糘山・トヒガ嶽・ヘソ岩(防府市大崎) [県央部の山]
釿磨山(294.4m)の南に連なる山塊を歩いてみた。『防長風土注進案』の大崎村荒図などにこれらの山名が記されている。糘(すくも)山の位置についてはおそらく間違いないと思うが、トヒガ嶽・ヘソ岩については荒図から位置を推定した。
糘山の東側から取り付き、トヒガ嶽・ヘソ岩と縦走し、崩壊谷を下って玉泉湖温泉側へ下る。一部踏み跡があるが、あまり人が入っていない山塊である。特にヘソ岩への急な登りは、植林帯が切れるあたりからシダが濃くなり、しごかれる。天候も不順で、日が差したかと思うとしぐれ、途中で何度かエスケープしようかと思った。
帰路の崩壊谷は、途中から作業道の名残り現われるが、まもなく数年前の豪雨災害が原因と思われる荒地となり、踏み跡もなく不安に駆られる。(2014.04.06)
玉祖神社付近から糘山ほか
(クリックで拡大)
糘山東麓の路側帯が広くなったところへ駐車。そばに通信塔がある。
北西へ少し進んだところに、上方の通信塔へ上がる管理道が付いており、これに取り付く。
管理道取り付き
管理道
通信塔が2基建っており、その間から左へ向かう山道に入る。
通信塔1
通信塔2
山道
ヒノキ林となり、植林斜面に踏み跡がある。上方で雑木林に変わるとケモノ道程度となる。
ヒノキ林
踏み跡をたどる
シダ゙斜面
支尾根に上がり、左折してシダ尾根を進む。
シダが濃いところは右の疎林帯へ逃げ込みながら進むと、山頂部に出て、倒木とシダに隠れた四等三角点(点名「西ノ山」)を見つける。樹木に遮られ展望は得られない。
支尾根に着く
シダ被りの支尾根
シダが濃くなる
倒木・シダに隠れる三角点
山頂部
西へ方向を定めてシダ尾根を下る。
小岩が重なるところを過ごすと平坦鞍部へ着く。
シダ尾根
小岩の重なり(逆方向)
平坦鞍部
登り返し、勾配のあるシダ斜面を少しずつ登っていく。
雑木尾根
雑木シダ尾根
シダ尾根
雑木尾根
シダ尾根の上り
シダ゙尾根からの展望・糘山(逆方向)
向島
西目山
小岩が連なるあたりを越えると、トヒガ嶽山頂の一角へ出る。
前方の岩
山頂部
山頂部を少し進むと展望岩に出会う。
岩上からは東面が大きく開け、大平山・西目山などが見渡せる。
展望岩
岩上
矢筈ヶ岳・大平山
江良山・西目山
方向を確認し着実に縦走尾根を下ると、まもなく左側にヒノキ林が現われる。
雑木尾根
岩
左側ヒノキ林
植林境が不明瞭なので、歩きやすいところを探しながら下っていくと、平坦鞍部へ出る。
ヒノキ林
荒れ気味の植林境
平坦尾根
鞍部・左ヒノキ谷
右雑木谷
右に旧山道を分け、左側ヒノキ林のシダ尾根を登る。
右谷への旧山道
雑木尾根
左ヒノキ林尾根の上り
植林帯が途切れると、深いシダの急斜面に変わる。灌木の枝やシダをつかみながら、岩交じりの斜面をよじ登っていくと、ようやく勾配が緩む。
シダ被りのヒノキ林尾根
シダ斜面
シダ斜面からの展望・糘山・トヒガ嶽(逆方向)
楞厳寺山
平坦尾根
シダを分けながら雑木尾根を進むと、ヘソ岩山頂の一角、岩が重なる展望岩に出会う。
岩に上がると、南から東方向に展望が広がる。
シダ被りの尾根
雑木シダ尾根
山頂方向
展望岩
岩上
岩からの展望・天神山・大平山
江泊山
西目山
再び平坦なシダ尾根を進むと、少し先にも岩がある。
シダヤブ
次の岩群
岩
シダ尾根を下り、支尾根分岐でプラスチック杭を確認し、西方向へ下る。
シダ尾根
プラ杭
平坦な疎林尾根鞍部へ出て、左右に旧山道が分かれるが、ここは右の谷方向へ下る。
平坦尾根
雑木鞍部
右谷の旧山道
すぐに道が不明瞭となり、灌木ヤブを分けながら谷を下っていくと、右岸側に作業道の名残りが現われる。
灌木ヤブ
沢沿いの山道
作業道が現われる
えぐられた沢沿いに残るやや荒れた作業道を下っていくと、この作業道も消失する。
作業道
作業道が消失
崩壊谷に変わると、ササなどが繁茂し踏み跡も消える。茫洋とした谷をササや雑木ヤブを分けながら下っていくと、崩壊斜面の前に抜け出る。
ササヤブ
ササヤブ
崩壊斜面
さらに別の崩壊斜面を過ごすと沢に出会う。
ササヤブ
崩壊斜面
沢と出会う
沢を渡らず、右の斜面に残る踏み跡を少しよじ登ると、眼前に堰堤が現われる。
堰堤
堰堤斜面を下り、排水路沿いに歩いてコンクリート橋を渡ると、休館中の玉泉湖温泉前に出る。
