七ツ尾山・涼山(山口市宮野下・宮野上) [県央部の山]
七ツ尾山と涼山の縦走を完踏したという記事を見たことがないので、今回歩くことにした。
七ツ尾山は十数年ぶりのため、「防長山野へのいざない第3集」の概念図を参考に、野田神社側から取り付いた。縦走路はひどいヤブこぎ箇所はないものの、平坦な支尾根が複雑に入り組んでおり、また不明瞭箇所もあるため、しっかりとした地図読みが強いられる。今回は最近の測量による切開きが一部あり少し楽ができた。それでも駐車地まで戻るのに休憩時間を含め7時間30分は優に要したので、それなりに時間的余裕が必要と思われる。また、エスケープルートを予め考えておくとよいだろう。(2013.04.05)
七尾山トンネル入口上部から七ツ尾山
縦走尾根
涼山
(クリックで拡大)
野田神社の駐車場を借り、トイレの南側にある道に下りて神福寺をめざす。
連絡道
墓地の間を抜けて、最高部にある八十八番の大師堂の裏から尾根に取り付く。
八十八番大師堂
大師堂裏の取り付き
少し荒れているが、やがて歩きやすい雑木尾根となる。
少し荒れた山道
尾根上の山道
「古金」と刻まれた倒石柱がある削平地を過ぎ、登り切ると、石杭のある標高138mの尾根に出る。
削平地
倒石柱「古金」
石杭
尾根上の山道
雑木や植林の緩い尾根を進むと、所々鞍部に堀割状の溝が付けられている。
尾根道堀割状の鞍部
平坦ピークから低シダの植林斜面を下ると、先端部で右手に涼山、前方に七ツ尾山が望める。
低シダの下り斜面
右手に涼山
前方に七ツ尾山
山頂手前の峠部分はヤブ化しており、足元の踏み跡をたどりながら進むと、左の巻き道に抜ける。
ヤブ気味の峠
ややササが被る道を進むとまもなく歩きやすくなる。
ササ被りの巻き道
巻き道
いくつか分岐を過ごし、支尾根を右に回りこむと、巻き道と別れ、右の尾根道に取り付く。
支尾根を回り込む
山道分岐(山頂右へ)
すぐに石仏(安政年間)と石鳥居(享和年間)に出会う。鳥居の額束には「山上」と刻まれている。
石仏と鳥居
石仏
石鳥居
「山上」
少し登ると段状の平坦地に石仏2体を祀った石祠がある。
石祠
石仏2体
斜面をよじ登ると、平坦な山頂広場へ着く。北方向わずかに展望が得られる。
七ツ尾山山頂
北側の樹間展望
分岐まで戻り、ヒノキ林沿いの巻き道をたどる。
植林沿いの巻き道
土塁状の尾根に変わり、右から山道を合わせると、まもなく右の巻き道となる。
土塁状の山道
右の巻き道へ
峠で左の巻き道に変わる。ここで石仏があったのを思い出し、探してみたが見当たらず、そのままやり過ごそうとしたが、気になったので途中で引き返し、昔の記憶をたどりながら尾根方向へ少し上がって探したところ、うつ伏せになった石仏を見付けた。抱え起こして元の台座へ戻しておいた。
峠で左の巻き道へ
峠の石仏
スギ植林の中、左の巻き道を進むと左の谷と合わさり道が不明瞭となる。
スギ植林沿いの巻き道
谷へ合わさる
少し谷を進むと倒木が多くなってきたので、右の植林斜面を登って支尾根上へ出ることにした。
倒木の植林谷
斜面を少し登ると、そま道に出会ったので、尾根へ上がるのをやめ、これをたどることにした。
植林斜面を登る
そま道と出会う
そのうち道が怪しくなってきたので、一旦下のスギ谷へ下り、谷を詰め、適当なところで植林斜面をよじ登り、再び右の支尾根上をめざした。
植林谷へ下りる
支尾根は期待した明瞭な尾根道はなく、雑木疎林ヤブを登る。途中右手に涼山が展望できる。
支尾根に上がる
樹間越しに涼山
雑木尾根
440m小ピークの縦走尾根に出ると、切開きの名残りがあり、少し歩きやすくなる。ピークからは樹間越し北西方向に西・東鳳翩山、西方向に鼓ヶ岳などが望める。
440mピーク
北西方向に西・東鳳翩山
西方向に鼓ヶ岳
支尾根分岐で測量ポールを確認し、堀割状の峠を越えると平坦ピークとなりササが少し現われる。
雑木尾根
測量ポール
ササが現われる
鞍部を登り返し尾根上に上がると、突然測量の切開きに出会う。合流部に「山口県」の小プラ杭がある。
