大藤山〈大江池林道ルート、婦木浴林道ルート〉(長門市油谷町伊上) [県北部の山]
今年8月南尾根ルートを歩いた際、雑木尾根が山頂までずっと続いたので、他の尾根にも期待し、林道を利用して北側の尾根を踏査してみた。
往路は大江池から延びる林道を終点までたどり、支谷を詰めて左の尾根に上がると、340mピークを越えて山頂までほぼ雑木尾根が続く。尾根上はシダが被るところが多いが、尾根を少し外すとケモノ道があり、シダ漕ぎを回避できる。
帰路は北尾根を途中まで畑コースで下り、320mピークからそのまま北方向へ尾根を下ると、150mピークでヒノキ植林と出会う。その先シダが濃くなったので鞍部から左の急な植林谷を下り、林道に出る。
林道名が不明なため、便宜上それぞれ大江池林道ルート、婦木浴林道ルートとした。(2013.10.03)
畑コース分岐付近から大藤山
(クリックで拡大)
みのりロード(広域営農団地農道)から大江池方向へ向かう林道に入るところに駐車地がある。
未舗装林道を進み、最初の土堰堤を過ごすと右から林道浅江線が合わさり、林道終点の看板がある。
林道入口
林道・堤
堤
林道終点看板
すぐ左に次の堰堤を過ごし、大江池沿いに進むと池へ降りる道が左に分かれる。
土堰堤・大江池(逆方向)
分岐
直進すると草が被りやや荒れた感じとなるが、まもなく歩きやすくなる。轍の跡もなく、最近は植林作業にも入っていないようだ。
荒れ加減の林道
林道
暗渠を過ぎると左の右岸側へ移り、まもなく右下に小滝を見る。
暗渠を過ぎ右岸側へ
小滝を見下ろす
さらに林道を進むと金属製の堰堤に出会う。
林道
金属製堰堤
少し先で水の流れは細いが落差のある小滝が前方に現われる。
小滝
ヤブの中の保安林看板を右に過ごすと堰堤がある。
保安林看板
堰堤
途中小崩落箇所があるが歩く分には支障はない。
小崩落地
谷が広くなり谷分岐を左に向かうと、倒木に出会う。
林道
倒木
植林谷が詰まると支谷分岐の小滝に出会うところで林道が終わる。
林道終点・小滝
ここで左の支谷へ入る。急斜面で倒木があり少し歩きづらいが、抜けると勾配が緩み歩きやすくなる。
支谷へ入る
支谷上方
前方に稜線が見えると尾根鞍部へ出る。
鞍部手前
稜線鞍部へ出る
尾根上は雑木疎林で歩きやすい。右折するとまもなく峠状の尾根分岐に着く。
峠状の尾根分岐
支尾根を左に分け、主尾根を進む。尾根上はシダが被るところが多いが、ケモノ道とおぼしき踏み跡が付いており、これを頼りに進むとシダ漕ぎが少なくて済む。
シダの薄いところを進む
雑木シダ尾根
平坦シダ尾根
勾配がきつくなり、左に雑木まじりのヒノキ植林帯と出会うが、まもなく終わり、再び雑木シダ尾根となる。
左側ヒノキ林
シダ尾根
勾配が緩み、尾根上を進むとシダに覆われた340mピークに着く。境界ポールと南方向の樹間にわずかな展望が得られる程度である。
雑木平坦尾根
雑木尾根
シダ被りの540mピーク(逆方向)
東方向の樹間展望
境界ポール
平坦尾根を少したどると「山国パ」(山陽国策パルプの略称と思われる)の境界ポールがあり、ここで慎重に方向を定めて尾根分岐を右に取って下る。ところどころ境界ポールが確認できる。
ピーク先端部の尾根分岐
境界ポール「山国パ」
雑木尾根の下り
下り切ると枯れた倒木松が横たわる鞍部に着く。
鞍部・枯れ松
鞍部・枯れ松(南側から)
登り返すとすぐに右から支尾根が合わさる。
左折し切り開きの雑木尾根を進むと、右から畑コースが合流する。
雑木尾根の切り開き
畑コース合流点手前
左折し少し登ると、反射板が建つ三等三角点の大藤山山頂である。
合流点から山頂方向
山頂三角点・反射板
山頂からは南方向に一位ヶ岳、天井ヶ岳、白滝山、西方向に鶴羽山、またフェンスの後ろ側に回ると、東側に340mピークと熊野岳などが見渡せる。
南側の展望
鶴羽山
340mピーク・熊野岳
帰路は畑コースとの分岐点となる320mピークまでたどる。ところどころピンクテープが付けられ、畑コース方向に続いている。(分岐ピークまでは前回と同じのため省略)
林道ルート(右)分岐
雑木尾根の切り開き(下り)
雑木尾根(上り)
シダ被り
北東方向へ支尾根分岐
平坦細尾根
南西方向へ支尾根分岐
