泉山・桂ヶ岳(山口市吉敷) [県央部の山]
以前から反射板のあるピーク方面へ上がるルートが取れないかと考えていたので、泉山から反射板ピーク経由で桂ヶ岳の縦走を試みた。
泉山は過去数回別ルートで歩いているが、今回は南側の雑木疎林尾根から取り付いてみた。上方はシダ尾根となり踏み跡をたどる。
泉山からの縦走路は倒木やシダで荒れ気味で、途中からシダヤブの踏み跡をたどると反射板ピークへの縦走尾根に出る。
桂ヶ岳からの帰路は久しぶりに南尾根の龍蔵寺コースを取ったが、途中からよしみ病院ルートに入り、ピンクテープに導かれて結局龍蔵寺コースの登山口側へ下った。(2016.02.25)
佐畑集落から泉山
桂ヶ岳
(1,2クリックで拡大)
滝河内にある玄済寺の駐車場を借りる。市道を進み、コン橋を渡り、佐畑最奥民家のところから未舗装林道に入る。
コン橋
林道入口
しばらく進むと右に造成された平坦地がある。その奥へ進み、小沢を渡って急勾配の支尾根に取り付く。伐採後に生えた雑木ヤブに切開きがあり、測量時のものらしいピンクテープが付けてある。
林道
造成平坦地
取り付きの支尾根
伐採跡の荒れた左谷
棘のあるタラの木をつかまないよう気をつけながら登ると雑木疎林尾根に変わる。
取り付き急斜面
雑木疎林尾根
勾配が緩むと幅広の古道が現われ交差しながら登る。
古道交差
左の巻き道に入り谷沿いに進むと、鞍部手前で道が消失しササヤブとなる。ササがやや薄い右斜面へ逃げ込みながらシダヤブを抜けると鞍部へ出る。
巻き道
巻き道消失
ササヤブ
シダヤブ
鞍部
左折し雑木疎林を登る。
左雑木尾根
雑木尾根
シダ尾根に変わり踏み跡をたどる。
260mピーク
シダ尾根
シダヤブ・左に逃げる
赤プラ杭
尾根上の踏み跡
最後はシダヤブを左に回り込むと四等三角点「泉山」がある。前方樹間越しに桂ヶ岳方面が望める。
四等三角点「泉山」
桂ヶ岳方向
シダ尾根を北へ進み、まもなくシダが深い尾根上を避け左に巻き加減の踏み跡をたどると、尾根上で右側ヒノキ植林と出合う。毛利家の石杭を見る。頭部に「一九九」と漢数字が刻まれている。
シダ上の踏み跡
巻き道
石杭
ヤブ化した植林境を避け、左の雑木林側を下る。所々設置された石杭や倒石杭を確認しながら下ると、右に250mピークを過ごし220m鞍部で石杭は終わる。
雑木シダ尾根
240m鞍部
230m尾根上の石杭
尾根沿いの山道
230m鞍部
倒木の多い雑木・植林混合の緩い尾根から左側伐採跡のやや荒れた尾根となり、作業道跡と交差しながら登ると、倒木が重なる290m平坦ピークへ着く。
植林・雑木混交尾根
荒れ平坦尾根
緩い上り
赤プラ杭
旧作業道
緩い雑木尾根
左伐採跡沿いの雑木ヤブ
旧作業道
290m倒木平坦ピーク
平坦尾根を進むとシダ尾根となり左に巻くと、左からの支尾根が合流するあたりで幹に巻かれたテープを見る。
平坦尾根
左巻き道
支尾根合流部のテープ
シダを分けて一旦310mピークへ出る。
尾根上のシダヤブ
310mピークから450mピーク方向
シダが深いので尾根上を歩くのは諦め、踏み跡をたどり尾根を左によけながら平坦尾根沿いに進む。
踏み跡が不明瞭なシダヤブを分けながら登ると320m鞍部へ出る。右に溝状の古道を見る。
巻き状の踏み跡
シダヤブ
320m鞍部・溝状道
溝道沿いにシダ尾根を進み斜面を登り切ると裸地状となった340m展望ピーク①へ出る。
溝道沿い
裸地①
桂ヶ岳方向
西へ少し進むと次の裸地②へ出て、さらに展望が広がる。
裸地②・南側の展望
桂ヶ岳
シダ尾根を先に進み、分岐を左に取り、勾配のある斜面を登り切ると裸地③に出る。
尾根上のシダ
シダ被りの溝道
溝道
分岐
シダ斜面