切開き合流点のプラ杭
左折するとすぐに三等三角点(点名「落合山」)のある標高473.0mピーク(田床山)に着く。展望は北西方向わずかに得られる程度である。
田床山山頂
北西方向の樹間展望
尾根を戻り、少し先で北東方向へ切開きが下っている。下草が被り気味の植林境を下る。
植林境の急な下り
雑木低木ヤブの中の切開きが続く。そのうち茂って歩きづらくなるだろう。
雑木低木ヤブ尾根
堀割状の峠を越え、複雑に方向が変わる切開きをたどって進む。
堀割状の峠
測量の切開きをたどる
標高430mの鞍部で右から堀割状の山道が合わさり、ササ被りの支尾根に上がると、切開きが左右に分かれる。
430m鞍部
ササ尾根(左方向)
ここは右に取り、次の小ピークで明瞭な切開きが東方向へ下っているが、これはその先で不明瞭となる。よく見ると、少しヤブ気味の南方向へ測量の切開きが続いており、こちらへ進む。
南方向の切開き
次の小ピークで切開きから少し右に入ったところに、石杭「縣」を確認する。
石杭「縣」
ここで切開きが東方向に向かう。標高420m鞍部を登り返すと、低シダの雑木尾根となる。
420m鞍部
低シダ尾根が続く
やがて雑木の歩きやすい尾根に変わる。
雑木尾根
平坦尾根上で石杭「縣」を確認すると、直進方向の尾根道から右へ直角に折れる支尾根方向へ下る。このあたりから測量の切開きはなく、この先しばらく道(切開き)が不明瞭となる。
石杭「縣」・分岐
切開き不明瞭
倒木等で荒れ加減の雑木尾根を進む。アオキヤブの平坦鞍部で進行方向を思案したが、取りあえず標高439mピークをめざすことにする。
アオキヤブの鞍部
雑木疎林の斜面を登り切ると、439mピークに出る。測量杭等特徴的なものはない。南側に少し展望が得られるのみである。
439mピーク
ピークから南面の展望
山頂部の雑木尾根を東へ進むと、先端部あたりで再び切開きの名残りが現われる。
雑木尾根
切開き尾根
この先倒木等の少し荒れ加減の雑木尾根が続く。平坦ピークで北方向へ90度変えて進むと、雑木ヤブのヤセ尾根となる。
荒れ加減の雑木尾根
雑木ヤブのヤセ尾根
鞍部から登り返すと歩きやすい明瞭な雑木尾根となる。
明瞭な雑木尾根
山頂手前の480mピークの先で石杭「山」を確認し、鞍部を登り返すと涼山山頂に達する。
山頂手前ピーク
石杭「山」
山頂は手入れされた広場となっており、北端に秋葉社が祀られている。
山頂広場
秋葉社
社の右高所に三等三角点(点名「秋葉山)がある。東側半面に展望が大きく開ける。
三角点
真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳
粟ヶ岳、西方便山
鴻ノ峰
西・東鳳翩山
帰路は整備された南側の住吉コースを下り、バイパス沿いに歩いて駐車地へ戻った。通行量の多い車道沿いを歩くのは無粋なので、山道を探して県立大看護学部の裏あたりへ抜けるつもりだったが、法明院の先の破線道が潰れており、ひどいヤブこぎとなったので早々にあきらめた。
雑木尾根道
龍花コース分岐(左)
反射板跡・山頂700m道標
反射板跡
植林帯の巻き道
炭焼窯跡・山頂1400m道標
伐採谷沿いの道
堀割状の道
涼山登山口
◆山名考
「七ツ尾山」の位置は、「防長山野へのいざない第3集」に拠った。
標高473.0mの三等三角点ピークの点名は「落合山」であるが、これは字名であり、このピークを指すのかは不明。「防長山野へのいざない改訂版第1集」の「山口県の山標高ランキング」では「田床山」とされているようであり、宮野村の地下上申絵図でもその名が見えるため、ここでは田床山を採用した。
◆山でのワンショット「同病相憐れむ」
涼山山頂手前の鞍部近くで真新しい鹿の角研ぎ跡を見付けた。角の間隔が狭いので若鹿だろうか。
私と同様悩み事が多くストレスが溜まっているようで…。
鹿の角研ぎ跡
◆余談
途中の交差点で、不幸にも県立大の女子学生と思しき数人の自転車軍団に遭遇した。
