正福寺山・峠山・六部山・金蔵山(下関市菊川町上岡枝・貴飯) [県西部の山]
正福寺(しょうふくじ)山と峠山は地下上申を調べてわかった。2山とも明瞭な山道はないが、ひどいヤブ漕ぎもない。
前回金蔵山(かねくらやま)を歩いたとき、山頂から北尾根に明瞭な切り開きがあった。そこで今回は六部山(ろくぶさん)に作業道を利用し北麓から上がり、再度縦走を試みた。金蔵山の北尾根は雑木尾根の切り開きが続き快適に歩ける。(2024.5.9)
峠山・太陽光発電所
正福寺山・上ノ諏訪溜池
六部山・河原田溜池
金蔵山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~正福寺山
小さな溜池横の広い路肩スペースに駐車。溜池は草に覆われ水面は見えない(埋め立てた?)。
市道を進み、左にカフェ「さんさん」の看板を過ごす。右に上ノ諏訪(うえのすわ)溜池があり、左に幅広道が鋭角に付いているので、これを上がる。
駐車地
正福寺山
取り付き
幅広道の途中から右の斜面に取り付く。わずかに踏み跡がある。植林斜面となり踏み跡をたどると尾根に出る。
尾根取り付き
植林斜面の踏み跡
尾根へ出る
右に少し進むとあっけなく最高処の正福寺山頂に着く。植林に囲まれ展望はない。
山頂手前
山頂
境石・測量杭
帰りは北東に続く植林尾根をたどってみる。途中から東に下ると、耕地に出たところで有刺鉄線柵にはばまれる。柵沿いに右へ進み、ヤブ気味の小谷沿いに進むと市道へ抜け出た。
北東尾根
右(東)へ下る
耕作地・有刺鉄線柵
左に石碑が見え、かろうじて「奉納 大乗妙典日本廻国寶塔」と読める。岡枝村の〇〇久右衛門(?)さんが巡礼達成の記念に建てたようだ。
石碑
下山ルートは踏み跡もなく、山頂からピストンで戻った方が無難だろう。
●~峠山~河原田溜池
正福寺山の南に位置する峠山に向かう。こちらも貴飯と上岡枝の大字境にある山だ。
市道を東に行くとすぐ右に上ノ諏訪溜池の堰堤がある。地形図に三角点マークがあるが、周辺には見あたらない。
上ノ諏訪溜池
堰堤を進み、コンクリート橋を渡ると、道が左右に分岐する。右は山道、左は幅広道だ。
右の山道を取る。道は溜池沿いに続くので、左の踏み跡のない薄いシダ尾根を上がってみた。50mピークから南へ下ると古い墓地に出合う。享和・嘉永などの年号が刻まれ、江戸後期の墓のようだ。
コン橋・道分岐
古墓
墓地沿いに道があり、下ると麓から続く山道に出た。そこで堰堤まで戻り、たどりなおすことにした。
堰堤からコン橋を渡り、今度は左の幅広道に進む。
幅広道
谷出合いで山道となり、谷沿いに続く。右に小尾根を回り込むと分岐となる(右に上がると先ほどの墓地に出る)。
山道・分岐
山道
分岐・右上は古墓地へ
ここは直進し、鞍部で分岐を左に進む。
分岐・左へ
鞍部
谷沿いに山道を上がり、左に小さな涸れ溜池を過ごすと鞍部に出る。
植林沿い
小溜池(涸れ)
鞍部
左の植林境を登ると、150m支尾根合流点で両側植林境に変わる。
植林境・上り
植林境
両側植林
勾配が緩み180m支尾根合流点で右の雑木尾根に進む。
緩い植林尾根
180m支尾根合流点
やや荒れた広い雑木尾根を進むと平坦な峠山東峰山頂に着く。山頂周辺は以前の伐採木が残り荒れていて展望もない。
やや荒れた雑木尾根
峠山(東峰)山頂手前
峠山東峰山頂
