△権現山・花尾山・△多々良(美祢市秋芳町別府) [県北部の山]
花尾山の別府コース側にミツマタの群生地があるとの情報を得たので、出かけてみた。
一般コースでは物足りないので、河原上川を挟む東西の尾根を往路・復路に取った。一般コースを外れたところでも、それほどひどいヤブ箇所はない。(2021.3.27)
△権現山(鉄塔No.135より)
ミツマタの群生地
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~△権現山
林道は離合箇所が少ないようなので、県道沿いに車を置き、登山口案内板のところから舗装林道へ入る。
登山口案内板
石仏
舗装林道
公社造林看板を左、堰堤を右に見るとまもなく作業道が左の谷へ上がっているので、これに取りつく。地形図では実線道が谷上に付いているが、新しく付けられた作業道は右斜面を谷沿いに上がっている。
造林看板
堰堤
作業道取り付き
作業道・造林看板
作業道は分岐が多いので、上方に向かう道を選びながら登る。
作業道
作業道分岐
作業道終点から踏み跡や切り開きをたどり尾根上へ出る。
作業道終点
踏み跡
雑木切り開き
雑木尾根へ出る
やや荒れた雑木尾根を登っていくと最高処360.9mの三角点ピークに立つ。
コンクリート製の四等三角点「権現山」は「秋芳町」の二つのコン杭の近くにある。
樹木に囲まれ展望は得られない。
三角点名の「権現山」は、『点の記』から判断すると当地の字名に拠ったもので、ピークの山名ではないと思われる。花尾山由来か、このあたりの字名は広く「権現山」と呼ばれているようだ。
雑木尾根
切り開き
三角点ピーク
コン杭二つ・三角点
四等三角点「権現山」
● ~鉄塔No.138
ここから先は北西へ続く植林や雑木の尾根を忠実にたどる。シダ被りや倒木は少ない。所々コンクリート杭が設置されており、旧美祢市と秋芳町の境界杭のほか、「壬生神社社有」と刻まれているのもある。(コン杭は確認したものだけをルート図に記載した)
植林尾根
コン杭・支尾根分岐点
樹間に花尾山
コン杭
植林沿い
コン杭(倒)
300m支尾根分岐点①・コン杭(倒)
290m鞍部
300mピーク②
植林境・下り
270m支尾根分岐点(左方向)
右方向
植林境・上り
270m鞍部・コン杭
植林境・上り
290mピーク・コン杭「壬生神社社有」
300m支尾根合流点・コン杭
植林境・上り
320m支尾根合流点
320m支尾根分岐点
300m鞍部
雑木尾根
320m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根
雑木尾根・急登
350m支尾根合流点
雑木尾根・上り
380m支尾根合流点
植林境
450m支尾根合流点
雑木尾根
雑木尾根・上り
標高450mあたりで巡視路と出合うと鉄塔No.138を見る。
巡視路出合い・コン杭
鉄塔No.380
雁飛山
● ~花尾山
巡視路は東方へ下るが、山頂をめざし、さらに尾根を進む。
植林境を主体にした尾根で歩きやすい。
地籍図根三角点
植林尾根
500m支尾根合流点・コン杭二つ
植林境
550m支尾根合流点・コン杭
植林境
雑木尾根
600m支尾根合流点・コン杭
620m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根
コン杭・630m
岩塊
標高644ピークを過ぎ、640m支尾根合流点で左からの本谷コースと出合う。
644mピーク
630m支尾根分岐点
雑木尾根
620m鞍部
本谷コース出合い・コン杭
右に取り、市境沿いに進み、鞍部で「あと200m」の道標を見ると、最後のカヤトの上りにかかる。
