大藤山〈南尾根ルート〉(長門市油谷伊上) [県北部の山]
以前大藤山を歩いたときに、山頂から南へ続く尾根にも雑木の切り開きが続いており、以来気になっていたので歩いてみた。
この山も植林が進んでいるが、尾根部分は雑木林を残してあり、取り付きから山頂まで切り開きが続き、雑木林の快適な歩きを楽しめる。ただ、途中の展望は期待できない。帰路は畑コースを取ったが、尾根歩きの後半は少し荒れており、南尾根が快適だっただけに少し残念な思いがした。(2013.08.03)
山頂から南尾根縦走路・白滝山
(クリックで拡大)
林道白滝線を南下し、「ととろの里」への道を右に過ごす。道が主尾根と合わさるところから100m進んだところの路側帯に駐車。(すぐ先の作業道入口付近の広場にも駐車可能)
林道が主尾根と合わさるところまで戻ると、ここから作業道が右へ尾根を巻くように延びている。
作業道分岐
作業道
尾根の東側が伐採植林斜面となっている。この掘削斜面に取り付く。
尾根取り付き
尾根に上がるとすぐに雑木の切り開きとなる。この後も雑木林の切り開き尾根が山頂まで続くので、基本的にはこれをたどればよいが、何箇所か尾根分岐で分かりにくいところがある。また、しばらくは日本製紙㈱のミニ表示が木に付けてある。
雑木林の切り開き
切り開き
日本製紙の標示
327mピーク、320mピークと順調に進み、370mピーク手前でシダが現われるが、少し迂回すれば終わり、370mピークに着く。小コン杭「5の1」を見る。
327mピーク手前
327mピーク
切り開き
切り開き
切り開き
320mピーク手前
320mピーク
切り開き
370mピーク手前・シダ
370mピーク
小コン杭(5の1)
次の360mピークを下ると尾根が分かれるが、見落としやすいので、確実に方向を確認して左(北西方向)の尾根を取る。
360mピーク
北西尾根方向へ
平坦尾根を進み、350mピークを越えて登り返すと、左からの支尾根と合わさる。右に進めばまもなく377mピークに着く。縦走路中の最高地点である。
平坦尾根
鞍部
350m平坦ピーク
ピークからの下り
鞍部からの登り返し
切り開き
支尾根合流部
切り開き
377mピーク
少し勾配のある下りとなり角張った岩の箇所を過ぎると、鞍部でプラスチックの境界ポールを見る。この後もポールが所々に設置されているが、新旧あるようで、新しい方には番号を付してあるのに途中で気が付いた。(地図には確認したもののみ記載)
急な下り
小岩交りの尾根(逆方向)
350mピークを過ぎ、枯れたアカマツの大木を見ると340mピークに着く。所々アカマツを見るがすべて枯れている。松くい虫にやられたのだろうか。
350mピーク
鞍部
340mピーク・枯れアカマツ
鞍部を登り返すと360mピークとなり、ポール「46」を見る。
鞍部
360mピーク・プラポール(46)
平坦尾根の鞍部でポール「45」を確認すると次が360mのピークだ。
平坦尾根
山頂手前の切り開き
ポール「44」の鞍部から少し登ると露出した斜面が現われ、反射板が設置された山頂に着く。反射板を囲むフェンスのそばに三等三角点(点名:「大藤山」)がある。
反射板
三角点
以前は樹木に遮られ展望は全くなかったが、展望と引き換えに無粋な反射板が立った。
南に風車のある白滝山、天井ヶ岳、一位ヶ岳が並ぶ。フェンスの東側に回ると熊野岳が確認できる。
展望(白滝山)
天井が岳
熊野岳
帰路は北尾根をたどり、畑側へ下る。こちら側にはところどころピンクのテープが付いている。
山頂からの下り
切り開き
ポール「42」で右に字境尾根を過ごし、そのまま北方向へ下る。
尾根分岐
この先しばらく平坦尾根が続く。320mピークを過ぎ、シダを避けるとすぐに次の320mピークに着く。尾根が左右に分かれるので、方向を確認して左を取る。
320mピーク
次の320mピーク手前・シダ
320mピーク
320m平坦ピーク上のポールを見て、方向を北に取る。
平坦尾根
320mピーク
