雨乞岳・高頭山・妙見山〈ながとトレイルコース〉(長門市油谷後畑) [県北部の山]
前回(2017年2月)に歩いたルートだが、その後「ながとトレイル」として整備され、先日開設イベントも催されたようなので、確認がてら歩いてみた。現在は妙見山から元乃隅神社間が整備されており、今後千畳敷まで延長されるらしい。
途中、トレイルラン中の一組と登山装備の一組と出会った。ややワイルドさが残るコースだが、2年前と比べたら今昔の感がある。(2019.6.22)
棚田から高頭山
妙見山
(1,2クリックで拡大)
●東後畑棚田駐車場~登山口~△「野田」
今回は棚田見学用の駐車場を利用させてもらう。他に利用者はなし。
展望所に立ち寄り、前回と同じく峠近くの幅広道から入る。登山口には「雨乞山1.8km、妙見山4.0km、元乃隅神社2.2km」の道標(1)が立つ。(道標に便宜上番号をふり、地形図にも記載しておいた。煩雑になるので一部省略した。今後増設される可能性もある。)左手のブロック階段を上がったところにササに隠れて三界万霊の石仏が鎮座する。
棚田の駐車場
棚田展望所
棚田
棚田・立石漁港・向津具半島
棚田説明板
深田溜池
広尾登山口
登山口・道標1
石仏
通信施設まではあまり変わりはないが、その後は尾根上を伐採整備され、格段に歩きやすくなっている。右の旧山道に迂回することなしに平坦広場へ出た。
幅広山道
分岐
山道
通信施設
整備山道
地すべり区域標柱
広場
左の巻き道から尾根へ出ると、道標(2)に出合う。(妙見山側に設置されたトレイル案内地図によるとこのあたりに「シイノキの巨木」があるようだが、見落とした。
山道から雑木ヤブに入り四等三角点(点名「野田」)を探してみた。前回は「ピーク上でもなく目印もないので、見つけられたのはまったくの偶然としか言いようがない。」と報告したが、今回幸運の女神は微笑まなかった。
巻き道
道標2・尾根出合い
三角点付近のヤブ
●~雨乞岳
整備された道を進み、道標をいくつか確認しながら尾根上で分岐点に出て、道標(6)を見る。ここから左右の両方向とも雨乞岳へ向かうが、右の巻き道は前回歩いているので、左の土塁沿いの道を進むことにする。
山道
道標3
山道
道標4
310m鞍部
山道・上り
道標5
山道
道標6・分岐
植林と土塁の間の溝道をしばらく行くと、分岐があり(道標なし)前方が未整備のようなので、右の土塁上へ上がると、先に分岐した道と合流し、道標(7)を見る。
植林沿い・溝道・土塁
溝道・土塁
やや荒れた前方の溝道
道標7
巻き道を進み、道標(8)を過ごし、次の道標(9)で左に取ると灯篭形の「鎮護大権現」を見る。
巻き道
道標8
山道・上り
道標9・分岐
鎮護大権現
ここで、前方の舗装道に下りて右に向かうと、山頂部に建つ通信塔に達する。通信塔西側の展望所には丸太のベンチが並べてある。今日は曇天でガスがたちこめ、展望は得られない。
前回ひどいササヤブだった展望地から西側の尾根道も刈られているが、新芽が勢いよく出始めている。
舗装道出合い
通信塔
丸太ベンチの展望所
ササ刈りされた山頂西側斜面
二等三角点「雨乞岳」は、通信塔北側の掘削法面を少し上がった平坦地にある。今回は周辺のササをすっかり刈り払ってあり、前回見落とした石祠もすぐ先に確認できた。
三角点下の掘削法面
二等三角点「雨乞岳」
●~みのが峠
鎮護大権現のところの道標(9)まで戻り、先へ進むとすぐに先刻の石祠とつながった。
山頂北側斜面の整備された巻き道を下り、植林沿いの尾根道を進む。倒木類もすっかり整理され歩きやすくなっている。
山頂標識・石祠
整備山道
山道
植林沿い
300mピーク①
道標(10)を過ごし、下っていくとみのが峠の林道へ出る。峠の石仏に立ち寄ってみる。
道標10・300mピーク②
山道・下り
林道出合い
峠の石仏
●~△「中畑」(高頭東嶺)~高頭山西峰
道標(11)から竹林沿いに登っていくと、尾根上で道標(12)に出合う。