西峰へ向かう。尾根が不明瞭なので、方向を確認し雑木斜面を下る。突然下方の鞍部を三頭の鹿が、お尻の白い毛を見せながらすーっと横切っていった。
雑木尾根・下り
雑木尾根
鞍部から雑木尾根を登り返すと標高180mの峠山西峰に着く。雑木に囲まれた山頂で、これといった特徴はなく、展望も得られない。
鞍部
雑木尾根・上り
峠山山頂
大字境の南西方向の尾根を下る。切り開きがある。150m支尾根分岐点で西へ方向変え、尾根を下る。
雑木尾根・下り
150m支尾根分岐点
雑木尾根
途中から左植林境となる。140m②ピークで大字境を外れ、切り開きのある南尾根へ下る。
140m①支尾根分岐点・左植林
140m②ピーク
雑木尾根・下り
左谷の太陽光発電所が見える標高110mあたりで、尾根筋が広くなり不明瞭となるので、右にトラバースしながら下る。
左下に太陽光発電所
広い尾根・右へトラバース気味に下る
尾根の右端で植林となり、右に伐採谷が見える。
右端の植林尾根
右谷に伐採地
植林尾根を下り、眼下に車道が見えたところで、右の伐採谷入口近くへ下る。ヤブを少し踏むと車道へ出る。(少し勾配があるが、尾根から車道へ直接下りてもいいかもしれない)
植林尾根先端部
右の伐採谷入口へ下る
ヤブ化した伐採谷
眼前に河原田溜池と金蔵山が望める。
金蔵山・河原田溜池
●~六部山
溜池沿いに市道を東へ進み、六部山をめざす。峠を越えると右手に鋭角へ戻るように上がっている作業道に入る。
市道
作業道取り付き
コンクリート道からすぐに未舗装道に変わる。尾根を左に回り込むとカヤなどがやや被りはじめる。
未舗装道に変わる
作業道・カヤ
緩やかな鞍部を登り返していくと左右の谷が合わさったところで左右に道が分岐する(右道の入口付近は草が被っている)。
鞍部
林道
右に六部山
作業道分岐①
左の道に進み、次の二つ目の分岐③で右道に上がる。
作業道分岐②、後方に分岐③
水平道となり、次の分岐④で右道を取る。
林道
林道分岐④
ジグザグに上がると標高160mあたりで終点となるので、右の植林境斜面に取り付く。
作業道
作業道終点
上がるとすぐ左に炭焼窯跡らしき小穴を見る。植林境から少し左の雑木斜面を上がるようになる。
炭焼窯跡?
雑木尾根急登
手がかり足がりとなる木を確認しながら急登すると主尾根に出る。右は植林境鞍部で、左に少し上がると伐採地に出る。以前直登したことのある慈光院から上がっている尾根の頂部にあたる。
雑木尾根
主尾根出合い手前
尾根出合い(右方向)
左方向
伐採展望地
東から南の眺望が得られる。
豊ヶ岳(左端)
高畑山
大音山・蓮台寺山・石山
白山・赤間山
休憩後、西方向の山頂をめざす。植林境鞍部から植林境に残る踏み跡をたどる。
鞍部・植林境
植林境
標高240mあたりから両側が植林尾根に変わり、さらに登るとふたたび左植林境の緩やかな尾根となる。
両側植林
植林境
植林が切れ雑木尾根を進む。角ばった小石が多く、小穴(何の目的でつくられたかわからないが山頂周辺に散在している)をいくつか過ごすと山名標識と三等三角点「六部山」のある山頂に着く。展望はまったくない。
植林終端
山頂部雑木尾根・小穴
六部山山頂
三等三角点
●~金蔵山
このあと、さらに西の金蔵山をめざす。金蔵山までは前回と同じルートなので省略。(前回5月3日の山行記録)
山頂・石祠.