裸地③
踏み跡が怪しくなり雑木疎林尾根を登り切ると、桂ヶ岳と反射板を結ぶ縦走尾根上へ抜け出る。
踏み跡
雑木疎林尾根
反射板への縦走尾根
右折しピンクテープが付けられた切開きをたどる。
小岩を右、左に過ごすとフェンスに囲まれた反射板に出合う。以前は展望が得られたが、周辺はマツなどが密生し落ち着けるところはない。
縦走路
小岩(右)
フェンス
反射板
下方の雑木ヤブ
フェンス左の尾根上へ上がると東西の鳳翩山が樹間に望める。
東鳳翩山
西鳳翩山
縦走路を戻り、桂ヶ岳をめざす。土塁状の鞍部をいくつか過ごし、最後は溝状の道を登る。
土塁状の鞍部①
土塁状鞍部②
雑木尾根切開き
溝道
龍蔵寺コースへの分岐を右に取るとすぐに桂ヶ岳山頂に着く。三等三角点「桂ヶ岳」、石杭、桂ヶ岳山塊図の看板を見る。
分岐・道標
桂ヶ岳山頂
山頂(逆方向)
帰路は南尾根へ向かう。雑木尾根の切開きが続くが、久しぶりに歩いてみると、不明瞭な分岐がいくつかあり分かりづらくなっている。テープがこまめに付けてあるが一部見落としやすいところもある。鳳翩山トンネル側からのコースが開かれたので、こちらを歩くハイカーが減ったのかもしれない。
雑木尾根切開き・下り
480mピーク・石杭
鞍部
470m平坦ピーク
460m鞍部
460m平坦ピークを右に過ごす
雑木尾根・下り
440m支尾根分岐
分岐下り注意
420m鞍部
440m平坦ピーク
平坦尾根
ピークへの上り
458mの東ピークで左折し、龍蔵寺コースとわかれ駐車地の山口よしき病院側をめざす。
こちらにもピンクテープと踏み跡が続く。雑木シダ尾根を少し下ると右の南東尾根方向へ変わる。
458mの東ピーク・道標
切開き下り
支尾根分岐
植林境を主体とした400m、340mの支尾根分岐を左に取って下る。
赤プラポール・植林出合い
植林境・下り
植林境平坦尾根
400m平坦ピーク
シダ尾根下り
380m付近の樹間展望(鋤尖山・鴻ノ峰)
境界部のヒノキ並木
360m平坦尾根
350m土塁状鞍部
スギ植林境
340m植林境・平坦尾根
右に340m支尾根分岐点の赤プラポール
雑木植林混合林
下り
標高320mあたりから倒木が目立つようになる。
290m支尾根分岐を左に取り平坦尾根を進むと、280m支尾根分岐で左の尾根に向かうが、分岐が不明瞭でテープも見逃しやすい。
310mシダヤブシダヤブ
倒木
290m支尾根分岐点
280m平坦尾根
鴻ノ峰
荒れ気味の植林境
280m支尾根分岐点
倒木・平坦尾根
平坦尾根
260mピークでテープが突然右の小尾根方向へ下る。直進しよしみ病院方向をめざすかどうか迷ったが、ピンクテープをたどってみることにする。
260mピーク
右の小尾根下降点
植林境
植林境の踏み跡をたどって下り、巻き道を横切ると踏み跡が怪しくなる。テープに従ってさらに下っていくと岩盤状の沢へ降り立つ。
植林尾根
巻き道出合い
植林斜面
岩盤状の沢
ガレ石状の沢を下り、アオキなどが茂る左の巻き道となる。次第に幅広の明瞭な山道となり、分岐(※)を右に過ごし、小尾根を左に回り込む。倒木を越えながら少し下るとコンクリート暗渠のある小谷へ出る。
ガレ石の沢
巻き道
幅広の巻き道
分岐(逆方向)
巻き道
暗渠・コン道
コンクリート道を下り、右に平成24年度新設の堰堤を過ごすと滝橋手前の市道近くへ出る。市道をたどって駐車地へ戻る。
堰堤
管理道入口(逆方向)
※新設堰堤のため龍蔵寺コースの旧登山口部分が潰れており、この分岐を下ると同コースの登山道と出合う。現在龍蔵寺コースを歩くハイカーはほとんどいないようで、倒木等でコースがわかりづらくなっている。なお、分岐には今のところ道標や目印は設置されていない。
