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大藤山〈南尾根ルート〉(長門市油谷伊上) [県北部の山]

以前大藤山を歩いたときに、山頂から南へ続く尾根にも雑木の切り開きが続いており、以来気になっていたので歩いてみた。
この山も植林が進んでいるが、尾根部分は雑木林を残してあり、取り付きから山頂まで切り開きが続き、雑木林の快適な歩きを楽しめる。ただ、途中の展望は期待できない。帰路は畑コースを取ったが、尾根歩きの後半は少し荒れており、南尾根が快適だっただけに少し残念な思いがした。(2013.08.03)
P1100871縦走路・白滝山.JPG山頂から南尾根縦走路・白滝山
大藤山.jpg (クリックで拡大)

林道白滝線を南下し、「ととろの里」への道を右に過ごす。道が主尾根と合わさるところから100m進んだところの路側帯に駐車。(すぐ先の作業道入口付近の広場にも駐車可能)
林道が主尾根と合わさるところまで戻ると、ここから作業道が右へ尾根を巻くように延びている。
P1100826作業道分岐.JPG作業道分岐
P1100827作業道.JPG作業道

尾根の東側が伐採植林斜面となっている。この掘削斜面に取り付く。
P1100828尾根取り付き.JPG尾根取り付き

尾根に上がるとすぐに雑木の切り開きとなる。この後も雑木林の切り開き尾根が山頂まで続くので、基本的にはこれをたどればよいが、何箇所か尾根分岐で分かりにくいところがある。また、しばらくは日本製紙㈱のミニ表示が木に付けてある。
P1100829雑木尾根切り開き.JPG雑木林の切り開き
P1100830切り開き.JPG切り開き
P1100836日本製紙ミニ標示.JPG日本製紙の標示

327mピーク、320mピークと順調に進み、370mピーク手前でシダが現われるが、少し迂回すれば終わり、370mピークに着く。小コン杭「5の1」を見る。
P1100831 327mピーク手前・日本製紙ミニ標示.JPG327mピーク手前
P1100832 327mピーク.JPG327mピーク
P1100833切り開き.JPG切り開き
P1100834切り開き.JPG切り開き
P1100835切り開き.JPG切り開き
P1100837 320mピーク手前.JPG320mピーク手前
P1100838 320mピーク.JPG320mピーク
P1100839切り開き.JPG切り開き
P1100840 370mピーク手前・シダ.JPG370mピーク手前・シダ
P1100841 370mピーク.JPG370mピーク
P1100842 小コン杭(5の1).JPG小コン杭(5の1)

次の360mピークを下ると尾根が分かれるが、見落としやすいので、確実に方向を確認して左(北西方向)の尾根を取る。
P1100843 360mピーク.JPG360mピーク
P1100844西へ尾根方向が変わる.JPG北西尾根方向へ

平坦尾根を進み、350mピークを越えて登り返すと、左からの支尾根と合わさる。右に進めばまもなく377mピークに着く。縦走路中の最高地点である。
P1100845平坦尾根.JPG平坦尾根
P1100846 小鞍部.JPG鞍部
P1100847350m平坦ピーク.JPG350m平坦ピーク
P1100848 ピークからの下り.JPGピークからの下り
P1100849 鞍部からの登り返し.JPG鞍部からの登り返し
P1100851 切り開き.JPG切り開き
P1100852支尾根合流部.JPG支尾根合流部
P1100853切り開き.JPG切り開き
P1100854 377mピーク.JPG377mピーク

少し勾配のある下りとなり角張った岩の箇所を過ぎると、鞍部でプラスチックの境界ポールを見る。この後もポールが所々に設置されているが、新旧あるようで、新しい方には番号を付してあるのに途中で気が付いた。(地図には確認したもののみ記載)
P1100855ピークからの急な下り.JPG急な下り
P1100856小岩交りの尾根(逆方向).JPG小岩交りの尾根(逆方向)

350mピークを過ぎ、枯れたアカマツの大木を見ると340mピークに着く。所々アカマツを見るがすべて枯れている。松くい虫にやられたのだろうか。
P1100857 350mピーク.JPG350mピーク
P1100858 330鞍部.JPG鞍部
P1100859 340mピーク・枯れアカマツ.JPG340mピーク・枯れアカマツ

鞍部を登り返すと360mピークとなり、ポール「46」を見る。
P1100860 鞍部.JPG鞍部
P1100861 360mピーク・プラポール(46).JPG360mピーク・プラポール(46)

平坦尾根の鞍部でポール「45」を確認すると次が360mのピークだ。
P1100862平坦尾根.JPG平坦尾根
P1100864山頂手前の切り開き.JPG山頂手前の切り開き

ポール「44」の鞍部から少し登ると露出した斜面が現われ、反射板が設置された山頂に着く。反射板を囲むフェンスのそばに三等三角点(点名:「大藤山」)がある。
P1100865反射板.JPG反射板
P1100866三角点山頂.JPG三角点

