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△権現山・花尾山・△多々良(美祢市秋芳町別府) [県北部の山]

花尾山の別府コース側にミツマタの群生地があるとの情報を得たので、出かけてみた。
一般コースでは物足りないので、河原上川を挟む東西の尾根を往路・復路に取った。一般コースを外れたところでも、それほどひどいヤブ箇所はない。(2021.3.27)
IMG_2713あかんた山(後ろ)・△権現山(手前).JPG△権現山(鉄塔No.135より)
IMG_2739.JPGミツマタの群生地
花尾山.jpg(1,2クリックで拡大)

●駐車地~△権現山
林道は離合箇所が少ないようなので、県道沿いに車を置き、登山口案内板のところから舗装林道へ入る。
IMG_2555.JPG登山口案内板
IMG_2557石仏.JPG石仏
IMG_2558舗装林道.JPG舗装林道

公社造林看板を左、堰堤を右に見るとまもなく作業道が左の谷へ上がっているので、これに取りつく。地形図では実線道が谷上に付いているが、新しく付けられた作業道は右斜面を谷沿いに上がっている。
IMG_2559造林看板.JPG造林看板
IMG_2560堰堤.JPG堰堤
IMG_2561作業道取り付き.JPG作業道取り付き
IMG_2563作業道・造林看板.JPG作業道・造林看板

作業道は分岐が多いので、上方に向かう道を選びながら登る。
IMG_2564作業道.JPG作業道
IMG_2568作業道分岐.JPG作業道分岐

作業道終点から踏み跡や切り開きをたどり尾根上へ出る。
IMG_2571作業道終点.JPG作業道終点
IMG_2572踏み跡.JPG踏み跡
IMG_2573雑木切り開き.JPG雑木切り開き
IMG_2574雑木尾根へ出る.JPG雑木尾根へ出る

やや荒れた雑木尾根を登っていくと最高処360.9mの三角点ピークに立つ。
コンクリート製の四等三角点「権現山」は「秋芳町」の二つのコン杭の近くにある。
樹木に囲まれ展望は得られない。
三角点名の「権現山」は、『点の記』から判断すると当地の字名に拠ったもので、ピークの山名ではないと思われる。花尾山由来か、このあたりの字名は広く「権現山」と呼ばれているようだ。
IMG_2575雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2576切り開き.JPG切り開き
IMG_2579三角点ピーク.JPG三角点ピーク
IMG_2580コン杭二つ・三角点.JPGコン杭二つ・三角点
IMG_2581四等三角点.JPG四等三角点「権現山」

● ~鉄塔No.138
ここから先は北西へ続く植林や雑木の尾根を忠実にたどる。シダ被りや倒木は少ない。所々コンクリート杭が設置されており、旧美祢市と秋芳町の境界杭のほか、「壬生神社社有」と刻まれているのもある。(コン杭は確認したものだけをルート図に記載した)
IMG_2583植林尾根.JPG植林尾根
IMG_2584コン杭・支尾根分岐点.JPGコン杭・支尾根分岐点
IMG_2585樹間に花尾山.JPG樹間に花尾山
IMG_2586コン杭.JPGコン杭
IMG_2587植林沿い.JPG植林沿い
IMG_2588コン杭(倒).JPGコン杭(倒)
IMG_2589 300m支尾根分岐点①・コン杭(倒).JPG300m支尾根分岐点①・コン杭(倒)
IMG_2590 290m鞍部.JPG290m鞍部
IMG_2591 300mピーク②.JPG300mピーク②
IMG_2592植林境・下り.JPG植林境・下り
IMG_2594 270m支尾根分岐点(左方向).JPG270m支尾根分岐点(左方向)
IMG_2595右方向.JPG右方向
IMG_2596植林境・上り.JPG植林境・上り
IMG_2597 270m鞍部・コン杭.JPG270m鞍部・コン杭
IMG_2598植林境・上り.JPG植林境・上り
IMG_2599 290mピーク・コン杭「壬生神社有」.JPG290mピーク・コン杭「壬生神社社有」
IMG_2600 300m支尾根合流点・コン杭.JPG300m支尾根合流点・コン杭
IMG_2601植林境・上り.JPG植林境・上り
IMG_2602 320m支尾根合流点.JPG320m支尾根合流点
IMG_2603 320m支尾根分岐点.JPG320m支尾根分岐点
IMG_2604 300m鞍部.JPG300m鞍部
IMG_2606 雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2607 320m支尾根合流点・コン杭.JPG320m支尾根合流点・コン杭
IMG_2609雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2610雑木尾根・急登.JPG雑木尾根・急登
IMG_2611 350m支尾根合流点.JPG350m支尾根合流点
IMG_2612雑木尾根・上り.JPG雑木尾根・上り
IMG_2614 380m支尾根合流点.JPG 380m支尾根合流点
IMG_2615植林境.JPG植林境
IMG_2616 450m支尾根合流点.JPG450m支尾根合流点
IMG_2617雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2618雑木尾根・上り.JPG雑木尾根・上り

