大添山・西山(下関市豊田町大河内・稲見) [県西部の山]
大河内側から西山に立ち寄りながら稲見との大字境尾根を北上してみた。帰路は神上川沿いに林道を下るつもりが、私有地立入禁止となっていたため、百合野側へ林道を下った。大字境は近年測量が入っており、一部シダ被りはあるが濃くはなく歩きやすい。(2019.2.23)
(1,2クリックで拡大)
●大河内集会所~220m鞍部
集会所に車を置かせてもらい、集落道を北上する。民家横の石垣の間を抜けると防獣ゲートがある。
河内神社・大河内集会所
集落道
山道取り付き
ゲート
幅広の山道をたどると左に溝状道がわかれる。直進すると耕作地跡と思われる伐採地へ出て行き止まりとなるので、左の溝道へ入る。
竹林沿い
道が左右に分かれる
伐採地(耕地跡)
山道に戻る
明瞭な山道が続き、涸れた溜池を左に過ごす。近年測量が入ったためか枝道があるが主要道を進む。
山道
植林沿い・巻き道
溜池
山道分岐(左へ)
巻き道
右からの谷と出合い谷を詰めると平坦な220m鞍部へ着く。
右谷に合わさる
緩い谷を詰める
220m鞍部
●~大添山~西山
左の巻き道を進み、支尾根に出たところで植林尾根を登る。歩く人がほとんどいないのか道は消失している。登り切ると石祠と灯篭のある大添山山頂に着く。
樹木に囲まれ展望はない。
巻き道
植林の支尾根を登る
大添山山頂
石祠・石灯篭
南西方向の西山をめざす。
雑木疎林尾根を下り、鞍部を登り返すと三等三角点「大河内」のある西山山頂に至る。20年前と違いすっかり樹木が伸びてしまい、展望は得られない。
雑木尾根・下り
鞍部
山頂手前の切り開き
西山山頂
●~290mピーク(地籍図根三角点)
大添山との鞍部へ戻り、踏み跡のある左の巻き道をたどって220m鞍部へ戻る。
巻き道(踏み跡)
大字境の尾根を北へたどる。緩やかなアップダウンが続き、小ピークで方向を確認しながら進む。
雑木尾根・上り
230m支尾根合流点
植林沿い
240m支尾根分岐点①
240m支尾根分岐点②
植林沿い・下り
240mピーク③
230m支尾根分岐点
シダ尾根(ヒザ高)・下り
210m鞍部を登り返すとまもなく明瞭な山道が現われる。尾根沿いに続く山道をたどって270mピークを越える。
210m鞍部
尾根沿いの山道
240m支尾根合流点・石杭「西市村有林」
植林沿い
植林沿い・上り
260m支尾根合流点
270mピーク
鞍部から植林境を登り切ると地籍図根三角点のある290mピークへ達する。振り返ると大添山と西山が並んでいるのが望める。
植林沿い・下り
260m鞍部
植林沿い・上り
290mピーク
地籍図根三角点
堂ヶ岳
雁飛山
大添山・西山
●~250m鞍部~280mピーク(地籍図根三角点)~ふるさと林道豊田湖一ノ俣線
ここで一旦南東方向へ大字境尾根の方向が変わり、二つの270mピークを巻きながらふたたび北へ向かう。
雑木尾根・下り
260m鞍部・石杭
植林沿い・巻き道
植林沿い・巻き道
植林沿い
250m鞍部で左右の谷から山道が合わさり、植林沿いに280mピークを左に巻くと270m鞍部へ出る。
250m鞍部
植林沿い・巻き道
270m鞍部
右の280mピーク方向が開けているようなので立ち寄ってみると、ピーク上が伐採され、地籍図根三角点が設置されていた。
280m伐採ピーク
地籍図根三角点
堂ヶ岳
北西方向に380mピーク
鞍部へ戻り、雑木尾根をたどり、250m支尾根分岐点②で北方向へ下り、登り返すと舗装林道(ふるさと林道豊田湖一ノ俣線)と出合う。
270m支尾根分岐点
雑木尾根
雑木尾根・下り
260mピーク
250m平坦尾根
250m支尾根分岐点①
シダ
250m支尾根分岐点②
240m鞍部
舗装林道出合い
●~330mピーク~380mピーク~ふるさと林道
もう少し大字境尾根を歩くことにする。
林道の駐車スペースがあるところから右の雑木疎林斜面に取り付く。
植林境尾根に出て、植林沿いに尾根を登る。
尾根取り付き
植林境尾根
右から作業道と三箇所で出合いながら登り切ると小岩が散在する330m伐採ピーク(大かめ岩山?)へ出る。山頂には地籍図根三角点や石杭があり、北東方向の展望が得られる。
作業道出合い①
作業道出合い②
330mピーク手前
330m伐採ピーク
石杭
地籍図根三角点
捻松山方向
380mピーク
さらに北へ向かう。この先の測量はやや古いようで尾根上にやや灌木が伸びている。
300m鞍部では左右の谷からの作業道と出合う。
シダを左によけながら下る