平坦尾根をさらに進み、シダが現われるとすぐに尾根分岐の320m平坦ピークとなる。ここでも方向をよく確認し左の西方向に取る。少し進んだところで南側が開け、山頂部が望める。
平坦尾根
320mピーク手前のシダ
320mピーク・支尾根分岐
山頂が見える
シダや倒木のやや荒れた平坦尾根となり下っていくと、300m尾根分岐に着く。平坦で少し荒れ気味のため主尾根方向をよく定めて下る。
平坦尾根
荒れ加減の尾根
300m尾根分岐点
急勾配の尾根を下りきると、鞍部に着く。右はヒノキ植林帯となり、向津具半島の妙見山や雨乞山が遠望できる。
急勾配の尾根
尾根
鞍部北側のヒノキ林
鞍部の展望(妙見山・雨乞山)
ここから左のスギ植林谷に向けて下る。
スギ谷を下る
スギ谷
踏み跡をたどって下り切ると、右からの支谷と合わさる。このあたりから山道らしくなる。
支谷出合い
山道
スギ谷をさらに下ると下草が被る道となる。
下草が被る道
山道
右から大きな谷が合わさり、谷が広くなるあたりで明瞭な幅広道(作業道?)に変わり、まもなく「やまぐち森林づくり県民税 事業実施箇所」の看板に出会う。
作業道
事業地看板
さらに進むとカヤが茂る空き地に出会う。
前方に何か動くものが見えたので、目を凝らすと、カヤの上に頭を出してこちらを窺っている雌鹿と目が合った。途端、「ピューッ」と警戒の声を発して向こうへ逃げていった。とそれに呼応するかのように近くのヤブでガサガサッと音がしたかと思うと、姿は見せず、音だけが遠ざかっていった。仲間がいたようだ。一緒に餌をあさっていたのだろうか。
作業道
カヤが茂る空き地
カヤを分けて進むと林道が現われた。すぐ先で左に道が分かれ、左にトタン小屋を過ごすと、林道白滝線に出る。入口には事業地看板と「ととろの里400m」の看板がある。
カヤの中の林道
林道
林道白滝線に出る
舗装林道を歩いて戻ったが、標高差200mほどを登るので下山後の歩きとしては少しつらい。曇天のためなんとか凌げたが、縦走するのであればコースを逆に取ったがよいだろう。
ととろの里入口のバス停
路傍の五輪塔
林道から鶴羽山
367mピーク
この山も植林が進んでいるが、尾根部分は雑木林を残してあり、取り付きから山頂まで切り開きが続き、雑木林の快適な歩きを楽しめる。ただ、途中の展望は期待できない。帰路は畑コースを取ったが、尾根歩きの後半は少し荒れており、南尾根が快適だっただけに少し残念な思いがした。(2013.08.03)
山頂から南尾根縦走路・白滝山
(クリックで拡大)
林道白滝線を南下し、「ととろの里」への道を右に過ごす。道が主尾根と合わさるところから100m進んだところの路側帯に駐車。(すぐ先の作業道入口付近の広場にも駐車可能)
林道が主尾根と合わさるところまで戻ると、ここから作業道が右へ尾根を巻くように延びている。
作業道分岐
作業道
尾根の東側が伐採植林斜面となっている。この掘削斜面に取り付く。
尾根取り付き
尾根に上がるとすぐに雑木の切り開きとなる。この後も雑木林の切り開き尾根が山頂まで続くので、基本的にはこれをたどればよいが、何箇所か尾根分岐で分かりにくいところがある。また、しばらくは日本製紙㈱のミニ表示が木に付けてある。
雑木林の切り開き
切り開き
日本製紙の標示
327mピーク、320mピークと順調に進み、370mピーク手前でシダが現われるが、少し迂回すれば終わり、370mピークに着く。小コン杭「5の1」を見る。
327mピーク手前
327mピーク
切り開き
切り開き
切り開き
320mピーク手前
320mピーク
切り開き
370mピーク手前・シダ
370mピーク
小コン杭(5の1)
次の360mピークを下ると尾根が分かれるが、見落としやすいので、確実に方向を確認して左(北西方向)の尾根を取る。
360mピーク
北西尾根方向へ
平坦尾根を進み、350mピークを越えて登り返すと、左からの支尾根と合わさる。右に進めばまもなく377mピークに着く。縦走路中の最高地点である。
平坦尾根
鞍部
350m平坦ピーク
ピークからの下り
鞍部からの登り返し
切り開き
支尾根合流部
切り開き
377mピーク