道標11
竹林沿い
緩やかな尾根を進み、道標(13)の平坦鞍部から急勾配の斜面を登り切ると小岩が連なる岩場となる。
290m平坦ピーク①
290m平坦ピーク②
道標13・鞍部
急斜面
小岩の連なり
道標(14)を過ごし、岩の間を抜けながら進むと、ピーク上で四等三角点「中畑」を見る。そばに「高頭山」の山名札と道標(15)が設置されている。
トレイルではここを「高頭山」(こうがしらやま)としたようだ。前回の報告では、ここより西のピークを、石祠があり北西麓側から盛り上がるように見える山容から高頭山としたのだが、同じ山域であり特に異を唱えることもない。
そこで、今回は両ピークを高頭山東峰、高頭山西峰と記することとした。
道標14
岩場
高頭山東峰・道標15
四等三角点「中畑」
東峰を後にし岩場が終わると、平坦尾根歩きが続き、高頭山西峰へ着く。道標(16)を見る。岩上の石祠は変わりがなく、その後祀られた様子もない。
平坦山道
西峰への上り
高頭山西峰
石祠・道標16
●~妙見山
尾根道を下ると鞍部で道標(17)を見る。前回はここから斜面を上がり、風車の建つ敷地へ出て楽勝で歩けたが、おおやけに利用するとなるといろいろ問題があり、迂回することにしたものと思われる。
平坦山道
道標17
ここから新たに整備された道は急勾配の斜面を下り、左の巻き道となる。雑木を伐採しながら道を開いたようで、苦労して整備された様子がうかがえる。
巻き道・ロープ
巻き道
道標(19)で旧山道と出合い、ゴウゴウという風車のまわる音を聞きながら、さらに巻き道を進んでいくと、道標(21)で旧作業道と出合う。
旧山道出合い・道標19
巻き道
道標20・巻き道
道標21・旧作業道出合い
道を横切り、前方の急斜面をよじ登るtと尾根上へ出て、道標(22)を見る。
急斜面
尾根へ出る
道標22
植林沿いの細尾根を登っていくと妙見山の舗装遊歩道へ出る。そばに道標(23)と「ながとトレイル」案内板が設置されている。
植林尾根
道標23・遊歩道出合い
ながとトレイル案内板
コースマップ
遊歩道をたどり、妙見社が祀られている山頂へ上がる。山頂には東屋が建ち望遠鏡がある。山頂付近は展望公園となっているが、天候が好転せず遠望はきかない。
山頂へ向かう遊歩道
妙見山山頂・石祠
山頂・東屋
津黄・千畳敷方向
風車③
公園広場
雨乞岳・高頭山
広場から山頂
●~広尾分岐点~棚田駐車場
展望公園から車道を下り、分岐を右に取って北麓を歩く。
車道分岐
高頭山
庚申塚
雨乞岳
県道へ出て、駐車地のある梶が畑へ向かわず、県道をそのまま下る。時々県外ナンバーの車などが追い越していく。
貴布禰恵比須神社参道石柱
県道出合い
市道分岐
大堤
妙見山
高頭山
トレイルの通過点でもある元乃隅神社まで足をのばすつもりだったが、途中で気が変わり、少し戻って、道標(24)のところから登山口の広尾分岐点へ向かう。
ながとトレイル分岐・道標24(逆方向)
農道を利用した整備道は、開設されたばかりのためか、分岐でややわかりにくいところもある。大小の溜池過ごしながら登っていくと、道標(26)で幅広の農道と出合う。
コンクリート舗装小道
ササ道
溜池
山道分岐
耕作地沿い
丸木橋
古墓地・前方に道標25
コン小道・取水ホース
溜池沿い
幅広農道出合い・道標26
左折し、通信施設を右に過ごしながら舗装道を登り切ると広尾分岐点の市道へ出る。
庚申塚
幅広農道・前方に通信施設
石仏
舗装農道
分岐・道標27
通信施設二基
市道出合い
分岐点手前で左斜面にブロック階段があり、登ってみると石祠と石灯籠があった。
コンクリートブロック段
石祠・石灯籠
棚田・立石漁港・川尻岬
途中、トレイルラン中の一組と登山装備の一組と出会った。ややワイルドさが残るコースだが、2年前と比べたら今昔の感がある。(2019.6.22)
棚田から高頭山
妙見山
(1,2クリックで拡大)
