真田ヶ岳〈樋ノ口ルート〉(山口市徳地岸見) [県央部の山]
谷ルートのナメ滝
(クリックで拡大)
真田ヶ岳南東麓の樋ノ口側からアプローチしてみた。11年前にもほぼ同じルートで歩いている。林道樋ノ口線の起点に関係者以外立入禁止の立て看板があり、車の進入は遠慮した。
往路は林道から堰堤の管理道へ入り、谷詰めで主稜線へ上がる。管理道から先は所々高巻きの道があるが不明瞭なところが多い。上方はナメ滝が続くが沢登りをするほどではない。
帰路は旧市町境の尾根を下る。ここ最近測量は入っていないのか以前ほど明瞭ではない。シダ被りや尾根が不明瞭なところもあり、GPS等で何度も位置確認しながら下った。(2014.03.16)
県道から集落道への分岐は狭く、入口を見落としやすい。廃屋が点在する中を奥へ進み、コンクリート橋を渡ると砂利道に変わる。コンクリート等の破砕再生施設入口よりやや手前の、道が少し広くなったところへ幅寄せ駐車。施設入口のところに林道樋ノ口線起点の標柱がある。
林道起点
左に堰堤を過ごしコンクリート橋を渡ってしばらくすると終点の標柱が立つが、林道はさらに奥へ続いている。
山頂部がのぞく
堰堤
次のコンクリート橋を渡ったところで、右にやや荒れた林道(堰堤管理道)が分かれるので、これに入る。二つ目の堰堤で道は終わる。
コン橋
堰堤管理道
シダ被りの管理道
第一堰堤
第二堰堤
道はないがそのままヤブを直進すると、左の谷へ向かう道が現われる。こちらへは向かわず直進し、沢を渡ると作業道風の幅広道と出会う。(なお、帰宅後前回の記録を確認したところ、ここで沢を渡らず高巻きの山道をたどったようだ。確かに左谷へ向かう道とは別の道が右岸上(上流へ向かって左)の尾根へ上がっていたので、これかもしれない)
直進方向のヤブ
左谷の旧山道
沢を渡る
対岸の幅広道
しばらく進むとこれも消失するので、対岸へ渡り、沢沿いの踏み跡をたどる。沢沿いの道が歩きにくいところでは、上方へあがると高巻きの道が見つかるところもある。このあと基本的には沢の右・左や高巻きの道など歩きやすいところを選びながら谷を詰めていく。
やや荒れた幅広道
渡渉
沢沿いの踏み跡
小岩が累積するところで谷分岐となるので、左の谷へ入る。
この先しばらくは沢沿いの岩が多いところが続く。
小岩群
左の谷へ進む
岩群上を歩く
河原状の沢
左上に高巻き道
沢がナメ状となり両岸が迫ると小滝に出会う。
右上へ高巻きする道を登ると谷が右へ分岐するところで沢を渡る。
ナメ状の沢
沢沿いを進む
小滝
右の高巻き道
右へ鋭角に山道が分かれるが、直進すると左に炭焼窯跡を見る。
まもなく落差のある細いナメ細滝を右に過ごす。
炭焼窯跡
細ナメ滝
沢沿いに進む
両岸が迫り狭くなったところで小滝に出会う。右の岩場を登り滝の上部へ出ると、今度はナメ滝が現われる。左の対岸へ渡り、ナメ滝沿いの踏み跡をたどる。
小滝を右に巻く
ナメ滝が現われる
ナメ滝が続く
ナメ滝が続く
さらにナメ滝が細くなると左から山道が合わさり、そのまま谷を詰める。
左から高巻きの道(逆方向)
谷を詰める
雑木疎林のだだっ広い谷となり上方の主稜線めざして進むと鞍部へ出る。
だだっ広い谷
前方に稜線が見える
鞍部から右方向
右折し雑木疎林の尾根をたどり山頂をめざす。稜線の切り開きはところどころ灌木が茂る。
要所要所に地籍調査の赤いプラスチック杭が設置されており、プラスチックのポールも交じる。
前方に山頂がのぞく
所々灌木が茂る
鞍部を登り返し、双子石(前回歩いた際に勝手に命名した)のある560mピークを越え、次の鞍部を登り返す。
鞍部
双子石
稜線下り
稜線上り
小岩が続くところを抜け、プラ杭とポールを見ると一旦勾配が緩み、再び切り開き登り切ると、真田ヶ岳山頂広場へ出る。昼を少し回ったせいか他に人影はない。中央に二等三角点(点名「神嶽」)がある。
小岩が続く
プラ杭・ポール
山頂手前の切り開き
山頂広場
広場の中を移動すると各方向の展望が得られる。
蕎麦ヶ岳
白石山・狗留孫山
大平山・矢筈ヶ岳
山口尾
西方向の旧市町境尾根
帰路は上りの合流点鞍部まで戻り、さらに西へ向かう。