堰堤横の斜面(逆方向)
水路沿い・コンクリート橋
トヒガ嶽・ヘソ岩
糘山
糘山の東側から取り付き、トヒガ嶽・ヘソ岩と縦走し、崩壊谷を下って玉泉湖温泉側へ下る。一部踏み跡があるが、あまり人が入っていない山塊である。特にヘソ岩への急な登りは、植林帯が切れるあたりからシダが濃くなり、しごかれる。天候も不順で、日が差したかと思うとしぐれ、途中で何度かエスケープしようかと思った。
帰路の崩壊谷は、途中から作業道の名残り現われるが、まもなく数年前の豪雨災害が原因と思われる荒地となり、踏み跡もなく不安に駆られる。(2014.04.06)
玉祖神社付近から糘山ほか
(クリックで拡大)
糘山東麓の路側帯が広くなったところへ駐車。そばに通信塔がある。
北西へ少し進んだところに、上方の通信塔へ上がる管理道が付いており、これに取り付く。
管理道取り付き
管理道
通信塔が2基建っており、その間から左へ向かう山道に入る。
通信塔1
通信塔2
山道
ヒノキ林となり、植林斜面に踏み跡がある。上方で雑木林に変わるとケモノ道程度となる。
ヒノキ林
踏み跡をたどる
シダ゙斜面
支尾根に上がり、左折してシダ尾根を進む。
シダが濃いところは右の疎林帯へ逃げ込みながら進むと、山頂部に出て、倒木とシダに隠れた四等三角点(点名「西ノ山」)を見つける。樹木に遮られ展望は得られない。
支尾根に着く
シダ被りの支尾根
シダが濃くなる
倒木・シダに隠れる三角点
山頂部
西へ方向を定めてシダ尾根を下る。
小岩が重なるところを過ごすと平坦鞍部へ着く。
シダ尾根
小岩の重なり(逆方向)
平坦鞍部
登り返し、勾配のあるシダ斜面を少しずつ登っていく。
雑木尾根
雑木シダ尾根
シダ尾根
雑木尾根
シダ尾根の上り
シダ゙尾根からの展望・糘山(逆方向)
向島
西目山
小岩が連なるあたりを越えると、トヒガ嶽山頂の一角へ出る。
前方の岩
山頂部
山頂部を少し進むと展望岩に出会う。
岩上からは東面が大きく開け、大平山・西目山などが見渡せる。
展望岩
岩上
矢筈ヶ岳・大平山
江良山・西目山
方向を確認し着実に縦走尾根を下ると、まもなく左側にヒノキ林が現われる。
雑木尾根
岩
左側ヒノキ林
植林境が不明瞭なので、歩きやすいところを探しながら下っていくと、平坦鞍部へ出る。
ヒノキ林
荒れ気味の植林境
平坦尾根
鞍部・左ヒノキ谷
右雑木谷
右に旧山道を分け、左側ヒノキ林のシダ尾根を登る。
右谷への旧山道
雑木尾根
左ヒノキ林尾根の上り
植林帯が途切れると、深いシダの急斜面に変わる。灌木の枝やシダをつかみながら、岩交じりの斜面をよじ登っていくと、ようやく勾配が緩む。
シダ被りのヒノキ林尾根
シダ斜面
シダ斜面からの展望・糘山・トヒガ嶽(逆方向)
楞厳寺山
平坦尾根
シダを分けながら雑木尾根を進むと、ヘソ岩山頂の一角、岩が重なる展望岩に出会う。
岩に上がると、南から東方向に展望が広がる。
シダ被りの尾根
雑木シダ尾根
山頂方向
展望岩
岩上
岩からの展望・天神山・大平山
江泊山
西目山
再び平坦なシダ尾根を進むと、少し先にも岩がある。
シダヤブ
次の岩群
岩
シダ尾根を下り、支尾根分岐でプラスチック杭を確認し、西方向へ下る。
シダ尾根
プラ杭
平坦な疎林尾根鞍部へ出て、左右に旧山道が分かれるが、ここは右の谷方向へ下る。
平坦尾根
雑木鞍部
右谷の旧山道
すぐに道が不明瞭となり、灌木ヤブを分けながら谷を下っていくと、右岸側に作業道の名残りが現われる。
灌木ヤブ
沢沿いの山道
作業道が現われる
えぐられた沢沿いに残るやや荒れた作業道を下っていくと、この作業道も消失する。
作業道
作業道が消失
崩壊谷に変わると、ササなどが繁茂し踏み跡も消える。茫洋とした谷をササや雑木ヤブを分けながら下っていくと、崩壊斜面の前に抜け出る。
ササヤブ
ササヤブ
崩壊斜面
さらに別の崩壊斜面を過ごすと沢に出会う。
ササヤブ
崩壊斜面
沢と出会う
沢を渡らず、右の斜面に残る踏み跡を少しよじ登ると、眼前に堰堤が現われる。
堰堤
堰堤斜面を下り、排水路沿いに歩いてコンクリート橋を渡ると、休館中の玉泉湖温泉前に出る。
堰堤横の斜面(逆方向)
水路沿い・コンクリート橋
トヒガ嶽・ヘソ岩
糘山
2014-04-13 00:45
コメント(0)
コメント 0