西ノ嶽〈西尾根急登ルート・音無稲荷ルート〉・音無山(下関市内日上) [県西部の山]
前回(3月4日)西ノ嶽をめざした際、テープが西尾根の直登方向へ付いており、山頂からも逆方向で続いているようなので、今回歩いてみることにした。
直登部分は山頂まで麓部分を除いてほとんどが雑木尾根で、標高差250mほどの急登を一気に登るが、これといったヤブもなく意外に歩きやすい。
帰路は音無稲荷へ尾根伝いに下る。23年前に稲荷側から逆方向で上がったことがあるが、記録は残しているものの記憶に残っていない。こちらも大半は雑木尾根で気持ちよく下れる。明瞭な道はないがテープが要所につけられている。
下山後時間があったので、音無集落の西に位置する音無山に向かう。先日用事のついでに立ち寄ったので、今回は別ルートで歩いた。祠など宗教施設を期待したが、麓を除き山中にそれらしきものは見当たらなかった。測量が最近入ったらしく三角点付近は踏み跡やテープ類が付いている。西麓に水源地があるので、その保全林になっているのか、市水道局のコン杭が散見される。(2024.3.10)
西ノ嶽(亀ヶ原から)
音無山(北麓から)
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~西ノ嶽
前回と同じく旧道沿いに駐車。集落道を谷詰めで進み、谷が三つに分かれるところまでは前回と同じ。
最奥民家前
舗装道終点
幅広道
沢を渡る
沢沿いに進む
植林平坦地
沢沿い
テープに導かれて一番右の谷を沢沿いに詰める。沢を渡り雑木疎林斜面をたどっていくと、植林と出合う。
沢沿い
沢渡り
沢沿い
植林出合い
植林沿いに斜面に付けられたそま道をトラバースしながら進む。
植林沿いにトラバース
植林沿い
標高270mあたりで平坦鞍部に出る。ここで植林とわかれ、雑木疎林尾根に変わる。
270m鞍部
雑木尾根
コン杭や石杭がわずかに確認できるのみで、ひたすら直登していく。切り開きが残っているところもある。
コン杭
雑木尾根
石杭
コン杭
雑木尾根
山頂近くになりやや右にふると尾根に抜け出て、縦走ルートと出合う。左折して少し登れば、ここ最近三度目の西ノ嶽山頂である。
尾根出合い手前
尾根(ルート)出合い
西ノ嶽山頂
樹間に竜王山
●~音無稲荷~駐車地
南に付けられたルートを下る。すぐに首かたげ山など西へ向かうルートを左に分け、雑木尾根を下っていく。
雑木尾根
コン杭
鞍部
440m①平坦ピークを過ぎ、440m②支尾根分岐点で植林に出合う。
平坦ピーク
植林出合い・右へ
右に取り西へ植林境を下っていくと、道標がある400m支尾根分岐点で植林とわかれ直進する。
430m支尾根分岐点
白ポール・410m支尾根分岐点
400m支尾根分岐点・植林別れ・石杭
道標(拡大)
ふたたび雑木疎林尾根に変わる。標高差150mほどをどんどん下っていく。明瞭な踏み跡や道はないが、支尾根分岐も少なく、一気に下れる。
雑木尾根
雑木尾根
樹間に藤ヶ嶽
樹間に鬼ヶ城・狩音山
雑木尾根
320m支尾根分岐点・高木
雑木尾根
雑木尾根
260m鞍部からは緩い尾根となり、標高点263mから南西に方向を変える。
260m鞍部
260m平坦ピーク
雑木平坦尾根
263mピーク
250m鞍部
240m①、240m②、230mと小さなピーク(こぶ)を越えていく。尾根上のやや荒れているところを避けるためか、テープは尾根を左にトラバースしながら下るので、見失いやすいところがある。
240m・小ピーク①
雑木斜面・下り
左疎林谷
雑木尾根・鞍部
240m・小ピーク②
雑木尾根
230mピークを越え右の植林に沿って下っていくと、右谷に音無稲荷の朱色の社殿が樹間に見えてくる。
植林出合い・230mピーク
植林境・下り
鞍部
音無稲荷
190m小ピークから西に斜面を下ると、社殿の南下に出る。コンクリートベンチがあり、休憩展望台風だが、樹木に囲まれ展望は得られない。
190m平坦ピーク
雑木尾根
音無稲荷・ベンチ
下降地点(逆方向)
稲荷にお参りし、朱色の鳥居が並ぶコンクリートの急な階段を下る。平行して古い石段が一部残っている。
鳥居・コン段
古い石段
音無稲荷上がり口
音無稲荷案内板
境内の一角にある村主大明神(音無の地を拓いたという音梨某を祀る)の小社などに参りながら神社をあとにする。
舗装参道のカーブ地点から旧参道が残っているようなので、下ってみる。参道入口の石段を降り、集落道に出る。
村主神社
旧参道下降地点
旧参道
石段(逆方向)
集落道出合い(逆方向)
●~音無山
音無集落を抜けて県道沿いに南下し、音無山をめざす。
石仏・庚申塚
藤ヶ嶽・西ノ嶽
竜王山ハイキングコースの道標のところから集落道に入り、広場(駐車可能)のすぐ先のコン小道を右折。
駐車スペース
右のコン小道へ
コン水路を渡ると右に古墓(?)を見る。コンクリート道を進み、分岐を右に上がると秋葉神社の小社がある。
小コン橋・古墓?
