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夫婦城山(美祢市伊佐町伊佐・秋芳町岩永下郷) [県北部の山]

山行記録を調べてみたところ、夫婦城山は平成11年の大晦日に北側から登っていた。取り付きを探すのに苦労した記憶がある。
『防長山野へのいざない第4集』で南側からのコースが紹介されていたので、歩いてみることにした。山頂直下は急勾配の岩場を登るようなので、降雪後でもあり多少不安だったが、無理はしないつもりで山へ向かう。
山頂下では多少歩きやすそうなひとつ西側の尾根を上がり、最後は岩場を避け、さらに西側の尾根へトラバースして山頂を踏んだ。
帰路は以前歩いたことのある北尾根を下り、東隣の200mピークの山に立ち寄ったところ、山頂近くに思いがけずコンクリート祠が祀られていた。(2018.1.14)
IMG_3981二神集落から夫婦城山.JPG二神集落から夫婦城山
夫婦城山.jpeg (1,2クリックで拡大)

●駐車地~夫婦城山
先日日ノ岳へ上がったときと同じく西寶寺下に車を置かせてもらう。
集落道から林道へ入り、トタン柵を越えると山道となる。
IMG_3982林道分岐.JPG林道分岐
IMG_3983林道.JPG林道
IMG_3984トタン柵・山道へ.JPGトタン柵①・山道へ
IMG_3986トタン柵沿い・山道.JPGトタン柵沿い・山道

さらに柵を二つ越えると幅広山道を上がる。
IMG_3987トタン柵・右へ.JPGトタン柵②・右へ
IMG_3988トタン柵.JPGトタン柵③
IMG_3989山道.JPG幅広山道

尾根を右へ巻き加減に雑木尾根上へ上がり、勾配の緩い尾根を進む。
IMG_3990巻き道.JPG巻き道
IMG_3991尾根道.JPG尾根道

ヒノキからスギの植林沿いとなり、標高210mで右から支尾根を合わせ、右の巻き道に変わる。
IMG_3992ヒノキ植林沿い.JPGヒノキ植林沿
IMG_3993ヒノキ植林沿い.JPGヒノキ植林沿い
IMG_3994スギ植林沿い.JPGスギ植林沿い
IMG_3995巻き道.JPG巻き道
IMG_3996支尾根合流点・赤プラポール.JPG210m支尾根合流点
IMG_3999倒竹.JPG倒竹

『いざない』ではさらに東側の支尾根を上がるコースを取っているが、適当なところで左の尾根へ取り付く。
尾根上に出て植林境を登る。
IMG_4002尾根取り付き.JPG尾根取り付き
IMG_4003ヒノキ植林沿い.JPGヒノキ植林沿い

すぐに雑木尾根に変わって登り切ると290m支尾根合流点で平坦尾根へ出る。
IMG_4004雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4005 290m支尾根合流点.JPG290m支尾根合流点

岩稜帯に出合い登りかけるが、積雪もありやや不安を感じたので、平坦尾根へ戻る。
IMG_4006雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4009岩稜線出合い.JPG岩稜帯出合い
IMG_4007岩稜線.JPG岩稜帯

左の雑木疎林斜面をトラバースしながら登ると、ひとつ左の尾根上の平坦地へ出る。
IMG_4010雑木疎林斜面をトラバース.JPG雑木疎林斜面
IMG_4011トラバース.JPGトラバース
IMG_4012平坦地へ上がる.JPG平坦地へ上がる

雑木疎林尾根を登っていくと、郭跡と思われる段状地をいくつか確認できる。
IMG_4013疎林尾根.JPG疎林尾根
IMG_4015段状地(左横方向)①.JPG段状地(左横方向)①
IMG_4016段状地(左横方向)②.JPG段状地(左横方向)②

登り切ると夫婦城山山頂の小広場へ着く。赤プラ杭を見る。樹木に囲まれ展望は得られない。
IMG_4017夫婦城山山頂.JPG夫婦城山山頂
IMG_4020夫婦城山山頂・赤プラ杭(逆方向).JPG夫婦城山山頂(逆方向)

●~中国自動車道沿いの作業道出合い
帰路は以前歩いたことがある北尾根を下る。
こちらも段状地をいくつか確認できる。だだっ広い尾根なので方向を時々確認しながら下る。雑木疎林でひどいヤブはないが、踏み跡やテープ類もない。
IMG_4022北尾根を下る.JPG北尾根を下る
IMG_4023段状地・イノシシの跡(左横方向).JPG段状地・イノシシの跡(左横方向)
IMG_4024雑木疎林尾根.JPG雑木疎林の広尾根

炭焼窯跡①を確認するあたりから勾配が緩くなる。
IMG_4026炭焼窯跡①.JPG炭焼窯跡①
IMG_4028雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
IMG_4029雑木疎林尾根.JPG雑木疎林尾根
IMG_4031炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡②
IMG_4032疎林尾根.JPG疎林尾根
IMG_4033疎林尾根.JPG疎林尾根
IMG_4034平坦鞍部①.JPG平坦鞍部①