●東後畑棚田駐車場~登山口~△「野田」
今回は棚田見学用の駐車場を利用させてもらう。他に利用者はなし。
展望所に立ち寄り、前回と同じく峠近くの幅広道から入る。登山口には「雨乞山1.8km、妙見山4.0km、元乃隅神社2.2km」の道標(1)が立つ。(道標に便宜上番号をふり、地形図にも記載しておいた。煩雑になるので一部省略した。今後増設される可能性もある。)左手のブロック階段を上がったところにササに隠れて三界万霊の石仏が鎮座する。
棚田の駐車場
棚田展望所
棚田
棚田・立石漁港・向津具半島
棚田説明板
深田溜池
広尾登山口
登山口・道標1
石仏
通信施設まではあまり変わりはないが、その後は尾根上を伐採整備され、格段に歩きやすくなっている。右の旧山道に迂回することなしに平坦広場へ出た。
幅広山道
分岐
山道
通信施設
整備山道
地すべり区域標柱
広場
左の巻き道から尾根へ出ると、道標(2)に出合う。(妙見山側に設置されたトレイル案内地図によるとこのあたりに「シイノキの巨木」があるようだが、見落とした。
山道から雑木ヤブに入り四等三角点(点名「野田」)を探してみた。前回は「ピーク上でもなく目印もないので、見つけられたのはまったくの偶然としか言いようがない。」と報告したが、今回幸運の女神は微笑まなかった。
巻き道
道標2・尾根出合い
三角点付近のヤブ
●~雨乞岳
整備された道を進み、道標をいくつか確認しながら尾根上で分岐点に出て、道標(6)を見る。ここから左右の両方向とも雨乞岳へ向かうが、右の巻き道は前回歩いているので、左の土塁沿いの道を進むことにする。
山道
道標3
山道
道標4
310m鞍部
山道・上り
道標5
山道
道標6・分岐
植林と土塁の間の溝道をしばらく行くと、分岐があり(道標なし)前方が未整備のようなので、右の土塁上へ上がると、先に分岐した道と合流し、道標(7)を見る。
植林沿い・溝道・土塁
溝道・土塁
やや荒れた前方の溝道
道標7
巻き道を進み、道標(8)を過ごし、次の道標(9)で左に取ると灯篭形の「鎮護大権現」を見る。
巻き道
道標8
山道・上り
道標9・分岐
鎮護大権現
ここで、前方の舗装道に下りて右に向かうと、山頂部に建つ通信塔に達する。通信塔西側の展望所には丸太のベンチが並べてある。今日は曇天でガスがたちこめ、展望は得られない。
前回ひどいササヤブだった展望地から西側の尾根道も刈られているが、新芽が勢いよく出始めている。
舗装道出合い
通信塔
丸太ベンチの展望所
ササ刈りされた山頂西側斜面
二等三角点「雨乞岳」は、通信塔北側の掘削法面を少し上がった平坦地にある。今回は周辺のササをすっかり刈り払ってあり、前回見落とした石祠もすぐ先に確認できた。
三角点下の掘削法面
二等三角点「雨乞岳」
●~みのが峠
鎮護大権現のところの道標(9)まで戻り、先へ進むとすぐに先刻の石祠とつながった。
山頂北側斜面の整備された巻き道を下り、植林沿いの尾根道を進む。倒木類もすっかり整理され歩きやすくなっている。
山頂標識・石祠
整備山道
山道
植林沿い
300mピーク①
道標(10)を過ごし、下っていくとみのが峠の林道へ出る。峠の石仏に立ち寄ってみる。
道標10・300mピーク②
山道・下り
林道出合い
峠の石仏
●~△「中畑」(高頭東嶺)~高頭山西峰
道標(11)から竹林沿いに登っていくと、尾根上で道標(12)に出合う。
道標11
竹林沿い
緩やかな尾根を進み、道標(13)の平坦鞍部から急勾配の斜面を登り切ると小岩が連なる岩場となる。
290m平坦ピーク①
290m平坦ピーク②
道標13・鞍部
急斜面
小岩の連なり
道標(14)を過ごし、岩の間を抜けながら進むと、ピーク上で四等三角点「中畑」を見る。そばに「高頭山」の山名札と道標(15)が設置されている。
トレイルではここを「高頭山」(こうがしらやま)としたようだ。前回の報告では、ここより西のピークを、石祠があり北西麓側から盛り上がるように見える山容から高頭山としたのだが、同じ山域であり特に異を唱えることもない。
