SSブログ

△西秋・秋岩屋観音・源明山〈家房ルート〉(周防大島町家房・東屋代) [県東部の山]

家房と秋の大字境の尾根伝いに源明山をめざす。531mピーク手前まではほとんど人が入っておらず総じて荒れ気味。標高250mから450mあたりの雑木尾根の急登はしごかれる。
途中、秋岩屋観音に立ち寄る。帰路は予定を変更し、保慶岩屋観音へ下って戻る。(2019.1.13)
IMG_7260家房より源明山.JPG家房より源明山
源明山.jpeg (1,2クリックで拡大)

●駐車地~△西秋
家房崎から東方へ約300m進んだ道路際にある旧道の残地に駐車。
IMG_7104駐車地.JPG駐車地

大島青年の家跡地は現在太陽光発電に利用されており、ここに上がる舗装道に取り付く。舗装道を登り切ると、防災倉庫のある広場に出て、上方の白手摺の付いたコンクリート小道を上がる。
IMG_7105旧大島青年の家登り口.JPG旧大島青年の家登り口
IMG_7106広場・防災倉庫.JPG広場・防災倉庫
IMG_7107白手摺りのコン道・太陽光発電所.JPG白手摺りのコン道・太陽光発電所
IMG_7109コン道.JPGコン道
IMG_7110家房の町・馬の背.JPG家房の町・馬の背

コン道を急登するとトタン小屋があり、平坦尾根へ出る。山際を進み、バンガロー(青年の家時代のものか?)を過ぎると、ミカン畑へ通じる右の巻き道に変わるので、左の雑木疎林斜面に取り付く。
IMG_7111急なコン道.JPG急なコン道
IMG_7112トタン小屋横、山際の平坦道.JPGトタン小屋横、山際の平坦道
IMG_7113バンガロー.JPGバンガロー
IMG_7114巻き道.JPG巻き道
IMG_7116雑木疎林斜面に取り付く.JPG雑木疎林斜面に取り付


歩きやすいところを選びながらトラバース気味に登り、尾根へ出る。少し登ると切り開きの雑木尾根となり歩きやすくなる。
IMG_7117斜面を巻き加減に登る.JPG斜面を巻き加減に登る
IMG_7119ヤブ気味の尾根に出る.JPGヤブ気味の尾根に出る
IMG_7120切り開き・歩きやすくなる.JPG雑木切り開きの尾根

あとは、標高160m、180m、190mと支尾根合流点を確認しながら、やや荒れ気味の雑木尾根を登り切ると四等三角点「西秋」のある235.6mピークへ着く。展望はない。三角点は落葉に埋もれており、見つけるのに少し手間取った。
なお、三角点地番の小字名は「東脇」であるが、地下上申および風土注進案の秋村の御立山の項には、「東脇山」の名が見える。
IMG_7121雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_7123 160m支尾根合流点.JPG160m支尾根合流点
IMG_7124シダ.JPGシダ
IMG_7125雑木.JPG雑木
IMG_7127 180m支尾根合流点.JPG180m支尾根合流点
IMG_7128雑木.JPG雑木
IMG_7129 190m支尾根合流点.JPG190m支尾根合流点
IMG_7131雑木.JPG雑木
IMG_7132小展望(上荷内島・法師崎).JPG樹間の小展望(上荷内島・法師崎)
IMG_7134雑木.JPG雑木
IMG_7135雑木.JPG雑木
IMG_7136三角点ピーク.JPG三角点ピーク
IMG_7137四等三角点「西秋」.JPG四等三角点「西秋」

●~絶壁
三角点ピークから北尾根への下りは、雑木疎林となり歩きやすくなる。
IMG_7138雑木疎林.JPG雑木疎林
IMG_7140 180m支尾根分岐点.JPG180m支尾根分岐点
IMG_7141雑木.JPG雑木

切通し状の160m鞍部で登り返し、220mの切通し状鞍部も登り返す。
IMG_7142 160m鞍部.JPG160m鞍部
IMG_7143鞍部(東側の谷方向).JPG切通し状の鞍部(東側の谷方向)
IMG_7144雑木.JPG雑木
IMG_7145右植林交じり雑木.JPG右側雑木交じり植林
IMG_7146 220m支尾根合流点.JPG220m支尾根合流点
IMG_7147 220m鞍部.JPG220m鞍部
IMG_7148切通し状の鞍部.JPG切通し状の鞍部
IMG_7149溝道.JPG溝道