秋葉神社
分岐へ戻り反対側の小道に入るとすぐコン小祠がある。
コン小祠
当初は秋葉神社のところから尾根に取り付くつもりだったが、小祠の上の斜面に古い道らしきものが続いていたので、これをあがってみた。炭焼のために付けられた道らしく、炭焼窯跡を二つ確認すると道が消失したので、雑木斜面を右にトラバースして尾根へ出る。
古い山道
炭焼窯跡①
山道
炭焼窯跡②
雑木斜面をトラバース
雑木尾根へ出る
最近歩かれた様子のないやや荒れた雑木尾根を登り切ると、170m支尾根合流点に着く。少し上方に深さ2mほどの四角い小穴がある。落ち込んだら大人でも出るのに難儀するだろう。
170m支尾根合流点
深い角穴
180mピーク・水道局のコン杭
この先ところどころ市水道局のコン杭(黄色ペンキで塗られている)が尾根上に設置されている。
190m①と190m②のピークを越え、北東方向に下って登り返すと200mピークに達する。雑木尾根が続くがヤブコギするほど荒れたところはない。
雑木尾根・ガケ沿い
雑木尾根・上り
190mピーク①
雑木尾根・水道局コン杭
190mピーク②
雑木尾根・下り
160m鞍部・右植林谷
雑木尾根・上り
200mピーク
東へ方向を変えて下り、上り返すと210m支尾根合流点に着く。
雑木尾根・下り
雑木尾根・上り
210m支尾根合流点
北に向かい220m支尾根合流点に上がるとまもなく左植林斜面となり、植林沿いの尾根をたどる。
雑木尾根
220m支尾根合流点
植林境
先日登ってきた230m支尾根合流点を過ぎると、まもなく音無山山頂に着く。雑木林に囲まれ展望はない。中央に四等三角点「音無」を見る。周辺の尾根上は最近測量が行われたらしく、テープや踏み跡が残っている。
230m支尾根合流点
山頂手前
音無山山頂
●~駐車地
帰路は北尾根方向へ向かい、踏み跡が続く緩い勾配の雑木尾根を下る。
220m支尾根分岐点を過ぎ、200m支尾根分岐点で植林と出合う。先日はここで北東尾根を下ったが、今回は北西尾根を下ってみる。
雑木尾根
220m支尾根分岐点
200m支尾根分岐点
右側植林の尾根を下るとまもなく植林と分かれ、雑木尾根に変わる。
北西方向の植林境尾根
雑木尾根
枯れた倒竹が現われたので少し西に逃げながら下っていくと竹林谷となり、涸れ溜池と出合う。
倒竹が現われる
竹林尾根
涸れ溜池出合い
溜池沿いに右にトラバースし右の雑木尾根に出る。緩い尾根上で明瞭な踏み跡もないので、そのまま下っていくと山道に出合う。
溜池沿い
竹・雑木尾根出合い
山道(左方向)
左折し踏み跡をたどりササヤブを少しわけると視界が開け溜池に出合う。
ササヤブ
溜池出合い
土手沿いの幅広道をたどって水源地近くの集落道に出る。
土手沿いの道
竜王山・水道水源地
■参考
1月29日に歩いた音無山の山行記録を記す。山頂だけをめざすのであれば、この上りのルートが最短だろう。
一ノ瀬バス停そばの広場に駐車したが、第2貯水池南端の堰堤のところにも置ける。貯水池沿いに北側から入れば、谷取り付きが広場になっており、ここにも駐車可能。
水道水源地・車止め
取水塔
取水塔説明板
ゲート
水源地・鬼ヶ城
山頂西南側の谷から取り付く。水流でえぐられた谷沿いの道を進み、谷を詰める。
