△西秋・秋岩屋観音・源明山〈家房ルート〉(周防大島町家房・東屋代) [県東部の山]
家房と秋の大字境の尾根伝いに源明山をめざす。531mピーク手前まではほとんど人が入っておらず総じて荒れ気味。標高250mから450mあたりの雑木尾根の急登はしごかれる。
途中、秋岩屋観音に立ち寄る。帰路は予定を変更し、保慶岩屋観音へ下って戻る。(2019.1.13)
家房より源明山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~△西秋
家房崎から東方へ約300m進んだ道路際にある旧道の残地に駐車。
駐車地
大島青年の家跡地は現在太陽光発電に利用されており、ここに上がる舗装道に取り付く。舗装道を登り切ると、防災倉庫のある広場に出て、上方の白手摺の付いたコンクリート小道を上がる。
旧大島青年の家登り口
広場・防災倉庫
白手摺りのコン道・太陽光発電所
コン道
家房の町・馬の背
コン道を急登するとトタン小屋があり、平坦尾根へ出る。山際を進み、バンガロー(青年の家時代のものか?)を過ぎると、ミカン畑へ通じる右の巻き道に変わるので、左の雑木疎林斜面に取り付く。
急なコン道
トタン小屋横、山際の平坦道
バンガロー
巻き道
雑木疎林斜面に取り付く
歩きやすいところを選びながらトラバース気味に登り、尾根へ出る。少し登ると切り開きの雑木尾根となり歩きやすくなる。
斜面を巻き加減に登る
ヤブ気味の尾根に出る
雑木切り開きの尾根
あとは、標高160m、180m、190mと支尾根合流点を確認しながら、やや荒れ気味の雑木尾根を登り切ると四等三角点「西秋」のある235.6mピークへ着く。展望はない。三角点は落葉に埋もれており、見つけるのに少し手間取った。
なお、三角点地番の小字名は「東脇」であるが、地下上申および風土注進案の秋村の御立山の項には、「東脇山」の名が見える。
雑木尾根
160m支尾根合流点
シダ
雑木
180m支尾根合流点
雑木
190m支尾根合流点
雑木
樹間の小展望(上荷内島・法師崎)
雑木
雑木
三角点ピーク
四等三角点「西秋」
●~絶壁
三角点ピークから北尾根への下りは、雑木疎林となり歩きやすくなる。
雑木疎林
180m支尾根分岐点
雑木
切通し状の160m鞍部で登り返し、220mの切通し状鞍部も登り返す。
160m鞍部
切通し状の鞍部(東側の谷方向)
雑木
右側雑木交じり植林
220m支尾根合流点
220m鞍部
切通し状の鞍部
溝道
標高270mあたりで樹間の展望がある。このあたりまでは比較的歩きやすい。
雑木
コン杭(国土調査引照点)
雑木
雑木
270m小展望地
三角点ピーク
仙崎
まもなく数十メートルはあろうかと思われる絶壁が眼前に立ちはだかり、途方に暮れる。
やむなく絶壁の左に回り込むと、裏側は小谷の斜面となっており、岩壁沿いになんとか登れた。絶壁上の尾根へ出て一息つく。
絶壁(上方)
絶壁(下方)
絶壁(裏側)
岩壁際を登る
雑木尾根へ出る
●~岩尾根展望地
まもなく急勾配の尾根となる。低木の幹をつかみながらひたすら登る。ときどき大小のツルが絡み、突然イバラが襲うので気を抜けない。ところどころプラ杭があり境界尾根を外していないことは確認できるが、上方になるとプラ杭も消失する。
勾配が緩み境界木と思われるヒノキが尾根上に現われると460m支尾根合流点へ着く。
雑木ヤブ急斜面
雑木ヤブ
雑木ヤブ
ヒノキ境界木・アオキ
460m支尾根合流点
しばらくアオキなど灌木ヤブが続き、標高510mあたりで展望地へ出る。
灌木ヤブ
灌木ヤブ
展望地
安下崎・仙崎・秋の町並
掛津島・平郡島・八島
上荷内島・下荷内島・高塔山・皇座山
展望地は岩上だったらしく、その先はヤブで立ち往生となる。左へ回り込みヤブをかいくぐりながら上方へ出ると、まもなくヤブの中にコン杭「町界」を見る。
ヤブを分けて少し進むと、懸崖上の岩尾根へ出て展望が開ける。
灌木ヤブ
コン杭「町界」
灌木ヤブ
岩尾根展望地
大見山・安下庄湾
白木山・佐連山・伊崎山・立島・沖家室島
大水無瀬島・安下崎・仙崎・秋の町並
馬の背・南畠山
南畠山・頂海山
琴石山
●~秋岩屋観音
この先尾根上に踏み跡が現われ、531mピークを越え下っていくと、鞍部で「秋岩屋観音」の道標を見る。
531mピーク付近の最高処(逆方向)
尾根上の踏み跡
秋岩屋観音分岐(逆方向)
ロープが張られた取り付け道をジグザグに下る。火山灰質らしく崩れやすい土壌なので、道を維持するのはなかなか難しいと思われる。