泉山は過去数回別ルートで歩いているが、今回は南側の雑木疎林尾根から取り付いてみた。上方はシダ尾根となり踏み跡をたどる。
泉山からの縦走路は倒木やシダで荒れ気味で、途中からシダヤブの踏み跡をたどると反射板ピークへの縦走尾根に出る。
桂ヶ岳からの帰路は久しぶりに南尾根の龍蔵寺コースを取ったが、途中からよしみ病院ルートに入り、ピンクテープに導かれて結局龍蔵寺コースの登山口側へ下った。(2016.02.25)
佐畑集落から泉山
桂ヶ岳
(1,2クリックで拡大)
滝河内にある玄済寺の駐車場を借りる。市道を進み、コン橋を渡り、佐畑最奥民家のところから未舗装林道に入る。
コン橋
林道入口
しばらく進むと右に造成された平坦地がある。その奥へ進み、小沢を渡って急勾配の支尾根に取り付く。伐採後に生えた雑木ヤブに切開きがあり、測量時のものらしいピンクテープが付けてある。
林道
造成平坦地
取り付きの支尾根
伐採跡の荒れた左谷
棘のあるタラの木をつかまないよう気をつけながら登ると雑木疎林尾根に変わる。
取り付き急斜面
雑木疎林尾根
勾配が緩むと幅広の古道が現われ交差しながら登る。
古道交差
左の巻き道に入り谷沿いに進むと、鞍部手前で道が消失しササヤブとなる。ササがやや薄い右斜面へ逃げ込みながらシダヤブを抜けると鞍部へ出る。
巻き道
巻き道消失
ササヤブ
シダヤブ
鞍部
左折し雑木疎林を登る。
左雑木尾根
雑木尾根
シダ尾根に変わり踏み跡をたどる。
260mピーク
シダ尾根
シダヤブ・左に逃げる
赤プラ杭
尾根上の踏み跡
最後はシダヤブを左に回り込むと四等三角点「泉山」がある。前方樹間越しに桂ヶ岳方面が望める。
四等三角点「泉山」
桂ヶ岳方向
シダ尾根を北へ進み、まもなくシダが深い尾根上を避け左に巻き加減の踏み跡をたどると、尾根上で右側ヒノキ植林と出合う。毛利家の石杭を見る。頭部に「一九九」と漢数字が刻まれている。
シダ上の踏み跡
巻き道
石杭
ヤブ化した植林境を避け、左の雑木林側を下る。所々設置された石杭や倒石杭を確認しながら下ると、右に250mピークを過ごし220m鞍部で石杭は終わる。
雑木シダ尾根
240m鞍部
230m尾根上の石杭
尾根沿いの山道
230m鞍部
倒木の多い雑木・植林混合の緩い尾根から左側伐採跡のやや荒れた尾根となり、作業道跡と交差しながら登ると、倒木が重なる290m平坦ピークへ着く。
植林・雑木混交尾根
荒れ平坦尾根
緩い上り
赤プラ杭
旧作業道
緩い雑木尾根
左伐採跡沿いの雑木ヤブ
旧作業道
290m倒木平坦ピーク
平坦尾根を進むとシダ尾根となり左に巻くと、左からの支尾根が合流するあたりで幹に巻かれたテープを見る。
平坦尾根
左巻き道
支尾根合流部のテープ
シダを分けて一旦310mピークへ出る。
尾根上のシダヤブ
310mピークから450mピーク方向
シダが深いので尾根上を歩くのは諦め、踏み跡をたどり尾根を左によけながら平坦尾根沿いに進む。
踏み跡が不明瞭なシダヤブを分けながら登ると320m鞍部へ出る。右に溝状の古道を見る。
巻き状の踏み跡
シダヤブ
320m鞍部・溝状道
溝道沿いにシダ尾根を進み斜面を登り切ると裸地状となった340m展望ピーク①へ出る。
溝道沿い
裸地①
桂ヶ岳方向
西へ少し進むと次の裸地②へ出て、さらに展望が広がる。
裸地②・南側の展望
桂ヶ岳
シダ尾根を先に進み、分岐を左に取り、勾配のある斜面を登り切ると裸地③に出る。
尾根上のシダ
シダ被りの溝道
溝道
分岐
シダ斜面
裸地③
踏み跡が怪しくなり雑木疎林尾根を登り切ると、桂ヶ岳と反射板を結ぶ縦走尾根上へ抜け出る。
踏み跡
雑木疎林尾根
反射板への縦走尾根
