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嵩山〈山田コース〉(周防大島町久賀・日前・安下庄) [県東部の山]

地形図に嵩山の北麓、山田側から破線道があり、これをたどって天狗岩に上がってみた。一部荒れているものの明瞭な道がある。
長寿の森の遊歩道では、前回歩けなかったコースをできるだけたどって山頂をめざした。(2019.1.4)
IMG_7071岩屋権現駐車場より嵩山.JPG岩屋権現駐車場より嵩山
嵩山.jpeg (1,2クリックで拡大)

●駐車地~天狗岩
広域農道(大島オレンジロード)の路肩に車を置く。
オレンジロードの表示がある反対側の斜面にコンクリート舗装の林道が斜めに上がっており、これに取り付く。舗装はまもなく終わる。
IMG_6947取り付き.JPG取り付き
IMG_6948コン舗装道.JPGコン舗装道
IMG_6949植林沿い.JPG植林沿い
IMG_6950棚田跡の谷.JPG棚田跡の谷
IMG_6952シダ.JPGシダ
IMG_6953植林沿い.JPG植林沿い

竹林の尾根に上がり幅広山道に変わる。左右に尾根を切りながら、分岐も主道を進む。植林尾根の山道を登り切ると県道のカーブ地点に出る。左手に天狗岩の道標がある。
IMG_6954尾根出合い・竹林・幅広道.JPG尾根出合い・竹林・幅広道
IMG_6956巻き道.JPG巻き道
IMG_6957尾根へ出る.JPG尾根へ出る
IMG_6958左の巻き道.JPG左の巻き道
IMG_6959分岐(左へ).JPG分岐(左へ)
IMG_6960左の巻き道.JPG左の巻き道
IMG_6961尾根出合い①.JPG尾根出合い①
IMG_6962右の巻き道.JPG右の巻き道
IMG_6963尾根出合い②.JPG尾根出合い②
IMG_6964分岐(直進).JPG分岐(直進)
IMG_6965右の巻き道.JPG右の巻き道
IMG_6966尾根出合い③.JPG尾根出合い③
IMG_6968植林尾根.JPG植林尾根
IMG_6969植林尾根.JPG植林尾根
IMG_6970県道出合い.JPG県道出合いIMG_6971天狗岩下降口.JPG天狗岩下降口
IMG_6972天狗岩下降口(拡大).JPG天狗岩下降口(拡大)

ロープが渡された山道を少し下ると天狗岩がある。想像していたより小さな岩だったが、岩上からの眺めは180度に開ける。
このあたりは昔の久賀・日前・安下庄の三村境となっており、『防長地下上申』の隣村境書を見ると「帯石山之頭」や「天狗岩之頭」と呼ばれていたようだ。
IMG_6973山道・ロープ.JPG山道・ロープ
IMG_6975天狗岩・浮島.JPG天狗岩
IMG_6979黒島・端島・鞍掛島(天狗岩より).JPG黒島・端島・鞍掛島
IMG_6980柱島.JPG柱島
IMG_6981浮島.JPG浮島
IMG_6982大見島.JPG大見山
IMG_6983白木山.JPG白木山
IMG_6984伊崎山・立島.JPG伊崎山・立島

● ~岩屋権現~奥の院~鼻たれ岩
県道に戻り、岩屋権現の駐車場から遊歩道へ入り、まず岩屋権現へ行く。
IMG_6987岩屋権現入口・駐車場.JPG岩屋権現入口・駐車場
IMG_6988岩屋権現案内板.JPG岩屋権現案内板
IMG_6990「長寿の森」案内図.JPG 「長寿の森」案内図
IMG_6991権現の径.JPG遊歩道(権現の径)
IMG_6992石段.JPG石段
IMG_6993岩屋権現の岩.JPG岩屋権現の大岩
IMG_6994岩屋権現.JPG岩屋権現

岩の左手から奥の院に上がってみる(分岐に表示はない)。標高差30mほど上方まで登ると岩上に奥の院の石祠があった。
IMG_6998奥の院登り口.JPG奥の院登り口
IMG_6999奥の院への参道.JPG奥の院への参道
IMG_7000奥の院の岩.JPG奥の院の岩
IMG_7002奥の院.JPG石祠
IMG_7001奥の院の石仏.JPG石仏

分岐②を右に取り、「鼻たれ岩」に立ち寄る。岩上から少量だが水が滴り落ちている。
岩の下にコンクリート製の小さな水溜めがあり、これが「長寿の泉」と思われる。
IMG_7003遊歩道(さくらの径).JPGさくらの径
IMG_7004分岐①.JPG分岐①
IMG_7005さくらの径.JPGさくらの径
IMG_7006分岐②.JPG分岐②
IMG_7007分岐③(せせらぎ坂).JPG分岐③(せせらぎ坂)
IMG_7008遊歩道のヤブ.JPGヤブの遊歩道
IMG_7009鼻たれ岩.JPG鼻たれ岩
IMG_7012滴り落ちる水.JPG岩から滴る水
IMG_7010長寿の泉(?).JPG長寿の泉(?)