300m鞍部・作業道出合い
植林境尾根を登り返す。次第に急勾配となり、登り切ると380mピークに達する。ここにも地籍図根三角点が設置されている。樹木に囲まれ展望はない。
植林境・上り
植林境・急登
380m伐採ピーク
地籍図根三角点
西尾根の植林境を下っていくと作業道へ降り立つ。
雑木切り開き・下り
植林境・下り
植林境・下り
作業道出合い(逆方向)
右折し、伐採木が放置されやや荒れた道を下っていくとふたたび舗装林道へ出る。
作業道
作業道・伐採木
舗装林道出合い(逆方向)
●~250m鞍部~林道大河内線~大河内集会所
舗装林道を南へ向かう。100mほど先から林道へ下って神上川沿いに戻るつもりだったが、林道入口にゲートが設置され、「私有地につき立入禁止」看板があったため断念。地形図上にある破線道を利用し百合野側へ下ることにする。
林道分岐・ゲート
大字境尾根を250m鞍部まで戻り、左(東)谷へ向かう山道を下る。
まもなく道が怪しくなるので、倒木をよけながら谷を下っていくと、左岸側に幅広の山道(作業道跡?)が現われる。
250m鞍部・巻き道
山道不明瞭となる
倒木谷
左岸に山道が現われる
植林谷沿い
植林沿い
右から平坦道出合い
幅広山道
棚田跡沿い(逆方向)
右谷と合わさると道が再び不明瞭となるので、沢沿いの歩きやすいところを下る。
右谷出合い
沢沿い
やがて左岸側に林道が現われるので、これを下っていき、ゲートを抜けると百合野集落へ出る。
林道現われる
林道
沢を横切る
林道
トタン柵沿い
ゲート(逆方向)
集落道・大河内城山
■山名について
◆大添山、西山
両山とも『防長山野へのいざない第3集』に拠った。
なお、「点の記」によれば、三等三角点「大河内」の地番は大字大河内字西山となっている。
◆330mピーク(大かめ岩山?)
大河内・稲見・地吉の三つの大字境にある山で、『地下上申』大河内村の境目書に山名がある。山頂に平べったい岩があり、それが山名の由来だろうか。あるいは「おおかみ岩」が「おおかめ岩」になまったとも考えられる。
ただし、昔の稲見と大河内の大字境は現在と違っていたようで、豊浦藩村浦明細書に掲載された藩内の村分布図を見ると、かなりおおまかな地図ではあるが、旧村境はこのピークあたりから神上川方向へ下っていたように推測される。
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●大河内集会所~220m鞍部
集会所に車を置かせてもらい、集落道を北上する。民家横の石垣の間を抜けると防獣ゲートがある。
河内神社・大河内集会所
集落道
山道取り付き
ゲート
幅広の山道をたどると左に溝状道がわかれる。直進すると耕作地跡と思われる伐採地へ出て行き止まりとなるので、左の溝道へ入る。
竹林沿い
道が左右に分かれる
伐採地(耕地跡)
山道に戻る
明瞭な山道が続き、涸れた溜池を左に過ごす。近年測量が入ったためか枝道があるが主要道を進む。
山道
植林沿い・巻き道
溜池
山道分岐(左へ)
巻き道
右からの谷と出合い谷を詰めると平坦な220m鞍部へ着く。
右谷に合わさる
緩い谷を詰める
220m鞍部
●~大添山~西山
左の巻き道を進み、支尾根に出たところで植林尾根を登る。歩く人がほとんどいないのか道は消失している。登り切ると石祠と灯篭のある大添山山頂に着く。
樹木に囲まれ展望はない。
巻き道
植林の支尾根を登る
大添山山頂
石祠・石灯篭
南西方向の西山をめざす。
雑木疎林尾根を下り、鞍部を登り返すと三等三角点「大河内」のある西山山頂に至る。20年前と違いすっかり樹木が伸びてしまい、展望は得られない。
雑木尾根・下り
鞍部
山頂手前の切り開き
西山山頂
●~290mピーク(地籍図根三角点)
大添山との鞍部へ戻り、踏み跡のある左の巻き道をたどって220m鞍部へ戻る。
巻き道(踏み跡)
大字境の尾根を北へたどる。緩やかなアップダウンが続き、小ピークで方向を確認しながら進む。
雑木尾根・上り
230m支尾根合流点
植林沿い
240m支尾根分岐点①
240m支尾根分岐点②
植林沿い・下り
240mピーク③
230m支尾根分岐点
シダ尾根(ヒザ高)・下り
210m鞍部を登り返すとまもなく明瞭な山道が現われる。尾根沿いに続く山道をたどって270mピークを越える。
210m鞍部
尾根沿いの山道
240m支尾根合流点・石杭「西市村有林」
植林沿い
植林沿い・上り
260m支尾根合流点
270mピーク
