馬の背・頂海山(周防大島町東屋代・西屋代) [県東部の山]
周防大島の馬の背から頂海山まで縦走してみた。6年前に歩いた時は南麓の戸田からだったので、今回は笛吹峠から試みた。(2011.01.09)
縦走路遠望
(クリックで拡大)
縦走路は、馬の背山頂直前に約100mの伐採ヤブがあったり、南畠山へ続く林道分岐からの約200mがササヤブになったりと、難渋箇所が新たに生じており、以前より荒れが進んでいる。また、南畠山山頂への樹林帯はヤブ化しているため、測量テープを頼りに何とか山頂へ登れる状況だ。さらに頂海山手前小ピークへの鞍部では、観音岩を思わせるような連続した溶岩絶壁が行く手に立ちはだかる。
ただ、溶岩壁の所で右にトラバース(前回は左に巻いた)したところ、これが功を奏して岩屋観音に出会うことができた。頂海山と言えば潮海観音が有名だが、こちらは石仏2体と小振りながらも石灯籠や石段が付けられ、古くから信仰されてきた様子がうかがわれる。現在はお参りする者もいないようだ。
雑木尾根
展望地からの眺望
馬の背山頂手前の荒地
馬の背山頂
林道下降部
林道合流部
南畠山三角点
南畠山山頂
溶岩壁
岩屋
岩屋
頂海山山頂
潮海観音
石仏(十二丁)
山道取り付き
頂海山登山口
源明山登山口道標
■岩屋観音(日限地蔵)
この岩屋観音については、山勘さんから次の情報をいただいた。
周防大島町誌の「潮海山の観音さま」の項に、
「なお、ここの別の大岩の下には「ひぎりじぞう」がまつられて、広島で株屋をしていたが大失敗し、その上家が火事になったとき、火事の最中家を飛び出し、屋代の志度石神社に参籠21日。やがて潮海山の岩屋に日限地蔵を立てた。
(以下略)
とかく、大岩は崇拝の対象になるものとみえ、奥山観音にしても川地・源明の観音にしても、文殊山の文殊さまにしても大岩のかげにまつられている。」
縦走路遠望
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縦走路は、馬の背山頂直前に約100mの伐採ヤブがあったり、南畠山へ続く林道分岐からの約200mがササヤブになったりと、難渋箇所が新たに生じており、以前より荒れが進んでいる。また、南畠山山頂への樹林帯はヤブ化しているため、測量テープを頼りに何とか山頂へ登れる状況だ。さらに頂海山手前小ピークへの鞍部では、観音岩を思わせるような連続した溶岩絶壁が行く手に立ちはだかる。
ただ、溶岩壁の所で右にトラバース(前回は左に巻いた)したところ、これが功を奏して岩屋観音に出会うことができた。頂海山と言えば潮海観音が有名だが、こちらは石仏2体と小振りながらも石灯籠や石段が付けられ、古くから信仰されてきた様子がうかがわれる。現在はお参りする者もいないようだ。
雑木尾根
展望地からの眺望
馬の背山頂手前の荒地
馬の背山頂
林道下降部
林道合流部
南畠山三角点
南畠山山頂
溶岩壁
岩屋
岩屋
頂海山山頂
潮海観音
石仏(十二丁)
山道取り付き
頂海山登山口
源明山登山口道標
■岩屋観音(日限地蔵)
この岩屋観音については、山勘さんから次の情報をいただいた。
周防大島町誌の「潮海山の観音さま」の項に、
「なお、ここの別の大岩の下には「ひぎりじぞう」がまつられて、広島で株屋をしていたが大失敗し、その上家が火事になったとき、火事の最中家を飛び出し、屋代の志度石神社に参籠21日。やがて潮海山の岩屋に日限地蔵を立てた。
(以下略)
とかく、大岩は崇拝の対象になるものとみえ、奥山観音にしても川地・源明の観音にしても、文殊山の文殊さまにしても大岩のかげにまつられている。」