鞍部②から左に巻き道があるがやや分かりづらい。
IMG_4035平坦鞍部②.JPG平坦鞍部②
IMG_4036右植林谷.JPG鞍部右の植林谷
IMG_4057巻き道(逆方向).JPG巻き道
IMG_4058巻き道.JPG巻き道

ふたたび尾根道となり、切り開きのある尾根を進むと、シダが被る平坦小ピークへ着く。コン杭「日本道路公団」を見る。
IMG_4059尾根道・切開き.JPG尾根道の切開き
IMG_4061ピーク.JPG小ピーク
IMG_4062コン杭「日本道路公団」.JPGコン杭「日本道路公団」

少し下るとフェンスと出合う。下に中国自動車道が走る。道路の法面沿いに設置されたフェンスと水路沿いを下っていき、コンクリート水路をまたぐと作業道と出合う。
すぐ先にガード「小郡54」がある。
IMG_4049フェンス・自動車道(逆方向).JPGフェンス・自動車道
IMG_4065フェンス・コン水路.JPGフェンス・コン水路
IMG_4066フェンス・コン水路.JPGフェンス・コン水路
IMG_4068作業道.JPG作業道
IMG_4069ガード「小郡54」.JPGガード「小郡54」

●~△200m・コン祠
植林尾根に取り付き、植林沿いに登る。雑木尾根となり、すぐに平坦鞍部に着くと、右谷から上がっている旧作業道を横切る。
IMG_4071植林尾根取り付き.JPG植林尾根取り付き
IMG_4072スギ植林沿い.JPGスギ植林沿い
IMG_4073スギ植林沿い.JPGスギ植林沿い
IMG_4074雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4075平坦鞍部・作業道跡を横切る.JPG平坦鞍部・旧作業道を横切る

雑木疎林尾根を登り切ると△200m北ピーク近くへ出る。
IMG_4077雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4078雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4079雑木尾根・左巻き加減に登る.JPG左巻き加減に登る
IMG_4082 200m北ピーク.JPG200m北ピーク

当初南ピークを経て下るつもりだったが、なんとなく北尾根方向が気になったので、少し下ってみたところ、突然コンリート製の祠に出合った。花崗岩を積み上げた灯籠もあり、参道が尾根上に続いている。祠のシメ縄は古くないので参る人はいるようだ。
南東方向の樹間に247mピークが望める。
IMG_4083コン祠.JPGコン祠
IMG_4103コン祠・石灯篭(逆方向).JPGコン祠・石灯篭(逆方向)
IMG_4098 247mピーク.JPG樹間に247mピーク

取りあえずヤブ気味の雑木尾根を南ピークの先まで行ってみたが、特徴的なものはなかったので、引き返す。
途中古いコン杭を見る。
IMG_4086雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_4088南平坦ピーク付近.JPG南平坦ピーク付近
IMG_4090雑木尾根・下り.JPG雑木尾根・下り
IMG_4092夫婦城山.JPG夫婦城山
IMG_4095コン杭・プラ杭.JPGコン杭

●~参道~作業道出合い~駐車地
帰路は参道を下る。かなりの急勾配だ。下り切ると作業道に出た。
IMG_4104急勾配の参道.JPG急勾配の参道
IMG_4107作業道出合い(逆方向).JPG作業道出合い(逆方向)

右折し作業道をたどる。
IMG_4109作業道.JPG作業道
IMG_4112作業道分岐.JPG作業道分岐
IMG_4113大岩①.JPG大岩

途中、左下の谷に小滝を見る。地下上申絵図によると、この谷は「滝ノ河内」とあり、この滝がその名の由来と思われる。
IMG_4115大岩②.JPG滝上方の岩
IMG_4116小滝.JPG小滝
IMG_4117山道程度に変わる.JPG山道程度に変わる
IMG_4118作業道.JPG再び作業道となる

各所の谷で伐採が行われており、作業道がいくつも枝分かれしているため、道を誤りやすい。要所要所で地図を確認しながら戻る。
IMG_4119谷が開ける・分岐①(左へ).JPG谷が開ける・分岐①(左へ)
IMG_4120伐採地①から夫婦城山.JPG伐採地から夫婦城山
IMG_4123作業道.JPG作業道
IMG_4125作業道.JPG作業道
IMG_4127四等三角点「大朝」ピーク.JPG四等三角点ピーク
IMG_4128伐採地②から夫婦城山.JPG伐採地から夫婦城山
IMG_4130分岐②(左道へ).JPG分岐②(左へ)
IMG_4131伐採地③から夫婦城山.JPG伐採地から夫婦城山
IMG_4132分岐③(左へ).JPG分岐③(左へ)
IMG_4133作業道.JPG作業道
IMG_4134耕地出合い.JPG耕地出合い
IMG_4135日ノ岳・枴田集落.JPG日ノ岳・枴田集落
IMG_4136集落道交差点.JPG集落道交差点
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