SSブログ

△小沼・長尾山(周南市戸田、防府市富海) [県央部の山]

前回(4月2日)巡視路をたどって大平山へ上がった際、510m鞍部①の東側の谷に伐採地が広がっていたので、下苔谷側から谷詰めで上がる道があるのではと思い歩いてみた。
取りついた林道が二つとも行き止まりとなり、けっきょく舗装道の神宮(じんぐ)線林道へ出る。
大平山をパスし、道路脇の四等三角点「小沼」を確認。579mピークを踏んだ後、地形図に破線道のあるやや荒れた植林谷を藤兵衛ヶ谷へ下る。
前回パスした鉄塔No.43を確認後、今回も巡視路をたどって「さやヶ垰」へ出る。最後はそのまま巡視路を尾根伝いに進み、長尾山のピークを踏んで市道へ降りた。
主題を欠いたような歩きとなったが、宿題をいくつか解消できたことでやや満足した。(2021.4.9)
IMG_2938伐採尾根を遠望.JPG伐採尾根を遠望
△小沼・長尾山.jpeg(1,2クリックで拡大)

●駐車地~林道①~林道②出合い
今回も市道沿いの幅広スペースに駐車。下苔谷集落を過ぎ上苔谷へ向かうと、馬頭観音から100mほど先の分岐で左の小さなコン橋を渡り、林道へ入る。舗装されているが落ち葉で路面が見えない。
IMG_2927下苔谷橋.JPG下苔谷橋
IMG_2928石仏.JPG石仏
IMG_2939馬頭観音.JPG馬頭観音
IMG_2940林道分岐・コン橋.JPG林道分岐・コン橋
IMG_2941舗装林道.JPG舗装林道
IMG_2944.JPG林道

途中から未舗装道に変わりながら600mほど進んだところで、右上に山道が分岐するのでこれを上がる。(直進しコンクリート橋を渡ると林道が終わり、踏み跡を上がると小さな貯水タンクがある)
トタン屋根の廃小屋を右に過ごし上がっていくと、上方に林道法面のコンクリート壁が見える。斜面に取り付き、コンクリート壁の際を注意しながら登ると一つ上の林道へ出る。最初からこの林道に取りつけばよかったと思う。
IMG_2946.JPG未舗装林道に変わる
IMG_2947分岐.JPG分岐
IMG_2950廃トタン小屋.JPG廃小屋
IMG_2951幅広道.JPG幅広道
IMG_2952上方に林道法面.JPG上方に林道法面
IMG_2953 林道コンクリート壁の際.JPGコンクリート壁際を登る
IMG_2954林道へ出る.JPG林道へ出る

● ~林道②終点~神宮線林道出合い
左に堰堤とナメ滝を過ごし丸木橋を見る。対岸に踏み跡があるが、それほど利用されている風ではない。すぐに林道が終わり、沢沿いの踏み跡をたどる。
IMG_2955.JPG林道
IMG_2957堰堤.JPG堰堤
IMG_2958ナメ滝.JPGナメ滝
IMG_2960丸太橋.JPG丸木橋
IMG_2961林道終点.JPG林道終点
IMG_2962山道が続く.JPG山道が続く
IMG_2963落石箇所.JPG落石箇所
IMG_2964山道.JPG山道

谷が分岐するところで、右の棚田跡へ向かう。棚田跡を上方へ登っていく。竹林になると突然ピンクテープが現れる。テープをたどり小尾根を上方へ向かうと小岩の下に石祠跡を見る。まもなく舗装された神宮線林道へ出る。
IMG_2967左の谷.JPG左の谷
IMG_2966右谷の棚田.JPG右谷の棚田
IMG_2968棚田跡を進む.JPG棚田跡を進む
IMG_2972棚田の道.JPG棚田の道
IMG_2973竹林.JPG竹林
IMG_2974テープが現れる.JPGテープが現れる
IMG_2976小岩を背に倒壊石祠.JPG小岩を背に倒壊石祠
IMG_2977倒壊石祠.JPG倒壊石祠
IMG_2979林道直下.JPG林道直下
IMG_2980舗装林道出合い(右方向).JPG舗装林道出合い(右方向)