本谷コースのハイカーが増えたせいか、山頂までの踏み跡がいくつも分かれ、カヤも随分少なくなっているように思える。
植林境
花尾山山頂を望む
植林境
620m鞍部
カヤトの上り
本来は右の市境方向に進むはずが、左に明瞭な踏み跡があったのでついつられてたどっていくと、突然イバラ交じりのヤブになった。やや手こずりながら一等三角点の前に出た。
山頂には中高年のグループが二組ほど。立っていると飛ばされそうな強風のため、二つある石祠の石垣の陰に身を寄せ合いながら休憩されていた。
本谷コース(山頂から)
一等三角点
石祠①
石祠②
山頂からの展望写真も構える余裕がなく、強風によろめきながらシャッターを押しまくった。
華山・京ヶ嶽
堂ヶ岳
三ツ頭
草添山
高山(青海島)
鉄割山・岳ノ山
大滝・天井山・権現山・日尾山
桂木山・如意ヶ岳
男岳・東西鳳翩山
龍護峰・弥山
石灰採石場・荒滝山・日ノ岳
あかんた山
天竺・谷山
● ~△多々良
帰路は途中まで登山コースを下る。
市ノ尾・別府コースの急な下り
ヤブツバキ沿い
市ノ尾コースを左に分け、470m鞍部で別府コースを右に分けると、東尾根へ向かう。
植林境で歩きやすい。
市ノ尾コース分岐
雑木尾根
600m支尾根分岐点・コン杭
雑木尾根
地籍図根三角点
580m支尾根分岐点・石杭・コン杭
植林尾根
植林境・下り
道標・別府コース分かれ
植林境尾根
490mピーク
雑木尾根・切り開き
480m支尾根分岐点で南方向の尾根に向かうつもりで雑木の切り開きを下ったところ、440m鞍部に降り立ち、東尾根に乗ったことに気づく。
ケガの功名でついでにその先の三角点ピークまで足を延ばすことにした。
四等三角点「多々良」もコンクリート製で、周囲は雑木に囲まれ展望はない。『点の記』では当地の字名も「権現山」となっている。
480m支尾根分岐点
雑木切り開き・下り
440m鞍部
430m鞍部
植林境・上り
450m支尾根合流点
植林境・上り
四等三角点「多々良」
440m鞍部まで戻ると、そま道ほどの巻き道をたどり南尾根へ出る。古い金属製の道標が残っている。以前からあちこちの山で見かけるものだが、古い別府コースの名残りかもしれない。
巻き道
巻き道
430m尾根出合い・古い道標
● ~鉄塔No.135~鉄塔No.136
この先人があまり入らないのか、やや荒れた感じの尾根が続く。
雑木尾根
420m支尾根分岐点
420m鞍部・石杭・コン杭
植林境
雑木尾根
雑木尾根
雑木尾根・上り
幅広の溝状のところを横切ると平坦な450mピークへ出る。南尾根へ向かいヒノキの境界木に沿って下ると、伐採地へ出て、前方に鉄塔No.135を見る。
幅広の溝状地
450m平坦ピーク
境界木沿い・下り
伐採地
鉄塔No.135
荒滝山・石灰石採石場
谷山・雁飛山
鉄塔No.136・137・138
西方向への巻き道の巡視路を見つけ、たどっていくと、防獣ネットと標柱に出合う。
巡視路
巡視路・巻き道
防獣ネット
標柱
ネット沿いに下り伐採地を抜ける。ゲートを通り標柱にしたがって進むと、作業道に出る。先に向かうと鉄塔No.136に出合う。(逆方向から登る場合、作業道から巡視路への分岐には、火の用心の表示札はあるものの見落としやすいだろう)
防獣ネット沿い
ネットのゲート・標柱
作業道出合い
標柱・作業道分岐
鉄塔No.136
● ~林道~駐車場
作業道を戻り、標柱にしたがって作業道の分岐をいくつか過ごしながら下っていくと、舗装林道へ降り立つ。
作業道
作業道・標柱
谷合いのミツマタ
林道出合い(逆方向)
周辺はミツマタの群生地となっており、しばし観賞する。
舗装林道をとぼとぼ下っていると、間を置いて数台の車が上がってきた。登山には遅い時間帯なので、ミツマタ目的だろう。案外広く知られているのかもしれない。
