遠岳山〈筒賀(林道)コース・筒賀(高嶺神社)ルート〉(阿武町奈古) [県北部の山]
遠岳山は2011年4月30日の山行記録を以前に報告している。筒賀から林道コースができているとの情報をyamapの「まにゃ?」さんの記事で知り、今回歩いてみることにする。
真新しい林道が山頂へ標高差100mぐらいのところまで上がっていて、展望地も数か所ある。林道からはテープを目印に山頂までヤブこぎなしに快適に歩ける。
帰路は高嶺神社を経由し谷コースで筒賀へ戻る。高嶺神社へは前回の植林沿いのそま道がヤブ化しているため、尾根伝いにルート変更し、シダ被り箇所を回避しながら降りた。(2022.5.8)
駐車地近くから遠岳山(中央奥)
(1,2クリックで拡大)
●駐車場~林道終点
登山口近くに恰好な駐車地がなく、舗装農道が少し広くなったところに駐車。道を北上すると以前はなかった樋ノ本(ひのもと)溜池ができている。溜池を過ぎるとすぐ右に舗装林道が分かれるので、これに入る。
樋ノ本溜池
林道分岐
200mほど進むと舗装が終わり未舗装となる。
舗装林道
舗装切れ・前方に車止めロープ
あとは明瞭な林道を終点までたどればよい。林道は掘削した石を敷石や石垣に利用したり、伐採木を崩落防止に使ったりしてある。
おおまかにルートを説明すると、林道をS字に二回たどりながら谷から尾根へ上がり、最後はつづら折りに登ると標高310mあたりで林道終点に着く。
未舗装林道
460m支尾根合流点
林道
分岐①
右谷に堰堤
谷出合い
分岐②
左の巻き道
法面の石垣
130m支尾根出合い
150m支尾根合流点・展望地(逆方向)
大島・櫃島、大平瀬の130mピーク・灯台
雑木尾根
雑木尾根
184m支尾根合流点付近
右の巻き道
石垣
石垣
林道上からの展望(大島・奥に青海島)
分岐③
右の巻き道
林道終点広場
終点部は棚田状に斜面を数段切って、最下段は展望広場風に造成されており、西側の大島方面が見下ろせる。
段状の斜面
展望広場
大島・奥に青海島
●~遠岳山
林道終点の奥から尾根へ取り付く。ピンクテープがところどころ付けてあり、これを目印に登る。まだ歩く人がほとんどいないせいか明瞭な踏み跡はなく、深い落ち葉を踏みしめながら登る。
尾根取り付き
ピンクテープ
深い落ち葉の斜面
330m支尾根合流点あたりへ出て、尾根上の切り開き道を進む。一旦右の支尾根へトラバースし(ロープあり)、登り切ると380m支尾根合流点に着く。
330m支尾根合流点
右の巻き道
ロープ箇所
右の尾根へ出る
巻き道
380m鞍部
平坦尾根から30mほど急登すると(ロープあり)、山頂へ着く。
平坦尾根
雑木尾根・上り
ロープ
山頂手前
遠岳山山頂
西側斜面が伐採され、展望がよくなっている。
石垣が築かれた少し小高くなったところに二等三角点「奈古山」がある。
山頂は戦時に監視所が設けられていたと言い、石垣等はその遺構と思われる。
西側の伐採斜面
大島・櫃島・相島など、奥に青海島
二等三角点「奈古山」
石垣
小穴
●~高嶺神社
帰路は山頂下の鞍部からサエガ峠コースをジグザグに少し下り、左の巻き道になるところからコースを外れて、そのまま疎林谷を下る。
東尾根・下り
鞍部
疎林谷・下り
左の巻き道
右の巻き道
サエガ峠コース(左)分岐
ガレ石を踏みながら下っていくと、谷の方向が右(東)に変わるところで、前方の斜面へ登り返し、疎林ヤブを少し分けると鞍部へ出る。
疎林谷
炭焼窯跡
疎林谷
谷分岐
鞍部への上り
雑木ヤブ鞍部
植林境の踏み跡が残る巻き道を進む。この10年でヒノキ植林が伸び、下枝の枝落としされていないため歩きにくい。やがて踏み跡も不明瞭となりシダヤブも加わったので前進をあきらめ鞍部へ戻る。現状ではこのルートは使えそうもない。
植林境・巻き道
植林境・シダヤブ
鞍部から左(南西)の尾根を上がってみる。シダを右によけながら、けもの道らしい踏み跡をたどると案外歩きやすい。
左の尾根に取り付く
けもの道?