標高270mあたりで樹間の展望がある。このあたりまでは比較的歩きやすい。
IMG_7150雑木.JPG雑木
IMG_7151コン杭(国土調査引照点).JPGコン杭(国土調査引照点)
IMG_7152雑木.JPG雑木
IMG_7153雑木.JPG雑木
IMG_7157小展望地.JPG270m小展望地
IMG_7156三角点ピーク.JPG三角点ピーク
IMG_7155仙崎・秋の町.JPG仙崎

まもなく数十メートルはあろうかと思われる絶壁が眼前に立ちはだかり、途方に暮れる。
やむなく絶壁の左に回り込むと、裏側は小谷の斜面となっており、岩壁沿いになんとか登れた。絶壁上の尾根へ出て一息つく。
IMG_7158絶壁(上方).JPG絶壁(上方)
IMG_7159絶壁(下方).JPG絶壁(下方)
IMG_7161絶壁(裏側).JPG絶壁(裏側)
IMG_7162岩壁沿いに登る.JPG岩壁際を登る
IMG_7163雑木尾根へ出る.JPG雑木尾根へ出る

●~岩尾根展望地
まもなく急勾配の尾根となる。低木の幹をつかみながらひたすら登る。ときどき大小のツルが絡み、突然イバラが襲うので気を抜けない。ところどころプラ杭があり境界尾根を外していないことは確認できるが、上方になるとプラ杭も消失する。
勾配が緩み境界木と思われるヒノキが尾根上に現われると460m支尾根合流点へ着く。
IMG_7164雑木ヤブ急斜面.JPG雑木ヤブ急斜面
IMG_7165雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ
IMG_7166雑木ヤブ.JPG雑木ヤブ
IMG_7167ヒノキ境界木・アオキ.JPGヒノキ境界木・アオキ
IMG_7168 460m支尾根合流点.JPG460m支尾根合流点

しばらくアオキなど灌木ヤブが続き、標高510mあたりで展望地へ出る。
IMG_7169灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
IMG_7171灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
IMG_7177展望地.JPG展望地
IMG_7173安下崎・仙崎・秋の町.JPG安下崎・仙崎・秋の町並
IMG_7175掛津島・平郡島・八島.JPG掛津島・平郡島・八島
IMG_7176上荷内島・下荷内島・高塔山・皇座山.JPG上荷内島・下荷内島・高塔山・皇座山

展望地は岩上だったらしく、その先はヤブで立ち往生となる。左へ回り込みヤブをかいくぐりながら上方へ出ると、まもなくヤブの中にコン杭「町界」を見る。
ヤブを分けて少し進むと、懸崖上の岩尾根へ出て展望が開ける。
IMG_7178灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
IMG_7179コン杭「町界」.JPGコン杭「町界」
IMG_7180灌木ヤブ尾根.JPG灌木ヤブ
IMG_7181岩尾根.JPG岩尾根展望地
IMG_7182大見山・安下庄湾.JPG大見山・安下庄湾
IMG_7183白木山・佐連山・伊崎山・立島・沖家室島.JPG白木山・佐連山・伊崎山・立島・沖家室島
IMG_7184大水無瀬島・安下庄崎・仙崎・秋の町.JPG大水無瀬島・安下崎・仙崎・秋の町並
IMG_7186馬の背・南畠山.JPG馬の背・南畠山
IMG_7187南畠山・頂海山.JPG南畠山・頂海山
IMG_7188琴石山.JPG琴石山

●~秋岩屋観音
この先尾根上に踏み跡が現われ、531mピークを越え下っていくと、鞍部で「秋岩屋観音」の道標を見る。
IMG_7189最高処(逆方向).JPG531mピーク付近の最高処(逆方向)
IMG_7190尾根上の踏み跡.JPG尾根上の踏み跡
IMG_7192秋岩屋観音分岐(逆方向).JPG秋岩屋観音分岐(逆方向)

ロープが張られた取り付け道をジグザグに下る。火山灰質らしく崩れやすい土壌なので、道を維持するのはなかなか難しいと思われる。
岩屋には小さい石仏が数体鎮座している。崖沿いに下方からも急勾配の道が付けられているようだ。
IMG_7193ロープ.JPG山道・ロープ
IMG_7198秋岩屋観音.JPG秋岩屋観音
IMG_7196岩屋観音.JPG岩屋観音
IMG_7199下方の山道.JPG下方の山道
IMG_7197岩屋からの展望(大見山・白木山).JPG岩屋からの展望(大見山・白木山)

