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糘山・トヒガ嶽・ヘソ岩(防府市大崎) [県央部の山]

釿磨山(294.4m)の南に連なる山塊を歩いてみた。『防長風土注進案』の大崎村荒図などにこれらの山名が記されている。糘(すくも)山の位置についてはおそらく間違いないと思うが、トヒガ嶽・ヘソ岩については荒図から位置を推定した。
糘山の東側から取り付き、トヒガ嶽・ヘソ岩と縦走し、崩壊谷を下って玉泉湖温泉側へ下る。一部踏み跡があるが、あまり人が入っていない山塊である。特にヘソ岩への急な登りは、植林帯が切れるあたりからシダが濃くなり、しごかれる。天候も不順で、日が差したかと思うとしぐれ、途中で何度かエスケープしようかと思った。
帰路の崩壊谷は、途中から作業道の名残り現われるが、まもなく数年前の豪雨災害が原因と思われる荒地となり、踏み跡もなく不安に駆られる。(2014.04.06)
P1150353玉祖神社付近からすくも山・トヒガ嶽.JPG玉祖神社付近から糘山ほか
すくも山ほか.jpg (クリックで拡大)

糘山東麓の路側帯が広くなったところへ駐車。そばに通信塔がある。
北西へ少し進んだところに、上方の通信塔へ上がる管理道が付いており、これに取り付く。
P1150357取り付き.JPG管理道取り付き
P1150358通信施設管理道.JPG管理道

通信塔が2基建っており、その間から左へ向かう山道に入る。
P1150359通信施設1.JPG通信塔1
P1150360通信施設2.JPG通信塔2
P1150361山道入口.JPG山道

ヒノキ林となり、植林斜面に踏み跡がある。上方で雑木林に変わるとケモノ道程度となる。
P1150362ヒノキ林.JPGヒノキ林
P1150363踏み跡をたどる.JPG踏み跡をたどる
P1150364シダ゙斜面.JPGシダ゙斜面

支尾根に上がり、左折してシダ尾根を進む。
シダが濃いところは右の疎林帯へ逃げ込みながら進むと、山頂部に出て、倒木とシダに隠れた四等三角点(点名「西ノ山」)を見つける。樹木に遮られ展望は得られない。
P1150366支尾根に着く.JPG支尾根に着く
P1150367シダ被りの支尾根.JPGシダ被りの支尾根
P1150368シダが濃くなる.JPGシダが濃くなる
P1150370倒木・シダに隠れる三角点.JPG倒木・シダに隠れる三角点
P1150371山頂部.JPG山頂部

西へ方向を定めてシダ尾根を下る。
小岩が重なるところを過ごすと平坦鞍部へ着く。
P1150373シダ尾根.JPGシダ尾根
P1150374小岩の重なり(逆方向).JPG小岩の重なり(逆方向)
P1150375平坦鞍部.JPG平坦鞍部

登り返し、勾配のあるシダ斜面を少しずつ登っていく。
P1150376雑木尾根.JPG雑木尾根
P1150377雑木シダ尾根.JPG雑木シダ尾根
P1150378シダ尾根.JPGシダ尾根
P1150379雑木尾根.JPG雑木尾根
P1150380シダ尾根の上り.JPGシダ尾根の上り
P1150382糘山(逆方向).JPGシダ゙尾根からの展望・糘山(逆方向)
P1150383向島.JPG向島
P1150384西目山.JPG西目山

小岩が連なるあたりを越えると、トヒガ嶽山頂の一角へ出る。
P1150385前方の岩.JPG前方の岩
P1150387山頂部.JPG山頂部

山頂部を少し進むと展望岩に出会う。
岩上からは東面が大きく開け、大平山・西目山などが見渡せる。
P1150389展望岩.JPG展望岩
P1150394山頂の展望岩.JPG岩上
P1150393矢筈ヶ岳・大平山.JPG矢筈ヶ岳・大平山
P1150395江良山・西目山.JPG江良山・西目山

方向を確認し着実に縦走尾根を下ると、まもなく左側にヒノキ林が現われる。
P1150396雑木尾根.JPG雑木尾根
P1150399岩.JPG
P1150400左側ヒノキ林.JPG左側ヒノキ林

