水車城・入道岳・神宮山・△下り谷(萩市中小川・下小川) [県北部の山]
入道岳北尾根上の水車(みずぐるま)城跡から神宮山の南にある四等三角点「下り谷」まで縦走した。入道岳と神宮山は、22年前にそれぞれ今回とは別ルートで上がっている。
神宮山への急登はしごかれるが三角点「下り谷」までひどいヤブはない。三角点から石ヶ谷へ出るまでは不明瞭なところがあり少してこずった。(2022.4.20)
〈参考資料〉
水車城:『田万川町史』、『山口県中世城館遺跡総合調査報告書―長門国編―』
入道岳・神宮山:HP「熊毛の住人の山だより」
水車城跡(右)
小川小学校付近から入道岳
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~水車城跡
県道14号(益田阿武線)の本郷バス停そばに、「農魂」石碑が建つミニ公園があり、数台駐車が可能。県道を小川小学校方向へ200mほど進み、集落道へ左折。正面廃屋の右手から尾根へ取り付く。
ミニ公園・石碑「農魂」
集落道分岐
民家横の小道
アオキ交じりの植林を抜け、少し尾根を上がると踏み跡が現れ雑木尾根をジグザグに登る。
アオキ・スギ
アオキ・雑木尾根
雑木尾根・ジグザグの踏み跡
雑木尾根
標高50mあたりから堀切跡(?)と小穴二つを過ごすと、90m平坦尾根へ出る。
堀切①?(横から)
平坦尾根
堀切②?・二段
小穴二つ(横から)
竹交じりの植林尾根を、堀切や腰郭(?)を確認しながら登り切ると主郭の平坦山頂へ着く。樹木のため展望は得られない。
竹交じり・平坦尾根
平坦尾根
鞍部(横から)
竹交じり・上り
雑木・上り
堀切③?
横から
堀切④?
横から
腰郭?
160mピーク(主郭)
水車城については、『地下上申』と『風土注進案』に簡単な記述がある。水車城の名は水車を使って川から水を汲み上げたことに由来するらしいが、どんなやり方でやったのか興味をそそられる。
なお、帰宅して気が付いたが調査報告書の縄張り図は方角表示が90度ずれている。図上の北は、実際は東である。田万川町史の縄張り図には方向表示がなく、東を上にして描いてあるので、やはり誤りやすい。言い訳ではないが、おかげで東側に続く郭を確認できなかった。
●~入道岳
入道岳をめざす。鞍部へ下り登り返す。
雑木尾根・下り
斜面(横から)
140m鞍部
雑木尾根・上り
160m、190m支尾根合流点と歩きやすい雑木尾根が続く。
160m支尾根合流点
平坦尾根
鞍部
雑木尾根・上り
190m支尾根合流点
190mピーク
雑木尾根・下り
180m鞍部あたりからアオキ交じりとなり、植林境を登り切ると主尾根上へ出る。
雑木尾根・鞍部
雑木尾根・上り
主尾根へ出る・赤ポール
右折し100mほどで入道岳山頂に着く。雑木に囲まれ展望は得られず、三角点は落ち葉に埋もれかけていた。
雑木平坦尾根
入道岳山頂・三角点(手前)
三等三角点「入道」
●~神宮山
次は神宮山をめざす。山頂西南端にある白ポールを目印に南の雑木尾根を下る。
山頂西南端の白ポール
雑木尾根・下り
雑木尾根・下り
西方向の樹間展望(犬鳴山)
鞍部
鞍部を登り返すと植林沿いの尾根歩きが続く。尾根の西(右)斜面は一度伐採され灌木ヤブとなっているようで、230mピークから250m支尾根合流点あたりまで途中数か所で西方向の山々が展望できる。
植林・雑木・上り
220m支尾根合流点
230mピーク
権現山(中央奥)
鎌ヶ山・伊良尾山
竹城山(中央の小さな三角形)
犬鳴山
植林境・下り
220m鞍部・踏み跡
犬鳴山(左)
鹿ヶ嶽、奥に高山・行者嶽
230m支尾根合流点.
220m鞍部
植林境・上り
伊良尾山
犬鳴山
250m支尾根合流点
290m、280mピークを越えていくと標高260mの植林尾根上に小岩が縦に並んだところに出くわす。石垣のように見えるが人工物ではないようだ。
植林境・上り
植林境・上り
270m支尾根合流点
280m支尾根合流点.