ミツマタの群生
多々良池
養鱒場
一般コースでは物足りないので、河原上川を挟む東西の尾根を往路・復路に取った。一般コースを外れたところでも、それほどひどいヤブ箇所はない。(2021.3.27)
△権現山(鉄塔No.135より)
ミツマタの群生地
(1,2クリックで拡大)
●駐車地~△権現山
林道は離合箇所が少ないようなので、県道沿いに車を置き、登山口案内板のところから舗装林道へ入る。
登山口案内板
石仏
舗装林道
公社造林看板を左、堰堤を右に見るとまもなく作業道が左の谷へ上がっているので、これに取りつく。地形図では実線道が谷上に付いているが、新しく付けられた作業道は右斜面を谷沿いに上がっている。
造林看板
堰堤
作業道取り付き
作業道・造林看板
作業道は分岐が多いので、上方に向かう道を選びながら登る。
作業道
作業道分岐
作業道終点から踏み跡や切り開きをたどり尾根上へ出る。
作業道終点
踏み跡
雑木切り開き
雑木尾根へ出る
やや荒れた雑木尾根を登っていくと最高処360.9mの三角点ピークに立つ。
コンクリート製の四等三角点「権現山」は「秋芳町」の二つのコン杭の近くにある。
樹木に囲まれ展望は得られない。
三角点名の「権現山」は、『点の記』から判断すると当地の字名に拠ったもので、ピークの山名ではないと思われる。花尾山由来か、このあたりの字名は広く「権現山」と呼ばれているようだ。
雑木尾根
切り開き
三角点ピーク
コン杭二つ・三角点
四等三角点「権現山」
● ~鉄塔No.138
ここから先は北西へ続く植林や雑木の尾根を忠実にたどる。シダ被りや倒木は少ない。所々コンクリート杭が設置されており、旧美祢市と秋芳町の境界杭のほか、「壬生神社社有」と刻まれているのもある。(コン杭は確認したものだけをルート図に記載した)
植林尾根
コン杭・支尾根分岐点
樹間に花尾山
コン杭
植林沿い
コン杭(倒)
300m支尾根分岐点①・コン杭(倒)
290m鞍部
300mピーク②
植林境・下り
270m支尾根分岐点(左方向)
右方向
植林境・上り
270m鞍部・コン杭
植林境・上り
290mピーク・コン杭「壬生神社社有」
300m支尾根合流点・コン杭
植林境・上り
320m支尾根合流点
320m支尾根分岐点
300m鞍部
雑木尾根
320m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根
雑木尾根・急登
350m支尾根合流点
雑木尾根・上り
380m支尾根合流点
植林境
450m支尾根合流点
雑木尾根
雑木尾根・上り
標高450mあたりで巡視路と出合うと鉄塔No.138を見る。
巡視路出合い・コン杭
鉄塔No.380
雁飛山
● ~花尾山
巡視路は東方へ下るが、山頂をめざし、さらに尾根を進む。
植林境を主体にした尾根で歩きやすい。
地籍図根三角点
植林尾根
500m支尾根合流点・コン杭二つ
植林境
550m支尾根合流点・コン杭
植林境
雑木尾根
600m支尾根合流点・コン杭
620m支尾根合流点・コン杭
雑木尾根
コン杭・630m
岩塊
標高644ピークを過ぎ、640m支尾根合流点で左からの本谷コースと出合う。
644mピーク
630m支尾根分岐点
雑木尾根
620m鞍部
本谷コース出合い・コン杭
右に取り、市境沿いに進み、鞍部で「あと200m」の道標を見ると、最後のカヤトの上りにかかる。
本谷コースのハイカーが増えたせいか、山頂までの踏み跡がいくつも分かれ、カヤも随分少なくなっているように思える。
植林境
花尾山山頂を望む
植林境
620m鞍部
カヤトの上り
