△西黒沢・△水浴(岩国市錦町西黒沢・本谷) [県東部の山]
高圧線鉄塔の巡視路をたどり、四等三角点ふたつと高圧線鉄塔8基を歩いた。道は巡視路のため総じて良いが、数箇所迷いやすいところがある。
最初は春の陽気で快適に歩いていたところ、途中からコバエ数十匹にまとわりつかれ、耳や目にも侵入してくる傍若無人の振る舞いに下山後までも散々悩まされ続けた。写真に黒い斑点が写っているのはそのコバエ軍団の片割れである。(2019.5.3)
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔No.188
双津峡温泉から県道134号線に入り、深山幽谷といった趣のある渓谷の狭い道を慎重に進む。中倉の民家を過ぎて小さな峠のところにわずかな駐車スペースがある。そばに西へ向かう鉄塔巡視路の標柱を見る。
県道を少し戻ると右に幅広道が上がっている。あとで西黒沢小学校跡とわかった。その少し先に標柱があり、巡視路に取り付く。
峠
西黒沢小学校跡入口
巡視路入口
尾根に出ると記念碑と首の取れた石仏を見る。記念碑は、碑文によると、地元小学校で明治29年以来およそ18年間教職を務めた藤邊榮三郎氏の功績をたたえ、大正六年に地元民が建立したものである。
巡視路・植林沿い
石仏・記念碑(逆方向)
すぐの分岐を左に取り、右に倒壊小屋を過ごし、標柱を見て直進の道と分かれ、右の巡視路に上がる。
分岐(左へ)
倒壊小屋
巡視路
分岐・標柱(右へ)
尾根に出て巡視路をたどり、右の巻き道に変わると支尾根上で鉄塔No.188に出合う。
尾根道
巻き道
鉄塔No.188・成君寺山方向
△小屋ノ谷方向
●~鉄塔No.187・△西黒沢
植林頂部の550mピークを越え、巡視路上を伐採された緩やかな道をたどっていくと570.9mピークで鉄塔187に出合う。
四等三角点「西黒沢」をしばらく探してみたが、刈られたカヤの下に埋もれたのか見つけられなかった。
雑木尾根
550mピーク
灌木尾根
植林沿い
雑木尾根・上り
鉄塔No.187
雑木尾根
鉄塔No.187
●~鉄塔No.186
北西方向へ巡視路を下るとすぐに標柱があり、山道に出る。鉄塔188の手前で分かれた山道が続いているのかもしれない。
右折すると間もなく林道木屋線と出合う。合流箇所は広場となっている。
標柱・山道出合い(逆方向)
山道(巡視路)
林道(広場)出合い
林道を100mほど進むと右に巡視路が分かれる。分岐に標柱がないので注意が必要。
林道
巡視路分岐(右へ)
支尾根上へ出て、さらに標高610mで左からの支尾根に出合う。
植林沿い
590m支尾根合流点
610m支尾根合流点
巻き道をたどると鉄塔No.186を頭上に過ごす。
標柱・巻き道
鉄塔No.186下の巡視路
●~鉄塔No.185
尾根上へ出て進むと、630m鞍部で標柱を見て、左の巻き道に変わる。
標柱・巻き道
610m鞍部
雑木尾根
タケが交じる
630m鞍部
標柱・巻き道
植林地を抜けるとふたたび林道木屋線と出合う。
植林沿い
林道出合い
林道を進むとまもなく左に巡視路が分かれる。標柱がなく、うっかり見逃すところだった。先で林道と合流するかも知れないと思い、林道をさらに進んでみると終点で行き止まりとなった。わずかな踏み跡が続いているようだったが、念のため分岐まで戻り、左の巡視路に入る。
巡視路分岐
林道終点
道が怪しくなったので、注意して見ると、標柱があり、わずかにそま道状の巡視路が右の斜面に付いていた。これに進むと林道終点近くに上がり、踏み跡とつながった。
巡視路
標柱・巡視路分岐(右のそま道へ)
林道終点からの踏み跡と合流(逆方向)
植林尾根をジグザグに登り、登り切ると鉄塔No.185に出合う。展望はない。
植林沿い
鉄塔No.185
●~761mピーク~鉄塔No.184
巻き道から谷へ下り、標柱をふたつ確認して斜面を上がると舗装道へ出る。地形図では破線道だが林道(?)が舗装されたようだ。
巻き道
右の谷へ下る
標柱
標柱・小沢を渡る
舗装道(右方向)・両側に標柱