そのまま谷詰めで上がるつもりだったが、前方に倒竹が見えたので、方針を変え、たまたま左に現れた谷を横切る明瞭な巻き道を進む。
谷取り付きの広場
えぐられた谷道
巻き道
植林谷を回り込み尾根と合わさったところで道が消えたので、上方の雑木斜面を上がる。
支尾根出合い
雑木尾根を登る
勾配が緩むと右側植林の尾根となる。210m支尾根合流点を越え植林境を登る。
植林境尾根・上り
植林境
山頂手前の上り
主尾根に出るとすぐ左が音無山山頂である。
音無山山頂
四等三角点「音無」
帰路は雑木尾根を北に下る。測量が入ったあとの踏み跡が残り歩きやすい。200m支尾根分岐点で植林と出合う。ここで測量テープが付けられた北東側の植林境尾根を下る。
雑木尾根・下り
200m支尾根分岐点
植林境
190m支尾根分岐点から急勾配の植林境となる。測量テープに従い植林境を離れ、左の植林斜面を下ると、段状地に出る。
190m支尾根分岐点
植林境・急降下
植林斜面
段状地に出る
テープが不明瞭となるので、段状地沿いに右にトラバースしながら下っていくと、幅広道に出て、すぐに県道と出合う。
段状地を右にトラバース
幅広道に出る
県道出合い(逆方向)
■山名について
▲音無山
三角点があるものの山名がわからず以前から気になっていたが、このたび地下上申絵図を調べてみて、やっとわかった。
「音無」の字はくずしてあるので、草書に不慣れな者にはわかりづらいが、集落の名と同じなので読み取れた。
地元山田春雄さんの著書『内日の歴史物語』では、図中に「中島山」と記されている。山の西麓の字名に「中島」があることから、これが山名の出どころかもしれない。
点の記には俗称「和田」とあり山名らしくないが、これの出処は不明。
現在の呼称は不明だが、少々古いながら集落名と同じであることから、ここでは「音無山」をとることとした。
直登部分は山頂まで麓部分を除いてほとんどが雑木尾根で、標高差250mほどの急登を一気に登るが、これといったヤブもなく意外に歩きやすい。
帰路は音無稲荷へ尾根伝いに下る。23年前に稲荷側から逆方向で上がったことがあるが、記録は残しているものの記憶に残っていない。こちらも大半は雑木尾根で気持ちよく下れる。明瞭な道はないがテープが要所につけられている。
下山後時間があったので、音無集落の西に位置する音無山に向かう。先日用事のついでに立ち寄ったので、今回は別ルートで歩いた。祠など宗教施設を期待したが、麓を除き山中にそれらしきものは見当たらなかった。測量が最近入ったらしく三角点付近は踏み跡やテープ類が付いている。西麓に水源地があるので、その保全林になっているのか、市水道局のコン杭が散見される。(2024.3.10)
西ノ嶽(亀ヶ原から)
音無山(北麓から)
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~西ノ嶽
前回と同じく旧道沿いに駐車。集落道を谷詰めで進み、谷が三つに分かれるところまでは前回と同じ。
最奥民家前
舗装道終点
幅広道
沢を渡る
沢沿いに進む
植林平坦地
沢沿い
テープに導かれて一番右の谷を沢沿いに詰める。沢を渡り雑木疎林斜面をたどっていくと、植林と出合う。
沢沿い
沢渡り
沢沿い
植林出合い