石祠
石杭(北端)
●~駐車地
前回山頂から北尾根に切り開きがあるのを確認していたので、今回はこちらの尾根を下ることにする。
明瞭な雑木尾根の切り開きが残っており、快適に下る。標高220mあたりの支尾根分岐点は不明瞭でいつの間にか過ぎ、どんどん下る。
雑木尾根切り開き・下り
雑木尾根切り開き
170m、160m支尾根分岐点を過ぎ、140m支尾根分岐点で北か北東の尾根を下るか少し思案する。いずれも明瞭な切り開きがある。地形図では右の北東尾根が麓にある溜池の堰堤あたりへ出そうだが、主尾根とみられる北尾根を下ることにする。
170m支尾根分岐点
雑木尾根
植林境
160m支尾根分岐点
雑木細尾根
140m支尾根分岐点
一部植林境となりながら雑木尾根の切り開きを下っていくと、麓が近くなったあたりで切り開きが不明瞭となる。
雑木尾根
植林境
雑木尾根
植林境
雑木尾根・不明瞭
小さな谷の出口に降り溝に出合う。溝を渡り耕作地に出る。畦道を進み、小川沿いの土手を行くと市道に出た。
溝出合い
溝を渡る(逆方向)
畦道
川土手
市道出合い
せっかく快適な雑木尾根だったのに最後は残念な結末となった。そこで、北東尾根の方が気になり、状況を確認するため分岐まで登りなおすことにする。
市道を河原田溜池まで歩き、溜池の土堰堤から140m支尾根分岐点まで上がり、同じルートで戻ってみた。
雑木尾根の切り開きを下る。枯れ枝はあるものの明瞭な切り開きで、こちらも歩きよい。
140m支尾根分岐点
雑木尾根
雑木尾根
標高110mあたりで右に植林谷と、樹間わずかに溜池が見える。ここで右の雑木交じりの植林谷斜面に下る。
110m下降地点
雑木交じり植林谷を下る
下草もなくどこでも歩ける。下りきると溜池のほとりで幅広道に出る。
植林谷
溜池沿いの幅広道へ出る
左に向かい、小さなポンプ場を過ごし、溜池の土堰堤をわたると市道へ出る。
ポンプ小屋
土堰堤
土堰堤(逆方向)・金蔵山
河原田溜池・六部山
市道から農道に入る。まっすぐに延びる道を周辺の山並みを確認しながら駐車地へ戻る。
農道から金蔵山
寺山・鬼ヶ城・狩音山
掛山(笠ヶ嶽)・264mピーク
大浴山(中央後ろ)
鳴滝山
西ノ嶽・華山
防獣フェンス
農道
■山名について
▲正福寺山
地下上申貴飯村の境目書及び絵図に山名が見える。麓に小字正福寺があり、むかし寺があったと思われる。
上岡枝村の境目書及び絵図には「正福寺原山」とある。
▲峠山
地下上申貴飯村境目書及び絵図に山名「峠山」と「峠」の記載がある。
上岡枝村では、追而境目書(当初藩へ提出されたものを訂正したもの)及び絵図に「岡の屋敷垰」とあるが、山名ではなく峠名と思われる。
前回金蔵山(かねくらやま)を歩いたとき、山頂から北尾根に明瞭な切り開きがあった。そこで今回は六部山(ろくぶさん)に作業道を利用し北麓から上がり、再度縦走を試みた。金蔵山の北尾根は雑木尾根の切り開きが続き快適に歩ける。(2024.5.9)
峠山・太陽光発電所
正福寺山・上ノ諏訪溜池
六部山・河原田溜池
金蔵山
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~正福寺山
小さな溜池横の広い路肩スペースに駐車。溜池は草に覆われ水面は見えない(埋め立てた?)。
市道を進み、左にカフェ「さんさん」の看板を過ごす。右に上ノ諏訪(うえのすわ)溜池があり、左に幅広道が鋭角に付いているので、これを上がる。
駐車地
正福寺山
取り付き
幅広道の途中から右の斜面に取り付く。わずかに踏み跡がある。植林斜面となり踏み跡をたどると尾根に出る。
尾根取り付き
植林斜面の踏み跡
尾根へ出る
右に少し進むとあっけなく最高処の正福寺山頂に着く。植林に囲まれ展望はない。
山頂手前
山頂
境石・測量杭
帰りは北東に続く植林尾根をたどってみる。途中から東に下ると、耕地に出たところで有刺鉄線柵にはばまれる。柵沿いに右へ進み、ヤブ気味の小谷沿いに進むと市道へ抜け出た。
北東尾根
右(東)へ下る
