△大谷・天神山(周南市中須北) [県央部の山]
菅野湖北部の高圧電線巡視路を歩いてみた。巡視路の半分くらいは林道歩きである。
帰路は、大田原自然の家や魚切りの滝に立ち寄りながら戻った。(2018.11.30)
魚切りの滝
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔①
東松室集落北端にある国道沿いの幅広スペースに車を置く。
斜めに付いている幅広道を上がると作業道風になる。
取り付き
幅広山道
幅広山道
左尾根上の古墓
植林沿い
尾根出合い
尾根に出ると杉の大木の根元に陶器製の小祠を見る。
すぐ先で幅広道と分かれ、右の巡視路へ取り付き、すぐに鉄塔①に出合う。
小祠
巡視路分岐・鉄塔①
●~鉄塔②~鉄塔③
尾根に沿ってジグザグに付けられた道を登り切ると鉄塔②に出合う。北東方向に展望が開ける。
巡視路
植林沿い
鉄塔②・北東方向の展望
鞍部を登り返し、小伐採地の350mピークを越える。
植林沿い
雑木尾根
310m鞍部
ジグザグ道
350m小伐採ピーク
植林沿い
330m鞍部で左谷の方から奇妙な鳴き声がするなと思い身構えたら、ひょいひょいとキジが横切っていった。通常の鳴き方と違っていたのでわからなかった。
雑木尾根を左にやや巻き気味に登り切ると鉄塔③に着く。北側の展望が望める。
330m鞍部
植林沿い・上り
巻き道
鉄塔③・北側展望(馬糞ヶ岳)
金峰山
白石岳
●~△大谷~460mピーク
すぐに林道終点の広場に出て、林道をたどる。
三等三角点「大谷」は右の道路わきに標柱とともにあるが、平坦地なので危うく見過ごしてしまうところだった。
林道出合い
林道分岐①
三角点平坦ピーク付近
三等三角点「大谷」
地形図に表記されていない林道がいくつも新設されているので、分岐点を確認しながら進む。
林道分岐④で中電標柱に従い右折するとまもなく終点となり、山道の巡視路に変わる。
林道
林道分岐②
林道分岐③
左谷の作業道
420m鞍部
林道分岐④・標柱(右へ)
林道終点
尾根を少しジグザグに登ると最高処の巻き道に変わるところで、ヤブ気味の雑木尾根に入ると、460mピークに出る。展望はない。
巡視路
巡視路最高処・尾根取り付き
雑木尾根
460mピーク
●~鉄塔⑤~鉄塔⑥~鉄塔⑦~県道出合い
巡視路へ戻り、たどって行くと鉄塔⑤を見る。
巡視路
440m鞍部
鉄塔⑤
さらに巡視路をたどり、450mのピークを左に巻きながら進むと林道へ出る。
巡視路
林道出合い・標柱
新設林道を右に過ごしながら巻き道の林道をたどり、途中鉄塔⑥に立ち寄る。ここで鉄塔に付けられたプレートに気付き、鉄塔番号が「柳井火力連絡線 83」とわかる。
林道分岐⑥・公社造林看板
舗装林道
林道分岐⑦・鉄塔⑥方向・標柱
さらに鉄塔⑦に立ち寄りながら林道を進むと、県道三瀬川下松線と出合う。
林道出口のところに、道標「自然の家2.7km」と「この先クマが出ます」の看板を見る。
林道
林道分岐⑧・標柱
林道分岐(左はヤブ気味)
鉄塔⑦(No.82)
林道・破線道分岐付近
県道出合い
「自然の家2.7km」道標
●~作業道栩谷線入口~大田原自然の家~天神山
県道を左に進み、西側の展望が開けると、まもなく尾根を横切る峠状のところで石仏二体を見る。「作業道栩谷(とちたに)線」の看板が立っている。当初この作業道をたどり477mピークをめざす予定だったが、「関係者以外立入りを固く禁じます」との表示があり、私有道のようなので断念する。
県道
477mピーク
金峰山
鉄塔⑥・⑤、460mピーク(右端)
作業道分岐・石仏
石仏二体
そこで、県道を下り、大田原集落に出て、以前から気になっていた「大田原自然の家」に立ち寄ってみた。
県道
県道
石仏・道路費寄付記念碑
大田原集落・自然の家
林道磯石線起点
市道分岐
大田原自然の家