植林沿いに斜面に付けられたそま道をトラバースしながら進む。
植林沿いにトラバース
植林沿い
標高270mあたりで平坦鞍部に出る。ここで植林とわかれ、雑木疎林尾根に変わる。
270m鞍部
雑木尾根
コン杭や石杭がわずかに確認できるのみで、ひたすら直登していく。切り開きが残っているところもある。
コン杭
雑木尾根
石杭
コン杭
雑木尾根
山頂近くになりやや右にふると尾根に抜け出て、縦走ルートと出合う。左折して少し登れば、ここ最近三度目の西ノ嶽山頂である。
尾根出合い手前
尾根(ルート)出合い
西ノ嶽山頂
樹間に竜王山
●~音無稲荷~駐車地
南に付けられたルートを下る。すぐに首かたげ山など西へ向かうルートを左に分け、雑木尾根を下っていく。
雑木尾根
コン杭
鞍部
440m①平坦ピークを過ぎ、440m②支尾根分岐点で植林に出合う。
平坦ピーク
植林出合い・右へ
右に取り西へ植林境を下っていくと、道標がある400m支尾根分岐点で植林とわかれ直進する。
430m支尾根分岐点
白ポール・410m支尾根分岐点
400m支尾根分岐点・植林別れ・石杭
道標(拡大)
ふたたび雑木疎林尾根に変わる。標高差150mほどをどんどん下っていく。明瞭な踏み跡や道はないが、支尾根分岐も少なく、一気に下れる。
雑木尾根
雑木尾根
樹間に藤ヶ嶽
樹間に鬼ヶ城・狩音山
雑木尾根
320m支尾根分岐点・高木
雑木尾根
雑木尾根
260m鞍部からは緩い尾根となり、標高点263mから南西に方向を変える。
260m鞍部
260m平坦ピーク
雑木平坦尾根
263mピーク
250m鞍部
240m①、240m②、230mと小さなピーク(こぶ)を越えていく。尾根上のやや荒れているところを避けるためか、テープは尾根を左にトラバースしながら下るので、見失いやすいところがある。
240m・小ピーク①
雑木斜面・下り
左疎林谷
雑木尾根・鞍部
240m・小ピーク②
雑木尾根
230mピークを越え右の植林に沿って下っていくと、右谷に音無稲荷の朱色の社殿が樹間に見えてくる。
植林出合い・230mピーク
植林境・下り
鞍部
音無稲荷
190m小ピークから西に斜面を下ると、社殿の南下に出る。コンクリートベンチがあり、休憩展望台風だが、樹木に囲まれ展望は得られない。
190m平坦ピーク
雑木尾根
音無稲荷・ベンチ
下降地点(逆方向)
稲荷にお参りし、朱色の鳥居が並ぶコンクリートの急な階段を下る。平行して古い石段が一部残っている。
鳥居・コン段
古い石段
音無稲荷上がり口
音無稲荷案内板
境内の一角にある村主大明神(音無の地を拓いたという音梨某を祀る)の小社などに参りながら神社をあとにする。
舗装参道のカーブ地点から旧参道が残っているようなので、下ってみる。参道入口の石段を降り、集落道に出る。
村主神社
旧参道下降地点
旧参道
石段(逆方向)
集落道出合い(逆方向)
●~音無山
音無集落を抜けて県道沿いに南下し、音無山をめざす。
石仏・庚申塚
藤ヶ嶽・西ノ嶽
竜王山ハイキングコースの道標のところから集落道に入り、広場(駐車可能)のすぐ先のコン小道を右折。
駐車スペース
右のコン小道へ
コン水路を渡ると右に古墓(?)を見る。コンクリート道を進み、分岐を右に上がると秋葉神社の小社がある。
小コン橋・古墓?