ヌタ場
シダ沿い
340m平坦ピークを越え下りにかかる。
340m平坦ピーク
330m鞍部
330mピーク、320m①・②支尾根分岐点と方向を確認しながら進む。
膝丈のシダヤブのところもあるが、踏み跡があり長くはない。
330m支尾根分岐点
320m①支尾根分岐点
シダ尾根
320m➁支尾根分岐点
鞍部を登り返すと300mピークに着く。
鞍部
300m支尾根分岐点
ここで方向を西に取り雑木疎林尾根を下っていくと山道(参道)に出る。
雑木尾根・下り
勾配が緩む
下に山道
下降地点
すぐ左に石鳥居を見る。前回見落とした「二十丁」の丁石や小さな手水鉢をそばにある。
石鳥居「太神宮」
丁石「二十丁」
手水鉢
巻き道の山道を右にたどると谷出合いで石段となり、登り切ると高嶺神社境内に着く。右手に猿田彦大神がある。
巻き道(参道)
鳥居・石段
石段
高嶺神社
猿田彦大神
●~△角力場~駐車地
神社から石鳥居まで戻り、そのまま巻き道を下る。
巻き道
巻き道
海側北西)の展望
見島を遠望
朽ちそうな木鳥居をくぐると峠の小広場へ出る。隅に倒壊した石鳥居などがころがっている。ここが高嶺神社の土・矢田コースと筒賀(谷)コースの分岐点となる。
峠の小広場
木鳥居(逆方向)
倒壊石鳥居
土・矢田コース
下山にかかる前に今回も四等三角点「角力場(すもうば)」まで足を延ばしてみた。雑木尾根、植林境尾根と踏み跡をたどっていくとあっけなく三角点山頂へ着く。展望はない。
疎林尾根
疎林尾根・上り
植林境
三角点ピーク
四等三角点「角力場」
峠まで戻り、筒賀(谷)コースを下る。
筒尾(谷)コース
巻き道・下り
まもなく植林谷となり、明瞭な山道が続く。途中から棚田跡沿いに変わり下っていくと、林道終点部へ降り立つ。
植林沿い
棚田跡沿い
林道出合い
林道終点広場
林道を下るとすぐ右に堰堤を見て、分岐を直進していくと、未舗装農道へ出る。
林道
右に堰堤
分岐・左に堰堤とコン建物(逆方向)
林道
未舗装農道出合い
真新しい林道が山頂へ標高差100mぐらいのところまで上がっていて、展望地も数か所ある。林道からはテープを目印に山頂までヤブこぎなしに快適に歩ける。
帰路は高嶺神社を経由し谷コースで筒賀へ戻る。高嶺神社へは前回の植林沿いのそま道がヤブ化しているため、尾根伝いにルート変更し、シダ被り箇所を回避しながら降りた。(2022.5.8)
駐車地近くから遠岳山(中央奥)
(1,2クリックで拡大)
●駐車場~林道終点
登山口近くに恰好な駐車地がなく、舗装農道が少し広くなったところに駐車。道を北上すると以前はなかった樋ノ本(ひのもと)溜池ができている。溜池を過ぎるとすぐ右に舗装林道が分かれるので、これに入る。
樋ノ本溜池
林道分岐
200mほど進むと舗装が終わり未舗装となる。
舗装林道
舗装切れ・前方に車止めロープ
あとは明瞭な林道を終点までたどればよい。林道は掘削した石を敷石や石垣に利用したり、伐採木を崩落防止に使ったりしてある。
おおまかにルートを説明すると、林道をS字に二回たどりながら谷から尾根へ上がり、最後はつづら折りに登ると標高310mあたりで林道終点に着く。
未舗装林道
460m支尾根合流点
林道
分岐①
右谷に堰堤
谷出合い
分岐②
左の巻き道
法面の石垣
130m支尾根出合い
150m支尾根合流点・展望地(逆方向)
大島・櫃島、大平瀬の130mピーク・灯台
雑木尾根
雑木尾根
184m支尾根合流点付近
右の巻き道
石垣
石垣
林道上からの展望(大島・奥に青海島)
分岐③
右の巻き道
林道終点広場
終点部は棚田状に斜面を数段切って、最下段は展望広場風に造成されており、西側の大島方面が見下ろせる。
段状の斜面
展望広場
大島・奥に青海島
●~遠岳山
林道終点の奥から尾根へ取り付く。ピンクテープがところどころ付けてあり、これを目印に登る。まだ歩く人がほとんどいないせいか明瞭な踏み跡はなく、深い落ち葉を踏みしめながら登る。
