SSブログ

花尾山〈荒槇ルート〉(長門市渋木) [県北部の山]

花尾山への登山道は、一番ポピュラーな市ノ尾コースをはじめ多数ある。荒槇側からの山道は古くからの道らしく、山頂から分祀した権現社が麓に建つことからも分かる。
このルートは、十数年前3度ほど歩いた。最初のときは、林道終点から道が分からず、少し戻って巡視路を辿り、山越えして林道へ出て、市ノ尾コースを登った。山頂で地元工業高校に勤めるという初老の男性に出会い、荒槇ルートを教えていただいた。おかげで、帰路はこのルートで下ることができた。
最後の山行の時は、台風後の倒木で谷が荒れ難渋した記憶がある。その後遠ざかっていたので、久しぶりに歩いてみた。途中からシルバー色のテープが現れるが、間隔が長いので、あまり当てにできない。
P1060204北麓から山頂(中央ピーク).JPG北麓から山頂(中央奥のピーク)
花尾山.jpg (クリックで拡大)

浄土寺の駐車場を借りたが、踏切そばの荒槙公会堂にも置けるだろう。
P1060135浄土寺.JPG浄土寺
P1060137三ッ頭.JPG登山道から三ッ頭を遠望

権現社を左に過ごし、集落を抜け渓流沿いに進むと、小滝の先で右に巡視路を分ける。
P1060139権現社.JPG権現社
P1060144渓流沿いの林道.JPG渓流沿いの舗装林道
P1060146巡視路(右)分岐.JPG巡視路分岐

すぐにコンクリート橋を渡り、やや荒れた舗装林道を進む。
P1060147ネット沿いの林道.JPGネット沿いの林道

左に巡視路を分け、コンクリート橋を二度渡ると、林道終点に着く。
P1060148巡視路(左)分岐.JPG巡視路分岐
P1060150舗装林道終点.JPG林道終点

右の沢を渡り、沢沿いのわずかな踏み跡を辿る。
P1060151対岸へ渡る.JPG対岸へ渡る
P1060152わずかな踏み跡をたどる.JPG踏み跡をたどる

植林帯となった棚田跡の段を何度か越えながら進むと、炭焼窯跡に出会うあたりで、左の沢を渡り、対岸(右岸)へ移る。
P1060153棚田跡上の踏み跡.JPG棚田跡上の踏み跡
P1060155炭焼窯跡.JPG炭焼窯跡

スギ林の中を沢沿いに少し進むと支沢に出会うが、その手前でよく注意すると、左の支尾根上にテープが見付かる(ここがポイント)ので、この支尾根に取り付く。なお、そのまま沢を渡って踏み跡を直進すると、植林帯が切れるあたりで踏み跡が消失する(対岸には炭焼窯跡あり)。
P1060156対岸の踏み跡.JPGスギ林の中の踏み跡
P1060162植林支尾根上にテープ続く.JPG支尾根に取り付く

植林帯の支尾根上に残る踏み跡をたどると、やがて右の巻き道となる。
P1060163巻き道.JPG巻き道

右下にナメ滝を見ながら進む。以前もそま道程度の道だったが、今ではさらに怪しくなっている。ところどころテープが残っていて、道を外れていないことが分かり、やや安心する。
P1060164右下にナメ滝.JPG樹間にナメ滝を見る

炭焼窯跡と出会うあたりで沢と合わさり、沢沿いに歩くようになる。
P1060165沢出合い.JPG沢出合い

所々倒木をよけながら進むと、緩い植林帯の斜面となる。
P1060166倒木の沢沿い踏み跡.JPG倒木の谷
P1060167沢沿い.JPG沢沿いの踏み跡
P1060169スギ植林谷.JPGスギ植林谷

谷をひたすら詰めると、やっと市境の稜線上に出て、右からの大ヶ峠ルートと合わさる。
P1060170稜線が近くなる.JPG稜線が近くなる
P1060171稜線に出る.JPG稜線に出る

左折し緩い尾根を登り返すと、座禅石に出会い、すぐ先で左の谷から上がってくる本谷コースと合わさる。
P1060172尾根道.JPG尾根道
P1060173座禅石.JPG座禅石
P1060175本谷コース出合い・道標.JPG本谷コース出合い

さらに直進すると、ヒノキ林境の尾根と合わさり、左折し、植林内の明瞭な道を辿ると、鞍部で「山頂あと200m」の道標を見る。前方に山頂部が広がる。
P1060176ヒノキ林境の尾根道.JPGヒノキ林境の尾根道
P1060177山頂部.JPG山頂部

下草が刈られた斜面を登り切ると、石祠ニ基と一等三角点補点がある、開けた山頂へ着く。
P1060179石積上の石祠.JPG石祠
P1060181三角点.JPG三角点

帰路は、数年前から整備された本谷コースを下った。道は明瞭で、所々下草が刈られている。沢沿いのへつり箇所もあるが、慎重に歩けばよい。桂の木の表示は二箇所ある。
コース途中で巡視路を使って山越えし、荒槙側へ出ることもできるが、そのまま麓へ下り、駐車地へ戻った。
P1060182本谷コースの下山道.JPG本谷コースの下山道
P1060186なめら滝.JPGなめら滝
P1060191桂の木.JPG桂の木
P1060194斜面のそま道.JPG斜面のそま道
P1060195桂の木.JPG桂の木
P1060198巡視路分岐.JPG巡視路左右分岐
P1060200へつり箇所.JPGへつり箇所
P1060202用水路沿い.JPG用水路沿いの山道
P1060203登山口道標(逆方向).JPG下山口の道標(逆方向)
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0