急勾配の切り開きを登り切ると570mピークへ着く。振り返ると真田ヶ岳が樹間越し間近に眺められる。
570mピークへの上り
570mピークから山頂(逆方向)
そのまま西へ向かってさらに切り開きを下る。途中倒木でややヤブ化した岩場を過ぎ平坦尾根へ下りると、「26-009」の番号票が付けられた地籍調査プラ杭を確認する。
雑木疎林の切り開き
ヤブ気味の岩場(逆方向)
プラ杭「26-009」
さらに下って、「26-000」のプラ杭が打たれた支尾根分岐点で左の支尾根へ向かう。シダ被りの緩い尾根に変わり踏み跡も不明瞭となる。
雑木切り開き
支尾根分岐・「26-000」プラ杭
シダ尾根
シダ尾根
何度も方向を確認しながら下っていくと、なんとか明瞭な平坦尾根へ出てホッとする。
露地がところどころ現われ尾根上の踏み跡も現われる。プラ杭もところどころ確認できる。
平坦尾根
シダ尾根(逆方向)
プラ杭「32-005」
プラ杭「32-007」
「32-009」のプラ杭あたりから南へ方向を転じる。
プラ杭「32-009」
シダ尾根
シダ尾根
「32-024」のプラ杭を見るとシダ被りの平坦尾根となり、ふたたび道が不明瞭となる。方向を確認し、南方向へ下るとシダを分けた踏み跡が現われる。シダ被りのため地籍調査杭は確認できない。
シダ被りの平坦尾根
シダ尾根
シダ尾根
シダが薄れ、プラ杭をいくつか確認しながら平坦尾根を下っていくと、黄色の地籍調査プラ杭を見て、その先の最低鞍部で赤プラ杭を確認する。左下が林道終点広場となっている。
シダが薄れる
鞍部の地籍調査プラ杭
林道終点広場(逆方向)
カヤが茂るやや荒れ気味の林道を下る。
荒れ林道
道もよくなり、5、6年前に新設された堰堤をいくつか過ごしながら下る。
林道
最初の新設堰堤(逆方向)
古い堰堤
南麓ルートへの分岐を過ごし、駐車地まで戻る。
(クリックで拡大)
真田ヶ岳南東麓の樋ノ口側からアプローチしてみた。11年前にもほぼ同じルートで歩いている。林道樋ノ口線の起点に関係者以外立入禁止の立て看板があり、車の進入は遠慮した。
往路は林道から堰堤の管理道へ入り、谷詰めで主稜線へ上がる。管理道から先は所々高巻きの道があるが不明瞭なところが多い。上方はナメ滝が続くが沢登りをするほどではない。
帰路は旧市町境の尾根を下る。ここ最近測量は入っていないのか以前ほど明瞭ではない。シダ被りや尾根が不明瞭なところもあり、GPS等で何度も位置確認しながら下った。(2014.03.16)
県道から集落道への分岐は狭く、入口を見落としやすい。廃屋が点在する中を奥へ進み、コンクリート橋を渡ると砂利道に変わる。コンクリート等の破砕再生施設入口よりやや手前の、道が少し広くなったところへ幅寄せ駐車。施設入口のところに林道樋ノ口線起点の標柱がある。
林道起点
左に堰堤を過ごしコンクリート橋を渡ってしばらくすると終点の標柱が立つが、林道はさらに奥へ続いている。
山頂部がのぞく
堰堤
次のコンクリート橋を渡ったところで、右にやや荒れた林道(堰堤管理道)が分かれるので、これに入る。二つ目の堰堤で道は終わる。
コン橋
堰堤管理道
シダ被りの管理道
第一堰堤
第二堰堤
道はないがそのままヤブを直進すると、左の谷へ向かう道が現われる。こちらへは向かわず直進し、沢を渡ると作業道風の幅広道と出会う。(なお、帰宅後前回の記録を確認したところ、ここで沢を渡らず高巻きの山道をたどったようだ。確かに左谷へ向かう道とは別の道が右岸上(上流へ向かって左)の尾根へ上がっていたので、これかもしれない)
直進方向のヤブ
左谷の旧山道
沢を渡る
対岸の幅広道
しばらく進むとこれも消失するので、対岸へ渡り、沢沿いの踏み跡をたどる。沢沿いの道が歩きにくいところでは、上方へあがると高巻きの道が見つかるところもある。このあと基本的には沢の右・左や高巻きの道など歩きやすいところを選びながら谷を詰めていく。
やや荒れた幅広道
渡渉
沢沿いの踏み跡
小岩が累積するところで谷分岐となるので、左の谷へ入る。
この先しばらくは沢沿いの岩が多いところが続く。
小岩群
左の谷へ進む
岩群上を歩く
河原状の沢
左上に高巻き道
沢がナメ状となり両岸が迫ると小滝に出会う。
