大平ヶ嶽・烏山(美祢市豊田前町保々・今山) [県北部の山]
導州ヶ嶽の登山口でもある障子ヶ垰から烏山まで縦走を試みた。
尾根上には最近測量が入ったらしく切開きがあり、大平ヶ嶽の手前ピークから防獣ネットが現われ、ネットが終わる大字境まで切開きをたどれる。
280m鞍部あたりから笠頭山あたりまでは植林境の尾根上が荒れており、ヤブを回避しながらの歩きとなる。
帰路は笠頭山の南西尾根の切開きをたどり、伐採谷へ出て林道を下った。(2017.11.5)
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●障子ヶ垰~大平ヶ嶽
障子ヶ垰の駐車場へ車を置き、峠から斜面へ取り付く。踏み跡はないが雑木疎林なのでヤブこぎなしで登り切ると雑木尾根へ出る。右へ少し進むと、250m支尾根分岐点で右からの切開きと出合う。
峠・取り付き
雑木疎林斜面
雑木疎林尾根
250m支尾根合流点①
この先支尾根分岐点やピークを確認しながら切開きをたどる。要所で美祢市の小コン杭などを見る。
切開き
250m支尾根合流点②
260m支尾根合流点・コン杭
270m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根・切開き
290m支尾根合流点・国有林界標柱・コン杭
植林境
300m支尾根合流点
320mピーク
植林尾根・下り
雑木尾根・上り
310m支尾根合流点・コン杭
340mピークで防獣ネットに出合う。華山や白滝山の展望が得られる。
340mピーク
ネット出合い・コン杭
華山
ネット沿いに進むと351mピークの大平ヶ嶽山頂に着く。樹木に囲まれ、展望は山頂近くから樹間に江船山や古烏帽子山が確認できる程度だ。ネット沿いは日が当たるので、いずれヤブ化すると思われる。
ネット沿い・下り
大平ヶ嶽山頂(351mピーク)
江船山
古烏帽子山
ネット沿い・下り
●~笠頭山~烏山
次の340m支尾根分岐点には地籍図根三角点が設置され、周辺が伐採されている。なお地籍図根三角点の標柱は、伐採時に誤って移動したのか三角点位置にはなく、少し離れたネット際の小コン杭のそばに設置されている。植林が伸び、西方向の展望がわずかに得られる程度である。
340m支尾根分岐点・地籍図根三角点
地籍図根三角点(逆方向)
古烏帽子山・豊ヶ岳?
330m支尾根分岐点でネットと切開きは大字境の西尾根方向へ分かれる。
この先切開きは不明瞭となり雑木疎林尾根をたどる。
330mネット分かれ
疎林尾根
疎林尾根
340mピーク
疎林尾根・下り
鞍部
300m平坦ピーク
280m鞍部で石杭「村林」を見て登り返す。この後しばらく雑木や植林境の荒れたヤブ尾根が続くので、尾根上を避けながら、要所で支尾根分岐点やピークを確認して進む。
280m鞍部
石杭「村林」・コン杭
雑木尾根・上り
雑木尾根・上り
320m支尾根合流点・石杭・コン杭
330mヤブピーク
植林境・ヤブ尾根
左の雑木林へ逃げる
340m支尾根合流点・コン杭
雑木ヤブ尾根
350mピーク
植林・雑木ヤブ
350m支尾根合流点・コン杭
植林尾根・上り
左の雑木斜面を進む
小伐採地の370mピークで北方向へ向かい、350mピークを右に過ごしながら登り切ると、石杭「村林」が横たわる360mピークの笠頭山に着く。展望は得られない。以前歩いた北尾根方向はやや倒木があるようだ。
370m支尾根分岐点・小伐採地
350m雑木疎林鞍部
雑木尾根
350m支尾根分岐点を右に過ごす
笠頭山(360mピーク)・倒石杭
北尾根方向
西尾根へ向かい、すぐにテープに導かれて右の斜面を下ると340m鞍部へ出る。
テープ
340m鞍部・切開き
次の鞍部で右植林境となり、植林境を登りきった最上部からヤブ気味の雑木尾根を登り切ると、三等三角点が設置された烏山山頂へ着く。樹木に囲まれ展望は得られない。
雑木尾根
植林境
雑木尾根 取り付き
雑木尾根
烏山山頂
●~作業道出合い
帰路は340m鞍部まで戻り、巻き道の踏み跡をたどって笠頭山の西尾根へ出る。
踏み跡・巻き道
尾根出合い
植林境の切開きを下り、鞍部を登り返すと310m平坦ピークへ着く。
植林境尾根
植林境尾根
310m鞍部
310m平坦ピーク