290m①支尾根合流点
平坦尾根
290m➁支尾根分岐点・コン杭
植林境・下り
270m支尾根分岐点
植林・下り
植林・上り
280mピーク
植林・灌木・下り
岩塊
岩塊(逆方向)
250m支尾根分岐点
植林・下り
踏み跡出合い
210m鞍部から尾根を直進するかどうか迷ったが、「熊毛の住人」さんの記述から右(西)の谷経由のルートを選ぶ。植林谷を少し下ると踏み跡が現れ、すぐに左の谷に入る。
210m鞍部
鞍部から南尾根(直進)方向
右(西)谷へ下る
植林谷・下り
植林谷・上り
踏み跡はなくなり、アオキが交じる植林谷を詰める。途中炭焼窯跡を挟んで2カ所ほど樹木のない草地を過ぎる。左谷方向へ向かうと勾配のある植林斜面となるので、歩きやすいところを登り切ると支尾根上に出る。
草地空間①
植林・アオキ・上り
炭焼窯跡
草地空間②
植林斜面・急登
植林境支尾根へ出る(右方向)
左方向
植林境尾根を左折するとすぐに主尾根の290m小ピークの一角に着く。左折して念のため280m鞍部を確認したところ、谷からの踏み跡があった。
290mピークの一角
鞍部から左(西)谷の踏み跡
290mピークへ戻り280m鞍部から雑木尾根の急登にかかる。そばの幹をつかみながら必死で登っていると、いつのまにか大岩のすぐ横に上がっていた。
290mピーク
280m鞍部
雑木尾根・上り
大岩(下部)
大岩(上部)
頂上まで急勾配は続く。
急登
急登
山頂は石垣に囲まれた平坦地で、中央に石祠が鎮座する。南側を向いており、ご神体はなくなっている。『防長山野へのいざない第3集』によると、北西麓の神田(じんで)にある白山権現社の奥ノ院ということだ。
三角点はないが、石祠のそばにコン杭(「三角」まで読める)がある。樹木に遮られ展望はほとんど得られないが、南東方向の樹間に三等三角点「野峠」の438.1mピークが望める。
山頂を囲む石垣
神宮山山頂
石祠(前側)
コン杭
南東方向(三等三角点「野峠」ピーク)の展望
石垣
●~△下り坂
南側の雑木尾根を下る。上りと同様急勾配だが、こちらにはピンクテープが付いている。上りと下りで違うだろうが、こちらの方がやや歩きやすい感じがする。
雑木尾根・下り
急勾配の下り
下り
鞍部近くでテープは右(西)側の谷へ下っている。テープの主は麓の田添集落から登ったようだ。帰宅して調べたら前回私もこのルートで登っていた。
テープ右(西谷)へ
270m鞍部
雑木疎林尾根を進み、290mピークを越えると270m鞍部へ降り立つ。『防長山野へのいざない』によると、ここは東麓の石ヶ谷集落の子どもの通学路だったようで、峠越えして西麓の小学校へ通ったという。
雑木・上り
280m支尾根合流点
290mピーク
雑木・下り
270m鞍部
鞍部からふたたび植林沿いの尾根を登る。290mピーク、335m平坦ピークを過ごし、さらに登ると標高350mの植林尾根あたりでふたたび岩塊を見る。こちらも石垣状に並んでいる。
植林境・上り
290m支尾根合流点
植林境・上り
330m①支尾根合流点
335mピーク
平坦尾根
植林境・上り
340m支尾根合流点
岩塊
400m、410m支尾根合流点を越えていくと山頂の一角に出る。植林境の細尾根を進むと先端近くに四等三角点「下り谷」を見る。
植林尾根・上り
植林境・上り
400m支尾根合流点
植林境・上り
410m支尾根合流点・黄ポール
植林境・上り
山頂の一角
四等三角点「下り谷」
●~石が谷~駐車場
帰路は石ヶ谷側へ降りてみた。410m支尾根分岐点まで戻り、東の雑木尾根へ下る。アオキ交じりのやや荒れ気味の尾根である。少し下ると黄ポールがいくつか続く。
