を確認しながら下る。
雑木尾根
石杭「村有林」(倒)
鞍部を登り返すと標高201mの古春日山に着く。コン杭「90」以外ここも特徴的なものは見当たらない。
180m鞍部
雑木尾根・上り
古春日山
北東方向に続く巡視路を下り、石杭「村有林」を見るあたりから竹林尾根に変わる。
標柱で巡視路分岐を直進する。
竹林尾根に変わる
標柱・巡視路分岐
雑木尾根に変わり、160m①平坦ピークを過ごすと鉄塔No.65の160m②ピークに着く。ここも展望は鉄塔No.64とNo.66方向にあるのみ。
150m鞍部
160m①平坦ピーク
鉄塔No.65・160m②ピーク
鉄塔No.64方向・背後は古烏帽子山
●~鉄塔No.64(大浴山)~駐車地
巡視路分岐まで戻り、トラバースしながら竹林尾根を下る。乾いた竹の葉が積もって滑りやすく、2回ころんだ。
竹林・トラバース道
竹林・尾根道・下り.
鞍部を登り返し120m支尾根分岐点(かね堀山?)で東方向に下る。
120m鞍部
雑木尾根・上り
石杭「村有林」・120m支尾根分岐点
100m①支尾根分岐点を下り、植林境の100m②ピークで北に方向を変えて下ると、鞍部で標柱に出合う。
雑木尾根・下り
100m①支尾根分岐点
竹交じり雑木尾根
雑木尾根
100m②平坦ピーク
90m鞍部・標柱
直進し植林境尾根を登り切ると鉄塔No.64が建つ大浴山に着く。
高圧線が延びる北東方向には古烏帽子山が望める。
植林境・上り
鉄塔No.64
古烏帽子山(右奥)
標柱の立つ巡視路分岐まで戻り、東の疎林谷へ巡視路を下る。広い疎林谷を下っていくと作業道に出合う。
標柱(逆方向)
疎林谷
だだっ広い谷
雑木・植林谷
作業道出合い
左折し、作業道をたどりながら谷沿いに下る。鉄塔建設のため新設された道らしく、ゴツゴツした石が歩きづらい。
作業道(左方向)
作業道
作業道
溜池を右に過ごすと川沿いの舗装道近く出た。入口には鉄塔標柱が立つ。
(近道をしようと未舗装道(地形図の実線道)を南へ進んだところ、フェンスがあり通行不能のため引き返した。)
溜池
標柱・舗装道出合い
木屋川沿いの舗装道を歩き、肥田(ひだ)集落に入り、春日社に立ち寄りながら駐車地まで戻る。
木屋川沿いの舗装道
大山・大垰山・古春日山
古春日山・大浴山
■山名について
主に地下上申及び絵図に拠った。個別の山については以下のとおり。
●高尾山
高尾山は小月側の呼称、吉田側では木屋山。
●二反田浴山
二反田浴山は吉田側の呼称、小月側では「中村の高尾山」。
●深迫山
深迫山は吉田側の呼称、小月側では馬越山(?)。北東麓の谷に小字名「深迫」および深迫溜池(古名は大山堤か?)がある。
●大山(おおやま)
大山は吉田側の呼称、小月側では石河内山(?)。南西麓に石河内1号溜池、2号溜池(迫田堤)、3号溜池がある。
●大垰山
大垰山は吉田側の呼称、小月側では長尾山。北西麓に長尾ため池がある。
●古春日山
現在小月・吉田・下大野の大字境の山だが、絵図を見ると山頂より少し南寄りに境があったようだ。古春日山は吉田側の呼称、下大野側では飯田か嶽。東南東麓に小字名「古春日」および古春日堤(古名、現在の中堤・下の堤)がある。
●かね堀山
かね堀山は下大野側の呼称、吉田側ではこれも大垰山(?)。
●大浴山
大浴山は吉田側の呼称、下大野側では梅田山。東南麓に大浴堤(古名、現在の中ノ堤・大堤)がある。
2023-05-31 10:52
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