● ~町道二畑線出合い
遊歩道に戻り、時計回りに「みはらしの径路」、「木漏れ陽の径」とたどり、分岐⑤を右に過ごす。
IMG_7014分岐④.JPG分岐④
IMG_7016甲山・安下庄湾(展望地より).JPG甲山・安下庄湾(展望地より)
IMG_7017白木山・伊崎山・竜崎.JPG白木山・伊崎山・竜崎
IMG_7018みはらしの径.JPGみはらしの径
IMG_7021木もれ陽の径.JPG木もれ陽の径
IMG_7022分岐⑤.JPG分岐⑤

展望地のすぐ先で小崩落箇所があるが、今のところ歩けないほどではない。
IMG_7026展望地の眺望(安下庄湾).JPG展望地の眺望(安下庄湾)
IMG_7027小崩落地.JPG小崩落地

分岐⑥から山頂をめざすつもりだったが、先が見通せないほどヤブ化しているので断念。結局そのまま周回を続け町道へ出た。
IMG_7028嘉納山・唐交合(樹間展望).JPG嘉納山・唐交合(樹間展望)
IMG_7029源明山.JPG源明山
IMG_7030木もれ陽の径.JPG木もれ陽の径
IMG_7031分岐⑤(逆方向).JPG分岐⑥(逆方向)
IMG_7032椿坂取り付きのヤブ.JPG椿坂取り付きのヤブ
IMG_7033語らいの径.JPG語らいの径
IMG_7034分岐⑦.JPG分岐⑦
IMG_7036町道出合い(逆方向).JPG町道出合い(逆方向)

● ~展望テラス~嵩山山頂
町道を右へ進み、一旦県道へ出て、少し下ったカーブ地点から再び遊歩道(冒険の径)へ入る。入口はヤブとなっており道標もない。歩く人もいないらしく道もやや荒れていて、「冒険」という名のとおりワイルドな感じである。
IMG_7037町道二畑線.JPG町道二畑線
IMG_7038冒険の径分岐部のヤブ.JPG冒険の径入口のヤブ
IMG_7039冒険の径.JPG冒険の径
IMG_7040冒険の径(ヤブ、逆方向).JPGヤブ(逆方向)
IMG_7042冒険の径(倒木).JPG倒木
IMG_7043大岩.JPG大岩
IMG_7044冒険の径.JPG冒険の径

分岐⑧、⑨を右に取ってジグザグに登っていくと展望テラスへ着く。
IMG_7045分岐⑧.JPG分岐⑧
IMG_7046分岐⑨.JPG分岐⑨
IMG_7047展望テラス(下方から).JPG展望テラス(下方から)
IMG_7049展望テラス.JPG展望テラス
IMG_7050浮島・柱島(展望テラスから).JPG浮島・柱島
IMG_7051大見山.JPG大見山
IMG_7052白木山・佐連山.JPG白木山・佐連山
IMG_7053伊崎山・立島・竜崎.JPG伊崎山・立島・竜崎
IMG_7054甲山・安下庄湾.JPG甲山・安下庄湾
IMG_7055平郡島.JPG平郡島
IMG_7056源明山.JPG源明山

東屋を経由し、やっと山頂へ達する。山頂では家族連れらしい車が次々とやってきた。
IMG_7057分岐⑩.JPG分岐⑩
IMG_7058東屋.JPG東屋
IMG_7059嵩山山頂.JPG嵩山山頂
IMG_7060四等三角点.JPG四等三角点
IMG_7066銭壷山(ランチャー台から).JPG銭壷山(ランチャー台から)
IMG_7067前島・東郷山・久賀の町.JPG前島・東郷山・久賀の町
IMG_7068柱島・浮島.JPG柱島・浮島

● ~帯石観音~駐車地
帰路は県道を下る。天狗岩分岐からふたたび天狗岩へ下り、そのまま山道を下る。溝状の古道が残っている。
IMG_7069県道.JPG県道
IMG_7075天狗岩からの下山道.JPG天狗岩からの下山道
IMG_7076溝道.JPG溝道

一旦県道へ出るが、コンクリート法面で3mほどの落差があり、鉄はしごが設置されている。
道路の向かい側からふたたび山道が続き、下っていくと鞍部へ出る。先に「久留島主膳の墓碑」が歴代住職の墓と並んで祀られている。
下ると帯石観音の境内へ出る。
IMG_7077県道出合い・鉄梯子.JPG県道出合い・鉄梯子
IMG_7078下降地点・道標.JPG下降地点・道標
IMG_7079溝道.JPG溝道
IMG_7080植林沿い.JPG植林沿い
IMG_7081墓碑説明板.JPG墓碑説明板
IMG_7082久留島主膳の墓(左側).JPG久留島主膳の墓(左側)
IMG_7083久留島主膳の墓(左端?).JPG久留島主膳の墓(左端?)
IMG_7084降り道.JPG降り道
IMG_7085墓碑・天狗岩入口(逆方向).JPG墓碑・天狗岩入口(逆方向)

観音堂の横にある帯石、女岩、本堂(大悲閣)の裏にある亀石(旧本堂の柱の根石だったらしい)を見て回る。
IMG_7098大悲閣.JPG大悲閣
IMG_7088帯石観音からの眺望(大見山).JPG境内からの眺望(大見山)
IMG_7090観音堂・石段.JPG観音堂・石段
IMG_7091帯石.JPG帯石
IMG_7094帯石説明板.JPG帯石説明板
IMG_7092女岩.JPG女岩
IMG_7096亀石.JPG亀石
IMG_7097亀石説明板.JPG亀石説明板

県道から広域農道を経由し戻る。途中、県道法面の樹木の間に石仏が見えたので上がってみると、2体あり、1体には「十六丁」と刻まれているようだ。観音への路程を示す丁石代わりの石仏だろうか。
IMG_7101石仏二体.JPG石仏二体
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