岩屋には小さい石仏が数体鎮座している。崖沿いに下方からも急勾配の道が付けられているようだ。
山道・ロープ
秋岩屋観音
岩屋観音
下方の山道
岩屋からの展望(大見山・白木山)
●~源明山
鞍部へ戻り、尾根上の山道を進み、分岐で左へ下ると舗装道へ降り立つ。(分岐を直進すると小岩の展望地に出る)
下降地点(逆方向)
展望小岩
分岐の道標で左折し、源明山へ向かう。幅広の登山道が続く。
源明山道標
幅広の登山道
尾根へ出て、「保慶岩屋観音」の分岐を左に過ごし、590mピークを越えて登り切ると源明山山頂へ着く。
「四境大島口戦跡記念碑」が建ち、中央に四等三角点「源明峠」がある。
保慶岩屋観音分岐
登山道
590mピーク・コン杭
源明山山頂
四等三角点
展望は樹木が伸び、琴石山方向ぐらいしか見通せないが、山頂西側の岩へ上がると視界が広がる。
馬の背・南畠山
頂海山・琴石山
嘉納山
●~保慶岩屋観音
帰路は保慶岩屋観音の分岐まで戻り、岩屋観音をめざして下る。
山道を北西方向へ下り、道標に従い左折する。(直進すると展望岩に至るようだ。あとで『防長山野へのいざない第4集』を見てわかった)
テープが随所に付いている。そまみち状のところがあり、ロープ箇所もところどころある。標高差で百数十メートルは下るので、実際よりかなりの距離を感じる。
山道
岩屋観音分岐
巻き道・ロープ
巻き道
尾根道
巻き道
巻き道・ロープ
集塊岩の絶壁状の大岩を右から回り込んで下ると、岩屋観音があった。
集塊岩の大岩
保慶岩屋観音(上部から)
岩屋観音
●~駐車地
岩屋観音から下る道をたどる。こちらもロープ箇所がある。谷を巻きながら二つ目の谷を下っていくと、「保慶の七不思議」の「せり岩」等への分岐道標に出合う。
山道
植林谷出合い
植林沿い
そま道・ロープ
踏み跡
谷沿い
山道
道標
ナメ状の沢を渡り、最後のロープ箇所を抜け、県道へ出る。
ナメ沢を渡る
最後のロープ箇所
県道出合い(逆方向)
「保慶の七不思議」説明板
笛吹峠の分岐で家房への車道を下る。途中近道を取り、ミカン畑の間を通って家房の町へ入る。
笛吹峠の分岐
「古戦場 笛吹峠」説明板
コン車道
コン道
掛津島・平郡島・家房の町
8番札所(明保寺)
三角点ピーク
「龍門好五郎の生地」説明板
途中、秋岩屋観音に立ち寄る。帰路は予定を変更し、保慶岩屋観音へ下って戻る。(2019.1.13)
家房より源明山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~△西秋
家房崎から東方へ約300m進んだ道路際にある旧道の残地に駐車。
駐車地
大島青年の家跡地は現在太陽光発電に利用されており、ここに上がる舗装道に取り付く。舗装道を登り切ると、防災倉庫のある広場に出て、上方の白手摺の付いたコンクリート小道を上がる。
旧大島青年の家登り口
広場・防災倉庫
白手摺りのコン道・太陽光発電所
コン道
家房の町・馬の背
コン道を急登するとトタン小屋があり、平坦尾根へ出る。山際を進み、バンガロー(青年の家時代のものか?)を過ぎると、ミカン畑へ通じる右の巻き道に変わるので、左の雑木疎林斜面に取り付く。
急なコン道
トタン小屋横、山際の平坦道
バンガロー
巻き道
雑木疎林斜面に取り付く
歩きやすいところを選びながらトラバース気味に登り、尾根へ出る。少し登ると切り開きの雑木尾根となり歩きやすくなる。
斜面を巻き加減に登る
ヤブ気味の尾根に出る
雑木切り開きの尾根
あとは、標高160m、180m、190mと支尾根合流点を確認しながら、やや荒れ気味の雑木尾根を登り切ると四等三角点「西秋」のある235.6mピークへ着く。展望はない。三角点は落葉に埋もれており、見つけるのに少し手間取った。
なお、三角点地番の小字名は「東脇」であるが、地下上申および風土注進案の秋村の御立山の項には、「東脇山」の名が見える。
雑木尾根
160m支尾根合流点
シダ
雑木
180m支尾根合流点
雑木
190m支尾根合流点
雑木
樹間の小展望(上荷内島・法師崎)
雑木
雑木
三角点ピーク
四等三角点「西秋」
●~絶壁
三角点ピークから北尾根への下りは、雑木疎林となり歩きやすくなる。
雑木疎林
180m支尾根分岐点
雑木
切通し状の160m鞍部で登り返し、220mの切通し状鞍部も登り返す。
160m鞍部
切通し状の鞍部(東側の谷方向)
雑木
右側雑木交じり植林
220m支尾根合流点
220m鞍部
切通し状の鞍部