道を横切り、標柱のところから植林斜面に取り付く。支尾根上へ出て植林尾根を登ると、左に灌木斜面が広がり、支尾根上の鉄塔No.184や背後に大将陣が望める。
植林斜面
植林支尾根へ出る
左灌木斜面沿い・プラ段
左方向に鉄塔No.184
雑木林沿い
大将陣
山頂部へ出て左に少し進むと最高処の761mピークに達する。
標柱・山頂尾根へ出合い
761mピーク
北西方向の支尾根へ巡視路を下ると鉄塔No.184に出合う。大将陣などが望める。
巡視路・下り
鉄塔No.184・大将陣
鉄塔No.185方向・馬糞ヶ岳・水ノ尾山
寂地山・冠山方向
●~鉄塔No.183
巡視路は少し戻ったところにある標柱から東方向にわかれている。入口がヒノキ幼木で塞がっていて、下ったとき標柱には気が付いたものの分岐があるとは思わなかった。
標柱・巡視路分岐(左へ)
巻き道
巻き道から尾根へ出て下ると、鞍部で標柱を見て、道が直進と左方向に分かれる。
標柱の方向が左の谷へ向いていたので、左道を下ると、ササが目立ち始めたのでおかしいと思い、分岐へ戻って直進道を進むと、枝に黄色の「火の用心」札があった。
尾根出合い
植林尾根
標柱・分岐(直進方向)
標柱・左方向の山道
山道・ササ
巡視路・ササ
雑木尾根・上り
740m支尾根合流点で北方向へ向かうと、760m支尾根合流点で標柱と出合う。
740m支尾根合流点
雑木平坦尾根
雑木尾根
標柱・760m支尾根合流点
標柱に従い直進し、巻き道を下っていくと鉄塔No.183に出合う。ここでも大将陣が望める。
巻き道
鉄塔No.183
大将陣
●~△水浴~鉄塔No.182
鉄塔の周りを探してみたが続きの巡視路が見当たらないので、標柱分岐のところまで戻る。踏み跡が北東の尾根方向へ続いているのでたどってみると巡視路だった。
雑木尾根
770m平坦ピークを過ぎ緩い尾根を登り返すと、植林が切れるあたりの巡視路上にポツンと四等三角点「水浴」があった。
770m平坦ピーク
植林沿い
773.2mピーク
四等三角点「水浴」
尾根上の巡視路をたどっていくと、780mピークで鉄塔No.182と出合う。東の法華山・羅漢山方向が望める。
雑木尾根・下り
鉄塔No.182
雑木尾根
プラ段
鉄塔No.182・780mピーク
法華山・羅漢山方向
●~807mピーク~鉄塔No.181
尾根上の巡視路をたどり植林尾根を進むと807mピークに達する。
植林尾根・下り
植林尾根・上り
植林沿い
807mピーク
800m支尾根分岐点から東方向に尾根上をたどり、登り切ると810mピーク近くの尾根上に出る。
880m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
雑木平坦尾根
植林境
植林境尾根出合い(右方向)・810mピーク
810m小ピークを越えるとすぐに標柱を見て、標柱に従い南東尾根の巡視路を下ると鉄塔No.181の建つ支尾根斜面へ出る。
標柱・巡視路分岐
巡視路・下り
鉄塔No.181(逆方向)
●~笹ノ折峠
続きの巡視路が見当たらないので上方の標柱まで戻り、北東尾根を下る。
植林尾根を下っていき、標柱を見てササ沿いの巻き道を下ると、突然ガケ状となる。
植林境・下り
植林尾根
巻き道・ササ
ササ沿い
斜面に付けられた踏み跡を少し下ると林道に出合う。林道を下るとすぐに笹ノ折峠の分岐へ降り立つ。
急斜面のそま道
林道出合い(逆方向)
県道出合い・笹ノ折峠
県道出合い(逆方向)
●~駐車地
羅漢山への分岐点となっているが、ここは県道を南へ下る。
県道岩国錦線
法華山
ところどころ中国自然歩道の道標が設置してある。
自然歩道標識
自然歩道道標
分岐で右の舗装林道へ入る。途中舗装道を右に分け、次の分岐を右に取って成君寺山方向へ向かう自然歩道と分かれる。
舗装林道分岐(右へ)
舗装林道
舗装道分岐
法華山
舗装林道
民有林林道看板
集落道分岐(右へ)
岡田、原集落とたどりながら峠の駐車地へ戻る。
集落道
岡田集落(逆方向)
石仏
分岐(左へ)・右は雨土地へ
△小屋ノ谷
神社登り口
河内神社?