自然の家案内図
コンニャク作りの作業をされていた若い職員の方に少しお話を伺った。「菅野湖の北側ではクマの目撃情報が多い時期なので、なるべく時期を外した方がよい」とのこと。
477mピークの山名はご存知なかったが、作業道以外にも山道はあるらしい。
周辺で山名がわかる山をお尋ねしたところ、「自然の家の東にある小さなピークを地元では天神山と呼んでいる。長く登ったことがないので荒れているかもしれない」とのことだったが、わずかな高さのようなので、早速立ち寄ることにした。
取り付きに迷っていると、わざわざ後から追いかけてきて、自然の家駐車場の北側からの取り付きを教えていただいた。
墓の下から上がる道に取り付いてみると、石仏の少し上までは踏み跡があったが、まもなくシノダケが茂り不明瞭となった。それでもタケを分けながら少し登るとあっけなく平坦地に出た。昔は何か祀ってあったのかもしれない。早々に戻る。
天神山取り付き
石仏
ヤブ
シノダケ
天神山山頂
自然の家
●~河内神社~魚切りの滝~駐車地
河内神社に立ち寄り、徳山百樹に指定されているケヤキとフジを観賞。
河内神社
フジ説明板
フジ
ケヤキ説明板
ケヤキ
途中向畑集落を経由して戻るつもりだったが、変更して、魚切りの滝に立ち寄ってみた。
以前、道路から直下の滝を眺めた記憶があるが、今回は100mほどのコンクリート遊歩道を歩き、勇壮な滝を間近で観賞。
市道
小田原への分岐
土地谷橋
向畑への分岐
市道上から見下ろす滝
魚切りの滝入口
遊歩道
魚切りの滝
遊歩道(帰路)
■地名について
◆栩谷(とちたに)
作業道の名で初めてこの地名を知ったが、調べてみると、『山口県風土誌』の中須村の項に小字名としてこの名が見える。『防長風土注進案』では「檞谷(トチタニ)」が村内小名としてあり人家もあったと思われる。
現在も「土地谷橋」としてその名が残り、橋がかかる谷の上流部の地名のようだ。
帰路は、大田原自然の家や魚切りの滝に立ち寄りながら戻った。(2018.11.30)
魚切りの滝
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔①
東松室集落北端にある国道沿いの幅広スペースに車を置く。
斜めに付いている幅広道を上がると作業道風になる。
取り付き
幅広山道
幅広山道
左尾根上の古墓
植林沿い
尾根出合い
尾根に出ると杉の大木の根元に陶器製の小祠を見る。
すぐ先で幅広道と分かれ、右の巡視路へ取り付き、すぐに鉄塔①に出合う。
小祠
巡視路分岐・鉄塔①
●~鉄塔②~鉄塔③
尾根に沿ってジグザグに付けられた道を登り切ると鉄塔②に出合う。北東方向に展望が開ける。
巡視路
植林沿い
鉄塔②・北東方向の展望
鞍部を登り返し、小伐採地の350mピークを越える。
植林沿い
雑木尾根
310m鞍部
ジグザグ道
350m小伐採ピーク
植林沿い
330m鞍部で左谷の方から奇妙な鳴き声がするなと思い身構えたら、ひょいひょいとキジが横切っていった。通常の鳴き方と違っていたのでわからなかった。
雑木尾根を左にやや巻き気味に登り切ると鉄塔③に着く。北側の展望が望める。
330m鞍部
植林沿い・上り
巻き道
鉄塔③・北側展望(馬糞ヶ岳)
金峰山
白石岳
●~△大谷~460mピーク
すぐに林道終点の広場に出て、林道をたどる。
三等三角点「大谷」は右の道路わきに標柱とともにあるが、平坦地なので危うく見過ごしてしまうところだった。
林道出合い
林道分岐①
三角点平坦ピーク付近
三等三角点「大谷」
地形図に表記されていない林道がいくつも新設されているので、分岐点を確認しながら進む。
林道分岐④で中電標柱に従い右折するとまもなく終点となり、山道の巡視路に変わる。
林道
林道分岐②
林道分岐③
左谷の作業道
420m鞍部
林道分岐④・標柱(右へ)
林道終点