雑木尾根・下り
アオキ交じり・下り
黄ポール
370m、340m、330mの支尾根分岐点で方向を確認しながら下り切ると、290m鞍部へ降り立つ。
平坦尾根
370m支尾根分岐点
アオキ交じりヤブ
340m支尾根分岐点
330m支尾根分岐点
雑木・下り
鞍部手前のヤブ
290m鞍部
南の下り谷集落側はヒノキ植林谷となっており山道も残っているようだが、遠回りとなるので、予定通り石ヶ谷をめざす。
右(南)谷・ヒノキ植林
左(北)谷・アオキヤブ
アオキヤブの谷を下る。山道の名残もすぐ不明瞭となり植林谷となる。歩きやすいところや道の名残をたどって下る。
アオキ交じり植林谷
左岸側の道跡
沢を二度渡り返ると沢がえぐれ踏み跡もないので、歩きやすそうな棚田跡の段状地に上がって進むと、石垣が段状に続く棚田跡の谷に出る。上方は270m鞍部に通じるので、このあたりが石ヶ谷からの通学路であったと思われる。
沢渡り・右岸へ
道跡
沢渡り・左岸へ
上方の段状地(棚田跡)へ上がる
右奥にイノシシワナ跡
石垣(棚田跡)・植林谷
トラバース道がみつからないので、溝沿いに平坦な草地を下ると、沢に出たところで右に鋼管パイプを組んだ橋がかけてあった。
溝を渡る
草付きの平坦地
沢出合い・鋼管パイプ橋
対岸に渡ると踏み跡があり、これをたどって下る。
沢沿いの踏み跡
踏み跡・竹林
竹林を過ぎると突然舗装道に出て、中年男性と出会う。
実家がこの場所(家はなく墓が建っている)なので、時々土地の管理のため帰省されるらしい。パイプ橋や踏み跡はこの方のものとのこと。
今日はタケノコを根がつながったまま掘り上げておられた。強烈な鶏糞の臭いがあたりにただよう。なんでも鶏糞は竹の繁殖を防ぐ効果があるとか。牛糞はイノシシよけになるとも教わった。
竹林斜面・踏み跡
山道
舗装道出合い・民家跡(右)
きちんと整備された川沿いの舗装道を歩く。途中「田万川町」の表示板が立つ旧町境を過ぎていくと大山田集落に出る。
暗渠
「田万川町・石ヶ谷」表示
林道分岐(左)・コン橋
車道を歩いて駐車地へ戻る。
石仏
石仏
本郷バス停付近から奥の院山・金比羅山
神宮山への急登はしごかれるが三角点「下り谷」までひどいヤブはない。三角点から石ヶ谷へ出るまでは不明瞭なところがあり少してこずった。(2022.4.20)
〈参考資料〉
水車城:『田万川町史』、『山口県中世城館遺跡総合調査報告書―長門国編―』
入道岳・神宮山:HP「熊毛の住人の山だより」
水車城跡(右)
小川小学校付近から入道岳
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~水車城跡
県道14号(益田阿武線)の本郷バス停そばに、「農魂」石碑が建つミニ公園があり、数台駐車が可能。県道を小川小学校方向へ200mほど進み、集落道へ左折。正面廃屋の右手から尾根へ取り付く。
ミニ公園・石碑「農魂」
集落道分岐
民家横の小道
アオキ交じりの植林を抜け、少し尾根を上がると踏み跡が現れ雑木尾根をジグザグに登る。
アオキ・スギ
アオキ・雑木尾根
雑木尾根・ジグザグの踏み跡
雑木尾根
標高50mあたりから堀切跡(?)と小穴二つを過ごすと、90m平坦尾根へ出る。
堀切①?(横から)
平坦尾根
堀切②?・二段
小穴二つ(横から)
竹交じりの植林尾根を、堀切や腰郭(?)を確認しながら登り切ると主郭の平坦山頂へ着く。樹木のため展望は得られない。
竹交じり・平坦尾根
平坦尾根
鞍部(横から)
竹交じり・上り
雑木・上り
堀切③?
横から
堀切④?
横から
腰郭?