● ~△小沼~車道合流点
舗装林道を上がっていくと標高496mのところで、左に作業道が二つ分岐する。
左の作業道へ少し入ってみると、かなり下方まで伐採され展望が広がる。右方向は前回見た510m①鞍部の谷の方まで伐採が延びているようだ。
IMG_2982山火事注意看板・暗渠.JPG山火事注意看板・暗渠
IMG_2983林道.JPG林道
IMG_2984作業道分岐.JPG作業道分岐
IMG_2985作業道からの展望(四熊ヶ岳・嶽山).JPG作業道からの展望(四熊ヶ岳・嶽山)
IMG_2989伐採斜面・作業道.JPG右の伐採斜面・作業道

先へ進み、地形図に三角点があるので探してみると、左の路肩が小高くなった草むらの中に標示杭とコンクリート製の四等三角点「小沼」があった。
神宮線林道の表示板があるところで車道と合流。
IMG_2993三角点箇所.JPG三角点箇所
IMG_2991四等三角点「小沼」・標示杭.JPG四等三角点「小沼」
IMG_2994車道合流点(左方向).JPG車道合流点(左方向)

● ~579mピーク~藤兵衛ヶ谷下降点
左折後すぐ先の大平山林道へ入る。少し入ったところで、右の尾根に上がる明瞭な山道に取りつく。
IMG_2996大平山線林道入口.JPG大平山線林道入口
IMG_2997579mピーク取り付き.JPG山道取り付き

市境に付けられた道を上がっていくと、市境沿いの山道が左に分かれる。直進し、さらに緩い山道を進むとやや荒れた579mピークへ着く。
IMG_2998山道.JPG山道
IMG_3000市境分岐点.JPG市境分岐点
IMG_3001山道.JPG山道
IMG_3002 579mピーク.JPG579mピーク

そのまま山道を下っていくとふたたび車道へ出る。
IMG_3003山道・下り.JPG山道・下り
IMG_3005下降地点・通信施設.JPG下降地点・通信施設

すぐに左の舗装林道へ入る。入口に「大谷山縦走路入口」のポールがある。北方向の大谷山への縦走路の取り付きになっているようで、579mピークへの道がしっかりしていたのもそのためだろう。
IMG_3007舗装林道分岐.JPG舗装林道分岐
IMG_3006大谷山縦走路入口ポール.JPG大谷山縦走路入口ポール

NTT藤兵衛無線中継所に至る管理道になっている舗装道を少し進み、カーブ地点からガードレールをまたいで左の植林谷へ下る。
IMG_3007舗装林道分岐.JPG舗装林道分岐
IMG_3008東地ヨシ官行造林地看板.JPG東地ヨシ官行造林地看板
IMG_3009植林谷下降地点.JPG植林谷下降地点

● ~林道終点出合い
スギの植林谷は地形図には破線道があるものの現在人がほとんど入らないようで、明瞭な踏み跡はない。ただし、歩きやすいところを丁寧にたどって下れば、ひどいヤブ箇所はない。だだっ広いので上りに使うのは難しいかもしれない。
少し下っていると右上に作業道跡らしきものがあったので、これに上がり下ってみたが、途中から倒木などが出てきたので、適当によけながら下る。
IMG_3010植林谷.JPG植林谷
IMG_3011植林谷.JPG植林谷
IMG_3013.JPG植林谷
IMG_3015作業道跡に上がる.JPG作業道跡に上がる
IMG_3017作業道跡.JPG作業道跡
IMG_3018.JPG植林谷
IMG_3021涸れ沢状.JPG涸れ沢状の箇所

右から谷が合流しはじめると、左岸へ移り、緩くなった谷を下る。冬眠からさめたばかりらしいヤマカガシがとぐろを巻いているのを危うく踏みそうになり、びっくりする間もなく、標柱の立つ巡視路分岐へ出た。
IMG_3022右谷が合流.JPG右谷が合流
IMG_3024緩やかな植林谷.JPG緩やかな植林谷
IMG_3027標柱.JPG標柱・巡視路出合い