尾根を少しジグザグに登ると最高処の巻き道に変わるところで、ヤブ気味の雑木尾根に入ると、460mピークに出る。展望はない。
巡視路
巡視路最高処・尾根取り付き
雑木尾根
460mピーク
●~鉄塔⑤~鉄塔⑥~鉄塔⑦~県道出合い
巡視路へ戻り、たどって行くと鉄塔⑤を見る。
巡視路
440m鞍部
鉄塔⑤
さらに巡視路をたどり、450mのピークを左に巻きながら進むと林道へ出る。
巡視路
林道出合い・標柱
新設林道を右に過ごしながら巻き道の林道をたどり、途中鉄塔⑥に立ち寄る。ここで鉄塔に付けられたプレートに気付き、鉄塔番号が「柳井火力連絡線 83」とわかる。
林道分岐⑥・公社造林看板
舗装林道
林道分岐⑦・鉄塔⑥方向・標柱
さらに鉄塔⑦に立ち寄りながら林道を進むと、県道三瀬川下松線と出合う。
林道出口のところに、道標「自然の家2.7km」と「この先クマが出ます」の看板を見る。
林道
林道分岐⑧・標柱
林道分岐(左はヤブ気味)
鉄塔⑦(No.82)
林道・破線道分岐付近
県道出合い
「自然の家2.7km」道標
●~作業道栩谷線入口~大田原自然の家~天神山
県道を左に進み、西側の展望が開けると、まもなく尾根を横切る峠状のところで石仏二体を見る。「作業道栩谷(とちたに)線」の看板が立っている。当初この作業道をたどり477mピークをめざす予定だったが、「関係者以外立入りを固く禁じます」との表示があり、私有道のようなので断念する。
県道
477mピーク
金峰山
鉄塔⑥・⑤、460mピーク(右端)
作業道分岐・石仏
石仏二体
そこで、県道を下り、大田原集落に出て、以前から気になっていた「大田原自然の家」に立ち寄ってみた。
県道
県道
石仏・道路費寄付記念碑
大田原集落・自然の家
林道磯石線起点
市道分岐
大田原自然の家
自然の家案内図
コンニャク作りの作業をされていた若い職員の方に少しお話を伺った。「菅野湖の北側ではクマの目撃情報が多い時期なので、なるべく時期を外した方がよい」とのこと。
477mピークの山名はご存知なかったが、作業道以外にも山道はあるらしい。
周辺で山名がわかる山をお尋ねしたところ、「自然の家の東にある小さなピークを地元では天神山と呼んでいる。長く登ったことがないので荒れているかもしれない」とのことだったが、わずかな高さのようなので、早速立ち寄ることにした。
取り付きに迷っていると、わざわざ後から追いかけてきて、自然の家駐車場の北側からの取り付きを教えていただいた。
墓の下から上がる道に取り付いてみると、石仏の少し上までは踏み跡があったが、まもなくシノダケが茂り不明瞭となった。それでもタケを分けながら少し登るとあっけなく平坦地に出た。昔は何か祀ってあったのかもしれない。早々に戻る。
天神山取り付き
石仏
ヤブ
シノダケ
天神山山頂
自然の家
●~河内神社~魚切りの滝~駐車地
河内神社に立ち寄り、徳山百樹に指定されているケヤキとフジを観賞。
河内神社
フジ説明板
フジ
ケヤキ説明板
ケヤキ
途中向畑集落を経由して戻るつもりだったが、変更して、魚切りの滝に立ち寄ってみた。
以前、道路から直下の滝を眺めた記憶があるが、今回は100mほどのコンクリート遊歩道を歩き、勇壮な滝を間近で観賞。
市道
小田原への分岐
土地谷橋
向畑への分岐
市道上から見下ろす滝
魚切りの滝入口
遊歩道
魚切りの滝
遊歩道(帰路)
■地名について
◆栩谷(とちたに)
作業道の名で初めてこの地名を知ったが、調べてみると、『山口県風土誌』の中須村の項に小字名としてこの名が見える。『防長風土注進案』では「檞谷(トチタニ)」が村内小名としてあり人家もあったと思われる。
現在も「土地谷橋」としてその名が残り、橋がかかる谷の上流部の地名のようだ。
2018-12-03 00:40
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