そこで、今回は両ピークを高頭山東峰、高頭山西峰と記することとした。
道標14
岩場
高頭山東峰・道標15
四等三角点「中畑」
東峰を後にし岩場が終わると、平坦尾根歩きが続き、高頭山西峰へ着く。道標(16)を見る。岩上の石祠は変わりがなく、その後祀られた様子もない。
平坦山道
西峰への上り
高頭山西峰
石祠・道標16
●~妙見山
尾根道を下ると鞍部で道標(17)を見る。前回はここから斜面を上がり、風車の建つ敷地へ出て楽勝で歩けたが、おおやけに利用するとなるといろいろ問題があり、迂回することにしたものと思われる。
平坦山道
道標17
ここから新たに整備された道は急勾配の斜面を下り、左の巻き道となる。雑木を伐採しながら道を開いたようで、苦労して整備された様子がうかがえる。
巻き道・ロープ
巻き道
道標(19)で旧山道と出合い、ゴウゴウという風車のまわる音を聞きながら、さらに巻き道を進んでいくと、道標(21)で旧作業道と出合う。
旧山道出合い・道標19
巻き道
道標20・巻き道
道標21・旧作業道出合い
道を横切り、前方の急斜面をよじ登るtと尾根上へ出て、道標(22)を見る。
急斜面
尾根へ出る
道標22
植林沿いの細尾根を登っていくと妙見山の舗装遊歩道へ出る。そばに道標(23)と「ながとトレイル」案内板が設置されている。
植林尾根
道標23・遊歩道出合い
ながとトレイル案内板
コースマップ
遊歩道をたどり、妙見社が祀られている山頂へ上がる。山頂には東屋が建ち望遠鏡がある。山頂付近は展望公園となっているが、天候が好転せず遠望はきかない。
山頂へ向かう遊歩道
妙見山山頂・石祠
山頂・東屋
津黄・千畳敷方向
風車③
公園広場
雨乞岳・高頭山
広場から山頂
●~広尾分岐点~棚田駐車場
展望公園から車道を下り、分岐を右に取って北麓を歩く。
車道分岐
高頭山
庚申塚
雨乞岳
県道へ出て、駐車地のある梶が畑へ向かわず、県道をそのまま下る。時々県外ナンバーの車などが追い越していく。
貴布禰恵比須神社参道石柱
県道出合い
市道分岐
大堤
妙見山
高頭山
トレイルの通過点でもある元乃隅神社まで足をのばすつもりだったが、途中で気が変わり、少し戻って、道標(24)のところから登山口の広尾分岐点へ向かう。
ながとトレイル分岐・道標24(逆方向)
農道を利用した整備道は、開設されたばかりのためか、分岐でややわかりにくいところもある。大小の溜池過ごしながら登っていくと、道標(26)で幅広の農道と出合う。
コンクリート舗装小道
ササ道
溜池
山道分岐
耕作地沿い
丸木橋
古墓地・前方に道標25
コン小道・取水ホース
溜池沿い
幅広農道出合い・道標26
左折し、通信施設を右に過ごしながら舗装道を登り切ると広尾分岐点の市道へ出る。
庚申塚
幅広農道・前方に通信施設
石仏
舗装農道
分岐・道標27
通信施設二基
市道出合い
分岐点手前で左斜面にブロック階段があり、登ってみると石祠と石灯籠があった。
コンクリートブロック段
石祠・石灯籠
棚田・立石漁港・川尻岬
2019-06-25 22:12
コメント(2)
この数ヶ月間、記事アップがないので心配しています。
二週間前に大勢で妙見山から高頭~雨乞山を歩きました。 同じ光景を観て来ましたよ。
gomenさんのようなマニアックな山は登れませんが、毎回楽しみにしています。
どうされたのでしょうか。
by のんびり夫婦 (2019-10-18 21:24)
お気にかけていただきありがとうございます。
原因は、自己判断によると「わがまま気まま」病、あるいは不定愁訴といったところでしょうか。
おかげですっかり体力と気力が落ちてしまいました。
手始めに一般コースをぼちぼち歩いていますが、次々と後続に追い越されています。
ブログの方はそのうち更新していくつもりですが…。
by gomen (2019-10-19 19:03)