右上へ高巻きする道を登ると谷が右へ分岐するところで沢を渡る。
ナメ状の沢
沢沿いを進む
小滝
右の高巻き道
右へ鋭角に山道が分かれるが、直進すると左に炭焼窯跡を見る。
まもなく落差のある細いナメ細滝を右に過ごす。
炭焼窯跡
細ナメ滝
沢沿いに進む
両岸が迫り狭くなったところで小滝に出会う。右の岩場を登り滝の上部へ出ると、今度はナメ滝が現われる。左の対岸へ渡り、ナメ滝沿いの踏み跡をたどる。
小滝を右に巻く
ナメ滝が現われる
ナメ滝が続く
ナメ滝が続く
さらにナメ滝が細くなると左から山道が合わさり、そのまま谷を詰める。
左から高巻きの道(逆方向)
谷を詰める
雑木疎林のだだっ広い谷となり上方の主稜線めざして進むと鞍部へ出る。
だだっ広い谷
前方に稜線が見える
鞍部から右方向
右折し雑木疎林の尾根をたどり山頂をめざす。稜線の切り開きはところどころ灌木が茂る。
要所要所に地籍調査の赤いプラスチック杭が設置されており、プラスチックのポールも交じる。
前方に山頂がのぞく
所々灌木が茂る
鞍部を登り返し、双子石(前回歩いた際に勝手に命名した)のある560mピークを越え、次の鞍部を登り返す。
鞍部
双子石
稜線下り
稜線上り
小岩が続くところを抜け、プラ杭とポールを見ると一旦勾配が緩み、再び切り開き登り切ると、真田ヶ岳山頂広場へ出る。昼を少し回ったせいか他に人影はない。中央に二等三角点(点名「神嶽」)がある。
小岩が続く
プラ杭・ポール
山頂手前の切り開き
山頂広場
広場の中を移動すると各方向の展望が得られる。
蕎麦ヶ岳
白石山・狗留孫山
大平山・矢筈ヶ岳
山口尾
西方向の旧市町境尾根
帰路は上りの合流点鞍部まで戻り、さらに西へ向かう。
急勾配の切り開きを登り切ると570mピークへ着く。振り返ると真田ヶ岳が樹間越し間近に眺められる。
570mピークへの上り
570mピークから山頂(逆方向)
そのまま西へ向かってさらに切り開きを下る。途中倒木でややヤブ化した岩場を過ぎ平坦尾根へ下りると、「26-009」の番号票が付けられた地籍調査プラ杭を確認する。
雑木疎林の切り開き
ヤブ気味の岩場(逆方向)
プラ杭「26-009」
さらに下って、「26-000」のプラ杭が打たれた支尾根分岐点で左の支尾根へ向かう。シダ被りの緩い尾根に変わり踏み跡も不明瞭となる。
雑木切り開き
支尾根分岐・「26-000」プラ杭
シダ尾根
シダ尾根
何度も方向を確認しながら下っていくと、なんとか明瞭な平坦尾根へ出てホッとする。
露地がところどころ現われ尾根上の踏み跡も現われる。プラ杭もところどころ確認できる。
平坦尾根
シダ尾根(逆方向)
プラ杭「32-005」
プラ杭「32-007」
「32-009」のプラ杭あたりから南へ方向を転じる。
プラ杭「32-009」
シダ尾根
シダ尾根
「32-024」のプラ杭を見るとシダ被りの平坦尾根となり、ふたたび道が不明瞭となる。方向を確認し、南方向へ下るとシダを分けた踏み跡が現われる。シダ被りのため地籍調査杭は確認できない。
シダ被りの平坦尾根
シダ尾根
シダ尾根
シダが薄れ、プラ杭をいくつか確認しながら平坦尾根を下っていくと、黄色の地籍調査プラ杭を見て、その先の最低鞍部で赤プラ杭を確認する。左下が林道終点広場となっている。
シダが薄れる
鞍部の地籍調査プラ杭
林道終点広場(逆方向)
カヤが茂るやや荒れ気味の林道を下る。
荒れ林道
道もよくなり、5、6年前に新設された堰堤をいくつか過ごしながら下る。
林道
最初の新設堰堤(逆方向)
古い堰堤
南麓ルートへの分岐を過ごし、駐車地まで戻る。
2014-03-21 18:58
コメント(2)
あの掲示板に書かれたのがもう11年前ですか?
光陰矢の如しですね
by 山勘 (2014-03-22 20:46)
すごい記憶力ですね。掲示板に書いたことを本人も忘れていました。
しかし、このルートは1月に歩きましたが、その年の3月にも荷卸峠から山頂まで直登しているので、そのときに投稿したような気もします。
いずれにしても歳を取ったものです。少し太ったせいもありますが、歩くのが随分遅くまりました。
by gomen (2014-03-22 21:20)