鞍部から植林境を登り切ると地籍図根三角点のある290mピークへ達する。振り返ると大添山と西山が並んでいるのが望める。
植林沿い・下り
260m鞍部
植林沿い・上り
290mピーク
地籍図根三角点
堂ヶ岳
雁飛山
大添山・西山
●~250m鞍部~280mピーク(地籍図根三角点)~ふるさと林道豊田湖一ノ俣線
ここで一旦南東方向へ大字境尾根の方向が変わり、二つの270mピークを巻きながらふたたび北へ向かう。
雑木尾根・下り
260m鞍部・石杭
植林沿い・巻き道
植林沿い・巻き道
植林沿い
250m鞍部で左右の谷から山道が合わさり、植林沿いに280mピークを左に巻くと270m鞍部へ出る。
250m鞍部
植林沿い・巻き道
270m鞍部
右の280mピーク方向が開けているようなので立ち寄ってみると、ピーク上が伐採され、地籍図根三角点が設置されていた。
280m伐採ピーク
地籍図根三角点
堂ヶ岳
北西方向に380mピーク
鞍部へ戻り、雑木尾根をたどり、250m支尾根分岐点②で北方向へ下り、登り返すと舗装林道(ふるさと林道豊田湖一ノ俣線)と出合う。
270m支尾根分岐点
雑木尾根
雑木尾根・下り
260mピーク
250m平坦尾根
250m支尾根分岐点①
シダ
250m支尾根分岐点②
240m鞍部
舗装林道出合い
●~330mピーク~380mピーク~ふるさと林道
もう少し大字境尾根を歩くことにする。
林道の駐車スペースがあるところから右の雑木疎林斜面に取り付く。
植林境尾根に出て、植林沿いに尾根を登る。
尾根取り付き
植林境尾根
右から作業道と三箇所で出合いながら登り切ると小岩が散在する330m伐採ピーク(大かめ岩山?)へ出る。山頂には地籍図根三角点や石杭があり、北東方向の展望が得られる。
作業道出合い①
作業道出合い②
330mピーク手前
330m伐採ピーク
石杭
地籍図根三角点
捻松山方向
380mピーク
さらに北へ向かう。この先の測量はやや古いようで尾根上にやや灌木が伸びている。
300m鞍部では左右の谷からの作業道と出合う。
シダを左によけながら下る
300m鞍部・作業道出合い
植林境尾根を登り返す。次第に急勾配となり、登り切ると380mピークに達する。ここにも地籍図根三角点が設置されている。樹木に囲まれ展望はない。
植林境・上り
植林境・急登
380m伐採ピーク
地籍図根三角点
西尾根の植林境を下っていくと作業道へ降り立つ。
雑木切り開き・下り
植林境・下り
植林境・下り
作業道出合い(逆方向)
右折し、伐採木が放置されやや荒れた道を下っていくとふたたび舗装林道へ出る。
作業道
作業道・伐採木
舗装林道出合い(逆方向)
●~250m鞍部~林道大河内線~大河内集会所
舗装林道を南へ向かう。100mほど先から林道へ下って神上川沿いに戻るつもりだったが、林道入口にゲートが設置され、「私有地につき立入禁止」看板があったため断念。地形図上にある破線道を利用し百合野側へ下ることにする。
林道分岐・ゲート
大字境尾根を250m鞍部まで戻り、左(東)谷へ向かう山道を下る。
まもなく道が怪しくなるので、倒木をよけながら谷を下っていくと、左岸側に幅広の山道(作業道跡?)が現われる。
250m鞍部・巻き道
山道不明瞭となる
倒木谷
左岸に山道が現われる
植林谷沿い
植林沿い
右から平坦道出合い
幅広山道
棚田跡沿い(逆方向)
右谷と合わさると道が再び不明瞭となるので、沢沿いの歩きやすいところを下る。
右谷出合い
沢沿い
やがて左岸側に林道が現われるので、これを下っていき、ゲートを抜けると百合野集落へ出る。
林道現われる
林道
沢を横切る
林道
トタン柵沿い
ゲート(逆方向)
集落道・大河内城山
■山名について
◆大添山、西山
両山とも『防長山野へのいざない第3集』に拠った。
なお、「点の記」によれば、三等三角点「大河内」の地番は大字大河内字西山となっている。
◆330mピーク(大かめ岩山?)
大河内・稲見・地吉の三つの大字境にある山で、『地下上申』大河内村の境目書に山名がある。山頂に平べったい岩があり、それが山名の由来だろうか。あるいは「おおかみ岩」が「おおかめ岩」になまったとも考えられる。
ただし、昔の稲見と大河内の大字境は現在と違っていたようで、豊浦藩村浦明細書に掲載された藩内の村分布図を見ると、かなりおおまかな地図ではあるが、旧村境はこのピークあたりから神上川方向へ下っていたように推測される。
2019-02-24 22:26
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