本来は右の市境方向に進むはずが、左に明瞭な踏み跡があったのでついつられてたどっていくと、突然イバラ交じりのヤブになった。やや手こずりながら一等三角点の前に出た。
山頂には中高年のグループが二組ほど。立っていると飛ばされそうな強風のため、二つある石祠の石垣の陰に身を寄せ合いながら休憩されていた。
本谷コース(山頂から)
一等三角点
石祠①
石祠②
山頂からの展望写真も構える余裕がなく、強風によろめきながらシャッターを押しまくった。
華山・京ヶ嶽
堂ヶ岳
三ツ頭
草添山
高山(青海島)
鉄割山・岳ノ山
大滝・天井山・権現山・日尾山
桂木山・如意ヶ岳
男岳・東西鳳翩山
龍護峰・弥山
石灰採石場・荒滝山・日ノ岳
あかんた山
天竺・谷山
● ~△多々良
帰路は途中まで登山コースを下る。
市ノ尾・別府コースの急な下り
ヤブツバキ沿い
市ノ尾コースを左に分け、470m鞍部で別府コースを右に分けると、東尾根へ向かう。
植林境で歩きやすい。
市ノ尾コース分岐
雑木尾根
600m支尾根分岐点・コン杭
雑木尾根
地籍図根三角点
580m支尾根分岐点・石杭・コン杭
植林尾根
植林境・下り
道標・別府コース分かれ
植林境尾根
490mピーク
雑木尾根・切り開き
480m支尾根分岐点で南方向の尾根に向かうつもりで雑木の切り開きを下ったところ、440m鞍部に降り立ち、東尾根に乗ったことに気づく。
ケガの功名でついでにその先の三角点ピークまで足を延ばすことにした。
四等三角点「多々良」もコンクリート製で、周囲は雑木に囲まれ展望はない。『点の記』では当地の字名も「権現山」となっている。
480m支尾根分岐点
雑木切り開き・下り
440m鞍部
430m鞍部
植林境・上り
450m支尾根合流点
植林境・上り
四等三角点「多々良」
440m鞍部まで戻ると、そま道ほどの巻き道をたどり南尾根へ出る。古い金属製の道標が残っている。以前からあちこちの山で見かけるものだが、古い別府コースの名残りかもしれない。
巻き道
巻き道
430m尾根出合い・古い道標
● ~鉄塔No.135~鉄塔No.136
この先人があまり入らないのか、やや荒れた感じの尾根が続く。
雑木尾根
420m支尾根分岐点
420m鞍部・石杭・コン杭
植林境
雑木尾根
雑木尾根
雑木尾根・上り
幅広の溝状のところを横切ると平坦な450mピークへ出る。南尾根へ向かいヒノキの境界木に沿って下ると、伐採地へ出て、前方に鉄塔No.135を見る。
幅広の溝状地
450m平坦ピーク
境界木沿い・下り
伐採地
鉄塔No.135
荒滝山・石灰石採石場
谷山・雁飛山
鉄塔No.136・137・138
西方向への巻き道の巡視路を見つけ、たどっていくと、防獣ネットと標柱に出合う。
巡視路
巡視路・巻き道
防獣ネット
標柱
ネット沿いに下り伐採地を抜ける。ゲートを通り標柱にしたがって進むと、作業道に出る。先に向かうと鉄塔No.136に出合う。(逆方向から登る場合、作業道から巡視路への分岐には、火の用心の表示札はあるものの見落としやすいだろう)
防獣ネット沿い
ネットのゲート・標柱
作業道出合い
標柱・作業道分岐
鉄塔No.136
● ~林道~駐車場
作業道を戻り、標柱にしたがって作業道の分岐をいくつか過ごしながら下っていくと、舗装林道へ降り立つ。
作業道
作業道・標柱
谷合いのミツマタ
林道出合い(逆方向)
周辺はミツマタの群生地となっており、しばし観賞する。
舗装林道をとぼとぼ下っていると、間を置いて数台の車が上がってきた。登山には遅い時間帯なので、ミツマタ目的だろう。案外広く知られているのかもしれない。
ミツマタの群生
多々良池
養鱒場
2021-03-31 00:13
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