●~源明山
鞍部へ戻り、尾根上の山道を進み、分岐で左へ下ると舗装道へ降り立つ。(分岐を直進すると小岩の展望地に出る)
IMG_7201下降地点(逆方向).JPG下降地点(逆方向)
IMG_7202展望小岩.JPG展望小岩

分岐の道標で左折し、源明山へ向かう。幅広の登山道が続く。
IMG_7203源明山道標.JPG源明山道標
IMG_7204幅広の登山道.JPG幅広の登山道

尾根へ出て、「保慶岩屋観音」の分岐を左に過ごし、590mピークを越えて登り切ると源明山山頂へ着く。
「四境大島口戦跡記念碑」が建ち、中央に四等三角点「源明峠」がある。
IMG_7206保慶岩屋観音分岐.JPG保慶岩屋観音分岐
IMG_7207登山道.JPG登山道
IMG_7208 590mピーク・コン杭.JPG590mピーク・コン杭
IMG_7210源明山山頂.JPG源明山山頂
IMG_7211四等三角点.JPG四等三角点

展望は樹木が伸び、琴石山方向ぐらいしか見通せないが、山頂西側の岩へ上がると視界が広がる。
IMG_7214岩上からの展望(馬の背・南畠山.JPG馬の背・南畠山
IMG_7215頂海山・琴石山.JPG頂海山・琴石山
IMG_7216嘉納山.JPG嘉納山

●~保慶岩屋観音
帰路は保慶岩屋観音の分岐まで戻り、岩屋観音をめざして下る。
山道を北西方向へ下り、道標に従い左折する。(直進すると展望岩に至るようだ。あとで『防長山野へのいざない第4集』を見てわかった)
テープが随所に付いている。そまみち状のところがあり、ロープ箇所もところどころある。標高差で百数十メートルは下るので、実際よりかなりの距離を感じる。
IMG_7217山道.JPG山道
IMG_7218岩屋観音分岐.JPG岩屋観音分岐
IMG_7219巻き道・ロープ.JPG巻き道・ロープ
IMG_7220巻き道.JPG巻き道
IMG_7222尾根道.JPG尾根道
IMG_7224巻き道.JPG巻き道
IMG_7226巻き道・ロープ.JPG巻き道・ロープ

集塊岩の絶壁状の大岩を右から回り込んで下ると、岩屋観音があった。
IMG_7227集塊岩の大岩.JPG集塊岩の大岩
IMG_7228保慶岩屋観音(上部から).JPG保慶岩屋観音(上部から)
IMG_7232岩屋観音.JPG岩屋観音

●~駐車地
岩屋観音から下る道をたどる。こちらもロープ箇所がある。谷を巻きながら二つ目の谷を下っていくと、「保慶の七不思議」の「せり岩」等への分岐道標に出合う。
IMG_7233山道.JPG山道
IMG_7234植林谷出合い.JPG植林谷出合い
IMG_7236植林沿い.JPG植林沿い
IMG_7237そま道・ロープ.JPGそま道・ロープ
IMG_7238踏み跡.JPG踏み跡
IMG_7239谷沿い.JPG谷沿い
IMG_7240山道.JPG山道
IMG_7242道標.JPG道標

ナメ状の沢を渡り、最後のロープ箇所を抜け、県道へ出る。
IMG_7247ナメ沢を渡る.JPGナメ沢を渡る
IMG_7248最後のロープ箇所.JPG最後のロープ箇所
IMG_7250県道出合い.JPG県道出合い(逆方向)
IMG_7249古びた「保慶の七不思議」説明板.JPG 「保慶の七不思議」説明板

笛吹峠の分岐で家房への車道を下る。途中近道を取り、ミカン畑の間を通って家房の町へ入る。
IMG_7252笛吹峠の分岐.JPG笛吹峠の分岐
IMG_7251「古戦場 笛吹峠」説明板.JPG 「古戦場 笛吹峠」説明板
IMG_7253コン車道.JPGコン車道
IMG_7255コン道.JPGコン道
IMG_7256掛津島・平郡島・家房の町.JPG掛津島・平郡島・家房の町
IMG_72578番札所.JPG8番札所(明保寺)
IMG_7259三角点ピーク.JPG三角点ピーク
IMG_7262龍門好五郎の生地.JPG「龍門好五郎の生地」説明板

コメント(0)