GPSやカメラケースを腰にぶらさげ、泥の付いた安っぽい作業ズボンやシャツと一度も洗ったことのないザックといったいでたちで、木切れの杖を突きヨタヨタしている変なおじ(い)さんを見て哀れに(不審に?)思ったのか、中の一人が明るく「こんにちは」と声をかけてくれた。
「やあ、どうも」くらいは素直に挨拶を返せばよいものを、黙ってむうっと不機嫌に見返しただけだった。いい大人がろくすっぽ返事もできないなんて…。
他意はありません。おじ(い)さんは、ただただ恥ずかしかったのです。この場を借りてお詫びします。
七ツ尾山は十数年ぶりのため、「防長山野へのいざない第3集」の概念図を参考に、野田神社側から取り付いた。縦走路はひどいヤブこぎ箇所はないものの、平坦な支尾根が複雑に入り組んでおり、また不明瞭箇所もあるため、しっかりとした地図読みが強いられる。今回は最近の測量による切開きが一部あり少し楽ができた。それでも駐車地まで戻るのに休憩時間を含め7時間30分は優に要したので、それなりに時間的余裕が必要と思われる。また、エスケープルートを予め考えておくとよいだろう。(2013.04.05)
七尾山トンネル入口上部から七ツ尾山
縦走尾根
涼山
(クリックで拡大)
野田神社の駐車場を借り、トイレの南側にある道に下りて神福寺をめざす。
連絡道
墓地の間を抜けて、最高部にある八十八番の大師堂の裏から尾根に取り付く。
八十八番大師堂
大師堂裏の取り付き
少し荒れているが、やがて歩きやすい雑木尾根となる。
少し荒れた山道
尾根上の山道
「古金」と刻まれた倒石柱がある削平地を過ぎ、登り切ると、石杭のある標高138mの尾根に出る。
削平地
倒石柱「古金」
石杭
尾根上の山道
雑木や植林の緩い尾根を進むと、所々鞍部に堀割状の溝が付けられている。
尾根道堀割状の鞍部
平坦ピークから低シダの植林斜面を下ると、先端部で右手に涼山、前方に七ツ尾山が望める。
低シダの下り斜面
右手に涼山
前方に七ツ尾山
山頂手前の峠部分はヤブ化しており、足元の踏み跡をたどりながら進むと、左の巻き道に抜ける。
ヤブ気味の峠
ややササが被る道を進むとまもなく歩きやすくなる。
ササ被りの巻き道
巻き道
いくつか分岐を過ごし、支尾根を右に回りこむと、巻き道と別れ、右の尾根道に取り付く。
支尾根を回り込む
山道分岐(山頂右へ)
すぐに石仏(安政年間)と石鳥居(享和年間)に出会う。鳥居の額束には「山上」と刻まれている。
石仏と鳥居
石仏
石鳥居
「山上」
少し登ると段状の平坦地に石仏2体を祀った石祠がある。
石祠
石仏2体
斜面をよじ登ると、平坦な山頂広場へ着く。北方向わずかに展望が得られる。
七ツ尾山山頂
北側の樹間展望
分岐まで戻り、ヒノキ林沿いの巻き道をたどる。
植林沿いの巻き道
土塁状の尾根に変わり、右から山道を合わせると、まもなく右の巻き道となる。
土塁状の山道
右の巻き道へ
峠で左の巻き道に変わる。ここで石仏があったのを思い出し、探してみたが見当たらず、そのままやり過ごそうとしたが、気になったので途中で引き返し、昔の記憶をたどりながら尾根方向へ少し上がって探したところ、うつ伏せになった石仏を見付けた。抱え起こして元の台座へ戻しておいた。
峠で左の巻き道へ
峠の石仏
スギ植林の中、左の巻き道を進むと左の谷と合わさり道が不明瞭となる。
スギ植林沿いの巻き道
谷へ合わさる
少し谷を進むと倒木が多くなってきたので、右の植林斜面を登って支尾根上へ出ることにした。
倒木の植林谷
斜面を少し登ると、そま道に出会ったので、尾根へ上がるのをやめ、これをたどることにした。
植林斜面を登る
そま道と出会う
そのうち道が怪しくなってきたので、一旦下のスギ谷へ下り、谷を詰め、適当なところで植林斜面をよじ登り、再び右の支尾根上をめざした。
植林谷へ下りる
支尾根は期待した明瞭な尾根道はなく、雑木疎林ヤブを登る。途中右手に涼山が展望できる。
支尾根に上がる
樹間越しに涼山
雑木尾根
440m小ピークの縦走尾根に出ると、切開きの名残りがあり、少し歩きやすくなる。ピークからは樹間越し北西方向に西・東鳳翩山、西方向に鼓ヶ岳などが望める。