雑木尾根の切り開き
コース分岐手前のシダ被り
畑コース分岐の320mピークで「油谷町」のプラスチック小杭を確認して、右(北東側)の雑木尾根へ進む。なお、畑コースへ少し下ると大藤山山頂への展望がわずかに開ける。
畑コース分岐ピーク
北東方向の雑木平坦尾根
急斜面となり尾根上にはシダが被るが、上りの場合と同様回避しながら下ればよい。
雑木疎林尾根を下降
シダ混じりの尾根(下り)
220m平坦鞍部
220mピーク付近でプラ小杭を確認しながら下ると、200m鞍部に着く。
220m小ピーク
「油谷町」境界プラ杭
200m鞍部
左下の谷にはヒノキ植林帯が現われるが、そのまま雑木尾根を進むと220mピークに着く。
220mピーク手前
220m平坦ピーク
シダ被りの急斜面をさらに下っていくと150mピークで右にヒノキ植林帯と出会う。
シダ雑木尾根の下り
雑木平坦尾根
150mピーク・ヒノキ林境
右(東側)のヒノキ谷
ここで植林谷を右方向へ下っていくと上りの林道へ出ると思われるが、もう少し雑木尾根を下ることにする。
植林境のシダ道となり踏み跡をたどって下っていくと、境界石のある140m鞍部に着く。
雑木シダ尾根
鞍部の境界石・プラ杭
さらにシダ゙尾根を下ると130m鞍部に着く。前方の尾根はシダが濃くなるようなので、ここで左の谷を下り、婦木浴側へ出ることにする。
雑木シダ尾根
130m鞍部北側のシダ尾根
鞍部東側のヒノキ谷
雑木斜面を下るとすぐに植林斜面に出る。歩きやすそうなところを選びならが慎重に急斜面を下り切ると、左からの支谷と合わさる。
植林谷の急な下り
斜面を下った支谷(逆方向)
そのまま植林谷を下っていくと沢に出会い、対岸に上がると、林道へ出る。
植林谷
沢を渡り林道に出る
林道はさらに左の上流方向に延びているが、右折するとすぐに堰堤がある。
林道(左方向)
堰堤
堰堤横の駐車地
いくつか堰堤を過ごしながら林道を下っていくと舗装された林道浅江線に出る。
堰堤
土堰堤
堰堤
林道
林道浅江線へ出る
直進方向はゲートがあり通行できないので、右折し林道終点を経由して駐車地へ戻る。
林道浅江線
往路は大江池から延びる林道を終点までたどり、支谷を詰めて左の尾根に上がると、340mピークを越えて山頂までほぼ雑木尾根が続く。尾根上はシダが被るところが多いが、尾根を少し外すとケモノ道があり、シダ漕ぎを回避できる。
帰路は北尾根を途中まで畑コースで下り、320mピークからそのまま北方向へ尾根を下ると、150mピークでヒノキ植林と出会う。その先シダが濃くなったので鞍部から左の急な植林谷を下り、林道に出る。
林道名が不明なため、便宜上それぞれ大江池林道ルート、婦木浴林道ルートとした。(2013.10.03)
畑コース分岐付近から大藤山
(クリックで拡大)
みのりロード(広域営農団地農道)から大江池方向へ向かう林道に入るところに駐車地がある。
未舗装林道を進み、最初の土堰堤を過ごすと右から林道浅江線が合わさり、林道終点の看板がある。
林道入口
林道・堤
堤
林道終点看板
すぐ左に次の堰堤を過ごし、大江池沿いに進むと池へ降りる道が左に分かれる。
土堰堤・大江池(逆方向)
分岐
直進すると草が被りやや荒れた感じとなるが、まもなく歩きやすくなる。轍の跡もなく、最近は植林作業にも入っていないようだ。
荒れ加減の林道
林道
暗渠を過ぎると左の右岸側へ移り、まもなく右下に小滝を見る。
暗渠を過ぎ右岸側へ
小滝を見下ろす
さらに林道を進むと金属製の堰堤に出会う。
林道
金属製堰堤
少し先で水の流れは細いが落差のある小滝が前方に現われる。
小滝
ヤブの中の保安林看板を右に過ごすと堰堤がある。
保安林看板
堰堤
途中小崩落箇所があるが歩く分には支障はない。
小崩落地
谷が広くなり谷分岐を左に向かうと、倒木に出会う。
林道
倒木
植林谷が詰まると支谷分岐の小滝に出会うところで林道が終わる。
林道終点・小滝
ここで左の支谷へ入る。急斜面で倒木があり少し歩きづらいが、抜けると勾配が緩み歩きやすくなる。
支谷へ入る
支谷上方
前方に稜線が見えると尾根鞍部へ出る。
鞍部手前
稜線鞍部へ出る
尾根上は雑木疎林で歩きやすい。右折するとまもなく峠状の尾根分岐に着く。