尾根取り付き
ピンクテープ
深い落ち葉の斜面
330m支尾根合流点あたりへ出て、尾根上の切り開き道を進む。一旦右の支尾根へトラバースし(ロープあり)、登り切ると380m支尾根合流点に着く。
330m支尾根合流点
右の巻き道
ロープ箇所
右の尾根へ出る
巻き道
380m鞍部
平坦尾根から30mほど急登すると(ロープあり)、山頂へ着く。
平坦尾根
雑木尾根・上り
ロープ
山頂手前
遠岳山山頂
西側斜面が伐採され、展望がよくなっている。
石垣が築かれた少し小高くなったところに二等三角点「奈古山」がある。
山頂は戦時に監視所が設けられていたと言い、石垣等はその遺構と思われる。
西側の伐採斜面
大島・櫃島・相島など、奥に青海島
二等三角点「奈古山」
石垣
小穴
●~高嶺神社
帰路は山頂下の鞍部からサエガ峠コースをジグザグに少し下り、左の巻き道になるところからコースを外れて、そのまま疎林谷を下る。
東尾根・下り
鞍部
疎林谷・下り
左の巻き道
右の巻き道
サエガ峠コース(左)分岐
ガレ石を踏みながら下っていくと、谷の方向が右(東)に変わるところで、前方の斜面へ登り返し、疎林ヤブを少し分けると鞍部へ出る。
疎林谷
炭焼窯跡
疎林谷
谷分岐
鞍部への上り
雑木ヤブ鞍部
植林境の踏み跡が残る巻き道を進む。この10年でヒノキ植林が伸び、下枝の枝落としされていないため歩きにくい。やがて踏み跡も不明瞭となりシダヤブも加わったので前進をあきらめ鞍部へ戻る。現状ではこのルートは使えそうもない。
植林境・巻き道
植林境・シダヤブ
鞍部から左(南西)の尾根を上がってみる。シダを右によけながら、けもの道らしい踏み跡をたどると案外歩きやすい。
左の尾根に取り付く
けもの道?
ヌタ場
シダ沿い
340m平坦ピークを越え下りにかかる。
340m平坦ピーク
330m鞍部
330mピーク、320m①・②支尾根分岐点と方向を確認しながら進む。
膝丈のシダヤブのところもあるが、踏み跡があり長くはない。
330m支尾根分岐点
320m①支尾根分岐点
シダ尾根
320m➁支尾根分岐点
鞍部を登り返すと300mピークに着く。
鞍部
300m支尾根分岐点
ここで方向を西に取り雑木疎林尾根を下っていくと山道(参道)に出る。
雑木尾根・下り
勾配が緩む
下に山道
下降地点
すぐ左に石鳥居を見る。前回見落とした「二十丁」の丁石や小さな手水鉢をそばにある。
石鳥居「太神宮」
丁石「二十丁」
手水鉢
巻き道の山道を右にたどると谷出合いで石段となり、登り切ると高嶺神社境内に着く。右手に猿田彦大神がある。
巻き道(参道)
鳥居・石段
石段
高嶺神社
猿田彦大神
●~△角力場~駐車地
神社から石鳥居まで戻り、そのまま巻き道を下る。
巻き道
巻き道
海側北西)の展望
見島を遠望
朽ちそうな木鳥居をくぐると峠の小広場へ出る。隅に倒壊した石鳥居などがころがっている。ここが高嶺神社の土・矢田コースと筒賀(谷)コースの分岐点となる。
峠の小広場
木鳥居(逆方向)
倒壊石鳥居
土・矢田コース
下山にかかる前に今回も四等三角点「角力場(すもうば)」まで足を延ばしてみた。雑木尾根、植林境尾根と踏み跡をたどっていくとあっけなく三角点山頂へ着く。展望はない。
疎林尾根
疎林尾根・上り
植林境
三角点ピーク
四等三角点「角力場」
峠まで戻り、筒賀(谷)コースを下る。
筒尾(谷)コース
巻き道・下り
まもなく植林谷となり、明瞭な山道が続く。途中から棚田跡沿いに変わり下っていくと、林道終点部へ降り立つ。
植林沿い
棚田跡沿い
林道出合い
林道終点広場
林道を下るとすぐ右に堰堤を見て、分岐を直進していくと、未舗装農道へ出る。
林道
右に堰堤
分岐・左に堰堤とコン建物(逆方向)
林道
未舗装農道出合い
2022-05-11 21:28
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