少し勾配のある下りとなり角張った岩の箇所を過ぎると、鞍部でプラスチックの境界ポールを見る。この後もポールが所々に設置されているが、新旧あるようで、新しい方には番号を付してあるのに途中で気が付いた。(地図には確認したもののみ記載)
急な下り
小岩交りの尾根(逆方向)
350mピークを過ぎ、枯れたアカマツの大木を見ると340mピークに着く。所々アカマツを見るがすべて枯れている。松くい虫にやられたのだろうか。
350mピーク
鞍部
340mピーク・枯れアカマツ
鞍部を登り返すと360mピークとなり、ポール「46」を見る。
鞍部
360mピーク・プラポール(46)
平坦尾根の鞍部でポール「45」を確認すると次が360mのピークだ。
平坦尾根
山頂手前の切り開き
ポール「44」の鞍部から少し登ると露出した斜面が現われ、反射板が設置された山頂に着く。反射板を囲むフェンスのそばに三等三角点(点名:「大藤山」)がある。
反射板
三角点
以前は樹木に遮られ展望は全くなかったが、展望と引き換えに無粋な反射板が立った。
南に風車のある白滝山、天井ヶ岳、一位ヶ岳が並ぶ。フェンスの東側に回ると熊野岳が確認できる。
展望(白滝山)
天井が岳
熊野岳
帰路は北尾根をたどり、畑側へ下る。こちら側にはところどころピンクのテープが付いている。
山頂からの下り
切り開き
ポール「42」で右に字境尾根を過ごし、そのまま北方向へ下る。
尾根分岐
この先しばらく平坦尾根が続く。320mピークを過ぎ、シダを避けるとすぐに次の320mピークに着く。尾根が左右に分かれるので、方向を確認して左を取る。
320mピーク
次の320mピーク手前・シダ
320mピーク
320m平坦ピーク上のポールを見て、方向を北に取る。
平坦尾根
320mピーク
平坦尾根をさらに進み、シダが現われるとすぐに尾根分岐の320m平坦ピークとなる。ここでも方向をよく確認し左の西方向に取る。少し進んだところで南側が開け、山頂部が望める。
平坦尾根
320mピーク手前のシダ
320mピーク・支尾根分岐
山頂が見える
シダや倒木のやや荒れた平坦尾根となり下っていくと、300m尾根分岐に着く。平坦で少し荒れ気味のため主尾根方向をよく定めて下る。
平坦尾根
荒れ加減の尾根
300m尾根分岐点
急勾配の尾根を下りきると、鞍部に着く。右はヒノキ植林帯となり、向津具半島の妙見山や雨乞山が遠望できる。
急勾配の尾根
尾根
鞍部北側のヒノキ林
鞍部の展望(妙見山・雨乞山)
ここから左のスギ植林谷に向けて下る。
スギ谷を下る
スギ谷
踏み跡をたどって下り切ると、右からの支谷と合わさる。このあたりから山道らしくなる。
支谷出合い
山道
スギ谷をさらに下ると下草が被る道となる。
下草が被る道
山道
右から大きな谷が合わさり、谷が広くなるあたりで明瞭な幅広道(作業道?)に変わり、まもなく「やまぐち森林づくり県民税 事業実施箇所」の看板に出会う。
作業道
事業地看板
さらに進むとカヤが茂る空き地に出会う。
前方に何か動くものが見えたので、目を凝らすと、カヤの上に頭を出してこちらを窺っている雌鹿と目が合った。途端、「ピューッ」と警戒の声を発して向こうへ逃げていった。とそれに呼応するかのように近くのヤブでガサガサッと音がしたかと思うと、姿は見せず、音だけが遠ざかっていった。仲間がいたようだ。一緒に餌をあさっていたのだろうか。
作業道
カヤが茂る空き地
カヤを分けて進むと林道が現われた。すぐ先で左に道が分かれ、左にトタン小屋を過ごすと、林道白滝線に出る。入口には事業地看板と「ととろの里400m」の看板がある。
カヤの中の林道
林道
林道白滝線に出る
舗装林道を歩いて戻ったが、標高差200mほどを登るので下山後の歩きとしては少しつらい。曇天のためなんとか凌げたが、縦走するのであればコースを逆に取ったがよいだろう。
ととろの里入口のバス停
路傍の五輪塔
林道から鶴羽山
367mピーク
2013-08-05 21:17
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