白木山〈物見山狼煙場跡その2〉(周防大島町沖家室島) [県東部の山]
前回の物見山狼煙場跡の探索では確証が得られず宿題が残ったので、今回は地下上申絵図が示す狼煙場位置のピークをめざすことにした。(2011.02.19)
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目標のピークまで直接続く支尾根に取り付こうと、路地を抜け石段を上がったところ、畑で作業中のYさんに出会い、しばしお話をうかがった。
このピークに狼煙場があったということはご存知なく、「背後の山の名は白木山(しらきやま)と地元では呼んでいる。50年ほど昔、北川という人が山頂にコンクリート製の小祠を置き詣っていたので、現在も跡があるかもしれない。最近は山に入っていないので分からないが山頂まで行くのは厳しいだろう」とのこと。
ついでに「魔山」の山名のことを尋ねたところ、意外にも幼い頃から地元ではそのように呼んでおり(マサンではなくマザンと読む)、「本山」という名は全くご存じない様子。
また、「長瀬の浜の上方にあるコンクリート製の廃墟は灯台守の建物跡で、浜の先の岩礁に立つ灯台(今も小さな灯台あり)と沖合のセンガイという場所にあった灯台の2基の守をしていた。昔は木船だったので、この沖でも遭難が多く、島内の墓地には無縁仏が多い」と教えていただいた。
早速尾根に取り付いたところ、白いビニールひもが現れ、これを道案内にシダ尾根を上がって行くと15分程度であっけなく山頂に到着。コンクリートの祠は見あたらず、ましてや素人には狼煙場の痕跡など分かるはずもない。ヤブで展望もないので、仕方なく小岩の上に登ってみたところ、樹間に笹島が見通せた。
ピーク平坦地
ピークの岩
ピークの岩
岩上から牛ヶ首・笹島・大見山
帰路、ヤブ尾根伝いに北西の110mピークまで進み、さらに鞍部の峠へ抜けると、州崎集落から上がっているコンクリート小道に出会った。
110mピーク
峠
ついでに南側の「阿子島の浜」へ下りてみたが、耕作地の先からは道も消え、段状のミカン畑跡に繁茂したタケヤブをかき分けかき分け下り、やっとの思いで浜へ抜け出た。
阿子島の浜(西側)
阿子島の浜(東側)
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目標のピークまで直接続く支尾根に取り付こうと、路地を抜け石段を上がったところ、畑で作業中のYさんに出会い、しばしお話をうかがった。
このピークに狼煙場があったということはご存知なく、「背後の山の名は白木山(しらきやま)と地元では呼んでいる。50年ほど昔、北川という人が山頂にコンクリート製の小祠を置き詣っていたので、現在も跡があるかもしれない。最近は山に入っていないので分からないが山頂まで行くのは厳しいだろう」とのこと。
ついでに「魔山」の山名のことを尋ねたところ、意外にも幼い頃から地元ではそのように呼んでおり(マサンではなくマザンと読む)、「本山」という名は全くご存じない様子。
また、「長瀬の浜の上方にあるコンクリート製の廃墟は灯台守の建物跡で、浜の先の岩礁に立つ灯台(今も小さな灯台あり)と沖合のセンガイという場所にあった灯台の2基の守をしていた。昔は木船だったので、この沖でも遭難が多く、島内の墓地には無縁仏が多い」と教えていただいた。
早速尾根に取り付いたところ、白いビニールひもが現れ、これを道案内にシダ尾根を上がって行くと15分程度であっけなく山頂に到着。コンクリートの祠は見あたらず、ましてや素人には狼煙場の痕跡など分かるはずもない。ヤブで展望もないので、仕方なく小岩の上に登ってみたところ、樹間に笹島が見通せた。
ピーク平坦地
ピークの岩
ピークの岩
岩上から牛ヶ首・笹島・大見山
帰路、ヤブ尾根伝いに北西の110mピークまで進み、さらに鞍部の峠へ抜けると、州崎集落から上がっているコンクリート小道に出会った。
110mピーク
峠
ついでに南側の「阿子島の浜」へ下りてみたが、耕作地の先からは道も消え、段状のミカン畑跡に繁茂したタケヤブをかき分けかき分け下り、やっとの思いで浜へ抜け出た。
阿子島の浜(西側)
阿子島の浜(東側)
2012-04-23 23:28
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