原集落
原集落(逆方向)
分岐(右へ)
農道改修記念碑・石仏
集落道
車に戻ったあと、西黒沢小学校跡を訪ねてみた。
西黒沢小学校跡
最初は春の陽気で快適に歩いていたところ、途中からコバエ数十匹にまとわりつかれ、耳や目にも侵入してくる傍若無人の振る舞いに下山後までも散々悩まされ続けた。写真に黒い斑点が写っているのはそのコバエ軍団の片割れである。(2019.5.3)
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~鉄塔No.188
双津峡温泉から県道134号線に入り、深山幽谷といった趣のある渓谷の狭い道を慎重に進む。中倉の民家を過ぎて小さな峠のところにわずかな駐車スペースがある。そばに西へ向かう鉄塔巡視路の標柱を見る。
県道を少し戻ると右に幅広道が上がっている。あとで西黒沢小学校跡とわかった。その少し先に標柱があり、巡視路に取り付く。
峠
西黒沢小学校跡入口
巡視路入口
尾根に出ると記念碑と首の取れた石仏を見る。記念碑は、碑文によると、地元小学校で明治29年以来およそ18年間教職を務めた藤邊榮三郎氏の功績をたたえ、大正六年に地元民が建立したものである。
巡視路・植林沿い
石仏・記念碑(逆方向)
すぐの分岐を左に取り、右に倒壊小屋を過ごし、標柱を見て直進の道と分かれ、右の巡視路に上がる。
分岐(左へ)
倒壊小屋
巡視路
分岐・標柱(右へ)
尾根に出て巡視路をたどり、右の巻き道に変わると支尾根上で鉄塔No.188に出合う。
尾根道
巻き道
鉄塔No.188・成君寺山方向
△小屋ノ谷方向
●~鉄塔No.187・△西黒沢
植林頂部の550mピークを越え、巡視路上を伐採された緩やかな道をたどっていくと570.9mピークで鉄塔187に出合う。
四等三角点「西黒沢」をしばらく探してみたが、刈られたカヤの下に埋もれたのか見つけられなかった。
雑木尾根
550mピーク
灌木尾根
植林沿い
雑木尾根・上り
鉄塔No.187
雑木尾根
鉄塔No.187
●~鉄塔No.186
北西方向へ巡視路を下るとすぐに標柱があり、山道に出る。鉄塔188の手前で分かれた山道が続いているのかもしれない。
右折すると間もなく林道木屋線と出合う。合流箇所は広場となっている。
標柱・山道出合い(逆方向)
山道(巡視路)
林道(広場)出合い
林道を100mほど進むと右に巡視路が分かれる。分岐に標柱がないので注意が必要。
林道
巡視路分岐(右へ)
支尾根上へ出て、さらに標高610mで左からの支尾根に出合う。
植林沿い
590m支尾根合流点
610m支尾根合流点
巻き道をたどると鉄塔No.186を頭上に過ごす。
標柱・巻き道
鉄塔No.186下の巡視路
●~鉄塔No.185
尾根上へ出て進むと、630m鞍部で標柱を見て、左の巻き道に変わる。
標柱・巻き道
610m鞍部
雑木尾根
タケが交じる
630m鞍部
標柱・巻き道
植林地を抜けるとふたたび林道木屋線と出合う。
植林沿い
林道出合い
林道を進むとまもなく左に巡視路が分かれる。標柱がなく、うっかり見逃すところだった。先で林道と合流するかも知れないと思い、林道をさらに進んでみると終点で行き止まりとなった。わずかな踏み跡が続いているようだったが、念のため分岐まで戻り、左の巡視路に入る。
巡視路分岐
林道終点
道が怪しくなったので、注意して見ると、標柱があり、わずかにそま道状の巡視路が右の斜面に付いていた。これに進むと林道終点近くに上がり、踏み跡とつながった。
巡視路
標柱・巡視路分岐(右のそま道へ)
林道終点からの踏み跡と合流(逆方向)
植林尾根をジグザグに登り、登り切ると鉄塔No.185に出合う。展望はない。
植林沿い
鉄塔No.185
●~761mピーク~鉄塔No.184
巻き道から谷へ下り、標柱をふたつ確認して斜面を上がると舗装道へ出る。地形図では破線道だが林道(?)が舗装されたようだ。
巻き道
右の谷へ下る
標柱
標柱・小沢を渡る
舗装道(右方向)・両側に標柱
道を横切り、標柱のところから植林斜面に取り付く。支尾根上へ出て植林尾根を登ると、左に灌木斜面が広がり、支尾根上の鉄塔No.184や背後に大将陣が望める。