溝道
標高270mあたりで樹間の展望がある。このあたりまでは比較的歩きやすい。
雑木
コン杭(国土調査引照点)
雑木
雑木
270m小展望地
三角点ピーク
仙崎
まもなく数十メートルはあろうかと思われる絶壁が眼前に立ちはだかり、途方に暮れる。
やむなく絶壁の左に回り込むと、裏側は小谷の斜面となっており、岩壁沿いになんとか登れた。絶壁上の尾根へ出て一息つく。
絶壁(上方)
絶壁(下方)
絶壁(裏側)
岩壁際を登る
雑木尾根へ出る
●~岩尾根展望地
まもなく急勾配の尾根となる。低木の幹をつかみながらひたすら登る。ときどき大小のツルが絡み、突然イバラが襲うので気を抜けない。ところどころプラ杭があり境界尾根を外していないことは確認できるが、上方になるとプラ杭も消失する。
勾配が緩み境界木と思われるヒノキが尾根上に現われると460m支尾根合流点へ着く。
雑木ヤブ急斜面
雑木ヤブ
雑木ヤブ
ヒノキ境界木・アオキ
460m支尾根合流点
しばらくアオキなど灌木ヤブが続き、標高510mあたりで展望地へ出る。
灌木ヤブ
灌木ヤブ
展望地
安下崎・仙崎・秋の町並
掛津島・平郡島・八島
上荷内島・下荷内島・高塔山・皇座山
展望地は岩上だったらしく、その先はヤブで立ち往生となる。左へ回り込みヤブをかいくぐりながら上方へ出ると、まもなくヤブの中にコン杭「町界」を見る。
ヤブを分けて少し進むと、懸崖上の岩尾根へ出て展望が開ける。
灌木ヤブ
コン杭「町界」
灌木ヤブ
岩尾根展望地
大見山・安下庄湾
白木山・佐連山・伊崎山・立島・沖家室島
大水無瀬島・安下崎・仙崎・秋の町並
馬の背・南畠山
南畠山・頂海山
琴石山
●~秋岩屋観音
この先尾根上に踏み跡が現われ、531mピークを越え下っていくと、鞍部で「秋岩屋観音」の道標を見る。
531mピーク付近の最高処(逆方向)
尾根上の踏み跡
秋岩屋観音分岐(逆方向)
ロープが張られた取り付け道をジグザグに下る。火山灰質らしく崩れやすい土壌なので、道を維持するのはなかなか難しいと思われる。
岩屋には小さい石仏が数体鎮座している。崖沿いに下方からも急勾配の道が付けられているようだ。
山道・ロープ
秋岩屋観音
岩屋観音
下方の山道
岩屋からの展望(大見山・白木山)
●~源明山
鞍部へ戻り、尾根上の山道を進み、分岐で左へ下ると舗装道へ降り立つ。(分岐を直進すると小岩の展望地に出る)
下降地点(逆方向)
展望小岩
分岐の道標で左折し、源明山へ向かう。幅広の登山道が続く。
源明山道標
幅広の登山道
尾根へ出て、「保慶岩屋観音」の分岐を左に過ごし、590mピークを越えて登り切ると源明山山頂へ着く。
「四境大島口戦跡記念碑」が建ち、中央に四等三角点「源明峠」がある。
保慶岩屋観音分岐
登山道
590mピーク・コン杭
源明山山頂
四等三角点
展望は樹木が伸び、琴石山方向ぐらいしか見通せないが、山頂西側の岩へ上がると視界が広がる。
馬の背・南畠山
頂海山・琴石山
嘉納山
●~保慶岩屋観音
帰路は保慶岩屋観音の分岐まで戻り、岩屋観音をめざして下る。
山道を北西方向へ下り、道標に従い左折する。(直進すると展望岩に至るようだ。あとで『防長山野へのいざない第4集』を見てわかった)
テープが随所に付いている。そまみち状のところがあり、ロープ箇所もところどころある。標高差で百数十メートルは下るので、実際よりかなりの距離を感じる。
山道
岩屋観音分岐
巻き道・ロープ
巻き道
尾根道
巻き道
巻き道・ロープ
集塊岩の絶壁状の大岩を右から回り込んで下ると、岩屋観音があった。
集塊岩の大岩
保慶岩屋観音(上部から)
岩屋観音
●~駐車地
岩屋観音から下る道をたどる。こちらもロープ箇所がある。谷を巻きながら二つ目の谷を下っていくと、「保慶の七不思議」の「せり岩」等への分岐道標に出合う。
山道
植林谷出合い
植林沿い
そま道・ロープ
踏み跡
谷沿い
山道
道標
ナメ状の沢を渡り、最後のロープ箇所を抜け、県道へ出る。
ナメ沢を渡る
最後のロープ箇所
県道出合い(逆方向)
「保慶の七不思議」説明板
笛吹峠の分岐で家房への車道を下る。途中近道を取り、ミカン畑の間を通って家房の町へ入る。
笛吹峠の分岐
「古戦場 笛吹峠」説明板
コン車道
コン道
掛津島・平郡島・家房の町
8番札所(明保寺)
三角点ピーク
「龍門好五郎の生地」説明板
2019-01-15 21:54
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