峠状の尾根分岐
支尾根を左に分け、主尾根を進む。尾根上はシダが被るところが多いが、ケモノ道とおぼしき踏み跡が付いており、これを頼りに進むとシダ漕ぎが少なくて済む。
シダの薄いところを進む
雑木シダ尾根
平坦シダ尾根
勾配がきつくなり、左に雑木まじりのヒノキ植林帯と出会うが、まもなく終わり、再び雑木シダ尾根となる。
左側ヒノキ林
シダ尾根
勾配が緩み、尾根上を進むとシダに覆われた340mピークに着く。境界ポールと南方向の樹間にわずかな展望が得られる程度である。
雑木平坦尾根
雑木尾根
シダ被りの540mピーク(逆方向)
東方向の樹間展望
境界ポール
平坦尾根を少したどると「山国パ」(山陽国策パルプの略称と思われる)の境界ポールがあり、ここで慎重に方向を定めて尾根分岐を右に取って下る。ところどころ境界ポールが確認できる。
ピーク先端部の尾根分岐
境界ポール「山国パ」
雑木尾根の下り
下り切ると枯れた倒木松が横たわる鞍部に着く。
鞍部・枯れ松
鞍部・枯れ松(南側から)
登り返すとすぐに右から支尾根が合わさる。
左折し切り開きの雑木尾根を進むと、右から畑コースが合流する。
雑木尾根の切り開き
畑コース合流点手前
左折し少し登ると、反射板が建つ三等三角点の大藤山山頂である。
合流点から山頂方向
山頂三角点・反射板
山頂からは南方向に一位ヶ岳、天井ヶ岳、白滝山、西方向に鶴羽山、またフェンスの後ろ側に回ると、東側に340mピークと熊野岳などが見渡せる。
南側の展望
鶴羽山
340mピーク・熊野岳
帰路は畑コースとの分岐点となる320mピークまでたどる。ところどころピンクテープが付けられ、畑コース方向に続いている。(分岐ピークまでは前回と同じのため省略)
林道ルート(右)分岐
雑木尾根の切り開き(下り)
雑木尾根(上り)
シダ被り
北東方向へ支尾根分岐
平坦細尾根
南西方向へ支尾根分岐
雑木尾根の切り開き
コース分岐手前のシダ被り
畑コース分岐の320mピークで「油谷町」のプラスチック小杭を確認して、右(北東側)の雑木尾根へ進む。なお、畑コースへ少し下ると大藤山山頂への展望がわずかに開ける。
畑コース分岐ピーク
北東方向の雑木平坦尾根
急斜面となり尾根上にはシダが被るが、上りの場合と同様回避しながら下ればよい。
雑木疎林尾根を下降
シダ混じりの尾根(下り)
220m平坦鞍部
220mピーク付近でプラ小杭を確認しながら下ると、200m鞍部に着く。
220m小ピーク
「油谷町」境界プラ杭
200m鞍部
左下の谷にはヒノキ植林帯が現われるが、そのまま雑木尾根を進むと220mピークに着く。
220mピーク手前
220m平坦ピーク
シダ被りの急斜面をさらに下っていくと150mピークで右にヒノキ植林帯と出会う。
シダ雑木尾根の下り
雑木平坦尾根
150mピーク・ヒノキ林境
右(東側)のヒノキ谷
ここで植林谷を右方向へ下っていくと上りの林道へ出ると思われるが、もう少し雑木尾根を下ることにする。
植林境のシダ道となり踏み跡をたどって下っていくと、境界石のある140m鞍部に着く。
雑木シダ尾根
鞍部の境界石・プラ杭
さらにシダ゙尾根を下ると130m鞍部に着く。前方の尾根はシダが濃くなるようなので、ここで左の谷を下り、婦木浴側へ出ることにする。
雑木シダ尾根
130m鞍部北側のシダ尾根
鞍部東側のヒノキ谷
雑木斜面を下るとすぐに植林斜面に出る。歩きやすそうなところを選びならが慎重に急斜面を下り切ると、左からの支谷と合わさる。
植林谷の急な下り
斜面を下った支谷(逆方向)
そのまま植林谷を下っていくと沢に出会い、対岸に上がると、林道へ出る。
植林谷
沢を渡り林道に出る
林道はさらに左の上流方向に延びているが、右折するとすぐに堰堤がある。
林道(左方向)
堰堤
堰堤横の駐車地
いくつか堰堤を過ごしながら林道を下っていくと舗装された林道浅江線に出る。
堰堤
土堰堤
堰堤
林道
林道浅江線へ出る
直進方向はゲートがあり通行できないので、右折し林道終点を経由して駐車地へ戻る。
林道浅江線
2013-10-08 19:19
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