440mピーク
北西方向に西・東鳳翩山
西方向に鼓ヶ岳
支尾根分岐で測量ポールを確認し、堀割状の峠を越えると平坦ピークとなりササが少し現われる。
雑木尾根
測量ポール
ササが現われる
鞍部を登り返し尾根上に上がると、突然測量の切開きに出会う。合流部に「山口県」の小プラ杭がある。
切開き合流点のプラ杭
左折するとすぐに三等三角点(点名「落合山」)のある標高473.0mピーク(田床山)に着く。展望は北西方向わずかに得られる程度である。
田床山山頂
北西方向の樹間展望
尾根を戻り、少し先で北東方向へ切開きが下っている。下草が被り気味の植林境を下る。
植林境の急な下り
雑木低木ヤブの中の切開きが続く。そのうち茂って歩きづらくなるだろう。
雑木低木ヤブ尾根
堀割状の峠を越え、複雑に方向が変わる切開きをたどって進む。
堀割状の峠
測量の切開きをたどる
標高430mの鞍部で右から堀割状の山道が合わさり、ササ被りの支尾根に上がると、切開きが左右に分かれる。
430m鞍部
ササ尾根(左方向)
ここは右に取り、次の小ピークで明瞭な切開きが東方向へ下っているが、これはその先で不明瞭となる。よく見ると、少しヤブ気味の南方向へ測量の切開きが続いており、こちらへ進む。
南方向の切開き
次の小ピークで切開きから少し右に入ったところに、石杭「縣」を確認する。
石杭「縣」
ここで切開きが東方向に向かう。標高420m鞍部を登り返すと、低シダの雑木尾根となる。
420m鞍部
低シダ尾根が続く
やがて雑木の歩きやすい尾根に変わる。
雑木尾根
平坦尾根上で石杭「縣」を確認すると、直進方向の尾根道から右へ直角に折れる支尾根方向へ下る。このあたりから測量の切開きはなく、この先しばらく道(切開き)が不明瞭となる。
石杭「縣」・分岐
切開き不明瞭
倒木等で荒れ加減の雑木尾根を進む。アオキヤブの平坦鞍部で進行方向を思案したが、取りあえず標高439mピークをめざすことにする。
アオキヤブの鞍部
雑木疎林の斜面を登り切ると、439mピークに出る。測量杭等特徴的なものはない。南側に少し展望が得られるのみである。
439mピーク
ピークから南面の展望
山頂部の雑木尾根を東へ進むと、先端部あたりで再び切開きの名残りが現われる。
雑木尾根
切開き尾根
この先倒木等の少し荒れ加減の雑木尾根が続く。平坦ピークで北方向へ90度変えて進むと、雑木ヤブのヤセ尾根となる。
荒れ加減の雑木尾根
雑木ヤブのヤセ尾根
鞍部から登り返すと歩きやすい明瞭な雑木尾根となる。
明瞭な雑木尾根
山頂手前の480mピークの先で石杭「山」を確認し、鞍部を登り返すと涼山山頂に達する。
山頂手前ピーク
石杭「山」
山頂は手入れされた広場となっており、北端に秋葉社が祀られている。
山頂広場
秋葉社
社の右高所に三等三角点(点名「秋葉山)がある。東側半面に展望が大きく開ける。
三角点
真田ヶ岳、蕎麦ヶ岳
粟ヶ岳、西方便山
鴻ノ峰
西・東鳳翩山
帰路は整備された南側の住吉コースを下り、バイパス沿いに歩いて駐車地へ戻った。通行量の多い車道沿いを歩くのは無粋なので、山道を探して県立大看護学部の裏あたりへ抜けるつもりだったが、法明院の先の破線道が潰れており、ひどいヤブこぎとなったので早々にあきらめた。
雑木尾根道
龍花コース分岐(左)
反射板跡・山頂700m道標
反射板跡
植林帯の巻き道
炭焼窯跡・山頂1400m道標
伐採谷沿いの道
堀割状の道
涼山登山口
◆山名考
「七ツ尾山」の位置は、「防長山野へのいざない第3集」に拠った。
標高473.0mの三等三角点ピークの点名は「落合山」であるが、これは字名であり、このピークを指すのかは不明。「防長山野へのいざない改訂版第1集」の「山口県の山標高ランキング」では「田床山」とされているようであり、宮野村の地下上申絵図でもその名が見えるため、ここでは田床山を採用した。
◆山でのワンショット「同病相憐れむ」