ここで切開きと分かれ、踏み跡はないが西方向へ雑木疎林尾根を下ると、植林境となり300m鞍部へ着く。
雑木疎林・下り
植林境
300m植林鞍部
右の植林谷へ下ると踏み跡が現われ、下りきると植林谷へ出る。
植林谷
踏み跡
谷出合い
植林谷(右方向)
谷の左端をたどりながら下っていくと前方が開け、作業道と出合う。
谷の左端を左方向へ進む
伐採木
作業道出合い
●~林道~県道~障子ヶ垰
作業道をたどりながら伐採谷を下り、林道を進む。
作業道・伐採谷
林道
堰堤
林道を左に過ごし、コンクリート橋を渡って次の林道と出合う。ここで近道になると思い、左折して峠をめざす。
林道出合い(逆方向)
コン橋・林道出合い
林道・耕作放棄地
植林沿い
途中から切開きのササ道となり、タケ林を抜けていくと、小溜池を過ごし峠で土手と溜池を見る。
ササ
ササ切開き
タケ
小溜池
石垣・溝状道
倒木・竹
土手・溜池
この先次第に道が怪しくなる。測量が各所に入ったらしく、テープが枝分かれしてあてにならない。地形図の破線道も消失したようだ。
谷の左岸側を進んでいくとそのまま別の谷へ下って行きそうなので、途中で修正し、尾根を越え植林谷を下り切ると林道へ出た。右折し林道を下り切ると県道に出る。
保安林看板
平坦地を左へ横切る
石垣沿い
旧山道
竹林の平坦地
竹林谷へ入る
支谷を詰める
植林境鞍部
ヒノキ植林谷
前方に林道が見える
林道出合い(逆方向)
林道
県道出合い(逆方向)
■山名考
◆大平ヶ嶽
『防長地下上申』保々村境目書に山名があり、別に「大平山」の名も見える。
また同書今山村境目書には、保々・今山・麦小野の三村境の山として「下切り山」や「下タ切り山」の名が見えるが、旧村境の330m支尾根分岐点から351mピークあたりまでの山域の名を示すかは不明。
◆笠頭山
『防長地下上申』保々村境目書に、今山・麻生・麦小野の三村境の山として「笠頭山」の山名が見え、同書麦小野村境目書によると「からす山後平」がこの山にあたると思われる。
これから推測すると、烏山は今山村・麻生村ではそれぞれ「ひしや門が嵩」、「比沙門が嶽」と呼ばれていたことから、烏山は麦小野村側の呼び名であったと考えられる。
尾根上には最近測量が入ったらしく切開きがあり、大平ヶ嶽の手前ピークから防獣ネットが現われ、ネットが終わる大字境まで切開きをたどれる。
280m鞍部あたりから笠頭山あたりまでは植林境の尾根上が荒れており、ヤブを回避しながらの歩きとなる。
帰路は笠頭山の南西尾根の切開きをたどり、伐採谷へ出て林道を下った。(2017.11.5)
(1,2クリックで拡大)
●障子ヶ垰~大平ヶ嶽
障子ヶ垰の駐車場へ車を置き、峠から斜面へ取り付く。踏み跡はないが雑木疎林なのでヤブこぎなしで登り切ると雑木尾根へ出る。右へ少し進むと、250m支尾根分岐点で右からの切開きと出合う。
峠・取り付き
雑木疎林斜面
雑木疎林尾根
250m支尾根合流点①
この先支尾根分岐点やピークを確認しながら切開きをたどる。要所で美祢市の小コン杭などを見る。
切開き
250m支尾根合流点②
260m支尾根合流点・コン杭
270m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根・切開き
290m支尾根合流点・国有林界標柱・コン杭
植林境
300m支尾根合流点
320mピーク
植林尾根・下り
雑木尾根・上り
310m支尾根合流点・コン杭
340mピークで防獣ネットに出合う。華山や白滝山の展望が得られる。
340mピーク
ネット出合い・コン杭
華山
ネット沿いに進むと351mピークの大平ヶ嶽山頂に着く。樹木に囲まれ、展望は山頂近くから樹間に江船山や古烏帽子山が確認できる程度だ。ネット沿いは日が当たるので、いずれヤブ化すると思われる。
ネット沿い・下り
大平ヶ嶽山頂(351mピーク)
江船山
古烏帽子山
ネット沿い・下り
●~笠頭山~烏山
次の340m支尾根分岐点には地籍図根三角点が設置され、周辺が伐採されている。なお地籍図根三角点の標柱は、伐採時に誤って移動したのか三角点位置にはなく、少し離れたネット際の小コン杭のそばに設置されている。植林が伸び、西方向の展望がわずかに得られる程度である。
340m支尾根分岐点・地籍図根三角点
地籍図根三角点(逆方向)
古烏帽子山・豊ヶ岳?