標高450mあたりで巡視路と出合うと鉄塔No.138を見る。
IMG_2619巡視路出合い・コン杭.JPG巡視路出合い・コン杭
IMG_2620鉄塔No.380.JPG鉄塔No.380
IMG_2621雁飛山.JPG雁飛山

● ~花尾山
巡視路は東方へ下るが、山頂をめざし、さらに尾根を進む。
植林境を主体にした尾根で歩きやすい。
IMG_2622地籍図根三角点.JPG地籍図根三角点
IMG_2623植林尾根.JPG植林尾根
IMG_2624 500m支尾根合流点・コン杭二つ.JPG500m支尾根合流点・コン杭二つ
IMG_2625植林境.JPG植林境
IMG_2627 550m支尾根合流点・コン杭.JPG550m支尾根合流点・コン杭
IMG_2628植林境.JPG植林境
IMG_2630雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2631 600m支尾根合流点・コン杭.JPG 600m支尾根合流点・コン杭
IMG_2632 620m支尾根合流点・コン杭.JPG620m支尾根合流点・コン杭
IMG_2633雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2634コン杭・630m.JPGコン杭・630m
IMG_2635岩塊.JPG岩塊

標高644ピークを過ぎ、640m支尾根合流点で左からの本谷コースと出合う。
IMG_2636 644mピーク.JPG644mピーク
IMG_2637 630m支尾根分岐点.JPG630m支尾根分岐点
IMG_2638雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2639 620m鞍部.JPG620m鞍部
IMG_2640本谷コース出合い・コン杭.JPG本谷コース出合い・コン杭

右に取り、市境沿いに進み、鞍部で「あと200m」の道標を見ると、最後のカヤトの上りにかかる。
本谷コースのハイカーが増えたせいか、山頂までの踏み跡がいくつも分かれ、カヤも随分少なくなっているように思える。
IMG_2642植林境.JPG植林境
IMG_2643花尾山を望む.JPG花尾山山頂を望む
IMG_2644植林境.JPG植林境
IMG_2645 620m鞍部.JPG620m鞍部
IMG_2646カヤトの上り.JPGカヤトの上り

本来は右の市境方向に進むはずが、左に明瞭な踏み跡があったのでついつられてたどっていくと、突然イバラ交じりのヤブになった。やや手こずりながら一等三角点の前に出た。
山頂には中高年のグループが二組ほど。立っていると飛ばされそうな強風のため、二つある石祠の石垣の陰に身を寄せ合いながら休憩されていた。
IMG_2647本谷コース(山頂から).JPG本谷コース(山頂から)
IMG_2650三角点.JPG一等三角点
IMG_2648石祠①.JPG石祠①
IMG_2661石祠②・山頂.JPG石祠②

山頂からの展望写真も構える余裕がなく、強風によろめきながらシャッターを押しまくった。
IMG_2652華山・京ヶ嶽.JPG華山・京ヶ嶽
IMG_2653堂ヶ岳.JPG堂ヶ岳
IMG_2654三ツ頭.JPG三ツ頭
IMG_2655草添山.JPG草添山
IMG_2656高山(青海島).JPG高山(青海島)
IMG_2657鉄割山・岳ノ山.JPG鉄割山・岳ノ山
IMG_2658大滝・天井山・権現山・日尾山.JPG大滝・天井山・権現山・日尾山
IMG_2662桂木山・如意ヶ岳.JPG桂木山・如意ヶ岳
IMG_2663男岳・東西鳳翩山.JPG男岳・東西鳳翩山
IMG_2664龍護峰・弥仙.JPG龍護峰・弥山
IMG_2665雨乞山荒滝山・日ノ嶽.JPG石灰採石場・荒滝山・日ノ岳
IMG_2666あかんた山.JPGあかんた山
IMG_2667天竺・谷山.JPG天竺・谷山

● ~△多々良
帰路は途中まで登山コースを下る。
IMG_2668市ノ尾・別府コースの急な下り.JPG市ノ尾・別府コースの急な下り
IMG_2669ヤブツバキ沿い.JPGヤブツバキ沿い

市ノ尾コースを左に分け、470m鞍部で別府コースを右に分けると、東尾根へ向かう。
植林境で歩きやすい。
IMG_2670市ノ尾コース分岐.JPG市ノ尾コース分岐
IMG_2671雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2672 600m支尾根分岐点・コン杭.JPG600m支尾根分岐点・コン杭
IMG_2673雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2674地籍図根三角点.JPG地籍図根三角点
IMG_2675 580m支尾根分岐点・石杭・コン杭.JPG580m支尾根分岐点・石杭・コン杭
IMG_2676植林尾根.JPG植林尾根
IMG_2677植林境・下り.JPG植林境・下り
IMG_2678道標・別府コース分かれ.JPG道標・別府コース分かれ
IMG_2679植林境尾根.JPG植林境尾根
IMG_2681 490mピーク.JPG490mピーク
IMG_2682雑木尾根・切り開き.JPG雑木尾根・切り開き