植林境が不明瞭なので、歩きやすいところを探しながら下っていくと、平坦鞍部へ出る。
P1150401ヒノキ.JPGヒノキ林
P1150403荒れ気味の植林境.JPG荒れ気味の植林境
P1150404平坦尾根.JPG平坦尾根
P1150405左ヒノキ谷.JPG鞍部・左ヒノキ谷
P1150406右雑木谷.JPG右雑木谷

右に旧山道を分け、左側ヒノキ林のシダ尾根を登る。
P1150408右谷への旧山道.JPG右谷への旧山道
P1150409雑木尾根.JPG雑木尾根
P1150410左ヒノキ林尾根の上り.JPG左ヒノキ林尾根の上り

植林帯が途切れると、深いシダの急斜面に変わる。灌木の枝やシダをつかみながら、岩交じりの斜面をよじ登っていくと、ようやく勾配が緩む。
P1150411シダ被りのヒノキ林尾根.JPGシダ被りのヒノキ林尾根
P1150413シダ斜面.JPGシダ斜面
P1150414糘山・トヒガ嶽.JPGシダ斜面からの展望・糘山・トヒガ嶽(逆方向)
P1150415リョウゴン寺山.JPG楞厳寺山
P1150416平坦尾根.JPG平坦尾根

シダを分けながら雑木尾根を進むと、ヘソ岩山頂の一角、岩が重なる展望岩に出会う。
岩に上がると、南から東方向に展望が広がる。
P1150418シダ被りの尾根.JPGシダ被りの尾根
P1150419雑木シダ尾根.JPG雑木シダ尾根
P1150421山頂方向.JPG山頂方向
P1150425山頂の展望岩.JPG展望岩
P1150429展望岩.JPG岩上
P1150426天神山・大平山.JPG岩からの展望・天神山・大平山
P1150427江泊山.JPG江泊山
P1150428西目山.JPG西目山

再び平坦なシダ尾根を進むと、少し先にも岩がある。
P1150430シダヤブ.JPGシダヤブ
P1150431次の岩群.JPG次の岩群
P1150432.JPG

シダ尾根を下り、支尾根分岐でプラスチック杭を確認し、西方向へ下る。
P1150433シダ尾根.JPGシダ尾根
P1150434プラ杭.JPGプラ杭

平坦な疎林尾根鞍部へ出て、左右に旧山道が分かれるが、ここは右の谷方向へ下る。
P1150435平坦尾根.JPG平坦尾根
P1150436雑木鞍部.JPG雑木鞍部
P1150437旧山道.JPG右谷の旧山道

すぐに道が不明瞭となり、灌木ヤブを分けながら谷を下っていくと、右岸側に作業道の名残りが現われる。
P1150438灌木ヤブ.JPG灌木ヤブ
P1150439崩壊沢沿いの山道.JPG沢沿いの山道
P1150440作業道が現われる.JPG作業道が現われる

えぐられた沢沿いに残るやや荒れた作業道を下っていくと、この作業道も消失する。
P1150442作業道.JPG作業道
P1150443作業道が消え荒れ谷となる.JPG作業道が消失

崩壊谷に変わると、ササなどが繁茂し踏み跡も消える。茫洋とした谷をササや雑木ヤブを分けながら下っていくと、崩壊斜面の前に抜け出る。
P1150444ササヤブ.JPGササヤブ
P1150445ササヤブ.JPGササヤブ
P1150447崩壊斜面.JPG崩壊斜面

さらに別の崩壊斜面を過ごすと沢に出会う。
P1150448ササヤブ.JPGササヤブ
P1150449崩壊斜面.JPG崩壊斜面
P1150450沢と出会う(渡らない).JPG沢と出会う

沢を渡らず、右の斜面に残る踏み跡を少しよじ登ると、眼前に堰堤が現われる。
P1150451堰堤.JPG堰堤

堰堤斜面を下り、排水路沿いに歩いてコンクリート橋を渡ると、休館中の玉泉湖温泉前に出る。
P1150452堰堤横の斜面(逆方向).JPG堰堤横の斜面(逆方向)
P1150453水路沿い・コンクリート橋.JPG水路沿い・コンクリート橋
P1150455トヒガ嶽・ヘソ岩.JPGトヒガ嶽・ヘソ岩
P1150456糘山.JPG糘山
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