330m支尾根分岐点でネットと切開きは大字境の西尾根方向へ分かれる。
この先切開きは不明瞭となり雑木疎林尾根をたどる。
330mネット分かれ
疎林尾根
疎林尾根
340mピーク
疎林尾根・下り
鞍部
300m平坦ピーク
280m鞍部で石杭「村林」を見て登り返す。この後しばらく雑木や植林境の荒れたヤブ尾根が続くので、尾根上を避けながら、要所で支尾根分岐点やピークを確認して進む。
280m鞍部
石杭「村林」・コン杭
雑木尾根・上り
雑木尾根・上り
320m支尾根合流点・石杭・コン杭
330mヤブピーク
植林境・ヤブ尾根
左の雑木林へ逃げる
340m支尾根合流点・コン杭
雑木ヤブ尾根
350mピーク
植林・雑木ヤブ
350m支尾根合流点・コン杭
植林尾根・上り
左の雑木斜面を進む
小伐採地の370mピークで北方向へ向かい、350mピークを右に過ごしながら登り切ると、石杭「村林」が横たわる360mピークの笠頭山に着く。展望は得られない。以前歩いた北尾根方向はやや倒木があるようだ。
370m支尾根分岐点・小伐採地
350m雑木疎林鞍部
雑木尾根
350m支尾根分岐点を右に過ごす
笠頭山(360mピーク)・倒石杭
北尾根方向
西尾根へ向かい、すぐにテープに導かれて右の斜面を下ると340m鞍部へ出る。
テープ
340m鞍部・切開き
次の鞍部で右植林境となり、植林境を登りきった最上部からヤブ気味の雑木尾根を登り切ると、三等三角点が設置された烏山山頂へ着く。樹木に囲まれ展望は得られない。
雑木尾根
植林境
雑木尾根 取り付き
雑木尾根
烏山山頂
●~作業道出合い
帰路は340m鞍部まで戻り、巻き道の踏み跡をたどって笠頭山の西尾根へ出る。
踏み跡・巻き道
尾根出合い
植林境の切開きを下り、鞍部を登り返すと310m平坦ピークへ着く。
植林境尾根
植林境尾根
310m鞍部
310m平坦ピーク
ここで切開きと分かれ、踏み跡はないが西方向へ雑木疎林尾根を下ると、植林境となり300m鞍部へ着く。
雑木疎林・下り
植林境
300m植林鞍部
右の植林谷へ下ると踏み跡が現われ、下りきると植林谷へ出る。
植林谷
踏み跡
谷出合い
植林谷(右方向)
谷の左端をたどりながら下っていくと前方が開け、作業道と出合う。
谷の左端を左方向へ進む
伐採木
作業道出合い
●~林道~県道~障子ヶ垰
作業道をたどりながら伐採谷を下り、林道を進む。
作業道・伐採谷
林道
堰堤
林道を左に過ごし、コンクリート橋を渡って次の林道と出合う。ここで近道になると思い、左折して峠をめざす。
林道出合い(逆方向)
コン橋・林道出合い
林道・耕作放棄地
植林沿い
途中から切開きのササ道となり、タケ林を抜けていくと、小溜池を過ごし峠で土手と溜池を見る。
ササ
ササ切開き
タケ
小溜池
石垣・溝状道
倒木・竹
土手・溜池
この先次第に道が怪しくなる。測量が各所に入ったらしく、テープが枝分かれしてあてにならない。地形図の破線道も消失したようだ。
谷の左岸側を進んでいくとそのまま別の谷へ下って行きそうなので、途中で修正し、尾根を越え植林谷を下り切ると林道へ出た。右折し林道を下り切ると県道に出る。
保安林看板
平坦地を左へ横切る
石垣沿い
旧山道
竹林の平坦地
竹林谷へ入る
支谷を詰める
植林境鞍部
ヒノキ植林谷
前方に林道が見える
林道出合い(逆方向)
林道
県道出合い(逆方向)
■山名考
◆大平ヶ嶽
『防長地下上申』保々村境目書に山名があり、別に「大平山」の名も見える。
また同書今山村境目書には、保々・今山・麦小野の三村境の山として「下切り山」や「下タ切り山」の名が見えるが、旧村境の330m支尾根分岐点から351mピークあたりまでの山域の名を示すかは不明。
◆笠頭山
『防長地下上申』保々村境目書に、今山・麻生・麦小野の三村境の山として「笠頭山」の山名が見え、同書麦小野村境目書によると「からす山後平」がこの山にあたると思われる。
これから推測すると、烏山は今山村・麻生村ではそれぞれ「ひしや門が嵩」、「比沙門が嶽」と呼ばれていたことから、烏山は麦小野村側の呼び名であったと考えられる。
2017-11-08 00:36
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