480m支尾根分岐点で南方向の尾根に向かうつもりで雑木の切り開きを下ったところ、440m鞍部に降り立ち、東尾根に乗ったことに気づく。
ケガの功名でついでにその先の三角点ピークまで足を延ばすことにした。
四等三角点「多々良」もコンクリート製で、周囲は雑木に囲まれ展望はない。『点の記』では当地の字名も「権現山」となっている。
IMG_2683 480m支尾根分岐点.JPG480m支尾根分岐点
IMG_2685雑木尾根・下り.JPG雑木切り開き・下り
IMG_2686 490m植林境.JPG 440m鞍部
IMG_2687 430m鞍部.JPG430m鞍部
IMG_2688植林境・上り.JPG植林境・上り
IMG_2689 450m支尾根合流点.JPG450m支尾根合流点
IMG_2690植林境・上り.JPG植林境・上り
IMG_2691四等三角点「多々良」.JPG四等三角点「多々良」

440m鞍部まで戻ると、そま道ほどの巻き道をたどり南尾根へ出る。古い金属製の道標が残っている。以前からあちこちの山で見かけるものだが、古い別府コースの名残りかもしれない。
IMG_2693巻き道.JPG巻き道
IMG_2694巻き道.JPG巻き道
IMG_2695 430m尾根出合い・古い道標.JPG430m尾根出合い・古い道標

● ~鉄塔No.135~鉄塔No.136
この先人があまり入らないのか、やや荒れた感じの尾根が続く。
IMG_2697雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2698 420m支尾根分岐点.JPG420m支尾根分岐点
IMG_2699 420m鞍部・石杭・コン杭.JPG420m鞍部・石杭・コン杭
IMG_2700植林境.JPG植林境
IMG_2701雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2702雑木尾根.JPG雑木尾根
IMG_2704雑木尾根・上り.JPG雑木尾根・上り

幅広の溝状のところを横切ると平坦な450mピークへ出る。南尾根へ向かいヒノキの境界木に沿って下ると、伐採地へ出て、前方に鉄塔No.135を見る。
IMG_2705幅広の溝状地.JPG幅広の溝状地
IMG_2706 450m平坦ピーク.JPG 450m平坦ピーク
IMG_2709境界木沿い・下り.JPG境界木沿い・下り
IMG_2710伐採地.JPG伐採地
IMG_2711鉄塔No.135.JPG鉄塔No.135
IMG_2712荒滝山・石灰石採石場.JPG荒滝山・石灰石採石場
IMG_2714谷山雁飛山.JPG谷山・雁飛山
IMG_2715鉄塔No.136・137・138.JPG鉄塔No.136・137・138

西方向への巻き道の巡視路を見つけ、たどっていくと、防獣ネットと標柱に出合う。
IMG_2717巡視路.JPG巡視路
IMG_2718巡視路・巻き道.JPG巡視路・巻き道
IMG_2719防獣ネット.JPG防獣ネット
IMG_2720標柱.JPG標柱

ネット沿いに下り伐採地を抜ける。ゲートを通り標柱にしたがって進むと、作業道に出る。先に向かうと鉄塔No.136に出合う。(逆方向から登る場合、作業道から巡視路への分岐には、火の用心の表示札はあるものの見落としやすいだろう)
IMG_2722防獣ネット沿い.JPG防獣ネット沿い
IMG_2723ネットゲート・標柱.JPGネットのゲート・標柱
IMG_2724作業道出合い.JPG作業道出合い
IMG_2725標柱・作業道分岐.JPG標柱・作業道分岐
IMG_2726鉄塔No.136.JPG鉄塔No.136

● ~林道~駐車場
作業道を戻り、標柱にしたがって作業道の分岐をいくつか過ごしながら下っていくと、舗装林道へ降り立つ。
IMG_2727作業道.JPG作業道
IMG_2728作業道・標柱.JPG作業道・標柱
IMG_2729谷合いのミツマタ.JPG谷合いのミツマタ
IMG_2733林道出合い(逆方向).JPG林道出合い(逆方向)

周辺はミツマタの群生地となっており、しばし観賞する。
舗装林道をとぼとぼ下っていると、間を置いて数台の車が上がってきた。登山には遅い時間帯なので、ミツマタ目的だろう。案外広く知られているのかもしれない。
IMG_2735ミツマタの群生.JPGミツマタの群生
IMG_2738.JPG
IMG_2742多々良池.JPG多々良池
IMG_2744養鱒場.JPG養鱒場
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