耕作地・有刺鉄線柵
左に石碑が見え、かろうじて「奉納 大乗妙典日本廻国寶塔」と読める。岡枝村の〇〇久右衛門(?)さんが巡礼達成の記念に建てたようだ。
石碑
下山ルートは踏み跡もなく、山頂からピストンで戻った方が無難だろう。
●~峠山~河原田溜池
正福寺山の南に位置する峠山に向かう。こちらも貴飯と上岡枝の大字境にある山だ。
市道を東に行くとすぐ右に上ノ諏訪溜池の堰堤がある。地形図に三角点マークがあるが、周辺には見あたらない。
上ノ諏訪溜池
堰堤を進み、コンクリート橋を渡ると、道が左右に分岐する。右は山道、左は幅広道だ。
右の山道を取る。道は溜池沿いに続くので、左の踏み跡のない薄いシダ尾根を上がってみた。50mピークから南へ下ると古い墓地に出合う。享和・嘉永などの年号が刻まれ、江戸後期の墓のようだ。
コン橋・道分岐
古墓
墓地沿いに道があり、下ると麓から続く山道に出た。そこで堰堤まで戻り、たどりなおすことにした。
堰堤からコン橋を渡り、今度は左の幅広道に進む。
幅広道
谷出合いで山道となり、谷沿いに続く。右に小尾根を回り込むと分岐となる(右に上がると先ほどの墓地に出る)。
山道・分岐
山道
分岐・右上は古墓地へ
ここは直進し、鞍部で分岐を左に進む。
分岐・左へ
鞍部
谷沿いに山道を上がり、左に小さな涸れ溜池を過ごすと鞍部に出る。
植林沿い
小溜池(涸れ)
鞍部
左の植林境を登ると、150m支尾根合流点で両側植林境に変わる。
植林境・上り
植林境
両側植林
勾配が緩み180m支尾根合流点で右の雑木尾根に進む。
緩い植林尾根
180m支尾根合流点
やや荒れた広い雑木尾根を進むと平坦な峠山東峰山頂に着く。山頂周辺は以前の伐採木が残り荒れていて展望もない。
やや荒れた雑木尾根
峠山(東峰)山頂手前
峠山東峰山頂
西峰へ向かう。尾根が不明瞭なので、方向を確認し雑木斜面を下る。突然下方の鞍部を三頭の鹿が、お尻の白い毛を見せながらすーっと横切っていった。
雑木尾根・下り
雑木尾根
鞍部から雑木尾根を登り返すと標高180mの峠山西峰に着く。雑木に囲まれた山頂で、これといった特徴はなく、展望も得られない。
鞍部
雑木尾根・上り
峠山山頂
大字境の南西方向の尾根を下る。切り開きがある。150m支尾根分岐点で西へ方向変え、尾根を下る。
雑木尾根・下り
150m支尾根分岐点
雑木尾根
途中から左植林境となる。140m②ピークで大字境を外れ、切り開きのある南尾根へ下る。
140m①支尾根分岐点・左植林
140m②ピーク
雑木尾根・下り
左谷の太陽光発電所が見える標高110mあたりで、尾根筋が広くなり不明瞭となるので、右にトラバースしながら下る。
左下に太陽光発電所
広い尾根・右へトラバース気味に下る
尾根の右端で植林となり、右に伐採谷が見える。
右端の植林尾根
右谷に伐採地
植林尾根を下り、眼下に車道が見えたところで、右の伐採谷入口近くへ下る。ヤブを少し踏むと車道へ出る。(少し勾配があるが、尾根から車道へ直接下りてもいいかもしれない)
植林尾根先端部
右の伐採谷入口へ下る
ヤブ化した伐採谷
眼前に河原田溜池と金蔵山が望める。
金蔵山・河原田溜池
●~六部山
溜池沿いに市道を東へ進み、六部山をめざす。峠を越えると右手に鋭角へ戻るように上がっている作業道に入る。
市道
作業道取り付き
コンクリート道からすぐに未舗装道に変わる。尾根を左に回り込むとカヤなどがやや被りはじめる。
未舗装道に変わる
作業道・カヤ
緩やかな鞍部を登り返していくと左右の谷が合わさったところで左右に道が分岐する(右道の入口付近は草が被っている)。
鞍部
林道
右に六部山
作業道分岐①
左の道に進み、次の二つ目の分岐③で右道に上がる。
作業道分岐②、後方に分岐③
水平道となり、次の分岐④で右道を取る。
林道
林道分岐④
ジグザグに上がると標高160mあたりで終点となるので、右の植林境斜面に取り付く。
作業道
作業道終点
上がるとすぐ左に炭焼窯跡らしき小穴を見る。植林境から少し左の雑木斜面を上がるようになる。
炭焼窯跡?