160mピーク(主郭)
水車城については、『地下上申』と『風土注進案』に簡単な記述がある。水車城の名は水車を使って川から水を汲み上げたことに由来するらしいが、どんなやり方でやったのか興味をそそられる。
なお、帰宅して気が付いたが調査報告書の縄張り図は方角表示が90度ずれている。図上の北は、実際は東である。田万川町史の縄張り図には方向表示がなく、東を上にして描いてあるので、やはり誤りやすい。言い訳ではないが、おかげで東側に続く郭を確認できなかった。
●~入道岳
入道岳をめざす。鞍部へ下り登り返す。
雑木尾根・下り
斜面(横から)
140m鞍部
雑木尾根・上り
160m、190m支尾根合流点と歩きやすい雑木尾根が続く。
160m支尾根合流点
平坦尾根
鞍部
雑木尾根・上り
190m支尾根合流点
190mピーク
雑木尾根・下り
180m鞍部あたりからアオキ交じりとなり、植林境を登り切ると主尾根上へ出る。
雑木尾根・鞍部
雑木尾根・上り
主尾根へ出る・赤ポール
右折し100mほどで入道岳山頂に着く。雑木に囲まれ展望は得られず、三角点は落ち葉に埋もれかけていた。
雑木平坦尾根
入道岳山頂・三角点(手前)
三等三角点「入道」
●~神宮山
次は神宮山をめざす。山頂西南端にある白ポールを目印に南の雑木尾根を下る。
山頂西南端の白ポール
雑木尾根・下り
雑木尾根・下り
西方向の樹間展望(犬鳴山)
鞍部
鞍部を登り返すと植林沿いの尾根歩きが続く。尾根の西(右)斜面は一度伐採され灌木ヤブとなっているようで、230mピークから250m支尾根合流点あたりまで途中数か所で西方向の山々が展望できる。
植林・雑木・上り
220m支尾根合流点
230mピーク
権現山(中央奥)
鎌ヶ山・伊良尾山
竹城山(中央の小さな三角形)
犬鳴山
植林境・下り
220m鞍部・踏み跡
犬鳴山(左)
鹿ヶ嶽、奥に高山・行者嶽
230m支尾根合流点.
220m鞍部
植林境・上り
伊良尾山
犬鳴山
250m支尾根合流点
290m、280mピークを越えていくと標高260mの植林尾根上に小岩が縦に並んだところに出くわす。石垣のように見えるが人工物ではないようだ。
植林境・上り
植林境・上り
270m支尾根合流点
280m支尾根合流点.
290m①支尾根合流点
平坦尾根
290m➁支尾根分岐点・コン杭
植林境・下り
270m支尾根分岐点
植林・下り
植林・上り
280mピーク
植林・灌木・下り
岩塊
岩塊(逆方向)
250m支尾根分岐点
植林・下り
踏み跡出合い
210m鞍部から尾根を直進するかどうか迷ったが、「熊毛の住人」さんの記述から右(西)の谷経由のルートを選ぶ。植林谷を少し下ると踏み跡が現れ、すぐに左の谷に入る。
210m鞍部
鞍部から南尾根(直進)方向
右(西)谷へ下る
植林谷・下り
植林谷・上り
踏み跡はなくなり、アオキが交じる植林谷を詰める。途中炭焼窯跡を挟んで2カ所ほど樹木のない草地を過ぎる。左谷方向へ向かうと勾配のある植林斜面となるので、歩きやすいところを登り切ると支尾根上に出る。
草地空間①
植林・アオキ・上り
炭焼窯跡
草地空間②
植林斜面・急登
植林境支尾根へ出る(右方向)
左方向
植林境尾根を左折するとすぐに主尾根の290m小ピークの一角に着く。左折して念のため280m鞍部を確認したところ、谷からの踏み跡があった。
290mピークの一角
鞍部から左(西)谷の踏み跡
290mピークへ戻り280m鞍部から雑木尾根の急登にかかる。そばの幹をつかみながら必死で登っていると、いつのまにか大岩のすぐ横に上がっていた。
290mピーク
280m鞍部
雑木尾根・上り
大岩(下部)
大岩(上部)
頂上まで急勾配は続く。
急登
急登
山頂は石垣に囲まれた平坦地で、中央に石祠が鎮座する。南側を向いており、ご神体はなくなっている。『防長山野へのいざない第3集』によると、北西麓の神田(じんで)にある白山権現社の奥ノ院ということだ。
三角点はないが、石祠のそばにコン杭(「三角」まで読める)がある。樹木に遮られ展望はほとんど得られないが、南東方向の樹間に三等三角点「野峠」の438.1mピークが望める。