涼山山頂手前の鞍部近くで真新しい鹿の角研ぎ跡を見付けた。角の間隔が狭いので若鹿だろうか。
私と同様悩み事が多くストレスが溜まっているようで…。
鹿の角研ぎ跡
◆余談
途中の交差点で、不幸にも県立大の女子学生と思しき数人の自転車軍団に遭遇した。
GPSやカメラケースを腰にぶらさげ、泥の付いた安っぽい作業ズボンやシャツと一度も洗ったことのないザックといったいでたちで、木切れの杖を突きヨタヨタしている変なおじ(い)さんを見て哀れに(不審に?)思ったのか、中の一人が明るく「こんにちは」と声をかけてくれた。
「やあ、どうも」くらいは素直に挨拶を返せばよいものを、黙ってむうっと不機嫌に見返しただけだった。いい大人がろくすっぽ返事もできないなんて…。
他意はありません。おじ(い)さんは、ただただ恥ずかしかったのです。この場を借りてお詫びします。
2013-04-07 22:13
コメント(8)
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七つ尾山には近くに住んでいたのに登ったことがありません。古金は金古曽とは関係ないのでしょうか。
油川か江良川だったか奥まで道があった記憶がありますが、山道の踏査まではしませんでした。涼山のなんとか山荘なつかしい。
こんなところにも鹿が出没するのですね。それにしても、4月からストレスに開放されたと思っていたのですが
by 山勘 (2013-04-08 19:37)
なるほど、金古曽の「曽」が滅失したのかもしれませんね。
悩み(ストレス)はひとつ消えれば、次のがちゃんと用意されているようです。今回のは想定外の難物です。長期戦を覚悟しています。
by gomen (2013-04-08 23:47)
山頂の祠は割石積みでかなり整然と積まれていますね。かって、七つ尾山の東支尾根(卍)の上に崩れかけた積み石があり、古墳と思って発掘したら、古墳らしさに欠けどうも祠のようでもあり、それにしてはわざわざそのために大きな天井石をもちあげるだろうか、石室から転用したのではないかという結論になっています。(山口市教委『七つ尾山古墳』)
そういえば、山城ということになっていますが、新南陽の消えた山城も七つ尾山といわなかったでしょうか
by 山勘 (2013-04-09 21:09)
確かに山頂までの鞍部のいくつかは堀割状となっており、山城の趣がありますね。何かしらドラマがあったことを感じさせられます。
山頂から北側にも石仏があるのは、こちら側からも参道があったのでしょうか。
by gomen (2013-04-09 21:43)
このログ利用して、今日歩いてきました。
通過ポイントが見つかるたびに安心します。
途中の439ピークまで調査?のリボンがありましたが、その先はリボン外れてとなりました。
歩行7時間、約15kmとなりました。
涼山以外の展望がないのがマイナーですね。
ありがとうございました。
by のんびり夫婦 (2021-02-20 21:43)
この縦走路は支尾根が入り組みアップダウンも多いので、よほど物好きな人でないと歩く気がしないのではと思っていました。
あれから8年ですか。踏破報告をいただいて、なんだかうれしくなりました。
by gomen (2021-02-21 16:17)
この記事を読ませてもらってからすぐに野田神社、神福寺からのルートで七ッ尾山まではのぼっています。林道なのか天花、萩往還に抜ける道を見つけてからは、たびたび頂上の石祠まで散歩に行っております。
七つ尾山から田床山方面の石仏を過ぎたまでは行きました。
時間ができたら凉山まで行きたいと思っております。
by ともみん (2021-12-11 19:28)
コメントありがとうございます。
山行後だいぶ経ちましたが、涼山への縦走路は当時とあまり変わっていないと思います。
しっかりとしたルートファインディングと時間が必要なルートです。少しずつ踏破されてはいかがでしょうか。
by gomen (2021-12-12 21:04)