右折しピンクテープが付けられた切開きをたどる。
小岩を右、左に過ごすとフェンスに囲まれた反射板に出合う。以前は展望が得られたが、周辺はマツなどが密生し落ち着けるところはない。
縦走路
小岩(右)
フェンス
反射板
下方の雑木ヤブ
フェンス左の尾根上へ上がると東西の鳳翩山が樹間に望める。
東鳳翩山
西鳳翩山
縦走路を戻り、桂ヶ岳をめざす。土塁状の鞍部をいくつか過ごし、最後は溝状の道を登る。
土塁状の鞍部①
土塁状鞍部②
雑木尾根切開き
溝道
龍蔵寺コースへの分岐を右に取るとすぐに桂ヶ岳山頂に着く。三等三角点「桂ヶ岳」、石杭、桂ヶ岳山塊図の看板を見る。
分岐・道標
桂ヶ岳山頂
山頂(逆方向)
帰路は南尾根へ向かう。雑木尾根の切開きが続くが、久しぶりに歩いてみると、不明瞭な分岐がいくつかあり分かりづらくなっている。テープがこまめに付けてあるが一部見落としやすいところもある。鳳翩山トンネル側からのコースが開かれたので、こちらを歩くハイカーが減ったのかもしれない。
雑木尾根切開き・下り
480mピーク・石杭
鞍部
470m平坦ピーク
460m鞍部
460m平坦ピークを右に過ごす
雑木尾根・下り
440m支尾根分岐
分岐下り注意
420m鞍部
440m平坦ピーク
平坦尾根
ピークへの上り
458mの東ピークで左折し、龍蔵寺コースとわかれ駐車地の山口よしき病院側をめざす。
こちらにもピンクテープと踏み跡が続く。雑木シダ尾根を少し下ると右の南東尾根方向へ変わる。
458mの東ピーク・道標
切開き下り
支尾根分岐
植林境を主体とした400m、340mの支尾根分岐を左に取って下る。
赤プラポール・植林出合い
植林境・下り
植林境平坦尾根
400m平坦ピーク
シダ尾根下り
380m付近の樹間展望(鋤尖山・鴻ノ峰)
境界部のヒノキ並木
360m平坦尾根
350m土塁状鞍部
スギ植林境
340m植林境・平坦尾根
右に340m支尾根分岐点の赤プラポール
雑木植林混合林
下り
標高320mあたりから倒木が目立つようになる。
290m支尾根分岐を左に取り平坦尾根を進むと、280m支尾根分岐で左の尾根に向かうが、分岐が不明瞭でテープも見逃しやすい。
310mシダヤブシダヤブ
倒木
290m支尾根分岐点
280m平坦尾根
鴻ノ峰
荒れ気味の植林境
280m支尾根分岐点
倒木・平坦尾根
平坦尾根
260mピークでテープが突然右の小尾根方向へ下る。直進しよしみ病院方向をめざすかどうか迷ったが、ピンクテープをたどってみることにする。
260mピーク
右の小尾根下降点
植林境
植林境の踏み跡をたどって下り、巻き道を横切ると踏み跡が怪しくなる。テープに従ってさらに下っていくと岩盤状の沢へ降り立つ。
植林尾根
巻き道出合い
植林斜面
岩盤状の沢
ガレ石状の沢を下り、アオキなどが茂る左の巻き道となる。次第に幅広の明瞭な山道となり、分岐(※)を右に過ごし、小尾根を左に回り込む。倒木を越えながら少し下るとコンクリート暗渠のある小谷へ出る。
ガレ石の沢
巻き道
幅広の巻き道
分岐(逆方向)
巻き道
暗渠・コン道
コンクリート道を下り、右に平成24年度新設の堰堤を過ごすと滝橋手前の市道近くへ出る。市道をたどって駐車地へ戻る。
堰堤
管理道入口(逆方向)
※新設堰堤のため龍蔵寺コースの旧登山口部分が潰れており、この分岐を下ると同コースの登山道と出合う。現在龍蔵寺コースを歩くハイカーはほとんどいないようで、倒木等でコースがわかりづらくなっている。なお、分岐には今のところ道標や目印は設置されていない。
2016-03-01 19:43
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