● ~鉄塔No.43~鉄塔No.42
前回はここで、左に取り鉄塔N0.42に向かったが、右に取り鉄塔No.43をめざす。
金属橋を渡り林道終点へ出て、林道を進むと、鞍部で石柱「富海中学校林」と中電鉄塔の標柱を見る。前回は対岸に富海小学校林の石柱を見たが、このあたりは中学校林らしい。
IMG_3028金属橋・林道終点出合い.JPG金属橋・林道終点出合い
IMG_3029林道.JPG林道
IMG_3030鞍部.JPG鞍部
IMG_3031富海中学校林(S28).JPG富海中学校林
IMG_3032標柱.JPG標柱

右の巡視路を上がると416mピーク上に建つ鉄塔No.43に出合う。展望はない。
IMG_3033巡視路.JPG巡視路
IMG_3034鉄塔No.43.JPG鉄塔No.43

鞍部へ戻り、ここで巡視路を引き返すのも面白くないので、直接No.42へ上がる道を探すことにする。
鞍部から左の竹林に向かって巻き道があり、これに入る。竹林はヤブ気味だが、まだ歩ける。巻き道が終わると、上方の小谷に踏み跡が上がっており、ピンクテープが続いている。雑木に変わると歩きやすくなり、尾根上で巡視路へ出る。以前巡視路で使われていたものが何らかの事情で廃道化されたのかもしれない。
すぐに右下の鉄塔No.42を確認する。
IMG_3035竹林・巻き道.JPG竹林・巻き道
IMG_3036巻き道.JPG巻き道
IMG_3038小谷を登る・テープ.JPG小谷を登る・テープ
IMG_3039雑木切り開き.JPG雑木切り開き
IMG_3040巡視路出合い.JPG巡視路出合い
IMG_3041鉄塔No.42.JPG鉄塔No.42

● ~さやヶ垰~長尾山~市道出合い~駐車地
さやヶ垰までは前回と同様4基の鉄塔を確認しながら下る。(記事・写真は省略)
垰から巡視路を続けてたどってみる。
IMG_3067さやヶ垰・標柱.JPGさやヶ垰・標柱
IMG_3068コン杭・標柱.JPGコン杭・標柱

竹林尾根から植林境を登りきると、鉄塔No.37が建つ、230mピークの「長尾山」に着く。
山名は、『地下上申』戸田村境目書に「寺か浴山」、富海村境目書に「長尾山」があることから、ここでは長尾山を採った。
IMG_3070竹林の上り.JPG竹林の上り
IMG_3071竹林.JPG竹林
IMG_3072植林境.JPG植林境
IMG_3073プラ段・前方に鉄塔.JPGプラ段・前方に鉄塔
IMG_3074鉄塔No.37.JPG鉄塔No.37

あとは忠実に巡視路をたどる。要所には標柱が立ち、200m鞍部に鉄塔No.36、190mピークに鉄塔No.35を確認しながら植林境を下っていくと、市道へ降り立つ。
IMG_3075植林尾根.JPG植林尾根
IMG_3076標柱・巻き道に変わる.JPG標柱・巻き道に変わる
IMG_3077巻き道.JPG巻き道
IMG_3078標柱・鞍部.JPG標柱・鞍部
IMG_3079植林・雑木尾根.JPG植林・雑木尾根
IMG_3080雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_3081鉄塔No.36.JPG鉄塔No.36
IMG_3082植林沿い.JPG植林沿い
IMG_3084標柱・左尾根へ.JPG標柱・左尾根へ
IMG_3085鞍部.JPG鞍部
IMG_3086鉄塔No.35.JPG鉄塔No.35
IMG_3087植林境.JPG植林境
IMG_3089植林境.JPG植林境
IMG_3090標柱.JPG標柱
IMG_3091巻き道.JPG巻き道
IMG_3092標柱.JPG標柱
IMG_3093巡視路下降地点.JPG巡視路下降地点
コメント(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。