植林斜面
植林支尾根へ出る
左灌木斜面沿い・プラ段
左方向に鉄塔No.184
雑木林沿い
大将陣
山頂部へ出て左に少し進むと最高処の761mピークに達する。
標柱・山頂尾根へ出合い
761mピーク
北西方向の支尾根へ巡視路を下ると鉄塔No.184に出合う。大将陣などが望める。
巡視路・下り
鉄塔No.184・大将陣
鉄塔No.185方向・馬糞ヶ岳・水ノ尾山
寂地山・冠山方向
●~鉄塔No.183
巡視路は少し戻ったところにある標柱から東方向にわかれている。入口がヒノキ幼木で塞がっていて、下ったとき標柱には気が付いたものの分岐があるとは思わなかった。
標柱・巡視路分岐(左へ)
巻き道
巻き道から尾根へ出て下ると、鞍部で標柱を見て、道が直進と左方向に分かれる。
標柱の方向が左の谷へ向いていたので、左道を下ると、ササが目立ち始めたのでおかしいと思い、分岐へ戻って直進道を進むと、枝に黄色の「火の用心」札があった。
尾根出合い
植林尾根
標柱・分岐(直進方向)
標柱・左方向の山道
山道・ササ
巡視路・ササ
雑木尾根・上り
740m支尾根合流点で北方向へ向かうと、760m支尾根合流点で標柱と出合う。
740m支尾根合流点
雑木平坦尾根
雑木尾根
標柱・760m支尾根合流点
標柱に従い直進し、巻き道を下っていくと鉄塔No.183に出合う。ここでも大将陣が望める。
巻き道
鉄塔No.183
大将陣
●~△水浴~鉄塔No.182
鉄塔の周りを探してみたが続きの巡視路が見当たらないので、標柱分岐のところまで戻る。踏み跡が北東の尾根方向へ続いているのでたどってみると巡視路だった。
雑木尾根
770m平坦ピークを過ぎ緩い尾根を登り返すと、植林が切れるあたりの巡視路上にポツンと四等三角点「水浴」があった。
770m平坦ピーク
植林沿い
773.2mピーク
四等三角点「水浴」
尾根上の巡視路をたどっていくと、780mピークで鉄塔No.182と出合う。東の法華山・羅漢山方向が望める。
雑木尾根・下り
鉄塔No.182
雑木尾根
プラ段
鉄塔No.182・780mピーク
法華山・羅漢山方向
●~807mピーク~鉄塔No.181
尾根上の巡視路をたどり植林尾根を進むと807mピークに達する。
植林尾根・下り
植林尾根・上り
植林沿い
807mピーク
800m支尾根分岐点から東方向に尾根上をたどり、登り切ると810mピーク近くの尾根上に出る。
880m支尾根分岐点
雑木尾根・下り
雑木平坦尾根
植林境
植林境尾根出合い(右方向)・810mピーク
810m小ピークを越えるとすぐに標柱を見て、標柱に従い南東尾根の巡視路を下ると鉄塔No.181の建つ支尾根斜面へ出る。
標柱・巡視路分岐
巡視路・下り
鉄塔No.181(逆方向)
●~笹ノ折峠
続きの巡視路が見当たらないので上方の標柱まで戻り、北東尾根を下る。
植林尾根を下っていき、標柱を見てササ沿いの巻き道を下ると、突然ガケ状となる。
植林境・下り
植林尾根
巻き道・ササ
ササ沿い
斜面に付けられた踏み跡を少し下ると林道に出合う。林道を下るとすぐに笹ノ折峠の分岐へ降り立つ。
急斜面のそま道
林道出合い(逆方向)
県道出合い・笹ノ折峠
県道出合い(逆方向)
●~駐車地
羅漢山への分岐点となっているが、ここは県道を南へ下る。
県道岩国錦線
法華山
ところどころ中国自然歩道の道標が設置してある。
自然歩道標識
自然歩道道標
分岐で右の舗装林道へ入る。途中舗装道を右に分け、次の分岐を右に取って成君寺山方向へ向かう自然歩道と分かれる。
舗装林道分岐(右へ)
舗装林道
舗装道分岐
法華山
舗装林道
民有林林道看板
集落道分岐(右へ)
岡田、原集落とたどりながら峠の駐車地へ戻る。
集落道
岡田集落(逆方向)
石仏
分岐(左へ)・右は雨土地へ
△小屋ノ谷
神社登り口
河内神社?
原集落
原集落(逆方向)
分岐(右へ)
農道改修記念碑・石仏
集落道
車に戻ったあと、西黒沢小学校跡を訪ねてみた。
西黒沢小学校跡
2019-05-05 14:57
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