以前は樹木に遮られ展望は全くなかったが、展望と引き換えに無粋な反射板が立った。
南に風車のある白滝山、天井ヶ岳、一位ヶ岳が並ぶ。フェンスの東側に回ると熊野岳が確認できる。
P1100869白滝山.JPG展望(白滝山)
P1100870天井が岳.JPG天井が岳
P1100872熊野岳.JPG熊野岳

帰路は北尾根をたどり、畑側へ下る。こちら側にはところどころピンクのテープが付いている。
P1100874山頂からの下り.JPG山頂からの下り
P1100875切り開き.JPG切り開き

ポール「42」で右に字境尾根を過ごし、そのまま北方向へ下る。
P1100876尾根分岐.JPG尾根分岐

この先しばらく平坦尾根が続く。320mピークを過ぎ、シダを避けるとすぐに次の320mピークに着く。尾根が左右に分かれるので、方向を確認して左を取る。
P1100877 320mピーク.JPG320mピーク
P1100878 次の320mピーク手前・シダ.JPG次の320mピーク手前・シダ
P1100879 320mピーク.JPG320mピーク

320m平坦ピーク上のポールを見て、方向を北に取る。
P1100880平坦尾根.JPG平坦尾根
P1100881 320mピーク・支尾根分岐.JPG320mピーク

平坦尾根をさらに進み、シダが現われるとすぐに尾根分岐の320m平坦ピークとなる。ここでも方向をよく確認し左の西方向に取る。少し進んだところで南側が開け、山頂部が望める。
P1100882平坦尾根.JPG平坦尾根
P1100883320mピーク手前のシダ.JPG320mピーク手前のシダ
P1100884 320mピーク・支尾根分岐.JPG320mピーク・支尾根分岐
P1100885山頂が展望できる.JPG山頂が見える

シダや倒木のやや荒れた平坦尾根となり下っていくと、300m尾根分岐に着く。平坦で少し荒れ気味のため主尾根方向をよく定めて下る。
P1100886平坦尾根.JPG平坦尾根
P1100887シダ等で少し荒れた尾根.JPG荒れ加減の尾根
P1100889 300m支尾根分岐点.JPG300m尾根分岐点

急勾配の尾根を下りきると、鞍部に着く。右はヒノキ植林帯となり、向津具半島の妙見山や雨乞山が遠望できる。
P1100890切り開き.JPG急勾配の尾根
P1100891尾根.JPG尾根
P1100894鞍部北側のヒノキ林.JPG鞍部北側のヒノキ林
P1100893鞍部の展望・雨乞山.JPG鞍部の展望(妙見山・雨乞山)

ここから左のスギ植林谷に向けて下る。
P1100895スギ谷を下る.JPGスギ谷を下る
P1100896スギ谷.JPGスギ谷

踏み跡をたどって下り切ると、右からの支谷と合わさる。このあたりから山道らしくなる。
P1100897支谷出合い.JPG支谷出合い
P1100898山道.JPG山道

スギ谷をさらに下ると下草が被る道となる。
P1100899下草が被る.JPG下草が被る道
P1100900.JPG山道

右から大きな谷が合わさり、谷が広くなるあたりで明瞭な幅広道(作業道?)に変わり、まもなく「やまぐち森林づくり県民税 事業実施箇所」の看板に出会う。
P1100901幅広山道(作業道).JPG作業道
P1100902県民税事業看板.JPG事業地看板

さらに進むとカヤが茂る空き地に出会う。
前方に何か動くものが見えたので、目を凝らすと、カヤの上に頭を出してこちらを窺っている雌鹿と目が合った。途端、「ピューッ」と警戒の声を発して向こうへ逃げていった。とそれに呼応するかのように近くのヤブでガサガサッと音がしたかと思うと、姿は見せず、音だけが遠ざかっていった。仲間がいたようだ。一緒に餌をあさっていたのだろうか。
P1100903作業道.JPG作業道
P1100904カヤが茂る広場.JPGカヤが茂る空き地

カヤを分けて進むと林道が現われた。すぐ先で左に道が分かれ、左にトタン小屋を過ごすと、林道白滝線に出る。入口には事業地看板と「ととろの里400m」の看板がある。
P1100905林道.JPGカヤの中の林道
P1100906林道.JPG林道
P1100908林道入口看板.JPG林道白滝線に出る

舗装林道を歩いて戻ったが、標高差200mほどを登るので下山後の歩きとしては少しつらい。曇天のためなんとか凌げたが、縦走するのであればコースを逆に取ったがよいだろう。
P1100912バス停.JPGととろの里入口のバス停
P1100914路傍の塔.JPG路傍の五輪塔
P1100917鶴羽山.JPG林道から鶴羽山
P1100916 367mピーク.JPG367mピーク
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