雑木尾根急登
手がかり足がりとなる木を確認しながら急登すると主尾根に出る。右は植林境鞍部で、左に少し上がると伐採地に出る。以前直登したことのある慈光院から上がっている尾根の頂部にあたる。
雑木尾根
主尾根出合い手前
尾根出合い(右方向)
左方向
伐採展望地
東から南の眺望が得られる。
豊ヶ岳(左端)
高畑山
大音山・蓮台寺山・石山
白山・赤間山
休憩後、西方向の山頂をめざす。植林境鞍部から植林境に残る踏み跡をたどる。
鞍部・植林境
植林境
標高240mあたりから両側が植林尾根に変わり、さらに登るとふたたび左植林境の緩やかな尾根となる。
両側植林
植林境
植林が切れ雑木尾根を進む。角ばった小石が多く、小穴(何の目的でつくられたかわからないが山頂周辺に散在している)をいくつか過ごすと山名標識と三等三角点「六部山」のある山頂に着く。展望はまったくない。
植林終端
山頂部雑木尾根・小穴
六部山山頂
三等三角点
●~金蔵山
このあと、さらに西の金蔵山をめざす。金蔵山までは前回と同じルートなので省略。(前回5月3日の山行記録)
山頂・石祠.
石祠
石杭(北端)
●~駐車地
前回山頂から北尾根に切り開きがあるのを確認していたので、今回はこちらの尾根を下ることにする。
明瞭な雑木尾根の切り開きが残っており、快適に下る。標高220mあたりの支尾根分岐点は不明瞭でいつの間にか過ぎ、どんどん下る。
雑木尾根切り開き・下り
雑木尾根切り開き
170m、160m支尾根分岐点を過ぎ、140m支尾根分岐点で北か北東の尾根を下るか少し思案する。いずれも明瞭な切り開きがある。地形図では右の北東尾根が麓にある溜池の堰堤あたりへ出そうだが、主尾根とみられる北尾根を下ることにする。
170m支尾根分岐点
雑木尾根
植林境
160m支尾根分岐点
雑木細尾根
140m支尾根分岐点
一部植林境となりながら雑木尾根の切り開きを下っていくと、麓が近くなったあたりで切り開きが不明瞭となる。
雑木尾根
植林境
雑木尾根
植林境
雑木尾根・不明瞭
小さな谷の出口に降り溝に出合う。溝を渡り耕作地に出る。畦道を進み、小川沿いの土手を行くと市道に出た。
溝出合い
溝を渡る(逆方向)
畦道
川土手
市道出合い
せっかく快適な雑木尾根だったのに最後は残念な結末となった。そこで、北東尾根の方が気になり、状況を確認するため分岐まで登りなおすことにする。
市道を河原田溜池まで歩き、溜池の土堰堤から140m支尾根分岐点まで上がり、同じルートで戻ってみた。
雑木尾根の切り開きを下る。枯れ枝はあるものの明瞭な切り開きで、こちらも歩きよい。
140m支尾根分岐点
雑木尾根
雑木尾根
標高110mあたりで右に植林谷と、樹間わずかに溜池が見える。ここで右の雑木交じりの植林谷斜面に下る。
110m下降地点
雑木交じり植林谷を下る
下草もなくどこでも歩ける。下りきると溜池のほとりで幅広道に出る。
植林谷
溜池沿いの幅広道へ出る
左に向かい、小さなポンプ場を過ごし、溜池の土堰堤をわたると市道へ出る。
ポンプ小屋
土堰堤
土堰堤(逆方向)・金蔵山
河原田溜池・六部山
市道から農道に入る。まっすぐに延びる道を周辺の山並みを確認しながら駐車地へ戻る。
農道から金蔵山
寺山・鬼ヶ城・狩音山
掛山(笠ヶ嶽)・264mピーク
大浴山(中央後ろ)
鳴滝山
西ノ嶽・華山
防獣フェンス
農道
■山名について
▲正福寺山
地下上申貴飯村の境目書及び絵図に山名が見える。麓に小字正福寺があり、むかし寺があったと思われる。
上岡枝村の境目書及び絵図には「正福寺原山」とある。
▲峠山
地下上申貴飯村境目書及び絵図に山名「峠山」と「峠」の記載がある。
上岡枝村では、追而境目書(当初藩へ提出されたものを訂正したもの)及び絵図に「岡の屋敷垰」とあるが、山名ではなく峠名と思われる。
2024-05-12 17:19
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