秋葉神社
分岐へ戻り反対側の小道に入るとすぐコン小祠がある。
コン小祠
当初は秋葉神社のところから尾根に取り付くつもりだったが、小祠の上の斜面に古い道らしきものが続いていたので、これをあがってみた。炭焼のために付けられた道らしく、炭焼窯跡を二つ確認すると道が消失したので、雑木斜面を右にトラバースして尾根へ出る。
古い山道
炭焼窯跡①
山道
炭焼窯跡②
雑木斜面をトラバース
雑木尾根へ出る
最近歩かれた様子のないやや荒れた雑木尾根を登り切ると、170m支尾根合流点に着く。少し上方に深さ2mほどの四角い小穴がある。落ち込んだら大人でも出るのに難儀するだろう。
170m支尾根合流点
深い角穴
180mピーク・水道局のコン杭
この先ところどころ市水道局のコン杭(黄色ペンキで塗られている)が尾根上に設置されている。
190m①と190m②のピークを越え、北東方向に下って登り返すと200mピークに達する。雑木尾根が続くがヤブコギするほど荒れたところはない。
雑木尾根・ガケ沿い
雑木尾根・上り
190mピーク①
雑木尾根・水道局コン杭
190mピーク②
雑木尾根・下り
160m鞍部・右植林谷
雑木尾根・上り
200mピーク
東へ方向を変えて下り、上り返すと210m支尾根合流点に着く。
雑木尾根・下り
雑木尾根・上り
210m支尾根合流点
北に向かい220m支尾根合流点に上がるとまもなく左植林斜面となり、植林沿いの尾根をたどる。
雑木尾根
220m支尾根合流点
植林境
先日登ってきた230m支尾根合流点を過ぎると、まもなく音無山山頂に着く。雑木林に囲まれ展望はない。中央に四等三角点「音無」を見る。周辺の尾根上は最近測量が行われたらしく、テープや踏み跡が残っている。
230m支尾根合流点
山頂手前
音無山山頂
●~駐車地
帰路は北尾根方向へ向かい、踏み跡が続く緩い勾配の雑木尾根を下る。
220m支尾根分岐点を過ぎ、200m支尾根分岐点で植林と出合う。先日はここで北東尾根を下ったが、今回は北西尾根を下ってみる。
雑木尾根
220m支尾根分岐点
200m支尾根分岐点
右側植林の尾根を下るとまもなく植林と分かれ、雑木尾根に変わる。
北西方向の植林境尾根
雑木尾根
枯れた倒竹が現われたので少し西に逃げながら下っていくと竹林谷となり、涸れ溜池と出合う。
倒竹が現われる
竹林尾根
涸れ溜池出合い
溜池沿いに右にトラバースし右の雑木尾根に出る。緩い尾根上で明瞭な踏み跡もないので、そのまま下っていくと山道に出合う。
溜池沿い
竹・雑木尾根出合い
山道(左方向)
左折し踏み跡をたどりササヤブを少しわけると視界が開け溜池に出合う。
ササヤブ
溜池出合い
土手沿いの幅広道をたどって水源地近くの集落道に出る。
土手沿いの道
竜王山・水道水源地
■参考
1月29日に歩いた音無山の山行記録を記す。山頂だけをめざすのであれば、この上りのルートが最短だろう。
一ノ瀬バス停そばの広場に駐車したが、第2貯水池南端の堰堤のところにも置ける。貯水池沿いに北側から入れば、谷取り付きが広場になっており、ここにも駐車可能。
水道水源地・車止め
取水塔
取水塔説明板
ゲート
水源地・鬼ヶ城
山頂西南側の谷から取り付く。水流でえぐられた谷沿いの道を進み、谷を詰める。
そのまま谷詰めで上がるつもりだったが、前方に倒竹が見えたので、方針を変え、たまたま左に現れた谷を横切る明瞭な巻き道を進む。
谷取り付きの広場
えぐられた谷道
巻き道
植林谷を回り込み尾根と合わさったところで道が消えたので、上方の雑木斜面を上がる。
支尾根出合い
雑木尾根を登る
勾配が緩むと右側植林の尾根となる。210m支尾根合流点を越え植林境を登る。
植林境尾根・上り
植林境
山頂手前の上り
主尾根に出るとすぐ左が音無山山頂である。
音無山山頂
四等三角点「音無」
帰路は雑木尾根を北に下る。測量が入ったあとの踏み跡が残り歩きやすい。200m支尾根分岐点で植林と出合う。ここで測量テープが付けられた北東側の植林境尾根を下る。
雑木尾根・下り
200m支尾根分岐点
植林境
190m支尾根分岐点から急勾配の植林境となる。測量テープに従い植林境を離れ、左の植林斜面を下ると、段状地に出る。
190m支尾根分岐点
植林境・急降下
植林斜面
段状地に出る
テープが不明瞭となるので、段状地沿いに右にトラバースしながら下っていくと、幅広道に出て、すぐに県道と出合う。
段状地を右にトラバース
幅広道に出る
県道出合い(逆方向)
■山名について
▲音無山
三角点があるものの山名がわからず以前から気になっていたが、このたび地下上申絵図を調べてみて、やっとわかった。
「音無」の字はくずしてあるので、草書に不慣れな者にはわかりづらいが、集落の名と同じなので読み取れた。
地元山田春雄さんの著書『内日の歴史物語』では、図中に「中島山」と記されている。山の西麓の字名に「中島」があることから、これが山名の出どころかもしれない。
点の記には俗称「和田」とあり山名らしくないが、これの出処は不明。
現在の呼称は不明だが、少々古いながら集落名と同じであることから、ここでは「音無山」をとることとした。
2024-03-17 14:33
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