山頂を囲む石垣
神宮山山頂
石祠(前側)
コン杭
南東方向(三等三角点「野峠」ピーク)の展望
石垣
●~△下り坂
南側の雑木尾根を下る。上りと同様急勾配だが、こちらにはピンクテープが付いている。上りと下りで違うだろうが、こちらの方がやや歩きやすい感じがする。
雑木尾根・下り
急勾配の下り
下り
鞍部近くでテープは右(西)側の谷へ下っている。テープの主は麓の田添集落から登ったようだ。帰宅して調べたら前回私もこのルートで登っていた。
テープ右(西谷)へ
270m鞍部
雑木疎林尾根を進み、290mピークを越えると270m鞍部へ降り立つ。『防長山野へのいざない』によると、ここは東麓の石ヶ谷集落の子どもの通学路だったようで、峠越えして西麓の小学校へ通ったという。
雑木・上り
280m支尾根合流点
290mピーク
雑木・下り
270m鞍部
鞍部からふたたび植林沿いの尾根を登る。290mピーク、335m平坦ピークを過ごし、さらに登ると標高350mの植林尾根あたりでふたたび岩塊を見る。こちらも石垣状に並んでいる。
植林境・上り
290m支尾根合流点
植林境・上り
330m①支尾根合流点
335mピーク
平坦尾根
植林境・上り
340m支尾根合流点
岩塊
400m、410m支尾根合流点を越えていくと山頂の一角に出る。植林境の細尾根を進むと先端近くに四等三角点「下り谷」を見る。
植林尾根・上り
植林境・上り
400m支尾根合流点
植林境・上り
410m支尾根合流点・黄ポール
植林境・上り
山頂の一角
四等三角点「下り谷」
●~石が谷~駐車場
帰路は石ヶ谷側へ降りてみた。410m支尾根分岐点まで戻り、東の雑木尾根へ下る。アオキ交じりのやや荒れ気味の尾根である。少し下ると黄ポールがいくつか続く。
雑木尾根・下り
アオキ交じり・下り
黄ポール
370m、340m、330mの支尾根分岐点で方向を確認しながら下り切ると、290m鞍部へ降り立つ。
平坦尾根
370m支尾根分岐点
アオキ交じりヤブ
340m支尾根分岐点
330m支尾根分岐点
雑木・下り
鞍部手前のヤブ
290m鞍部
南の下り谷集落側はヒノキ植林谷となっており山道も残っているようだが、遠回りとなるので、予定通り石ヶ谷をめざす。
右(南)谷・ヒノキ植林
左(北)谷・アオキヤブ
アオキヤブの谷を下る。山道の名残もすぐ不明瞭となり植林谷となる。歩きやすいところや道の名残をたどって下る。
アオキ交じり植林谷
左岸側の道跡
沢を二度渡り返ると沢がえぐれ踏み跡もないので、歩きやすそうな棚田跡の段状地に上がって進むと、石垣が段状に続く棚田跡の谷に出る。上方は270m鞍部に通じるので、このあたりが石ヶ谷からの通学路であったと思われる。
沢渡り・右岸へ
道跡
沢渡り・左岸へ
上方の段状地(棚田跡)へ上がる
右奥にイノシシワナ跡
石垣(棚田跡)・植林谷
トラバース道がみつからないので、溝沿いに平坦な草地を下ると、沢に出たところで右に鋼管パイプを組んだ橋がかけてあった。
溝を渡る
草付きの平坦地
沢出合い・鋼管パイプ橋
対岸に渡ると踏み跡があり、これをたどって下る。
沢沿いの踏み跡
踏み跡・竹林
竹林を過ぎると突然舗装道に出て、中年男性と出会う。
実家がこの場所(家はなく墓が建っている)なので、時々土地の管理のため帰省されるらしい。パイプ橋や踏み跡はこの方のものとのこと。
今日はタケノコを根がつながったまま掘り上げておられた。強烈な鶏糞の臭いがあたりにただよう。なんでも鶏糞は竹の繁殖を防ぐ効果があるとか。牛糞はイノシシよけになるとも教わった。
竹林斜面・踏み跡
山道
舗装道出合い・民家跡(右)
きちんと整備された川沿いの舗装道を歩く。途中「田万川町」の表示板が立つ旧町境を過ぎていくと大山田集落に出る。
暗渠
「田万川町・石ヶ谷」表示
林道分岐(左)・コン橋
車道を歩いて駐車地へ戻る。
石仏
石仏
本郷バス停付近から奥の院山・金比羅山
2022-04-22 23:59
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